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新ジャンル「ツンサメ」 餌食2人目

1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 16:39:32.04 ID:zdNrxdi50
1000 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 16:35:51.71 ID:zdNrxdi50
1000なら次スレ

999かなと思ってやってしまった。
今は反省している。

2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 16:39:59.45 ID:OUBYk0EM0
     *      ∩_
        +.    | E) *
            / / ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!!
       _( ゚∀゚)/ .ノ   *
     /  VIP /  +
    ⊂_//   /*     +
      (_⌒ヽ         
       ヽ ヘ }    
    ε≡Ξ ノノ `J

3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 16:40:47.83 ID:IkX6ma8bO
>>1
メル欄の心意気は評価する

4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 16:44:04.76 ID:MOY6ege4O
どうも
最後の最後まで書いていた物です
一応感想や批評等を聞きたかったんで次スレ嬉しい限りです


ってかツンサメじゃねーwwww
どうみてもただのツンデレです
だがちぃとなっちゃんが合成されるとツンサメになる事に気付いた

5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 16:45:01.04 ID:IkX6ma8bO
なっちゃんはクーな感じがした

6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 16:46:38.52 ID:noM4cIqqO
1Z

7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 16:47:15.56 ID:MOY6ege4O
作者もなっちゃん大好きです

なっちゃん+ちぃ=ツンサメ

なので名前は棗

うはwww新キャラできたwww

8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 16:49:08.34 ID:gz2kawE20
「おーいちょっとおm

ゴリゴリッ!ボキボキッ!ゴクッ・・・

「シャアアアアアアアアッ!!・・・クッ!喉に骨が」

9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 17:09:49.72 ID:OUBYk0EM0
>>8
あー、それで、魔法の擬音でよみがえるんだろ。

10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 17:11:56.09 ID:o+h4bKUSO
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー

11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 17:17:49.45 ID:OUBYk0EM0
よみがえってくる時は、ちゃんと栄養がすこし吸収されて痩せてる感じで。

12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 17:22:08.43 ID:MOY6ege4O
流れが前スレと同じだwww
で、この後r2氏に代わる職人が現れるんだな

13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 17:33:27.66 ID:4UXgPKYmO
未来の神にwktk

14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 17:37:48.63 ID:XfDj2Kb80
なんてこった・・・いつの間に1000行ったんだ・・・
しかも次スレまで立ってるじゃないか・・・

15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 17:37:54.08 ID:YD3wsNOb0
まさか2スレ目が出来るとは・・・

16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 17:52:57.54 ID:YD3wsNOb0
落ちるカナ カナ?

17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:08:23.15 ID:ZHiU73tW0
もどった

18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:12:30.73 ID:IwALDAAFO
復活記念

19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:18:29.49 ID:PPV7MKLn0
「そんなところで何してるんだ?」

「別に・・・関係ないでしょ」

日が沈み、薄暗くなった屋上に一人の女
フェンスに寄り添い、どこか遠くの方を見つめている。

一目見た時から気になっていた。

そう、彼女のことが

20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:19:24.56 ID:9Z8F2EKT0
何かキター!

21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:21:02.38 ID:PPV7MKLn0
「こんな薄暗くなったところに、女の子1人だと危ないぜ?」

キランと歯を光らせる。俺がもちゆる最大の笑顔

「・・・だから何?何の用?」

おやおや、華麗にヌルーですか。そうですか。ちょっと泣いちゃうぜ

「いや、用は無いんだけどさ、たまたま屋上に君を見つけてね。何をやってるのだろうかと
 興味が沸いてココまで来た次第なんですよ」
何故に敬語、落ち着け俺

「・・・そ、ただ空を見てるだけ。コレで分かったでしょ?私が何をしてるか
 だからほっといて」

っていうか、それだけですか。そうですか。俺悲しくて涙がこぼれそうなんですけど

22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:23:06.09 ID:PPV7MKLn0
「まぁ・・・そうだな」
ハハハハハハ、乾いた笑いが心で響く(笑)
っていうか(笑)って何年前だよ。今の時代は www コレに限るだろって
話がずれてる


沈黙が屋上を支配する。

いつもの俺ならそんな雰囲気に耐え切れずその場を退散するはずなのに
何故か足は地面に張り付いたように動けずに居た

目の前の少女、顔は知っているが名前は知らない

だけど妙に俺の心をつかんで離さない

23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:23:10.59 ID:IwALDAAFO
wktk

24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:27:18.44 ID:YEbkHDo10
まとめサイトはどこかなキシャァァァ!!!

25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:28:41.88 ID:PPV7MKLn0
「あのさ・・・・」
意を決して声を掛ける

ああ、やっぱりヌルーですか(涙)
だから(涙)って何だよ。今の時代は・・・・何だ?何に限るんだ?
ああ、もうだから話がずれてる

「俺は・・・・・・・っていうんだ」

風が強く吹く、それは彼女の髪をスカートをなびかせながら過ぎ去っていく

「君の名前教えてくれないか?」

「・・・・・・」

ポカンッと呆れたような表情
それもそうだろ、だって初対面で自己紹介してるんだから
こんな屋上で

「・・・津 鮫子」

風に流れるようにでた声

それが、俺と 鮫子との出会いだった

26UZI :2006/08/02(水) 18:28:47.96 ID:/lP2F1jm0
とりあえずまとめうp 
http://11922960.seesaa.net/ 


27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:30:19.58 ID:PPV7MKLn0
と、ココで一旦切るてすと。
っていうか仕事中なの、書きながらなのゴメンネ

28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:33:02.96 ID:gQWRXS/p0
名前はやっぱ鮫子なんだ

29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:34:44.10 ID:IwALDAAFO
GJです

俺もちぃとなっちゃんを書きたいが…

もう完結してまってるからなぁ…

30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:36:42.11 ID:PPV7MKLn0
「毎日毎日暑いよなー」

それから俺はこの屋上に来るのが日課になった
何故なら、ここには鮫子がいるから

何を思っているのか、毎日のように鮫子はこの場所にきて空を眺めている
最近になって分かったのだが、放課後になったと同時に鮫子はこの場所に
来ているらしい。一体なにがあるのか知らないが

「そう?暑いのは好き・・・」

通い詰めたかいが合ってか、2〜3回に一度は返事を返してくれるようになった。
それでも無視される事山の如しだけどな。



31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:38:15.00 ID:gQWRXS/p0
まとめにつながらない件について

32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:39:35.96 ID:PPV7MKLn0
そうこうしながら俺は屋上で鮫子との時間を過ごした

何も話さない日もあれば、不思議と全部に返事をしてくれる日もあった

ささやかながら俺の一番楽しい時間

いつまでも続けば良いのにななんてくさい事考えながら半年の時間が流れたある日


屋上にはすでに夕日の光は無く、辺りは真っ暗に近いほど夜の帳がおりていた。

でもそこには、いつもと変わりなく鮫子の姿が。
合い服から冬服にシフトチェンジした鮫子の制服は、どこか新鮮味が合った

33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:40:21.61 ID:PPV7MKLn0
http://11922960.seesaa.net/

34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:41:51.75 ID:gQWRXS/p0
>>33
dクス

35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:43:06.69 ID:PPV7MKLn0
「うっひゃー。寒いな・・・・」

辺りはすっかり冬模様。風は冷たく吹き付ける風はそれだけで俺の体温を一瞬にして奪う
っていうか思うんだけどさ、女子のあのスカートって寒く無いわけ?
風がビュービュー吹いてるのに、こうあれだ、うん。中に入り込むだろ?うん?
なのに何でスカート短くするのかな、いや、鮫子は普通なんだけどな

そんな考えをめぐらせていた時、初めて鮫子から声を掛けてきてくれた

初めての一声が、とてつもない一声

「何で、あなたはココに来るの?」

おい、コレは非難なのか?軽く責められてる?え?え?
なに?いや、下心があって鮫子ちゃんの足をみてたんじゃなくて

パニクル俺、どうする?どうするわけ!?俺

36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:46:06.48 ID:PPV7MKLn0
「あー。いや、うん?何でっていわれても・・・なぁ?」
答えが出ない、思いっきりファビョってるぜ。俺どうするモルスァ!

