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男が記憶喪失になったようです(仮)52


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登場ジャンルより表記一例


※注意:多少ゆがんだ観点多いです


新ジャンル全般=男

新ジャンル「淡白」=淡白

ツンデレ=ツン

新ジャンル「軍事オタ」=ミリ

新ジャンル「素直ヒート」=ヒー

新ジャンル「無駄に荘厳」=荘厳

新ジャンル「素直クール」=クー 

新ジャンル「甘え下手の策略アンニュイ」=甘策

新ジャンル「誤解殺気」=誤殺

新ジャンル「ツンドロ」より佐藤さん=佐

新ジャンル「ツンドロ」より渡辺さん=渡

新ジャンル「やさしい」=優

新ジャンル「幼女看護婦」=幼看(幼女の看護婦ってなのあったら、うれしいね。うん)

精神科医=オリジナルで「西沢」

新ジャンル「チェンソー持った看護婦さん」=チェ看(チェーンソーで悪疫退散☆なナースさん)

温故知新ジャンル「西行」より烏=烏



 病室

男「うぐ…」

男「う…ここ…は…?」

淡白「目が覚めたみたいね」

男「淡白……―――嗚呼…オレ…川に落ちて」

淡白「礼なら彼女に言いなさい。寝ないでずっと看病してた。私は学校の帰りに寄っただけ
    アナタ、あれから三日間、ずっと眠り続けてたのよ?」

男「三日!?」

淡白「そう」

男「ツンはその間………そっか…」

ツン「スゥ…スゥ………おと…こ………」

男「なのに酷い事しちまったな…
   オレから結婚しようなんて言ったその場所で他の女とイチャつくなんて…」

淡白「記憶…戻ったのね?」

男「おぅ。全部思い出した」

淡白「――――
    …………………そう」ガタ…

男「ん、帰るのか?」

淡白「ええ。さっきも言ったけど、学校の帰りにちょっと寄っただけだから……それと」

ツン「……スゥ…ん…」

淡白「彼女に言っておいて。ごめんなさいって。もう、男の前には現れないからって」

男「お前………お前はそれでいいのか?」

淡白「………………から」

男「え?」

淡白「男の為に嵐の中に飛び出すなんて人、私じゃ絶対敵わないから」

男「そ、そうか……で、でもよ!もう現れないとか寂しいこと言うなぃ!俺はいつだって

淡白「男」

男「な、なんじゃい!?」

淡白「その子、放しちゃダメよ」

男「お、おぅ!?」

淡白「それじゃあ、さようなら」

男「お、おう。またな」
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
男 「本当に帰っちまった……」

ツン「すぅ…すぅ…」

男 「…………」

ツン「はな……さないんだから……スゥ」

男 「…………」

    男
    ツンの髪
    なで

ツン「んっ」

男 「――――」

ツン「すぅ……んっ…んんっ…うっ」すぅ

男 「………」

ツン「あ。あれ…男…」

男 「起きたか。ツン」

ツン「あふ。はぇ…なんか髪をなでるおかーさん…はれ?」

男 「盛大に寝ぼけてるなー。ひどい顔だぞ?寝ないで看病してくれたんだって?」

ツン「あ…」

ツン(///)「や、あ、あの!違うんだからねっ!?
         寝ないでって言っても!学校の帰りにたまたま寄っただけんだからね!
         誰がアンタなんか、三日間寝ないで看病なんか!」

男 「はは…支離滅裂じゃのう…とりあえず髪梳かしたらどうだ?」

ツン「あ。あぅぅぅ……みっ、見るなぁ…!
    ちょっと席外すから!大人しく寝てなさい!すぐ戻るからね!」

  ・
  ・
  ・
  ・
  ・

男「…ん?」

   ツン『寝ないでって言っても!学校の帰りにたまたま寄っただけんだからね!』
   淡白『ええ。さっきも言ったけど、学校の帰りにちょっと寄っただけだから』

男 「あ…」

 ガラッ

ツン「大人しくしてたわね」

男 「お、おう。ツンか」

ツン「こういう場合ってどうしたらいいのかしら?ナースさんか先生か…ともかく誰か呼んだ方がいいわよね?」

男 「あぁ。けどその前に、ちょっと良いか?」

ツン「えっ、え…なに?」ドキッ

男 「最初に謝っとく。
    結婚しようって言ったその場所で、必死になって駆け付けたお前の想いを、目の前で踏みにじっちまって
    許してもらえるとは思わんが、ともかく謝らせてくれ。すまない」

