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男が記憶喪失になったようです24(仮)

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
新ジャンル表記一例

※注意:多少ゆがんだ観点多いです


新ジャンル全般=男


ツンデレ=ツン


新ジャンル「素直クール」=クー 


新ジャンル「素直ヒート」=ヒー


新ジャンル「軍事オタ」=ミリ


新ジャンル「無駄に荘厳」=荘厳


新ジャンル「姐御先生」=姉御


とらいんより=不良


新ジャンル「誤解殺気」=誤殺


新ジャンル「まんぼう」=まぼ


新ジャンル「ツンサメ」=鮫子


新ジャンル「鬱デレ」=鬱


新ジャンル「やる気のない古本屋の女店主」 =店主


新ジャンル「やる気のない古本屋の女店主」より=客(古本屋の常連さん。半ばバイト化)


新ジャンル「淡白」=淡白


新ジャンル「あざらし」=あざらし(スイーッスイーッ、キュイ!な動物、たまに人間)


新ジャンル「字数制限」=字制(字数が制限されてる子。基本0~3くらい)


新ジャンル「通訳」=通訳(素直になれない子、無口な子の通訳をする読心系)


新ジャンル「元気な司書さん」=司書(元気ハツラツゥ。んで優しい図書室のお姉さん)


男の父親=父親 





 朝、学校

まぼ ぼー

まぼ ぼー

誤殺「あ、おはよう、まぼちゃん」

まぼ ぼー

誤殺「先週の金曜ロードショー……見た?」

まぼ ぼー

誤殺「崖の上のポニョなんだけどね…見逃してたんだけど、録画したの見せてくれた子がいて」

まぼ ぼー

誤殺「すっごい面白かったんだよ?今は時間がないからあとで話してあげるね?」

まぼ ぼー

誤殺「ふふふ……可愛いかったんだよぅ?……ポニョ」

まぼ ぼー





まぼ ぼー

字制「よ!」
通訳「彼女は『まんぼうさん、おはようございます』と言っています」

まぼ ぼー

字制「あす」

まぼ ぼー
通訳「彼女は『昨日の雨はとてもすごかったですね?』と言っています」

まぼ ぼー

字制「むぅ」 

字制 引っ張る

まぼ どて

字制「ぷぅ」

   倒したままにして踵を返す

字制 テシテシテシテシ

まぼ ぼー ←倒れたまま
通訳「……」 起こす↑

まぼ ぼー

通訳「彼女は『相変わらずぼーっとしていますね。何か言ってください』
   『私、起こしてあげませんよっ』と言っていました」

まぼ ぼー
通訳 ペコリ





鮫子「ふぅ……良く眠れたと思ったら寝過ごしてただなんて、不覚だわ」

鮫子「この道、久しぶりに通るからうろ覚えだけど、確か……近道だったはずよね」

まぼ ぼー

鮫子「あ、」

まぼ ぼー

鮫子「まぼちゃん……」

まぼ ぼー

鮫子「その、アタシ、」

まぼ ぼー

鮫子「えっと……――ま、まぼちゃ~ん♪おっはよぅ♪」←超☆笑顔

まぼ「……」

鮫子 ズゥン←激しく★後悔

まぼ「う、うえぇぇ……お、おはよぉぉ……」

鮫子「!?」

不良「ん、よお鮫子、珍しいな、こんな所で・・・・・んだよ、何泣かせてんだー?」

鮫子 ギロリ

不良「ったく・・・・・下手に構えてっから怖がらせちまうんだ。
   こういうのは普段どおりに接してやりゃいいんだよ。うぃーっす」

まぼ「おっはよう☆サメたん☆」

鮫子「え・・・・・・」

不良「な?」

鮫子「・・・・・・」

鮫子 がす

不良「――っで!なんで殴んだよ?」

鮫子「なんでもよ。ほら、授業、遅れるわよ?」

不良「あ?別に遅れても――へえへえ・・・・・・しゃあねえな」

まぼ ぼー

まぼ ぼー

まぼ ぼー

まぼ「おぃぃい~すぅぅうう~~」

あざ「きゅっ?」

チャイム キーンコーンカーンコーン



父親『母さんはな、それはそれは別嬪さんだった。いやいや、「だった」ではないな。
   今もこれからも変わらず、だなあ。記憶失って無けりゃお前も分かっただろうが』

男『そ、そうだったのか』

父親『おうっ。で、昔っからお父さんはモテモテだったわけだがな?なんせこの容姿。
   加えて女性の扱いが良いとくればほっとく奴はいない、というのは道理だな。うんうん』