「いや、迷惑ならもう辞めるけど・・なんていうかな」

目の前の鮫子は無表情のままこちらを見つめている。
っていうか初めてじゃないか?こっちをまじまじと見てる鮫子って
いつもは横顔眺めながらキレイダナーなんて思ってたけど
っていうか、真正面からの顔もなかなかGOOD
最高だね

「・・・?」

あ、首傾げてる。そういえば俺返事してたんだった

37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:48:50.72 ID:PPV7MKLn0
「あー。うん」
煮え切らない俺、でも何故か心は落ち着いていった。
半年も幸せな時間を過ごせたんだ。そろそろ頃合だろ。

ああ、マッスルの神様、俺に勇気を

「あのさ、俺がココに来ている理由は・・・・」

ココから先の言葉がでない、頑張れ俺!頼むぜマ神!

「お前が・・・・・・・・す、チュキダカラー!」

オクレ兄さんーーーーーーーーーーーーーッッッ!?

38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 18:51:43.60 ID:PPV7MKLn0
「いや、うん。俺さ、お前の事が好きなわけよ。だからこうしてココに足を運んでるんだな」

真っ赤になった顔を隠しつつ、俺は慌てて良いなおす

反応は?どう?気になる、けど顔を上げれない、だって顔を上げればいやでも鮫子の顔が目に入ってくるから
ああ、緊張するぜ、心臓ドキドキなってる・・・人生で一番緊張してるんじゃないか?


「・・・そう」

え?え?今の返事? そう だけ?
いや、良いよとか、ほら、そうなんだ(照)とかあるじゃん?っていうか俺最大の事忘れてた

"付き合ってくれ"って言ってないZE

ガッデームッッッ!!!!

39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 19:00:38.81 ID:aASIewS60
wktk

40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 19:09:37.53 ID:PPV7MKLn0
どうする!?どうしよう俺、言わなきゃいけないよな・・・でもくそ

アーーーーッッ!この間がつらい、良い出せない。俺の鳥さんハートはもうブレイク寸前

壊れ始めたそのときだった

丸で月夜に歌うかのように声が流れる

「私は・・・・・つまらない人間

 誰かを愛した事も無いし、誰かと仲よくすることも出来ない

 あなたはそれでもいいの?」

その問の意図がつかめなかった。いや、掴もうとしなかった。
でも、俺の気持ちは決まってた。

誰がなんといおうと

"鮫子が好き"って事だけは、確かなもの。理由なんて聞かれても答えられないけど
それはきっと自分自身に正直なだけなんだと思う。

だから俺はこう返す

「うん、全然問題ねー。だからさ、つき会ってくれないか?」

10秒ほどの沈黙。これは彼女独特の間、だから俺も黙って待つ
今度は顔を俯けず、まっすぐ鮫子の顔を見ながら

41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 19:12:31.82 ID:PPV7MKLn0
「そう・・・・あなたがいいなら。別にかまわないわ」

おいおい、人生にとって大きな変化をもたらすお付き合いも鮫子ちゃんにとっては
別に大問題じゃないってわけですか、そうですか。うんでも関係ねー

俺はそれだけでうれしかったから

「宜しくな、鮫子」

笑顔で名前を呼ぶ、それにビクッと一瞬からだをこわばらせるが

「・・・・そうね。考えておくわ」

そう返事を返してくれた日

ソコから、俺と鮫子の2人が始まった


42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 19:13:10.81 ID:PPV7MKLn0
とりあえず一旦しゅーりょー(・∀・)
駄作にwktk ありがとさんですた

43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 19:17:28.19 ID:IwALDAAFO
GJです

44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 19:20:08.20 ID:aASIewS60
良かったです!
また書いて下さいね

45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 19:29:20.15 ID:PPV7MKLn0
ごめんね、まとめなのにでしゃばってゴメンネ。
>>43-44 アリガトウです。

46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 19:30:34.25 ID:IwALDAAFO
>>45
まとめの中の人でしたか

水族館の奴感謝です

そしてちぃとなっちゃんをよろしく!!

47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 19:31:10.38 ID:PPV7MKLn0
>>46 ごめんね、ログがないんだ。ごめんね;;

48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 19:33:40.25 ID:IwALDAAFO
な、なんだってー!!!

第一部なら覚えてるからまた書いてみる

49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 19:36:29.58 ID:IwALDAAFO


第一印象は最悪だった
「アンタ今触ったでしょ!」

はぁ?コイツ何言ってんだ?

「触ってねーよ!」
「ちぃ その人は触ってはいない」

彼女は恐らくコイツの友達か何かだろう
どうでもいいが早く解放してほしい

「なっちゃん!コイツ絶対触ってる!」
「はぁ!?何言ってんだテメェ!」
「ちぃ それは誤解だ。キミ、済まないな。」
「なっちゃん!?何言ってんの?コイツは…」
「ちぃ 私はずっと見てたがこの人は何もしてない」
「なっちゃんがそう言うなら…分かったわよ。アンタもう行っていいわ」

何だコイツは…
まったく、朝から酷い目にあった…
俺は駅を後にし、学校を目指す…


50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 19:38:06.99 ID:IwALDAAFO
「親友が痴漢か…悲しい事だ」
「お前…見てたんなら助けろよ…」
「いやこのままだと面白い事になる予感がしてな」
…全く役に立たん親友だ
怜はいつも俺を助けに来ない…
親友とは何か?と小一時間問い質したいトコだがやめておこう
アレに絡まれて新学年になって早々遅刻と言う不名誉な勲章を取得寸前だ
俺と怜は足早に学校に向かう

「そういえば先程の二人は同学年だったな」
「あぁ。そうだったな」
「もしかしたら同じクラスかもしれんぞ」
「…それはお断りだ」
そうこうしてる間に学校にたどり着き新しいクラスに入る

51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 19:41:36.72 ID:IwALDAAFO
「あーっ!アンタ!」

ゲッ!嫌な声が聞こえる

「永太 どうやら同じクラスみたいだな」
「あぁ… そうみだいだな…」

そして座ってる場所を見ると…
見事に俺の隣だ…
何故に俺にこんな仕打ちを!教えてゴッド!!