ツン「記憶…戻ったのね?」

男 「おぅ。全部思い出した。(って淡白と同じ受け答えしてんな…オレ)」

ツン「良かった………
    ―――公園での事は、あんまり気にしてないわよ。
    記憶なかったんだし、目の前でって言っても私が居合わせたのは、ほとんど偶然だったんだから」

男 「許して…くれるのか?」

ツン「一つだけ……その…なんでキスしてたのか教えてくれたら……」

男 「ああ。その事なんだがな。
    オレ、親父が帰って来た日にさ、言われたんだ。
    どんなに大勢の女の子に好かれてても、最後にはその中から誰か一人を選ばないといけないって。」

ツン「う、うん」

男 「淡白とは、まともに話したのは親父が帰ってきた日が初めてだったけど、なんか放っておけなかったんだ
    なんていうのか…オレは記憶失ってて、アイツも何か大切な物を持っていないように見えて……
    大切な物がないって、そういう親近感もあったんだと思う
    なによりオレを好いてくれてる奴はたくさんいるけど、その中から選んじまったら角がたつだろ?
    でもアイツはオレを好いてるって言うより、助けを求めてるような感じだった
    なにから助けてほしいかなんてわからん。けど、どうせなら人助けのつもりでって思ってな……
    公園で、キスを迫られて、はっきりと今言ったようなことを思った訳じゃないが、勢い半分で、つい…な」

ツン「………」

ツン「それで、その子は…どうするの?この先」

男 「わからん……けど、できる限り力になってやりたい…
    正直アイツが何考えてるなんてわからんし女心だってさっぱりだからよ…
    ツンもできれば…その、嫌じゃなけりゃ…」

ツン「………しばらくは、そっとしといてあげた方がいいと思う…」

男 「え…なんで……女ってそういうもんなのか?」

ツン「女とか、そういうのじゃない。
    だいいち男より一緒にいた時間が少ないのに、あの子のことなんて解りっこないわよ
    ただ、彼女は自分の意思で男に助けを求めて…その所為で相手を傷つけてしまった
    なのにその男が、自分のことを気にかけてるなんて知ったら……
    自分の行動がきっかけで迷惑をかけたそのうえに、気を遣わせてるなんて思わせちゃダメ。
    少なくとも彼女の方から声をかけてくるまで……気持の整理がつくまでそっとしてあげた方がいいと思う

    それに今言ったけど、私にだってあの子が何を考えてるかなんて解らない。
    下手に動いてうまくいくとは思えない……
    今は、彼女の問題が、彼女の方で解決するのを祈りましょう」

男 「そうか
    ……………そうだな。それがいい」

ツン「言いたかったのって、それ?」

男 「それもある。でもまだ終わってない。
    そのー…だな。ここでさっきの誰を選ぶかって話に戻ってくるんじゃが…」

ツン「あ…う、うん」ピクッ

男 「好かれてる奴から選ぶと角が立つって言ったがな?
    それでもやっぱり、お互い好きどうしでくっつくべきだと思うんだ。
    自分の気持ちってさ、やっぱり意味もなく生まれたりはしないんだな。
    なにか大切な記憶や思い出や体験がまずあって、そこから感情が生まれるって、今回の事で気が付いた」

ツン「ちょっ、ちょちょちょ、ちょっと待ってっ。男」

男 「ん?どした?」

ツン(こ、こここ、これって、やっぱり、そうなの?男ってば、もしかしてここで―――)

男 「ど、どうした?ツン、後ろ向いて…」

ツン「う……な、なんでもないっ!ともかくお願い!ちょっと待って男!」

男 「お、おう…」

ツン(そ、そうかも……だって私、川で告白とかしたし……ど、どどどど、どうしよう…!
    あの時は勢いで言っただけで…真実薬だって効いてたかもしれないしっ…!
    それなのに……――あぅぅ…心の準備できてないよぉ…)

ツン(だって幼稚園の頃からよ?ずっとずっとずっっっっと好きだったのが、ここでって……)

男 「あの…良いか?続けても」

ツン「うん。良いよ?」ドキドキドキドキドキドキ

ツン(って何言ってるのよぅ!アタシ!まだ全然良くなんかっ、、、、、あがっちゃって心にもない事をっ!)

男 「じゃあ、言わせてもらうが」

ツン(ってあ゙ーーー!!もうどうにでもなれぇぇぇぇ!!)

