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男が記憶喪失になったようです16


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登場ジャンルより表記一例

新ジャンル「精神科医、診療内科医」なんて無いので
オリジナルで「西沢」

新ジャンル「アンニュイサド」=アサ

新ジャンル「ツンデレ」=ツン

新ジャンル「メリイクリトリス」=メ女 メリイ

新ジャンル「猫雪女」=猫雪

新ジャンル「火銀燈」=火銀

新ジャンル「こっくり」=狐

新ジャンル「居座り女騎士」=騎士

西沢「始めまして、男君。アサ君から色々聞いてるよ、いやぁ実に男前だね!」

男 「は、はぁ……」

アサ「西沢先生、彼が、例の」

西沢「ああ、まあ少し話をしようか? 男君。髪の毛染めてる? 綺麗なこげ茶色だねぇ」

男 「わ、わかんねぇよぅひ、ひぃぃ……」
男 (な、何だこの白衣の似合わない熊みたいな髭のハゲジジイはっ!?)

西沢「うん、君は実に良い目をしてるねぇ……もう少し近くで見て良いかい?」

男 (……)
ツン(な、涙目でこっち見るんじゃ無いわよっ!)

西沢「うん、ふむ……結構鍛えてるのかな? 何かスポーツやってたの?」

男 「お、覚えてにゃ……ひいぃぃっ!」

アサ「ふふ、それじゃごゆっくり……さて、ツンさんはこっちよ、来なさい」

ツン「え? あの……ここに居たら駄目なんですか?」

アサ「駄目」

ツン「は、はぁ。って! 痛っ! ちょ、引っ張らな」

男 「ふ、二人っきりにすんなぁああああああ!!!!」

西沢「大丈夫、最初は誰だって不安さ……このシャツ可愛いねぇ、どこで買ったの?」

男 「ううう、ううううっ……」

西沢「随分と難儀させてくれるねぇ、たかが服を変えるだけで」

男 「さ、最初から服を変えろと言えばいいじゃねーかっ!」

西沢「こういうコミニュケーションからも色々見えたりするもんだよ、男君」

男 「いきなり抱きついて服をひん剥こうとする行為に何があんだよっ!」

西沢「す、少しは年上の私を敬うような言葉遣いをしたまえよ……はは」

男 「な、何だよ」

西沢「いやね、君がその記憶を失って一週間弱というアサ先生の診察だが」

男 「おう、それがどうしたよ」

西沢「……稀に、最近は少し増えたかな。記憶喪失を演じる、つまりは
   何ちゃって記憶障害の子、だとかね。特に若い子に多いんだわぁ」

男 「オレはそんなのしてねぇーぞ、大体そんな事しちゃう意味すら判らんわい」

西沢「はっはっは、君はそんな事するような子に見えないねぇ。あまりお勧めの方法じゃないんだが
   君の神経を興奮させ、危機感を煽りつつ耳元で色々質問しただろう? そういう事だよ」