「なっちゃん!今朝の奴が!」
「そうだな。今朝の人だな」
「しかも席が隣だよ!」
「最初は名簿順だから仕方ないだろ?少し我慢すれば席替えがあるだろう」
「うぅ… 分かった…」

52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 19:42:39.65 ID:IwALDAAFO
そんなやり取りを見ていると彼女が俺の方に寄って来た

「今朝はすまなかったな」
「あぁ 別にそんな気にしていない」
「そうか。ならいいんだが… 君、名前は?」
「水嶋永太だ」
「舟木怜だ」

お前は名前聞かれてねぇよ

「そうか。水嶋君に舟木君か。私は海老名波華だ、よろしく」
「よろしく」
「ちぃ 君も来てこの人に謝罪するんだ」
「なんでよ」
「ちぃが彼等にいちゃもんをつけたせいで遅刻しそうになったんだ。謝るのは当然だ」
「…分かったわよ」
あの二人…
まるで姉妹だな…

「今朝は…悪かったわね」
「ちぃ ちゃんとごめんなさいって言うんだ」
「うぅ…ごめんなさい…」

53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:03:21.21 ID:IwALDAAFO
そんなこんながあり始業式が始まり講堂に移動する
式中は校長の長くかったるい話しがあり
そんなこんなで式は終わり

俺は帰り支度をする

「怜 帰ろうぜ」
「分かった」
「君達」

声がしたほうに振り向くと
海老名がいた

「一緒に帰らないか?」
「俺は構わんが…」
「そうか」

そして俺達は学校を出て駅に向かう

「なんでアンタと一緒に帰らないといけないのよ」

どうも水野は俺と一緒にいるのが不満らしい
「ちぃ 彼とは最低でも二ヵ月隣の席だ。二ヵ月ずっと喧嘩するわけにもいかんだろう」

まぁ…それもそうだな。

「だから彼と…仲良くしろとは言わんが少しは仲良くした方がいいぞ」
「…分かった」
そう言って水野は頷いた

54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:05:42.91 ID:IwALDAAFO
「水嶋君。ちぃをよろしく頼むぞ」
「頼むぞって?」
「む?こういう第一印象が最悪な奴同士はたいてい仲良くなるのがお決まりでは無いのか?」
どうやら海老名は若干天然らしい…
「少女漫画では定番かもしれんが… そんな気は俺に無い」
「それは現在の話であり未来はそうとは限らんだろう」
「それはそうだが…」
「つまりは永太が水野に好意を抱く未来もあるかもしれない」
「うむ。そういう事だぞ。舟木君はなかなか読める奴だな」
「いやぁ、それ程でも」
コイツら…
そんなに俺を水野とくっつけたいのか?

55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:08:01.98 ID:IwALDAAFO
「俺は別にくっついても構わんが水野は絶対嫌がるだろう」

ん?俺何言ってんだ?

「ちぃは手強いぞ水嶋君」
「そうか… 実は一目惚れだったのか… そして水野の対しあんな態度を…」
「ツンデレとツンデレだな」

コイツら…なんでこんなに息ピッタリなんだ?

「お前らなんでそんな息ピッタリなんだ?」
「ふふふ… 永太、それはだな 俺達は同じポジションだからだ!」

ポジション?なんの話だ?
「舟木君、どうやら水嶋君は理解していないようだな」
「うむ、そのようだ。」
「まぁ私達も最初のポジションから大分変わったからな」

コイツら何の話をしてんだ?


56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:08:51.89 ID:IwALDAAFO
そうこう話していると水野が口を開いた

「なんかのけ者になってる…」
「ちぃ ここでは自分で目立とうとしないとヒロインの座が奪われるぞ」
「へ?」
「つまり頑張って水嶋君に話し掛けるんだ!」

なんか海老名のキャラが違う気がする…

「アイツに話す事なんて無いわよ」

そう言って水野は道を渡ろうとし時…

「ちぃ!!危ない!!」

水野の前に一台の信号を無視したトラックがやってきた
危ないと思う前に俺は走り出していた

「水野っ!!」

「きゃあっ!!」

57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:15:23.97 ID:IwALDAAFO

……
………

どうやら間一髪間に合ったみたいだ

「よくやったぞ永太!さすが主人公だ!」
「しかしベタだな…轢かれて骨折とかした方がヒロインに気遣ってもらえるしいい雰囲気になると思うが?」
「しかしそれは死の危険性があるぞ?」
「そうなればそれはそれでロマンチックだと思わんか?」

外野がなにか言っているが無視しよう
「水野 無事か?」
「助けられて無事じゃなかったら助けて貰った意味が無いじゃない」

そりゃそーだな

「それよりアンタ…」
「?」

「いつまで抱き着いてるの!さっさと離れなさい!!」

そう言われ俺は水野から離れた

58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:18:14.36 ID:IwALDAAFO
「うむ。ベタだな」
「私は水嶋がちぃの胸を触って『どこ触ってんのよアンタ!』的な展開かと思ったんだが…」
「それはベタだ。と言うよりも定番だな」

また外野が何か言っている…
とりあえず無視だ
「とりあえず無事で良かったな」

そう言い水野の方を見る
水野は俺の方を見て少し頬を朱に染めている

「…ありがと」

そう言うと水野は足早に駅に向かった
そして俺は後ろから歩いてきた怜に言った
「これは…!!来たかもしれんぞ」
「うむ。春だな」
「……… 主人公はこういうのに鈍いのが基本なんだがな」
「まぁあまりにベタだと現実味が無くなるだろう」
「まぁそれもそうだな」

そう言いながら俺達は駅に向かった…



〜第一部 終 〜


こんな感じです第二部は覚えない…
とりあえずまとめ人さんよろしくです

59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:28:42.82 ID:g4Z+Nyn80
>>58
乙ですGJ

60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:30:45.36 ID:ZHiU73tW0
     *      ∩_
        +.    | E) * 帰ってきたら、ちょうど終わってたよ
            / / ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!!
       _( ゚∀゚)/ .ノ   *
     /  VIP /  +
    ⊂_//   /*     +
      (_⌒ヽ         
       ヽ ヘ }    
    ε≡Ξ ノノ `J  

61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:34:46.99 ID:/Nq1MIKhO
ログあるけど携帯だからなぁorz

62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:34:48.82 ID:PPV7MKLn0
ほーい。家に帰ったらまとめて起きます。>>58
ノコッテタラネ

63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:38:13.23 ID:ZHiU73tW0
【業務連絡】
架空の妹はあらわれなかった!
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1154518372/l50
【業務連絡】

64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:40:20.93 ID:PPV7MKLn0
というか、暫定的にUPしときますた(ノ∀Tタハー



65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:42:46.82 ID:IwALDAAFO
>>63
な、なんだってー!!

66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:51:42.63 ID:IwALDAAFO
うぉ!upされた!!

第二部はぼんやりとしか覚えて無い…
第二部
波華と怜SIDE



……
………

先日はあんな事あってからちぃが少し水嶋君を気にしているようだ
授業中に水嶋君の方をチラチラ見ていたりする
まぁあんな事があった後だししかたない事だ
しかしあまりにベタすぎないか?ちぃ

しかも水嶋君は授業中にちぃが見てる事に全く気付いてない

なんてベタなんだ…!

