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男が記憶喪失になったようです26(仮)

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
登場ジャンルより表記一例

※注意:多少ゆがんだ観点多いです



ツンデレ=ツン


新ジャンル「素直クール」=クー 

新ジャンル「素直ヒート」=ヒー

新ジャンル「軍事オタ」=ミリ

新ジャンル「無駄に荘厳」=荘厳


新ジャンル「素直シュール」=シュー


新ジャンル「殺人鬼」=殺人鬼

新ジャンル「やさしい」=優

新ジャンル「誤解殺気」=誤殺

新ジャンル「アホの子クール」=アホ

新ジャンル「ひよこすとぉかぁ」=日和

新ジャンル「内藤さん」=内藤(テキストじゃわかりづらいがブーンとは別人。巨乳、あひる口)

新ジャンル「ほぼ無反応」=ほぼ無(ほぼ反応してくれない。逆に言えば必ず反応してくれる)


DQN(ワルとか下衆とかならず者とか子供っぽいとかの集まり)=DQN

新ジャンル「不良お嬢様」=不嬢(普通の不良娘。学校まるごと買収したりヘリで買い物行くが)

新ジャンル「雑魚女」=雑魚女(ヒャッハー!ここは通さねえぜえ!こ、これはトサカじゃねえ)

新ジャンル「孤独」= 表記なし(誰も相手してくれない)

高条頑愚(DQN達の頭、或いは・・・)=高条


男の父親=父親 



 パッパー

ツン「?」
父親「――っと、こんな所で奇遇だねぇ?ツンちゃん。良かったら乗ってくかい?
   いやなに気にする事はない、なにせ一人で行くより若い子と一緒の方が華やぐからねぇ♪」
ツン「オジサマ……」



ラジオ 発達した熱帯低気圧は北上を続け、明日遅くには関東地方に上陸―――


父親「あれま。困ったなぁ…土日で休み終わりだってのに」
ツン「……」
父親「お、天気予報終わった、か。ツンちゃん何か聞きたい局とかあるかい?」
ツン「いえ…特には…」
父親「んじゃ、ラジオ消そうかなっと。どーせ聞くつもりもなかったしねぇ」

 ―――ブツ

ツン「…………」
父親「オイラはドラマー♪やくざなドラマー♪」
ツン「…………」
父親「オイラが叩けば嵐を…っと、ちょっと古いかなぁ?はっは」
ツン「…………」
父親「~~~♪」
ツン「…………」
父親「~~~♪」
ツン「…………………あの」
父親「ん?何だい?」
ツン「何も……聞かないんですね……」
父親「『何も』って何がだい」
ツン「今日は男と一緒じゃ無いのか、とか。心配じゃないのか、とか…」
父親「まあGPS持たせたし、道もそろそろ覚えただろうし」
ツン「こんな時間まで一人で何してたのか、とか」
父親「フフ。あれこれと詮索してレディを困らせるのは一人前の紳士のやる事じゃないからねぇ」
ツン「紳士って」
父親「そしてレディの悩みを全く無視するのも紳士道には反したりする。――どうしたんだい?」
ツン「その……何から話したら良いのか…
   っていうか、自分が何を言いたいのかは分かってるんですけど
   いきなり話す話じゃないっていうか…」
父親「はっはっは、ゆっくりでいいさ。初めはどうでも良い事から入ったらどうかな?」
ツン「…………」
父親「~~~♪」
ツン「…………」
父親「~~~…ッ―――っと、危ないなぁ、あの車…」
ツン「あの…『アンニュイサド』って人、覚えてますか?
   今は新ジャンル学園で保健医をやっていらっしゃるんですけど…」
父親「おおっ、覚えてる覚えてる。アサちゃんかあ~。懐かしいなあ~w
   昔はよく吊るされたまま朝まで放置されたっけw
   まさかここでその名前を聞くとは、感慨深いものがあるねぇw」
ツン「その人に病院で言われたんです。記憶の無い今の男は、私にとって男とは違う他人かって」
父親「ほう…彼女にねえ…」
ツン「記憶が一生戻らずに、そのまま人生を生きるケースだってある、とも…」
父親「ふむふむ」
ツン「私、その時思ったんです…『あ、しょうがないな』って…
   心の奥底とか、口では記憶を取り戻してほしいって今でも思ってます
   でも、先生の話を聞いて、頭のどこか……冷めた部分が『しょうがないな』って…」
父親「…………」
ツン「専門家の言う事ですし、男だってあんまり思い悩んでる様子もない
   男が不自由ないんだったら、昔のこと覚えてなくても…私にとって別人でも…
   …結局それは私一人のわがままだから…」
父親「…………」
ツン「『記憶が戻らなくてもしょうがない』って、どこかそんな風に思い始めてたんです…
   ここ一週間、記憶のない男ともなんだかんだで上手くやってきた訳だし
   いつか記憶が戻る可能性もゼロじゃない。そんなに必死になることないのかもって…」
父親「だけど違う、と?」
ツン「……………傘……」
父親「ん?」
ツン「男が、私とは違う、別の人と並んで歩いてるのを見たんです
   昨日、傘を届けに行った時に」
父親「そうか…淡白ちゃんかい。そりゃ――」
ツン「結局今の男にとっては、その子も私も、初めて会う他人でしかないって
   その時気付いたんです
   遠ざかっていく男を見て、私の知ってる男はもう帰ってこないんじゃないかって……
   このままどこか知らない所へフラフラと連れてかれちゃうんじゃないかって……」
父親「ツンちゃん…」
ツン …ヒッ
  「帰って……きますよね?―――男
   先生も…記憶、取り戻す方法…教えて………くれましたし
   それに、朝起きたら、とか……学校行ったり……とか…家に帰ったり、したら…
   記憶が戻ってるなんてことも……男、帰って……きますよね?」
父親「…帰ってくるさ。ツンちゃんも聞いたんだね?男の記憶を取り戻す方法を」
ツン コク…
父親「そうか……
   だったら問題は何一つない。男自身に思い出させてあげればいいんだ……
   ツンちゃんと、皆との思い出を――思い出そうとする意思こそが重要なんだ」
ツン「私……出来ますよね……男、連れ戻せますよね…?」
父親「ああっ」
父親「男とはずっと一緒だったじゃないか。ツンちゃんなら――できるよ」
ツン …グス
  「ふふ……ありがとうございます……私、ちょっと見なおしちゃいました…
   オジサマのこと、今まで軽薄なだけだと思ってたけど…」
父親「おやおや、それは悲しいなぁ?私はいつだって家族とその幼馴染を守る父親としてだねぇ」