男『あ、あの、オヤジよぅ……親子の語らいって……ノロケ?』

父親『そんなせっかちなようじゃあ、まだまだお父さんを超えるにゃ早いなあ。
   いいから黙って聞きなさい。お父さん悲しいよ?』

男『う、うむ』

父親『あーっと……どこまで話したっけか?――そうだそうだ、ともかくお父さんはモテモテで、
   対して母さんは幼馴染だったんだが、やはり人気があってな。』

男『おお』

父親『立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花
   なーんてのは月並みな表現だが、それを地でいく…ああ、思い出しても惚れぼれするなあ』

男『……ふぁ…』

父親『お互いいろいろ出会いがあったけど、同じくらい別れもあって……
   ま!結局は母さんが最後まで待っててくれたわけだ。なあ?この不肖の愛の結しょ、お?』

男 こっくりこっくり

父親『おーい、起きてるかー?』

男『ふぁっ―――起きてる起きてるっ、もちろん起きちょるわい!』

父親『ダメダメ。お父さんに嘘は通用しませんよ?』

男『う、嘘じゃないわい!つまりあれか?母さんは素晴らしかった、と?』

父親 ハア……

男『な、なんだよ?違うのか?』

父親『まぁーったく、これだからバカ息子だっていうんだ。
   いいか?母さんは確かに美しいがね、大切なのはそこじゃない。父さんが言いたいのは―



 昼休み 図書室前


男「『最後の最後には大勢の中から誰か一人を選ばないといけないってことだ』
  ……って俺まだ高校生だっちゅうねん!ダアホのオヤジどんやーい!」

男(しっかしまあ……仮に選ぶとなったら、やっぱクラスの奴らの中の誰かか?
  ―――誰か―――誰……でも大変そうじゃのう……orz)

男(クーの奴は隙がなくて息つまりそうだし、ヒーは逆の意味で息(暑)苦しそうだし、
  ミリ子は毎日がプライベートライアンっちゅうかフルメタルジャケットっちゅうかで、
  荘厳は荘厳で確実に非日常が日常になりそうな予感だし……)

男(となると幼馴染のツン?うんゃ……親父もそうだっていうし消去法で行けばそうなるが――)

男「あ゙~~~~!なんでオヤジのノロケにそこまで悩まされにゃあならんのよ!
  まだまだ先の話だっちゅうに……ったく」

男(あ~でも立てば芍薬って言えば、こいつを渡してくれた、あの――)


司書「こらっ♪お弁当持って立ってたって図書室は飲食オッケーにはならないよっ?」


男「ゼアアアアッシ!!」

司書「なになに~?ゼアスのマネ~?面白そうだけど困ったなぁ~」

男「う、うゃ……こいつは今さっきここで偶然……
  俺もブラブラしちょって気がついたら偶然……っていうかゼアス?ギアス?ん?」

司書「ここで食べさせてあげたいのは山々なんだけど~
   ……そぅだ!お姉さんいい事思いついちゃったよ!」

男「ふぇ?へえ?へぇええっ!?」


 司書教諭室 関係者以外立ち入り禁止

司書 ニコニコニコ

男「あの……」

司書「んー?なにー?」

男「ここで食っててもいいんかのう……?関係者以外立ち入り禁止なんじゃ……?」

司書「なに言ってんの!男くんなら全ッッ然!部外者じゃないよー♪
   ほらほら、そんな事言ってないでお昼楽しもうよー♪」

男「お、おう。そいじゃ……お言葉に甘えて」

司書「うん!私も一緒に食べちゃうよ?いっただっきま~す♪
   ……ひゅむひゅむ――ごっくん……おおっ、今日は卵焼き上手くでき


 ガラララララ!
ヒー「男ぉぉぉぉ!!見つけたぞーーー!!」
司書「あ痛っ!舌かんだ~!」



ヒー「探したんだぞ!!昨日は帰り道が分からず大変だったって聞いてるんだ!!
   さあ私の作ったボリューム満点ヒート印の激辛弁当を召し上がって元気を……」
司書「はぅ~~~あぅ……痛いよぉ~」