男 「……」

西沢「まあいいか、とりあえず今日の所は……少し診察して、質問を少しするくらいだね」





アサ「ごめんなさいね、無理やり引っ張るような真似して」

ツン「真似と言うか無理やりに引っ張」

アサ「心療内科、特に脳医学、精神分野はある意味デリケートなのよ、それで」

ツン「……言ってくれれば私だって聞きますよ」

アサ「そう? 随分と心配そうな顔で見てたから」

ツン「べ、別に心配なんてしてないわよ! その、あいつが」

アサ「はいはい。まあついでにあの先生の診療も少し特殊だからね。外野は居ないほうが良いのよ」

ツン「……」

アサ「……不安?」

ツン「先生、ここ禁煙ですよ」

アサ「もう、妹と同じ事言うんだから、嫌ね」 ねじねじ

ツン「……毎日不安ですよ」

アサ「……」

ツン「一番、付き合いの長いのは私なんです、でも……でも男の、今の男はその――
   私との色々な一杯あった記憶とか、思い出とか忘れて欲しくない色々なものが……」

アサ「……」

ツン「でも、言えないんです。きっと男が辛くなっちゃうから、絶対に言えないんです」





西沢「さっきの結果から、垣間見るに……特に脳、脳波に外傷、障害並びに異常は無いようだねぇ」

男 「はっはっは、そりゃあ健康体じゃからのぅ……写真のここチンコっすか?」

西沢「……少しバカを患ってるようだが」

男 「治りますか?」

西沢「君のバカは己の体には良性らしいからな、一生大事にしたまえ」

男 「こいつのせいでよく殴られるんですが」

西沢「内容は聞かずとも、君が悪いと断言出来るね。主に鈍チン化デリカシー障害だろう」

男 ←涙目

西沢「一応、社会通念に生活を送るに於ける著しい記憶障害は見受けられないねぇ」

男 「ん? んぅー? つまりどういうことッスか?」

西沢「あーつまりだ、生活を送るに当たって、一般常識と呼ぶに値する知識、記憶はあると……つまりだ
   酷い記憶障害だとガスの使い方から、買い物の仕方、もっと酷いのだと言葉そのものを忘れるケースもある」

男 「教科書が読めないんだが、特に英語と数学が」

西沢「それは恐らく以前の君の基礎学力、勉強不足だろう……普通に考えて」

男 ←もっと涙目

西沢「まあ初診で全てを見切れるほど私も万能じゃないのでね」





アサ「でこぴん」

ツン「へうっ! な、何するのよっ!?」

アサ「女の子は顔上げなきゃ駄目よ、せっかくの可愛い顔が台無し」

ツン「か、可愛いって、その……」

アサ「一つ聞くけど……記憶の無い今の男は、ツンにとって男とは違う他人かしら?」

ツン「え……」

アサ「記憶が一生戻らずに、そのまま人生を生きるケースだってあるのよ」

ツン「戻ら、ないんですか? 男も」

アサ「さてね」

ツン「……」

アサ「……意地悪な質問ね、忘れなさい」

ツン「私の知ってる男は」

アサ「ん?」

ツン「鈍感でヘタレでどうしようもない馬鹿のあっぱらぱーの目つきの悪いスットコドッコイですけど」

アサ「あらら」

ツン「何時だって前を向いてました。捻くれてるようで、本当は純粋で真っ直ぐで夢見がちの大馬鹿なんです」



医者「早く! 分娩台に乗せて! さんはい!」

メ女「うぅ~! うぅ~!」

メリイ「大丈夫かメ女! 呼吸を整えるんだ!!」

医者「ク、クリトリスが喋った!」

メリイ「父親です」

医者「そうですか」

メ女「ふ、ふふ……まったく、こんな形で子供を生んじゃうなんてね」

メリイ「私には判るのさ、この子は男の子だ」

メ女「そう、なの!? ううっ!」

メリイ「ああ、そして……この子はきっといい男になるぞ、なぜなら私と君の子なのだから」

メ女 「ふふ、顔なんてどうでもいいわよ、ただ」

メリイ「ただ?」

メ女 「真っ直ぐな、この空を突き抜けちゃうくらいに真っ直ぐな子ならば、ね?」

メリイ「それも問題ないな、何故なら私と君の子なのだから」

二人「メリイクリスマス」

医者「メ女さんwwwwwマンコくせぇっすねwwwwww」





狐 「そろそろ夕飯ですえ、ささ、テーブルの上片付けてな」

猫雪「おぉーぅ! 今夜も冷麦が実に美しいにょほー!」

火銀「めっし♪ めっし♪ めっし♪」

狐 「はいはい、先に頂いておきましょか……そういやお騎士はんは?」

猫雪「にゅおっ!? ひ、火銀燈! チャンネル変えたらいかんがねぇ!」

火銀「ぬっ! アタシはぁ、メジャーが見たいのよぅ! 邪魔すんなよなっ!」

猫雪「何言ってるがねぇ、今日はドリフ大爆笑見るがいねー! うぎー!」

二人「ぬぬぬぬぬぬぬぬ」

狐 「ったく……この二人はホント使えない子達やわぁ、ウチが呼んで来まし」 プツン

猫雪「にゅおっ!? あ、明かりが消えたがね!? ど、どにゃんしとるんじゃ?」

火銀「ああーっ!! め、メジャーがっ! 吾郎がぁ!」

狐 「停電? 何でじゃろかぁ?」

騎士「見ろ! 男ッ! 男は居ないのか!? 倒したぞ、デンチュウを倒したぞッ!!!」

猫雪「にゅお? 表の電柱倒れとるがね……」
火銀「スコップで切りやがったのか……この馬鹿女」
狐 「乾坤一擲、この大飯喰らいを舐めておりましたなぁ……とりあえずお騎士はん今日ご飯抜きですえ」

騎士「何でだッッッッ!!!!!???」