 某所

 ガガガガガ…
『だったら問題は何一つない。男自身に思い出させてあげればいい…ザッ…んと、皆との思い出を
 …ジジッ…思い出そうとする意思こそが重要な…ザー…ザザッ』

荘厳「せ、狭いですわ…っ」
ヒー「くっ、クーッ、、胸が当たってるぞっ」
クー「む…すまない。君ほど慎ましやかな胸ではなくて」
ヒー「なぬぅっ!?なんだと!?自慢かっ!?」
クー「ん?いや、ただの事実を言ったまでだが……ククク…
   ヒート女史は豊満なバストに随分とご執心のようで」
ヒー「ぬきょーーー!!ムッ殺す!!!」

ミリ「ええい黙れ!!会話の内容が聞こえんではないか!!」

 『それじゃあオジサマ。送っていただいてありがとうございました』
 『うむ。明日はご武運を祈っているよ』
 『はいっ、あの朴念仁にガツンと一発、キツいの喰らわせててやりますよ♪』
 『はっはっは、そいつは剛毅なことだ』
 『ええっ。それじゃあ』ガチャ…バタン

荘厳「大体終わってますわね」
ミリ「む…」

ヒー「っていうか荘厳!巨大アメーバを出すのはやめるんだ!!」
クー「私達がアメーバだと?いい加減嫌味な女め」
荘厳「あら、いつのまにか内心が顔に出てしまっていたのでしょうか…
   まあ記憶を取り戻す方法は解りましたし、盗聴はこれでお開きですわ」
ヒー「親父殿の事をもっと知りたいと思わないのか!?
   しょ、笙を福には角付け芸…ん?わからんっ!!」
クー「阿呆な上に暑苦しい…将を射んと欲すればまず馬を射よ、だ
   確かに男を落とすには家族の事を知る必要はあるが…当面の方針はこれで決まったのだ」

シュー「『男の記憶を取り戻してあげて、デートに持ち込む』」

ミリ「うむ。もともと下手な大同団結など私達には向かない。これ以上の共同歩調は無益だ」
ヒー「た、確かに…こんな熱いうえに…しかもこの肉饅頭」モニョモニュ
クー「こらっ、どこを触っている」

ミリ「とりあえず車から出るが良い
   最後にクー、盗聴器使用の提案
      ヒー、男のお父上への盗聴器設置
      荘厳、(オーラによる)この車の隠匿
      シューは…何もやっていないが――十分すぎるほどの収穫を得た。感謝する」

クー「ほう……珍しい。ならば、私も言わせてもらおうか
   我々はお互いの利益の上でのみ、たった一瞬だが手を組んだ
   とはいえ今後それらを考慮することはないし、またそれを相手に望んでもいけない
   だからこれは、今口にするのが正しい。 ――戦友よ。いずれ戦場で」