ここは舟木君に協力して貰いどうにかしよう
そうでもしないとちぃは何もせずモジモジするだけだからな…
小中ともにそんなんだった…
ちぃは好きと自覚するまで時間がかかり過ぎるのが欠点だ…

67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:55:24.55 ID:IwALDAAFO
※このシリーズはスレをどうにか1000まで行かせようとするあまり書いた作品です
r2氏の鮫子とは無関係どす
作者のぼやきが>>4あたりにあるんでそちらもドゾー

そうこうしてる間に午前中の授業が終わり昼休みになる

そうだ!この作戦を使おう!!
この作戦を実行する為には舟木君の協力が必要だ
あらかじめ話しておこう…

「舟木君、ちょっといいか?」


……
………

「ちぃ 一緒に食べよう」
「へ?あ、うん」
「水嶋君、君達も一緒にどうだ?」
「喜んで」


そして私達は中庭に移動する
中庭に着いた私達はゴザを敷き弁当を広げる
「む、飲み物が無いな。ちぃ 何がいい?」
「えーと…お茶でいいよ」
「分かった。舟木君、一緒に来てくれ」
「あぁ 分かった」


68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:56:03.31 ID:IwALDAAFO
よし作戦成功だ

「こうでもしないとちぃは何も出来ないからな」
そう舟木に言うと
「そんなタイプなら二人きりにしても何も出来ないんじゃないか?」

………迂闊だった
二人きりにしてもちぃは好きな人に積極的にはならないんだ…
どうとも思ってない奴には普通なんだが…

「まぁ全てはちぃ次第だな」
「だが二人きりをいいことに永太がアハンな事をするかもしれんな」

そういえば水嶋君もいるんだったな…
彼は割と積極的に行くかもしれん


69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:56:46.38 ID:IwALDAAFO
「ところで舟木君」
「なんだ?」
「『アハンな事』と言う比喩は古いぞ」
「む、そうか…」

そして飲み物を買いゴザに戻る

「ちぃ お茶だ」
「ふぇ?あ、なっちゃん!」

どうも何も出来なかったらしい
そして何もされなかったらしい…

「ありがとう」

そんなちぃも可愛いな…
イカンイカン私はちぃと水嶋君をくっつけようとしてるのに…

「なっちゃんどうしたの?」
「あぁ 考え事をしていたんだ」

「ふーん…」

70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:57:37.99 ID:IwALDAAFO
うぅむ… 何か無かったかな…
そうだ!アレがあるじゃないか!!

「水嶋君」
「なんだ?」
「放課後空いてるか?」
「放課後?空いてるけど」
「美術室に来てほしいんだ」
「美術室?」
「あぁ ちぃが人物画のモデルが欲しいと言ってたからな」
「なっちゃん!?何言ってるの!?」
「水嶋君に頼めばいいじゃないか割と整った顔をしてるしちょうどいいじゃないか」
「そうかもしれないけど… 水嶋君に悪いよ…」

水嶋君か…
先日までアイツとかだったのにな…
進歩じゃないか、ちぃ

71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 20:58:49.12 ID:IwALDAAFO
「俺は別に構わんぞ」

流石水嶋君だ いいように踊ってくれる

「そうか。じゃあよろしく頼むぞ」
「なななな、なっちゃん!?何決めちゃってるの!?」

まさか… ちぃはまだ自覚してないのか?
とりあえずちぃに耳打ちをする

「ちぃ これはチャンスなんだ」
「ふぇ?」
「ここで水嶋君に色仕掛けの一つでもすればイチコロだぞ」

ちぃは顔を真っ赤にしている
あぁ… ちぃはホントに可愛いな…

「……… 分かった」
「そうか」
そう言うと私達は水嶋君に向き直り
「ではよろしく頼むぞ」

72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 21:01:30.31 ID:IwALDAAFO
とりあえずうまく事が進んだな…
まぁちぃがホントに色仕掛けするとは思えんが…

そんなこんなで昼食を終え午後の授業に向かう
ちぃは授業中ずっとぼんやりしている
そして授業を終え放課後に…
「それじゃ水嶋君 よろしく頼むぞ」
「ん?あぁ、そうだったな」

……… どうやら水嶋君は忘れてたらしい…
君は抜けてるのか鋭いかわからんぞ…

「ちぃ」

とりあえずハッパかけておこう

「こんなチャンスはもう無いかもしれないんだ。しっかりとやれよ」

そう言うとちぃはコクリと頷いた

頑張れよ ちぃ…

ちぃを見送り 帰り支度をしていると
「覗かないのか?」

舟木が話し掛けてきた
けしかけておいてなんだがホントに色仕掛けでもしたら手出しをしそうだ

73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 21:11:47.87 ID:IwALDAAFO
「ここまですればもう手出しする事無いだろう」
「…そうか」
「これはもう二人の問題だから二人に任せよう」
「…それもそうだな」
そう言うと舟木も帰り支度を始めた

「一緒に帰ろうぜ」

意外だった

「君から誘うなんて珍しいな」
「まぁそんな日もあるだろう」

一人で帰っても退屈だし…

「わかった。一緒に帰ろう」

そう言って私達は学校を後にし駅を目指す

その帰り道…

「海老名 お前永太の事好きだったろ?」


は……………?

「君は何を言ってるんだ?」

74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 21:19:59.66 ID:IwALDAAFO
「お前は一年の時から永太が好きだった そうだろ?」
「……… いつから気付いていた」
「最近だ」
「そうか…」

私は水嶋の事が好きだったのは確かだ
だから最初はチャンスだと思った
水嶋達と出会った日にコイツから水嶋がちぃの事を好きだと言う事を聞くまで

「水野には敵わないから諦めたんか」
「……… そうだ」

同性の私から見ても可愛い容姿と可愛い性格をしているちぃには敵わない

「早く諦めをつける為に二人をくっつけようとした」
「そうだ…」

実際そうだ
敵わないから逃げた臆病者だ…

「なら今ここで俺がお前の事が好きと言えばお前に届くか?」

75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 21:22:39.79 ID:bdxESoYIO
またかWWW
だがいいWWW

76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 21:23:46.87 ID:IwALDAAFO


………………は?

今コイツ………
私の事を好きといったか?

「……… 冗談はよせ」
「冗談じゃない 俺は本気だ」

どうやらコイツは本気のようだ
だが…

「今は… 今はまだお前の言葉は届かない…」
「そうか なら届くまで待つよ 俺は気が長い男だからな」

〜波華と怜SIDE 終 〜

77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 21:26:26.38 ID:IwALDAAFO
※この作品は作者が前スレを1000に届かせる為に書いた作品です
ツンサメや鮫子とはあまり関係ありません
>>4>>7に作者のぼやきがあるでそちらもドゾー

78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 21:27:26.07 ID:gQWRXS/p0
乙華麗

79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 21:44:41.64 ID:aOoc5vyiO


80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 21:53:03.54 ID:W3o4wfTP0
八百長UZEEEEEEEEEEE!

