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ねこつん36


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あらすじ

ホテル「VIP・ザ・武道」最上階
変態教師太田とのお見合いの貧嬢

震える手に汗がにじむ

テラスのシュー・佐藤さん・鮫子
アンニュイズの語らいは続く

もう一つのテラスに
猫とツン子と男
ツン子の頭から飛び降り、さよならのバイバイ

せつなる恋の心は 尊きこと神のごとし

頭から猫がひょいっと飛び降りる
そのしっぽは右・左
さよならのようにふりふりと振られる

ツン 「ちょ・・・猫!!どこ行くのよ!!」

猫  「・・・にゃー」

男  「お・・・おい」

猫  「・・・にゃ」

ぴょんと姿を消す猫

ツン 「猫・・・」
男  「・・・ツン子・・・その」
ツン 「沢山の人に背中押されちゃった」

そう言うとツン子はツインテールをふわっと舞わせながら背中を向ける
星空の下、言葉失う男

ツン 「優ちゃん・・・強いよ」
男  「・・・ああ」
ツン 「あそこまで思い詰めて、夢の中に籠っちゃうくらいに好きだったんだね」


その想いは自らを夢の中に閉じこめてしまう位に純粋で
そしてその純粋な恋心
を押し殺せるくらいに強く切なかった

ツン 「鮫子」
男  「?」
ツン 「彼女、一途だよね」

鮫子

Ca、メイドの時の騒動、過去に失った恋人
その恋人への想い、そして今でも思い続ける-------強さ

ツン 「佐藤さんも強いよね」
男  「それは・・・知ってる」
ツン 「意外ね、鈍感キングのくせに」
男  「まあな」

佐藤
中庭で見せた悲しい表情
見守るだけに徹した恋

ツン 「渡辺さん」
男  「あー・・・」
ツン 「凄い可愛いじゃない、彼女」
男  「だな、佐藤さんが夢中なのもしょうがない」

渡辺
佐藤の膝に寝転がり、ただ男を見つめてきた
その想いもまた純粋で、そして悲しかった

ツン 「そして・・・猫」
男  「・・・」
ツン 「喋る猫」
男  「だな」
ツン 「一杯甘えちゃったよ・・・料理の時とかお弁当とか」
男  「・・・」
ツン 「そして今も、背中押して消えちゃった・・・」
男はただツン子の言葉を聞いている

ダン 「wktk」
囚人 「おお!つ・・・ついに告白!?」

ごそごそ音の鳴る箱の横であきれるように猫
猫  (何をしてるんだか・・・)
犬  「・・・」
鸚鵡 「・・・」
猫  「静かにせぇよ・・・」

わくわくしてる犬と鸚鵡をたしなめるように猫
少しため息をつくように空を見上げる

猫  (・・・これでいいんじゃ)
空には満点の星、シチュエーションは悪くない

ふいっと影が猫を覆う

猫、犬、鸚鵡、箱の背後に立つ三つ編みの背の低い少女

不幸がツンと男を見つめていた