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ねこつん41

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匿名ユーザー

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あらすじ

ヒート・荘厳・ミリ子の前にウエックス・誤解殺気
暴力的な三人に為すすべもなく、壁に叩きつけられるウエックス

そこへ現れた友
元クラスメイトの不良の親友

ヒート・荘厳・ミリ子と友・ウエックス・誤解殺気

きしむホテルに唸る躯体

遙か上空に浮かぶ火星人の船落下まで30分

そして京都に向かうオッサンズ

誤殺 「うぅ・・・ウエックス君大丈夫?」
少し頭を打ったのか、朦朧としたような足取りのウエックス

友  「さて・・・やいやいやい!そこの三人!ここを通りたきゃあ・・この俺を」

がすん どが だんだんだん

友  「あばばばばばばば!!!」
無惨にも打ちのめされる友
かっこよく登場した割りにあっけない幕切れか?そう思った瞬間

友  「効かないわぁ!」
そう叫びながらぐいっと立ち上がる

がすんがすん どがどが ばごーん

友  「・・・」

友撃沈

ウエックス 「友君!!」
ウエックスが友の元に駆け寄る
倒れ込む友の体がぴくっと動いた瞬間

ぴょん

友 「効かん効かん!!」
そう叫びながらまたぐっと立ち上がる

ミリ「・・・貴様死にたいのか・・・」
そう呟くミリ子、ウエックス腰砕け

友 「さあ・・・戻るぞ・・・三人とも」
荘厳「嫌です」
ヒー「断るっ!!!あたしは男に用があるんだぁぁぁぁぁぁ!!!」

そう叫びながら突進してくるヒート
それを腰をかがめ腕と手を広げながら受け止める友

友 「ぬーん!!!!」
友の背後でがたがたと震えるウエックス・誤解殺気

だん

ミリ子のゴム弾が友の肩口に撃ち込まれる

友 「痛――――いwwwwwwww」
制服の肩の部分が破け、うっすら血がにじむ
それでも体勢を崩さず、ヒートを押さえつける

ミリ「・・・次は顔面だぞ!!わかったらどけ!!」
友 「・・・うるせぇ!!さっさと引っ越し引っ越し!!」

だん

友の頬をゴム弾がかすめる
たらりと流れる血、しかし友は動かない

ウエックス「と・・・友君・・・もう・・・もう行かせようよ・・・」
誤殺「・・・」

すると今まで震えていた誤殺がすっと立ち上がり
胸元のポケットから絆創膏を取り出し、友の頬にそっと貼る

不良に貼った猫の模様の絆創膏だった
そしておもむろにヒートに話しかける

誤殺 「ひ・・・避難しよぅ・・・あ・・・危ないよ」

その誤解殺気の姿にミリ子は一瞥をくれると、すっと銃口を誤殺に向けた

ミリ「すまない・・・でも私たちには・・・男が必要なのだ・・・」
すっと引き金に指が添えられる

ヒートは友の懐でじたばたと暴れている
友は肩越しにウエックスに話しかけた

友 「・・・ウエックス」
ウエックス「は!はい~!!」
友 「これってどう思う?」
ウエックス「えぅ・・・あぶあぶあぶあばばばば・・・」

腰の抜けたウエックスに問いかける友

友 「俺の親友はお前の事買いかぶってたのか?」
ウエックス「え・・・?」
友 「好きな女一人守れない男か?お前は?」
ウエックス「あ・・・」

ふんと鼻を鳴らし、友はウエックスから視線を外しミリ子を見据える

ウエックスは自分の情けなさに、そしてこんな状況でも立てない自分を呪った
ウエックス(だ・・・だって・・・怖いんだよ・・・)

ふとウエックスは誤殺を見る
その佇まいは稟とし、三人を悲しそうな目で見つめていた

誤殺「ここ・・・出よう?」
誤解殺気は優しげに話しかける
しかし荘厳は視線を俯かせたまま動かず、ミリ子は誤殺に銃口を向け
ヒートは友の懐で先ほどと同じように暴れまくる

友 「だっ!!だから落ち着け!!ヒート!!」
ヒー「うるせぇぇぇ!!!おとこぉぉぉぉぉ!!!」

ウエックスは動かない、その時ミリ子の指先に力が入るのが見えた

その時、ひゅうっと風が吹き抜ける
その瞬間ウエックスの髪の毛をわしゃわしゃと掻きむしるかのように風がウエックスを吹き抜けた

ウエックス(あう・・・髪の毛が・・・不良君・・・みたいだよぅ)
その風が何かを囁くように聞こえた

『立てよ、戦友』

だん

その瞬間目をつむった誤殺
しかし何の痛みも感じない

つうっと片目を開いて確認しようとした時

友 「ウエックスー!!!!」
友の叫びが聞こえた

そして目の前に、倒れるウエックス

友はヒートを突き飛ばしぼうっとした表情のミリ子の銃を掌で叩きとばす
ミリ子は顔面蒼白でウエックスに駆け寄り

ミリ「ば!馬鹿!わ、私は・・・当てるつもりなど・・・当てるつもりなど・・・」
泣きじゃくるようにウエックスを揺さぶる

するとむくりと顔を上げるウエックス
ウエックス「え・・・えへへ・・・ちっと掠っちゃった・・・」
おでこから血を流すウエックス

ああ、そうだ・・・ウエックス君が私を庇ったんだ・・・
そう思いながらウエックスの元に駆け寄る誤殺だった

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