ヒー「お、男?そのお弁当……」

男「おう、こいつか?こいつぁのう……」
クー「男、こんな所にいたのか。
   弁当を作りすぎたら余ってしまってな、せっかくだから腹の足しにでも」
司書「うぇええ~~~ん、せっかく上手くできたのに全部しみるよぉ~~」


男「うむ?クーか」

クー ノ瞳カラコボレル雫

男「うぇええ!?え?ちょっ、まっ、何故……泣く?」

クー「男……っ!!ついに……っ、、、くぅっ、、、
   そんな原始人だかアウストラロピテクスだか判らない様な奴の作った弁当を
   口にするようになるなんてっっ!!」
ヒー「げ、げ、原始人とはなんだ!!この冷血爬虫類女!!」
クー「若年性認知症が取り沙汰されているのは知っていたが、まさかこんな身近にっ…!!ううっ」
ヒー「無視すなぁあああああ!!!」
クー「はっ!まさか昨日の雨かっ!?記憶喪失の男は道が分からずに症状を悪化させてっ!?
司書「お茶飲んだら舌、治るかなぁ……?」

男「いや、若年性認知症って……オイの目は白い……黒い……あれ?どっちだったかのう?
  っていうか!なんか勘違いしてるようだがっ、これはヒーが作ったのじゃ無く

ミリ「お、男ぉ!!いったい何をやっているか!!」
荘厳「男様!!やっと見つけたと思ったら誰からですの!?そのお弁当!!」
司書「バスティーユ監獄が襲撃されてるよぉ~~、私のお茶も狙撃されて落されちゃったぁ……」

男「あああああ!!!だああああ!!静まれ静まれい!!司書さんが迷惑しとるじゃないか!!」



 司書教諭室前

ツン「まったく、教室のどこにもいないと思ったら……っていうか丸聞えじゃないのよぅ」

ツン「うぁっ、しかもここ、生徒立ち入り禁止じゃない」

ツン「ま、まぁどーせ男の事だからここの司書さんに誘われて――……ほんっと節操のない奴!」



ヒー「ぬぉっ!!そう言えばここは司書教諭室!!」
クー「だが今までどこで何をやっていた?私との約束、記憶喪失とは言わせんぞ?」
ミリ「約束!?――ふっ、なるほど、どさくさに紛れて。いかにも素人味溢れる情報操作だな」
荘厳「そうですわ!昨日は男様は街中で迷っていたとっ!約束のしようがありませんわ!!」
クー「これだから…男と私は常に昼餉を共にしなければならないと誓った仲なのだよ。前世で」
ヒー「なにをっ!それなら私は、えーっと…と、ともかくそんな言い訳が通用するかぁぁあ!」
荘厳「そんな事よりそのお弁当!!誰からですの!?」




ツン「そのせいで……昨日は傘届けられなかったし」

ツン「べ、別にそれならそれで良かったんだけどね!」

ツン「それにお弁当渡せばどっこいどっこいよっ!
   昨日の今日で二人分は作れなかったけど、私のぶんは購買で買えばいいしっ!」

ツン「男ー、入るわ




男「この弁当はなぁ!うちのクラスの淡白からじゃあああいっと!!これで気が済んだか!!」




ツン ピクッ

ツン「え……誰よ……それ……」

ツン「もしかして……昨日の……あの子?」

ツン「なんで、お弁当なんか……」

姉御「んー?どーした?ツン、司書さんに何か用か?
   って……まぁたあいつらか。関係者以外立ち入り禁止って文字が見えないのかね」

ツン「先生……」



ヒー「淡白ぅ?」
ミリ「誰だそれは?」
クー「いたような……確かにいたがそんな名前じゃなかったような……」
荘厳「な、なんにせよそんなどこの馬の骨とも解らない女の弁当なんて認められませんわ!!」
ヒー「そうだ!!だから私の激辛弁当を!!」
ミリ「いいや!私の『本格戦場派・ザ・ミリ飯』を食べるんだ!!」
男「ちょ、食べる食べる……!!食べるから全方向集中砲火はやめ―――アッー」