81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 21:54:31.85 ID:IwALDAAFO
八百長から守るべく保守

82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 21:56:45.98 ID:ZMc8xb400
あまりにもアレなんでVIPりした

83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 22:00:01.60 ID:IwALDAAFO
このスレとなっちゃんは俺が守る!

84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 22:05:20.61 ID:IwALDAAFO
5分間隔で保守

85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 22:13:38.76 ID:ZMc8xb400
保守

86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 22:20:38.31 ID:W3o4wfTP0
パート化したら悲しくなるよな…中身が

87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 22:24:37.84 ID:IwALDAAFO
>>86
保守だけになるからな
>>85
IDがトライダガー

88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 22:37:23.61 ID:ppd40T5G0
投下します。拙文スマソ。

寂れた駅に電車が止まる。
乗ってきたのは風香。
いつも悲しそうな、俺の好きな女の子。
今日もまた、長袖のシャツを着ている。

「よう。暑くないのか?
 そんなかっこしてて。」

「…別に。」

無愛想な返事。だが、それがいい。
正面の席に座る風香。
それだけで、緊張している俺がいる。

「どこに行ってたんだ?
 あの駅の周りに何にもないよね。」

「…病院。」

「風邪か?」

「…関係ないでしょ。」

「ああ、そうだな。
 ごめん…。」

沈黙。

89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 22:42:39.48 ID:ZMc8xb400
キタコレw
紫煙

90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 22:45:09.94 ID:ppd40T5G0
話のネタはないのか?
考えろ!考えるんだ俺!!
うん!?
そういえば・・・

「なぁ…。」

「…何?」

「今日は何でそんな明るい色のシャツを着てるんだ?
 いつもは黒とかじゃないか?」

そう。今日の風香は一味違う。
ピンク色のシャツだ。
かなり可愛く感じる。

「…別に。」

「そっか。なんか、可愛いなと思ってさ。
 はは…。」

「…。」

畜生。
作戦失敗です。ねぇさん。

91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 22:45:10.18 ID:IwALDAAFO
読み方は前と同じふかでぉk?

92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 22:52:49.21 ID:ppd40T5G0
ふかでおK!

…?
どうしたんだろう。
風香のやつ、なんかそわそわしてるな。
…雨か?
一日晴れるって言ってたのに。
天気予報は当てになんないね…

「雨嫌いなのか?」

「…別に。…でも…今日は嫌。」

「今日は?」

「…傘、持ってないから。」

キタコレ!
折り畳み傘常備ですよ!GJ、俺!

「俺、傘持ってるよ。
 折りたたみだけど…」

「…それが何か?」

ぁあもう!もどかしいな!
届けこの思い!

93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 22:58:13.64 ID:IwALDAAFO
届くまで待つさ…俺は気が長い男だからな…

94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 22:59:49.46 ID:ppd40T5G0
>>93
ちょwwwww

「そのっ、傘使うかってきいてるんだよ。」

「…あなたが濡れるじゃない」

「い、一緒に入ればいいじゃん!」

「…ぇっ。」

ほんの、ほんの少しだけびっくりする風香。
いっ、嫌なのか?
えぇい、ままよっ!

「かっ、勘違いするなよ!
 困ってるやつをほっとけない性質だから、お、俺…」

うは、俺ツンデレじゃん。

95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 23:15:47.03 ID:IwALDAAFO
続きを待つぜ…俺は気が長い男だからな…

96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 23:16:25.50 ID:K1kMxoepO
…そうか!男をツンデレにすると男にも萌えられるんだな。なるほど

97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 23:27:21.76 ID:ppd40T5G0
「……。」

あ…なんかさっさと電車降りやがった。
濡れて帰るつもりか?
強情なんだから。人に頼るのがそんなに嫌か?

…と思ったら、ホームの出口で待ってるじゃない。

「……。」

何も言わずにこっちを見る。
ちくしょう、可愛すぎるぜ!

「入れよ、ほら。」

差し出した傘に何も言わず入ってくる風香。


98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 23:32:26.78 ID:ppd40T5G0
ざ――――――……。

何もいわずに道を歩く二人。
風香は必死に雨に濡れまいとして、窮屈そうにしている。
タダでさえ小さい折り畳み傘。
俺にとってはうれしいサイズなのだが、
ちょっと風香が可哀そうだった。

「…ほら。」

傘を少し俺から離す。右肩が雨に打たれる。

「…別に」

「いいから。俺は少しぐらい濡れてもいいんだよ」

「……ぁりが…と。」

99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 23:36:50.18 ID:ppd40T5G0
…ん?
お礼を言われたのか俺?
よし、畳み掛けてみよう!

「…俺なら、いくらでも頼ってくれて良いから。」

「……っ。」

照れてるじゃない、いいじゃない!

「…調子に乗るな。」

「ごめん…」

あー、俺謝っちゃったよ!
調子乗ってましたって言ってるようなもんだよ!
なさけねぇ・・・

100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 23:37:52.00 ID:W3o4wfTP0
ワッフル!ワッフル!

101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 23:41:33.16 ID:IwALDAAFO
「主人公らしいヘタレっぷりだな」
「しかしベタだと思わんか?」
「まぁベタだがあまりに斬新すぎると読者がついてこれんぞ?」
「それこそが新世界なんだよ 怜」

102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 23:43:46.79 ID:ppd40T5G0
ざ――――――……。

再びの、沈黙。
今度こそもう話すネタがない。
…じゃぁ、怒られても良いか…

「なぁ。」

「…何。」

「何で病院いってたの?」

「…お見舞い。」

おぉっ!怒られなかったぞ!
やりましたよ!

…。
…お見舞い?
誰の?
両親はもう亡くなってるんじゃなかったのか?
そんな話を確かにこの間、聞いたんだけど…

「誰が入院してるんだ?」

「…おねぇちゃん。」

「そっか…。」

103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/02(水) 23:47:48.75 ID:ppd40T5G0
それ以上は、聞かないことにした。
いや、もう聞いちゃいけない気がした。
寂しそうな顔が、もっと寂しそうに見えたから。
ところが、

「…精神病なの。おねぇちゃん。」

思わず、息を呑んだ。
風香のほうから、話し出したのだ。
そして…精神病?
ナンダソレハ?
思考が正常に働かなくなる。

「…二重人格。」

かまわず話を続ける風香。
俺は何も言わず、黙って聞くことにした。


104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:00:28.55 ID:XpomWIFU0
「…小さいときに、おかしくなっちゃってね。
 …それから、もう、十何年もそのまんま。」

細かく、ポツリポツリと、風香は話した。
肩が、ほんの少し震えていた。

「…無理しなくてもいいぞ。」

「…いいの。聞いて…」

俺の顔を覗き込むように、こっちを向いた。
小さな、小さな涙が、きれいな目を包んでいた。

「風香…。」

「…これを見て。」

傘の外に左の腕を突き出す。
雨に濡れ、だんだん風香の肌が透けてくる。

「風香…?」


105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:09:46.04 ID:XpomWIFU0
傷跡。
それも目を覆いたくなるほど激しい。