荘厳「まるで困憊した暁の夢。記憶にさえ残る事のない、幻の中の幻
   これは嘘で、これは無で、忘れていることが天の理にして世界の原則
   けれど今だけは…私達は前世に契を結んだ、来世には蓮の台に共に座る
   ――そんな人々をも超えた関係でした」

ヒー「そのっ、あのっ、、う~~~、ズルイ…
   いやっ!!お前らも!!男の記憶取り戻して!!デート出来ると良いな!!
   ま、まあ私がそうなるんだけどな!!さいごにはっ!!」

シュー「……………………………………………………米」



 更に某所
 っていうか ほとんど夜の 学校

シュー「…と言う訳だ。明日は奴らも動く」

殺人鬼「ふっふ~ん♪私達がスパイを送りこんでるとも知らずに、クサいことだね~♪」
シュー「あられ」
優「そうそう。抜け駆けは許さないんだよ~」
シュー「そうだ。讃岐うどんなど認めない。米だ…米こそが万物の…」
誤殺「と、ともかくっ、
   『明日男くんの手を一番最初に、にに、握ったら…デート』デキルンダヨネ?…あうぅ…(///)」
優「嘘じゃないよね~嘘ついたら許さないよ~?シュー?」
シュー「米に誓う。いや五穀に誓おう」



シュー「……」
アホ つピノ
シュー「………」
アホ「ピノだぞ?相棒にもらったんだ。食べるか?
   ふふん。今しかないぞ?あとで欲しがってもないぞ?」
シュー「米食ってるからいい」
アホ「我慢は毒だ。食らわば皿までだぞ。ほら、食べるんだ」
 グイ…
シュー むぐ…マズ…ウマイ
日和 ぴょこん
内藤「だお♪」

シュー ジー…
アホ  ジー…
日和  ジ~…

内藤「な、なんだお?なに皆して見つめてるんだお?」

シュー「ワガママオッパイユルスマジ」
アホ「ワガママオッピノ食べるか?」
日和「ワガママオッパイユルスマジ~」

内藤「な、なんだお?や、やめ、やめるおっ、わ、わ、―ピノウマイ――だぉ~~~~っ!」

 もみもみもむもむもむもむもむもうもみもむもむ

内藤(//////)「は、はふぅ~…」 くて…
ほぼ無「………」



 超某所
 その名はDQNどもの溜まり場

DQN「も、もうヤメ――ぷぎぃ」
 ゲスッドスッ
高条「DQN、DQNンンンンン~~~?わかってんのかぁ~~~オメーはよお?」
 ガドッドグッ
DQN「へばっ!あぶぁっ、、ぶべ、、」
高条「よっこらせ、、っと。なあ?俺達ゃなんだ?ん?言ってみ?」グイッ
DQN「セ、『セント・レッドナイト』……最強のっブフッ!ひああ!もう――死、死んっ!」
高条「そーだよ。俺達は最強のチーム、『セント・レッドナイト』だよ……そいつがよぉお」

 ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン!!
高条「なあぁあああんでたかが女一人にのされてるんだああああ!!?おおおおおお!?」
DQN「えぶ!へぶっ!はぶっ!!へべっ!!」

不嬢「コウジョウ……」
高条「だりゃっ!りゃああっ!りいぃっ!!」
 ゴス!ドス!ガスッ!!
不嬢「コウジョウ ガングッ」
高条「お゙?」
不嬢「やりすぎ。死んじまうぜ」
雑魚「ヒャッハー、そうだそうだ!」
高条「あ゙~~~~~~~~不嬢に腰巾着の雑魚女かい
   へっ、オメーら確か新ジャンル学園だろ?知ってるか?こいつのしたの」

不嬢「知らね。っていうかDQNがヘタレだっただけだろ、ウチらにゃあ関係ねえよ」
高条「ケッ、これだから女はよぉ…DQNは俺らのチームカラーをつけてヤラれたンだヨッ
   関係なくねーだろーがー」
不嬢「だからってたかがアマ一人、よってたかって砂にしちまう?
   バッカみてえ。そっちの方がよっぽど舐められるっつの」
高条「おーおー。言うね、言うねぇ。確かにそいつも一理ある。だがよ、心配はいらねえ」


高条「転がすのは、アマ一人じゃねえ

   新 ジ ャ ン ル 学 園 の ク ズ ど も 全 員 だ 」


不嬢「は?」

 ザワザワザワ ザワザワ
   「な、なに言ってんだ?」
   「なんだ?聞いてねえの?」
   「マジか?正気か」
   「ありえねえ……」
   「お、俺、怖えぇよ」
   「けっ、だらしねえ」