姉御「こらー。なーに司書教諭室で騒いでんだー?」

出席簿 ペシ×5

ヒー・クー・ミリ・荘厳  悶絶

男「でででで……た、体罰反対ッ!体罰反対!!」

姉御「先生も。あれほど『男』入れちゃダメって言ったでしょ?
   すーぐ厄介事引き起こすんだから。こんな風に」

男「って無視!?」

司書 シュン…

姉御「ってわけだ。ほら、散った散った」

司書「ごめんね~男くん。こっちから誘っといて~」



 司書教諭室前
ツン「……」

 ドヤドヤ
クー「ふう……ヒーだな。ヒーのせいで怒られた」
ヒー「なにをっ!?そもそもお前らが邪魔をするから!!」
ミリ「いや、諸悪の根源はその淡白とか言う奴だな。思うに」
荘厳「ふふ、人のせいにするなんて見苦しいですわよ?」

男「おぉっ、ツンやい。なんでそんな所に?」

ツン「え、あ、いや、その……」
男「さてはアレか?この男様が恋しくてはせ参じた所存かの?
  ハッハ!だったら存分にこの胸でなぁ……」

ツン『はぁ?頭大丈夫?
   叩こうか?これ(【広辞苑第六版】新ジャンル学園図書室所蔵 重さ 2.5kg)で』

男(となるだろうて、先に頭部を解除不可能兵器『腕』と『拳』を防具に転じて――ありゃ?)

ツン「…………」
男「どした?」
ツン「……ん?――んーん!なんでもない。なんでもないわよぅ?」
男「そ、そぃか?」

ツン「じゃ、そろそろ授業始まるし、アンタも急ぎなさいよ?」
男「お、おーう……(調子狂うな)」

 廊下
ツン(な、なにシリアス入ってるのよぅ!私!
   お弁当なんて……いっつも他の子たちもやってることじゃない!!)

ツン「ハアハア……」

ツン(昨日……私じゃない誰かと並んで歩いてるのを見てから……)




ツン「あの……バカ男!―――早く帰ってきなさいよぉ……」


 図書室
司書「鬱ちゃ~ん。怒られちゃったよぅ……」ベソ…

鬱「男くんは渡さない」

司書「はぇっ!?鬱ちゃん……男くんのこと、狙ってたの?」

鬱(///)