「…おねぇちゃんが、私を切ったの。」

吐き出された言葉。
何も言えなかった。
ただ、圧倒されて、青ざめる俺。

「…止めようとしたお母さんは」

「もういい!やめろよ!」

次に風香が何を言おうとしたかは予想がついた。
その言葉を、言わせたくなかった。

「…どうして急に…そんな話をっ」

うまく喋れない。もどかしい。

106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:16:05.63 ID:XpomWIFU0
「…頼らせてよ。
 一人で抱えるのはもう十分なの!!」

声を荒げる風香。

「頼ってくれるんだな?いいぜ。
 話せよ。気が済むまで。」

俺は覚悟を決めた。
受け入れてやろうじゃねぇか。
俺の好きな女の子の過去ぐらい。

「…。
 …殺したのよ。
 おねぇちゃんが、お母さんを…。」

予想道理の答え。
それでも、頭がくらくらした。
歯を食いしばってなきゃ、倒れそうなくらい。

「…それで?」

声を絞り出した。

107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:18:08.93 ID:tZQuGVQw0
暗い過去きたー

108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:20:18.74 ID:506qi2170
深呼吸してwktk

109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:25:28.73 ID:XpomWIFU0
「…それからずっと、おねぇちゃんは、おかしなまんま。
 ずっと…ずっと…。
 いつ、お見舞いに行っても、引きつった顔をしてて、
 私が黒い服を着ていくと、暴れだすの。
 悪魔が来たって。
 優しかったのに、おねぇちゃん。
 優香っていうの。優しい香りって書くの。
 そのおねえちゃんが、私を悪魔だって…。」

俺は傘を捨てて、風香を抱きしめた。

「…大丈夫。ちゃんと受け止めてあげるから。
 全部…。」

風香は声を殺して泣いていた。
どうして急に俺を頼る気になったのか、それは分からない。
両親もいない。
こんな話を聞いてくれる友人もいない。
そして今日まで、ずっと一人で耐えてきたんだろう。

110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:31:44.06 ID:XpomWIFU0
「悪魔なんかじゃないんだ。
 悪魔なはずがないだろう。
 俺の大好きな風香が、悪魔なわけないだろう!」

精一杯のあがき。
そして、俺も泣いた。
受け止められた自信がなくて、悔しかった。
雨と涙で、二人は心の底まで、びしょびしょになった。


雨が上がって、ずぶ濡れになった二人が立っていた。

「ありがとう。話してくれて。」

「…いいの。
 それより…」

「え?」

「好きって本当?」

111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:32:14.35 ID:wY0PvNui0
ハルサメ みたいな?

112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:34:09.04 ID:1z7cXJ/dO
wktkwktkwktk

113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:36:18.14 ID:XpomWIFU0
俺は考えた。
なんて言ったら素敵なんだろうって。
でも、たいしたことは言えそうになかった。

「風香は受け止めてくれる?
 俺の気持ち。」

「……知らない。」

風香は、ほんの少しだけ、笑っていた。
ほんの、少しだけ。
少しだけ。

終わり


チラシの裏書でした。

114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:37:13.43 ID:W6nP603L0
Σd

115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:39:40.28 ID:tZQuGVQw0
KEYっぽい

116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:40:09.48 ID:vfmOrMxzO
乙。

117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:42:27.71 ID:506qi2170
GJの一言に尽きる

118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:47:49.51 ID:n5aVIQAg0
激しくGJ!

119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:55:22.59 ID:tZQuGVQw0
保守

120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 00:58:42.88 ID:BF27+MeV0
果たしてこのスレは今夜の峠を越えることができるのかっっ

乙デス

121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:00:07.86 ID:tWhmEcrHO
ほしゅーる

122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:01:30.01 ID:tZQuGVQw0
だめだ眠い、後は頼んだ

123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:07:53.73 ID:IxaI/cxgO
意識が切れるまでなら任せろ

124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:08:41.88 ID:IxaI/cxgO
ツンサメってどんな性格なのかわからん…

テンプレがないんだもんよ(・ω・`)

125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:09:55.17 ID:vfmOrMxzO
>>124
ツンツンしてて冷めてる娘

126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:11:43.75 ID:506qi2170
最初の俺は
二重人格で人襲ったり、お肉が好物なツンかーと思ってたよ

127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:13:25.62 ID:IxaI/cxgO
なるほど
サンクス

128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:13:38.62 ID:BF27+MeV0
いや、もうテンプレなら r2氏の作品を見れば一目瞭然かと

129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:13:59.66 ID:IxaI/cxgO
保守

130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:14:30.01 ID:vfmOrMxzO
男「桜がきれいだな」
春雨「…それで?」
男「え?」
春雨「…花より団子」
男「は?」
春雨「桜餅食べたい」
男「…買ってくるよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
春雨「きれいだな〜(うっとり)」
物陰|男「(嫌われてるのかな俺)」

131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:14:34.40 ID:XpomWIFU0
ほしゃぁぁぁぁ!

132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:14:52.76 ID:n5aVIQAg0
保守

133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:19:40.06 ID:IxaI/cxgO
〇^)へ保守

134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:25:47.47 ID:xMiWIo9n0
ゅしほ

135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:27:59.18 ID:xMiWIo9n0
ゅしほ

136ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 01:29:16.30 ID:hvsW9La10
     *      ∩_
        +.    | E) *
            / / ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!!
       _( ゚∀゚)/ .ノ   *
     /  VIP /  +
    ⊂_//   /*     +
      (_⌒ヽ         
       ヽ ヘ }    
    ε≡Ξ ノノ `J

137ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 01:49:24.40 ID:hvsW9La10
     *      ∩_
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            / / ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!!
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       ヽ ヘ }    
    ε≡Ξ ノノ `J

138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:53:59.45 ID:vfmOrMxzO
俺達は本当に付き合っているんだろうか?
俺がそう思ったのは今日の昼休み。一緒に弁当を食べているときだった



皆の者、後に続け!

139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 01:56:47.03 ID:/hNxItuH0
あいつの渡してきた弁当は白米オンリー
これが始まったのはつい一週間ぐらい前からの事だった
一週間白米だけの弁当を俺はずっと食べている
あいつは・・・何を考えているんだ?

140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 02:06:33.00 ID:/hNxItuH0
今日も彼女に渡された弁当
中身はやっぱり白米だけ
何か悪いことをしたのかと思った
「おい、俺・・・何か悪いことしたか?」
彼女は「別に・・・」と言ってどこかへ行ってしまった

141ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 02:09:28.27 ID:hvsW9La10
     *      ∩_
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            / / ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!!
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       ヽ ヘ }    
    ε≡Ξ ノノ `J

142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 02:11:05.55 ID:/hNxItuH0
彼女が彼女になったのは5月になってすぐだったか
告白したら「・・・別に・・・いい」と言われた
時々デートに誘ったらついて来るものの終始無言
変な奴なのかと思ったが、中学から同じ学校の友人に聞いたところそうでもないらしい
憂鬱な中間試験の憂鬱な結果が返ってきたあたりで、俺は彼女に弁当をお願いしてみた
作ってきたのは、極普通の弁当だった。
美味かった

