あらすじ
友・ウエックス・誤解殺気とミリ子・ヒート・荘厳の戦いは
ウエックスの体を張った振る舞いに一時休戦
ウエックスの体を張った振る舞いに一時休戦
6人はホテルからの脱出を計る
廊下で倒れてた不幸
落ちかけた囚人とダンボールを救う看守
落ちかけた囚人とダンボールを救う看守
看守・囚人・ダンボール・不幸の四人
相棒はアホの子を探しにホテルを回る
一方その頃の銀班・上田班、屋上の貧嬢班と人外異星人
クー一人に猫犬鸚鵡
崩れた床から落ちた男とツン
銀班に合流せし男達
俺・ゆうや・タケル
銀班のメンバー銀にがしっ子に日和に日下
銀班のメンバー銀にがしっ子に日和に日下
がし 「やっぱエレベーターはまずいさね」
タケ 「ああ、何があるかわからん、壁も床も色々崩れて来そうだ」
日和 「・・・ゆうやぁ・・・」
ゆうや「大丈夫、傍に居ろよ」
日和 「うん」
タケ 「ああ、何があるかわからん、壁も床も色々崩れて来そうだ」
日和 「・・・ゆうやぁ・・・」
ゆうや「大丈夫、傍に居ろよ」
日和 「うん」
その四人とは少し距離を置き、俺と銀は先導する形で歩いている
俺 「ぬ?これは一体?」
銀 「凄い大きなヒビ・・・」
銀 「凄い大きなヒビ・・・」
壁に大きな亀裂
中も見えるくらいの大きな亀裂に身を震わせる二人
中も見えるくらいの大きな亀裂に身を震わせる二人
俺 「まあいいさ。一気にどがらがんと行く訳じゃあるまい」
銀 「・・・静か過ぎるのが逆に怖いわ」
銀 「・・・静か過ぎるのが逆に怖いわ」
下へ降りる階段
その非常口をぎぎぎと開け中を確認する形で二人はのぞき込む
その非常口をぎぎぎと開け中を確認する形で二人はのぞき込む
銀 「この階段は大丈夫みたいね」
俺 「・・・行くか、大分歩かないといけないけど」
俺 「・・・行くか、大分歩かないといけないけど」
その神妙な顔つきの二人とは対照的な後方部隊
タケル「ぐあぁぁぁぁ!!!こ・・・こんな時に抱きつくな!」
がし 「だめかい?」
タケル「駄目dあぶぎゅ。・・・ふぁ・・・ふぁい」
がし 「ふふふ」
がし 「だめかい?」
タケル「駄目dあぶぎゅ。・・・ふぁ・・・ふぁい」
がし 「ふふふ」
日和 「んー」
ゆうや「どうした?日和」
日和 「きっちん」
ゆうや「ああ・・・キッチンだな」
日和 「カレー♪」
ゆうや「・・・後でココイチ行こうな」
日和 「うん♪」
ゆうや「どうした?日和」
日和 「きっちん」
ゆうや「ああ・・・キッチンだな」
日和 「カレー♪」
ゆうや「・・・後でココイチ行こうな」
日和 「うん♪」
俺 「・・・ゆっくり行こうぜ」
銀 「はぁ・・・」
銀 「はぁ・・・」
友 「さて、皆行こうぜ何だかヤバイ雰囲気だし」
誤殺 「う、うん」
ウエックス(ごっご・・・誤殺さん・・・ふっふふふふフラれたのか・・・)
誤殺 「う、うん」
ウエックス(ごっご・・・誤殺さん・・・ふっふふふふフラれたのか・・・)
たかたか歩く六人
ホテルのロビーまでの階段を下りていく
ホテルのロビーまでの階段を下りていく
友 「しっかし、高い建物だなぁ・・・これ」
ミリ 「・・・後何階降りればいいのだ・・・」
誤殺 「うえぇ・・・後二十階くらいあるよぉ」
ミリ 「・・・後何階降りればいいのだ・・・」
誤殺 「うえぇ・・・後二十階くらいあるよぉ」
ウエックス(ぼ・・・ボクが誤殺さん好きなのも・・・バレてる・・・よね?)
息を切らせながら降りていく六人
ウエックスは誤殺の前を走る
ウエックスは誤殺の前を走る
ウエックス(こっここおおここで男にならなきゃ・・・駄目なんだよ!!)
そう決心した瞬間にまた先ほどの風に似た何かがウエックスの頭上をわしゃわしゃと抜けていく
すっと立ち止まり、ウエックスは一呼吸
ウエックス(ふふ、応援ありがとう・・・)
その吹き抜けた風に心の中で礼を言う
ウエックス(ふふ、応援ありがとう・・・)
その吹き抜けた風に心の中で礼を言う
ウエックス「す・・・少し話があるんだ」
誤殺 「ふえぇ・・・ふえぇ・・・」
誤殺 「ふえぇ・・・ふえぇ・・・」
息をぜいぜいと吐く誤解殺気
目線は前に背中越しに話しかける
目線は前に背中越しに話しかける
ウエックス「こ・・・こんな時にアレだけど・・・その」
心臓がばくばくする、踏ん張れウエックス
心臓がばくばくする、踏ん張れウエックス
ウエックス「その・・・今のタイミングは卑怯かもしれないけど・・・ボクはその・・・」
胸に拳を添える、言え!言い切るんだ!!ボク!
背後からもの凄い突風!背中を押してくれている
胸に拳を添える、言え!言い切るんだ!!ボク!
背後からもの凄い突風!背中を押してくれている
ウエックス「君の事が好きなんだ!!!」
振り返り様に手を取る、まっすぐ目を見据えながら誤解殺気の
・
・
・
ツンバカ「あ・・・アンタいきなり何言うのよ!!アルフレックス君!!」
振り返り様に手を取る、まっすぐ目を見据えながら誤解殺気の
・
・
・
ツンバカ「あ・・・アンタいきなり何言うのよ!!アルフレックス君!!」
コンクリートの大きめの破片がウエックスの脳天に落ちてくる、それは不良君のげんこつに似ていた
向こうの方で荒鷹とアホの子の手を取りぶんぶん振り回す誤殺
誤殺 「あー!!荒鷹さん!!アホの子ちゃん!ここに居たの!!?」
荒鷹 「さ、探したよ!あ・・・ツンバカちゃん・・・?」
荒鷹 「さ、探したよ!あ・・・ツンバカちゃん・・・?」
真っ青な顔で真っ赤な顔のツンバカの手を握るウエックス
ちなみにツンバカはウエックスの名前を間違えてる
ちなみにツンバカはウエックスの名前を間違えてる
誤殺 「あ・・・こっこ・・・告白?」
アホ 「らしいな、ふふん実に熱い告白だった」
荒鷹 「ひえぇぇぇぇ!!!」
アホ 「らしいな、ふふん実に熱い告白だった」
荒鷹 「ひえぇぇぇぇ!!!」
ウエックス(あ・・・あ・・・・あ・・・)
友 (・・・間違えたな)
ツンバカ 「その・・・アタシはやっぱり、男君の事が・・・その」
友 (しかも振られてるし・・・)
友 (・・・間違えたな)
ツンバカ 「その・・・アタシはやっぱり、男君の事が・・・その」
友 (しかも振られてるし・・・)
ウエックス「う・・・うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
誤殺 「う、うえっくす君・・・大丈夫だよ!アタシもふられちゃったし・・・」
誤殺 「う、うえっくす君・・・大丈夫だよ!アタシもふられちゃったし・・・」
友 (そして追い打ち・・・)