男 「いつかオレが、お互い好きだって言える人と出会えるまで。そんな人が現れるまで。
    ツンは幼馴染だからオレのことそう言う風に見れないだろ?
    でもずっと一緒に生きてきたんだ。それを無かった事するのはあんまりだ。
    だからそれまで、出来ればそれからも、近くにいてくれたら嬉しい」

ツン「――――え?」

男 「オレもお前も妻や夫になる人と結婚しても、ずっとずっと仲良くしてような?
    小さい頃から一緒に育ってきた『幼馴染』として」

ツン「ごめん…聞こえなかった………もう一回言って?」

男 「ん? 誰か別の人と一緒になっても『幼馴染』として仲良くしてような?って……」

ツン「え、え、え?だって……川に落ちる前……聞いてなかったの?」

男 「川…?ああ、そういや何か言ってたな。」

ツン「んなっ」

男 「風が強くて聞こえなかったけど、結局なんて言ってたんじゃい?」

ツン「ア・ン・タって奴は―――、、、遺伝子レベルで鈍感な、、、このっ―――――」




天井 バン!




ミリ「男ぉぉぉ!!目が覚めたのか!!」





男 「ってミリ子、、、!いつの間に天井裏に!?」

ミリ「貴様が入院してからに決まっているだろうがっ!!学校も休み寝食も忘れ、ずっとずっと見守っていたのだぞ!
    休憩しているうちに眠ってしまうとは不覚!しかもその間に目覚めるとはっっっ!!
    それで!!どうなんだ!!体の調子はっ!!」

男 「お、おう。お蔭さんでっ!記憶もな、戻ったぞ。全部思い出した」

ミリ「ほ、本当かっ?――――良かった……良かったぞ……本当に……
    うっ、、、ずっと、、、誰か、別の奴が男の記憶を取り戻したらって、、、不安だったけど、、、
    そんなの今はどうでもいいっ、、、良かった、、、男が目を覚まして、、、記憶も取り戻して、、、」

男 「な、なに涙ぐん……」



窓ガラス ガッシャーーーーーン!!



ヒー「男ぉぉぉぉぉおおおお!!!!目が覚めたんだな!!?」

男 「ヒー!!ミリ子もそうだけどどっから登場してんじゃい!!相変わらず無茶苦茶な奴め!!」

ミリ「ふふ。一足遅かったようだな?ヒー。彼の記憶はこの通り『私』が取り戻してしまった…
    確か記憶を取り戻したものがデートできるという約束だったなぁ?」

男 「ちょ、当人を差し置いて勝手にそんな約束すんなっ!あと事実を改ざんすな!!!」

ヒー「は?何を言ってるんだお前は」

ミリ「おや、困ったねぇ男…彼女は日本語も通じなくなってしまったらしいな」

ヒー「いや、記憶が戻ったのは私のドリル療法のおかげだろう?気を失っていたし間違いないな!!そうだろう!?」

男 「残念だがそれもちが」



廊下 ジャジャーン!



全員「!!!」

男 「――――来るっ」

ヒー「なんだ!?このっ、、、くっ!!鳥肌がおさまらないぞおおおおお!!!」

ミリ「以前より遥かに鮮明かつ強力になっているっ…間違いない…間違えようがないっ!!『奴』が来る!!」


  ジャン!

荘厳「男様!目が覚めたのですね!?」



男 「ソウゴン…姫……」

荘厳「ああっ、朝も昼も夜も夜明けもひねもすよもすがら、回復をお祈りしていた甲斐がございましたわ!
    このような僥倖!いつ以来でしょうか!!!」

ヒー「そして私が男の記憶を取り戻した!」
ミリ「いや私が取り戻した」
男 「いやいやオレが自力で取り戻した」

荘厳「ああっ、、なんという事でしょう!しかも記憶まで戻っていたとは…っ!私っ、感動で気が遠く、、、」

男 「う、宇宙が見える、、、彼女の魂が遊離して大宇宙の真理と神秘の狭間を垣間見ようとしているのか…」


クー「まったく君たちは…仮にも相手は病人で、ここは病院だぞ?もう少し場をわきまえた行動がとれないのか?」
甘策「っていうか看護師さんとかお医者さんは?最初に呼ぶべき人がいないわねえ」

男 「む、、クーと甘策……つかお前ら全員待機してたのか…」

クー「私はそうだが、彼女は違うぞ?」
甘策「そもそも学校休んでまで心配アピールなんてのもあざといし…あと彼女たちもいるわよ?」

誤殺「お、おおお、おお、男くん!そ、その、、おはよう!」

男 「ごめんなさい」

誤殺「えぅ……謝られるようなことはしてないよぅ……」

優 「男くーん。起きたんだねー?良かったよー」
渡辺「あれれー?嬉しくてなにをいったらいいか分からないよー?」
佐藤「………よくあること…」

男 「ってお前ら……」

クー「学校帰りに毎日皆で見舞いに来てたんだ。数日程度で目が覚めたのは、本当に幸運だったな。
    それから、外まで聞こえて来たんだが、記憶も取り戻したそうだな」