143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 02:15:55.76 ID:/hNxItuH0
そういえばこんなことがあったな
俺が雨の日に傘を忘れたときのことだった
彼女は俺に傘を差し出した
相合傘か〜と思っていたが、彼女は図書室で傘を借りていた
今更だけど・・・変わってるな

144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 02:19:09.70 ID:/hNxItuH0
話は戻るが「俺悪いこと(ry」の翌日のこと
その日は白米だけじゃなかった
梅干の乗った完璧な日の丸弁当
逆に感動したね
平成にこれを見れると思ってなかったから。
「ま、いっか」
一人さびしく呟いて、俺は梅干を口に含んだ
・・・いい味だ

145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 02:23:31.54 ID:/hNxItuH0
次の日。弁当は見事な白米オンリーに戻っていた
ただ、今日は二日か三日ぶりに彼女と一緒に食べた
必ずしも嫌われてるわけじゃないと自分に言い聞かせた
俺はふと彼女の弁当を見た
彼女の弁当は・・・やっぱり白米オンリーだった
彼女は俺が彼女の弁当を見ているのに気づくと弁当を隠してしまった
何か違和感を感じた

146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 02:24:43.97 ID:/hNxItuH0
うーんツンサメとはズレてる気がしてならない
が、書き始めたからには一通り終わらせた方が・・・いいのかな?

147ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 02:29:32.01 ID:hvsW9La10
     *      ∩_
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    ε≡Ξ ノノ `J

148ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 02:49:35.39 ID:hvsW9La10
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    ε≡Ξ ノノ `J

149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 03:00:51.32 ID:6ptrEn4UO

ヘ○ヘ
  |∧ 荒鷹「新ジャンルスレ専属保守人荒鷹!只今参上です」
 /

150ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 03:09:38.74 ID:hvsW9La10
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151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 03:19:53.90 ID:NciBLFkQO
とりあえず完結してくれんか

152ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 03:29:42.02 ID:hvsW9La10
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    ε≡Ξ ノノ `J

153ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 03:49:45.51 ID:hvsW9La10
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    ε≡Ξ ノノ `J

154ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 04:09:48.93 ID:hvsW9La10
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       ヽ ヘ }    
    ε≡Ξ ノノ `J

155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 04:11:51.13 ID:XwFNCJNmO
http://14.xmbs.jp/naniwaxkame3xkdt/

ここのBBSヤバスwwww

ボクシングの意味が分からない亀田ヲタ汚ギャルwwwww
只今炎上中

突撃禁止な


156ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 04:29:52.25 ID:hvsW9La10
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    ε≡Ξ ノノ `J

157ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 04:49:55.61 ID:hvsW9La10
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       ヽ ヘ }    
    ε≡Ξ ノノ `J

158ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 05:09:58.94 ID:hvsW9La10
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    ε≡Ξ ノノ `J

159ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 05:30:02.31 ID:hvsW9La10
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    ε≡Ξ ノノ `J

160ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 05:50:05.72 ID:hvsW9La10
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    ε≡Ξ ノノ `J

161ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 06:10:09.23 ID:hvsW9La10
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162ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 06:30:12.76 ID:hvsW9La10
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163ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 06:50:16.11 ID:hvsW9La10
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164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 06:50:41.54 ID:6ptrEn4UO

ヘ○ヘ
  |∧ 荒鷹「新ジャンルスレ専属保守人荒鷹!只今参上です」
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165ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 07:10:19.43 ID:hvsW9La10
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166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 07:10:19.90 ID:NMFJdUvFO

ヘ○ヘ
  |∧ 荒鷹「新ジャンルスレ専属保守人荒鷹!只今参上です」
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167ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 07:31:26.50 ID:hvsW9La10
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168ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 07:51:29.95 ID:hvsW9La10
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    ε≡Ξ ノノ `J

169ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 08:11:33.40 ID:hvsW9La10
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170ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 08:31:37.01 ID:hvsW9La10
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    ε≡Ξ ノノ `J

171ウヒョヒョヒョヒョィィヤッッホォォゥウウ!! :2006/08/03(木) 08:51:40.66 ID:hvsW9La10
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      (_⌒ヽ         
       ヽ ヘ }    
    ε≡Ξ ノノ `J

172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 09:47:25.90 ID:D6DwyBLCO
ツン

173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 09:59:59.83 ID:506qi2170
ここもよく残ってるなぁ

174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 10:03:59.08 ID:NciBLFkQO
>>173
でも書く人がいない
俺が書いたら100%ツンもしくはサメだけになるからダメだ

175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 10:09:48.97 ID:506qi2170
>>174
俺も
意外にも荘厳が伸びているから困る

176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 10:30:10.31 ID:tZQuGVQw0
保守

177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 10:32:30.15 ID:NciBLFkQO
>>175
荘厳とツンサメで書いた事ある俺が言う
荘厳さんの方が書きやすい

178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 10:35:25.05 ID:7tNpe3rG0
あっちはほとんどネタだからかな

179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 10:41:06.93 ID:NciBLFkQO
>>178
まるでギャグ漫画家が少女漫画書いてるみたいだ…

そんな漫画家いなかったっけ?

180以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 10:59:57.04 ID:tZQuGVQw0
保守

181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 11:21:57.23 ID:NciBLFkQO
保守ついでなんか思いついたら投下しようかと思うが何も思いつかん

182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 11:23:39.82 ID:tiJWFlo7O
お昼になったらちょっとだけ投下するとか、しないとか

183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 11:34:10.05 ID:tZQuGVQw0
みんな、昼まで頑張るぞ

184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 11:35:43.08 ID:n5aVIQAg0
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +

185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 11:44:15.50 ID:NciBLFkQO
投下に期待


しかしここは基本がシリアスだからキツイな

186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 11:59:33.23 ID:tZQuGVQw0


187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 12:16:06.05 ID:tZQuGVQw0
しゅ

188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 12:32:20.95 ID:+NJbcvq20
原点回帰

189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 12:46:25.39 ID:tiJWFlo7O
「…鮫肌っ。」
後ろから聞こえた声は、刹那、風になって、
俺を追い越し、青い壁になった。
「シャギャアァァァッッ!!!」
怪物は勢いを止められず、
壁にぶつかり、すり潰されて消えた。

「紗芽子…。」
「…来ないでって言ったのに…。」
廃ビルに、紗芽子の思いが悲しく響いていた…

190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 12:48:01.57 ID:NciBLFkQO
原点回帰して鮫子を…




俺は今病院にいる
だが怪我したわけじゃない
友人がバイクで事故ったので
友人への見舞いを終え屋上で一服しようと思い俺は屋上への階段昇り屋上への扉を開けた

そこには一人の少女がいた

見た感じ患者のようだ

とりあえず煙草を取り出しライターで火をつける

191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 12:49:04.92 ID:zvK4Fi2P0
>>189
「…鮫氷っ。」に見えた

192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 12:50:54.78 ID:NciBLFkQO
('A`)ウヘッ
>>189が完結したら>>190の続き書くわ

193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 12:54:17.34 ID:tiJWFlo7O
紗芽子と初めてあったのは、孤児院。
それも三歳ぐらいの時に。
話し掛けてきたのは、いまでも信じられないが、
紗芽子の方からだった。