司書「もうっ!そういうことは早く言いなって~♪お姉さん全力支援しちゃうよぉ」

鬱「最近入り浸ってる子も狙ってるんだよ……?」

司書「あやや!淡白ちゃん?それじゃあ三角関係~?すっっごい、な~。
   でも良く分かるねぇ?お姉さん、そうゆうのてんっで駄目だからさぁ」

鬱「わかるもん……狙ってる……たぶん」

司書「多分じゃわかんないよ~♪」

鬱「わかるもん……」

カッター チキチキチキチキ…

司書「わわっ!ダメダメ!!それ、腕切っちゃうよ!!」

鬱「あっ、返し……て」











 去年の冬を思い出す
 太陽が白い薄雲を通して淡く淡く
 俺は一人でその下を
 親戚おさがり自転車こいで
 たった一人で学校目指し

店主「はぃ」
淡白「『今年の春を思い出
店主「よぉ、」
淡白「?」
店主「聞かない詩ね、それ」
淡白「……」
店主「どこで聞いたのかしら?教えてもらえると嬉しいわねぇ。気になっちゃって」
淡白「……覚えてない」
店主「ははあ、いつの間にか口をついて出た、と。
   思い出してみたら?意外な発見があるかも知れないわよ?」
淡白「……思い出せない」
店主「ふぅむ、出てこない、と」
淡白「興味ないし」
店主「ま、それならそれでしょうがないわねぇ。ところでなに読んでたのかしら?
   ……ほぅ、『げんしけん』に『NHKにようこそ』、青春漫画とはこれいかに。
   あら?良く見つけたわねぇ。WEB漫画よそれ?奇跡の童顔を持った男の恋物語を漫画化した
   PCに保存してるって油断があったのかしら、気付いたらなくなってたのよ
   プリントアウトしたやつ」
淡白「そう」
店主「まっ、どっかの誰かさんの記憶を取り戻そうとするよりかはよっぽど健全か
   生兵法は怪我の元とか餅は餅屋とか、この手の箴言には事欠かないもの
   ――ねぇ?」
淡白「…………そう…ね」
店主「買う?」
淡白「そうね。いくらかしら?」


店主「でも、売ってやんない」


淡白「そう
   ――?・・・売らない?どうして?」
店主「アンタの目、まだ楽しそうじゃねえし。っていうか苦しそう、もはや」
淡白「そんなこと・・・・・・」
店主「あるさそんなこと。そんなこと、あるよ」
淡白「それでもどうでもいいわ、貴女には関係ないこと。売ってくれないなら他を当たるから」

店主 シュボッ・・・・・・

淡白「?」
店主「・・・・・・すぱ
   ――あ、タバコ、大丈夫?」
淡白「吸ってから聞くものじゃないわ」
店主「ごもっともでw」ニヨリ

店主「すふぅ~………っと、アンタに忠告二回目~♪」
淡白「いらないわ」
店主「忠告は何時だって余計に感じる物だよ。いいから聞きな」
淡白「……」
店主「あ~~、その、なんだ?上手く言えねえけどさ?
   よしな、よしちまえ。今さら周りのマネなんて。ホント、苦しいだけだから」
淡白「それだけ?」
店主「そっけない上にせっかちな奴め。待ちなって。あともう一つ。あるよ
   今のアンタが気にかけてるのはさ、タチの悪い夢まぼろしだよ
   このまま行けばそいつが醒めることに何時までも怯え続けることになる
   だからさ、その、止めときなさい。ね。悪いことは言わないから」

淡白「歯切れが悪い上に抽象的で、良く判らない」
店主「そうねぇ……自分でもそう思うわ。でも……的を射てはいるはずよ?」
淡白「下らない妄想。どっちにしても買えないのね?私は」
店主「そ♪」
淡白「じゃあ、もういいわ。さようなら」
 スタスタスタ、

自動ドア ガタガタ…ガーーー

店主「よぉっく自分の胸に手を当てて考えてみなさいね~」
淡白「そうね」

自動ドア ガリガリ…ガーーー  

店主「ふぅむ、青春は煌き落ちる――かぁ」
客「って、店主さんっ、お客さん怒らせてどうするんですかっ」
店主「あ゙~?んなことより終わったのかよ?注文票書くのはよぉ」
客「あのですね、①俺も②一応③お客、なんですが?」
店主「こまけぇこたぁいいんだよ!!」
客「あ、今ちょっとやる夫っぽかったですよ?」
店主「え?マジ?」
客「うそ です」
店主「なんだうそか」






淡白『あげる』
男『おうっ、淡白かい?弁当、くれるのか?』
淡白『そう。作りすぎちゃったから』
男『そっかそっか。んじゃ、有り難くもらうとするかのう
  てか悪いな、昨日の今日で、ハンカチも返してないのに』
淡白『別に……気にするほどの事じゃないわ』





淡白「……」



女店主『よしちまえ。今さら周りのマネなんて。ホント、苦しいだけだから』
女店主『このまま行けばそいつが醒めることに何時までも怯え続けることになる』



淡白 ふぅ

 ポンポン
淡白 ?
通訳「彼女は『善悪の判断は置いとくとして。嘘ってのは他人につくもんだ
       だから自分につく嘘はいけない。破綻が決定してるよソレ』と言っていました」
淡白 誰?
通訳 ……
淡白 ぺたぺた
通訳 …… 
淡白 ぺちぺちこねこね
通訳 いたいです
淡白 ふぅ
通訳 ……




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