DQN2「あ、あの、、、コ―ジョーさん…」
高条「あ゙~?」
DQN2「あ、あそこはちっとヤバいんじゃ……」

 ザワザワザワ ザワザワ ヒソヒソヒソヒソ
   「お、俺、知ってるぜ。あそこってよ…」
   「ああ…確か一昨年、たった二人でハバネロの連中潰したって奴が…」
   「軍オタだけどむっちゃ強ぇ女もいるって……だよなあ…雑魚…」
雑魚女「あ、ああ。ミリさんな」
   「おいおいマジかよ…」
   「虎飼ってるとか、殺気でヤクザ跪かせる女とか…」
   「人外の巣窟だとか、校長がガキだとか…」
   「ダンボールがすげえって話もあるぜ」    「ダンボールってなんだよ?」
   「校長がガキって…ヤバいのか?」      「おいダンボールってなんだよ?」
   「バッカ!校長がガキとかありえねえだろが!」「無視すんなよ」     
   「ヤバすぎってレベルじゃねえな」      「なあ、ダンボールってなに?」
   「ただの噂だろそれ、ガキっぽいってだけで」 「ダンボール…肉まん?古いな…」
   「いや、俺の友達の友達が確かに…」     「新ジャンル「孤独」がお送りしたぜっ」
   「ぶっほwww友達の友達wwww」  
   「あ?やんのかコラ?」
   「おっ?」
   「へへ、やれやれ!ギヒヒヒ」

高条「おい、2ぃ」
DQN2「へい?」

 ゴッ!
DQN2「へぶっ!!」
高条「――――こいつだよ…」

 ザワザワザワザワ
高条「ハバネロを潰した、殺気がすげえだ、人外だ……
   テメエらがビビってるから、DQNみてーのが出るんだよ!
   冷静に考えろよ?ハバネロなんざあチームとも呼べねえ寄せ集めだ
   そいつを潰したからってなんだ?連中が10人でやられたっつうなら20人で潰せばいい
   常識で考えろよ?いくらすげえからってよ、新ジャンル学園で有名なのはアマばっかだ
   色つけて噂が広まんだよ。実際ヤってみたら大した敵じゃねえ」

雑魚女「でもよぉ…学園にゃあ『伝説』と『最強』が……」
高条「雑魚。ざぁこぉ、ざーこーおぉっ?」
 グリグリウンウン
雑魚女 頭ガクガク
高条「それこそ有り得ねえだろーがーあ
   どこの中学生の自由帳だ?んん~?
   俺ゃ今まで知らなかったよ。あの話信じてる奴がいるとかよぉ」
雑魚女「で、でもぉ」
高条「第一…」
雑魚女「第一?」
高条「なーんでもねえよー♪ほっほw」
雑魚女(ひゃっ?いきなり変顔って……っつかなんかこの顔……
    怖ぇえよぉお、ひゃうっ、あっ、チビる…)

DQN2「ん、んじゃあ、はっ、、痛で……全部、フカシだって言いたいんっすか…?」
高条「さすがの俺も全部たぁ云わねえぜ
   だがよ、俺達ゃ誰だ?ん?最強のチーム『セント・レッドナイト』だぜ?」

 ………………っ

高条「そいつがあんなヘラヘラしたモヤシとアマの学校に負けると思ってんのか?
   舐められて良いチームだと思ってんのか?」

DQN達「…………」

高条「今までちょいと勝手にさせ過ぎた。今まで何もしてこなかった
   そろそろ教えてやる時期だ

   ―――――この街仕切ってんのが、誰かってよぉ」

   「だ、だな」
   「お、おう!やっちまおうぜ」
   「俺もあいつら気に入らなかったんだよ!」
   「ああ!DQNの仇討ちだ!」
   「それに…あそこの奴ら…うへへ」
   「お、おう…上玉が多いって…」
   「こ、コージョーさん!!さ、さらっちまってもいいんっすか!?」

高条「おうっ、ヤリたきゃヤんな、構やしねえ」

 ドッ!

高条「さぁ~て。明日は土曜だ。連中、結構街にも出てるだろうぜw

   ――――草の根分けて探せやぁ!!」

 オオオオオオオオオオオオッ!!うおっうおっうおっうおっうおっ!!!!

不嬢(―――チッ)
雑魚女「どう、するんッスか…?」
不嬢「どーもこーも…――決まってんだろ…」

 嵐が来る。ぐるぐるぐるぐると、梅雨の嵐がやってくる
 夏も近づく梅雨空に。渦巻く嵐が大挙して………






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