男 「あ、ああ。まあ半分は皆がいろいろしてくれたお陰かも知れんな…」

クー「そうか…良かった……本当にっ、、良かったよぉ…男、、、ぐすっ」

男 「ちょっ、お前もミリもこんな所で涙ぐむなんて大袈裟すぎ…―――でもないか…
    つかあの時は悪いな…無視するみたいになっちまって。記憶取り戻すために昔の格好してくれたのに」

クー「そんなことっ…ひっ……男がっ、記憶取り戻じでくでだだけで……」

男 「お、おいおい、涙で酷い顔――――」


壁 ギャリギャリギャリギャリ!!

チェーンソー ィィィィィィィィィィィーーーーン!!

男 「もう驚かない。スマン。やっぱ驚く。―――今度はなんじゃい!!テキサスチェーンソーかいっ!!」

壁 ドスン!


幼看「せんせー!こっちこっちー!はやくー!」

西沢「ゴホッ、ゴホッ、、、すごい埃だ……君、もう少しまともに移動できないのかい?」

チェ看「仕様です」

西沢「仕様か。それは仕様がないな…っとオヤジギャグは置いといて。―――やあ男くん。目が覚めたようだね」

男 「せ、先生…」

西沢「正確には今の君は私の担当じゃないんだが、たまたま君の声が聞こえてね。彼女たちと寄らせてもらったよ」

男 「とんでもない看護婦さんたちでーあははー」

西沢「どうやら記憶も戻ったらしいね。そっちは後々診察させてもらうとして、今主治医の先生を呼んでくるから」

チェ看「この場はお任せ下さい。何かあればこのチェーンソーで」バルルルルルルルルルル

西沢「『幼女看護婦』くん。ここは任せたよ?『チェンソー持った看護婦さん』は私と一緒に」

チェ看「えー」

幼看「うんっ!まかせられたー!」


ヒー「男ぉぉぉ!!というわけで私とデートださあ今行くぞすぐ行くぞ!!」
ミリ「男、なんとか言ってくれないか?どうも妄想癖が酷いらしい。サイゴンの後遺症かな?」
荘厳「えぇ!今は快復を喜ぶべきだと言うのに!そして後ほど私と男様との挙式をあげるのが筋だと言うのにっ!」
クー「ひっぐ…まったく…病人を乱暴に扱うなんて、、お里が知れるね、男、、、」

男「クー…台詞が泣き顔を台無しにしてますぞ?」

ツン スッ…

ヒー「わかった!良いだろう!お前達が白を切るならな…ふふふ、録音してたんだ…盗聴時の約束をな!!」
ミリ「だから…はあ…そういう話ではないと……」
男「盗聴?」
ミリ「あ、いや、、、」
荘厳「怖いですわね?これだから軍事マニアは…うふふ」
ミリ「お、お前も共犯だろうが!!!」
クー「さて……涙も引いたし、私とのデートの日取りを決めようか……私のアレが効いたに違いない―――ツン?」

男 「お?ツン何を?」


 ツン

 男に

 キス…



ヒー「は」ミリ「かっ」荘厳「な…」クー「おと」

男 「な、あ、は、ああああああああ、、、なにするん、、、!」

ツン「ひひー。公園の時の仕返し」

男 「仕返しっておまっ」




ツン「それからお帰りっ。『男』」ニッ




男「あ…――――おうっ!今帰ったぞ!ただいまっ!!」



 笑うツンはひまわりにみたいに

 周りは どよめく立ち騒ぐ

 その 後ろ

 顔を見合わせ笑うは三人


佐藤「……」ニコ
渡辺「えへへ~~上手くいったね~~」
優 「良かったんだよー。男君も。ツンさんも。これで、もう大丈夫だよー」

猫 「なんのこっちゃい?でも、ま。なんだか悪い気はしないな」
烏 「よー」
猫 「なんじゃい?」
烏 「猫なんて出てきたかい?」
猫 「シラネシラネ」
烏 「子猫なら出てきたな…はっ、まさかお前!」
猫 「なー?」

ねこつんより=猫

優 「じゃ、帰ろうか?猫さん。今日はお祝いなんだよー?」
猫 「なうー」


烏 「どっとはらえどっとはらえ」