「…名前。」
「え、なぁに?」
「名前なんていうの?」
「ぼくのなまえ?」
「…あたりまえじゃない」

…子供ながらに、変わってる子だと思った。

194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 13:00:21.32 ID:tiJWFlo7O
>>192

支援感謝

「ぼ、ぼくはね、せいじって言うの。」
「…せいじ?ふぅん。」
「きみはなんていうの?」
「…さめこ。」
「かわいい!」
「…かわいい?」
「だって、さめみたいじゃん!」
「…いってるいみが、わからないわ。」

195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 13:09:00.69 ID:tiJWFlo7O
そんな感じで友達になった。
紗芽子は二つ年上で、あんな性格なのに、
俺のお姉さんみたいに振る舞った。
そしていつでも、俺の側にいた。

様子が変わったのは二、三年前。
夜遅く出掛けては、
朝に傷を作って帰ってくる。
どうしたのか、ときいても
「…別に。」
の一点張りだ。

196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 13:16:51.08 ID:tiJWFlo7O
ついていこうとすると、
「…お願いだから、来ないで。」
って言って、必死でとめる。

だが今日は、どうしても我慢出来なかった。
そして黙って、後をつけていった。

紗芽子向かっていたのは、廃ビル。
「…なんだ、ここ。」

197以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 13:22:15.15 ID:tiJWFlo7O
後のことは、何がなんだか。
映画で見たような怪物が現れて、
散々追い回され、殺されそうになったとき、
紗芽子が、怪物を、倒した。

「…どうして言うことを聞かないの。」
紗芽子は、小さく泣いていた。


198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 13:27:17.79 ID:tiJWFlo7O
「心配…だったから。」
「…ほっといてよ。」
「そんなこと…できねぇよ。」
「…。」

重苦しい沈黙だけが、続いた。

ごめん、萌え要素がないな。
続きはまた後で。
>>192頼む

199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 13:29:39.05 ID:pOz6wO5BO
VIPPERで全国の区、市目指そうぜwwPart3
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1154555719/l50
かなり埋まってきました!
ですが、ダブりも多くなり、苦戦しております。
埋まっていないのはあなたの住む市・区かもしれません。(「住んだことがある」でも可)
岩手・茨城・石川・岐阜・島根・高知・香川・佐賀あたりが過疎ってます。
もちろん、ほかの地域もまだまだ空きがありますので、よかったら一度↓のページを見てみて下さい。
もし空いていたら、自分のID(酉・HN可)や地域紹介を載せるチャンス!


まとめHP
http://berry.kakiko.com/kreva/vipper.html

200以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 13:31:47.18 ID:NciBLFkQO



俺は今病院にいる
だが怪我をしたわけじゃない
友人がバイクで事故ったので
友人に見舞いをしに来たのだ
友人への見舞いを終え屋上で一服しようと思い俺は屋上への階段昇り屋上への扉を開けた

そこには一人の少女がいた

見た感じ患者のようだ

とりあえず煙草を取り出しライターで火をつける



>>190を少し加筆修正した
次から続き

201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 13:37:45.29 ID:NciBLFkQO
しかし患者がこんなとこで何やってんだ?

気になったので俺は彼女に声を掛けた

「嬢ちゃん自殺なら止めときなよ」


………
反応が無い
まさか本当に自殺か?
そう思った刹那

「自殺なんかしないわよ」

彼女はそう言うと俺に近寄って来た

「貴方 病院は禁煙よ」
「そうか」

気にせず煙草をふかし続ける

「禁煙って言ったけど聞こえなかった?」
「屋上だから別にいいだろ」

そう言うと彼女は煙草を取り上げた

202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 13:43:37.56 ID:NciBLFkQO
「私は患者なの 身体に障るから吸うなら病院以外で吸って」

そう言い煙草を地面に投げ付けた

「患者ならさっさと病室戻りな」

そう言うと彼女は俯き呟いた

「…薬キライなのよ」
「薬が嫌いって… ガキかよ」
呆れた声で言った

「ガキじゃないわ16よ」

…パッと見13〜4に見えるコイツは俺と同い年らしい

「16で薬嫌いって… まんまガキじゃねーか」

203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 13:48:38.67 ID:NciBLFkQO
黙っている彼女にさらに言葉を続けた

「薬飲まんと病気治らんぞ」

そう言うと彼女は俯き沈んだ声で言った

「…飲んでも治らないから薬が嫌いなのよ」

この時俺は色々と理解した
最初見た時に感じた危うさの正体はコレだ
だから彼女が気になったんだ

彼女は俺と似た雰囲気を持っている



昼ご飯に行ってくるから待っててくれ

204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 13:55:15.26 ID:tZQuGVQw0
保守

205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 14:06:12.74 ID:NciBLFkQO
「…そうか」

彼女の身体の事を察してしまい言葉が出ない…
そんな俺に彼女は声を掛けた

「…なんて言ってみたりして」


「………は?」
呆気に取られた俺は阿呆みたいな声をあげた

「簡単に私の話を信じちゃって」
彼女はクスクスと笑っている
「こんな話をいきなり聞かされて信じつ落ち込むなんて」

俺はやっと彼女の言葉を理解した

「…つまりからかってたのか」
「ええそうよ 貴方は相当なお人よしなのね」

206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 14:08:47.01 ID:tZQuGVQw0
男の説教クルー?

207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 14:11:28.90 ID:NciBLFkQO
コイツ………

アレは全部演技なのか
なら相当凄いな 今すぐにでも女優になれる

って俺は何を考えているんだ
ここは俺が怒る場面だろう

…そう思っていたが彼女の無邪気な笑顔をみたら怒るのが馬鹿らしくなった

「貴方、名前は?」

彼女が尋ねてきた

「怜だ」

とりあえず質問に答えた
彼女は一瞬訝しげな顔をした
直ぐに表情を直し俺に名を告げた

「私は鮫子よ よろしく」

208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 14:18:37.13 ID:NciBLFkQO
「鮫子か… 名字は何だ?」
「怜が知る必要は無いわ」

彼女はそう言った
つまりは知られたくない事情でもあるんだろう

「私が貴方を『怜』と呼ぶように貴方は私を『鮫子』と呼べばいいのよ」

まぁ深く聞く必要も無いだろう…
人には人の事情があるもんだし

「わかった」

「ところで怜はいまいくつなの?」

…あまり聞かれたく無い質問が来た
素直に年齢を言えば何か言われそうだ…
『未成年なのに煙草吸うのは駄目なんじゃないの?』とか言われかねん…
ここは黙秘だ
そう決め込んだ時鮫子は俺のポケットから何か取り出した

209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 14:19:42.03 ID:tZQuGVQw0
男DQNwwwww

210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 14:24:11.15 ID:NciBLFkQO
「へー○○高校の人なんだー」

鮫子がそう言いながら何かを見ている

「テメッ!それ俺の生徒手帖じゃねーか!!」

そう言えば学生服のまま来てたんだ
未成年って事バレバレじゃん

「○○高校って凄いわね あそこかなりレベル高いトコなのに」

そう言いながら鮫子は俺の生徒手帖を閲覧している

「うわっ!二年生って 同い年じゃない」
「返せっ!!」

俺は彼女から生徒手帖を奪いとろうとした

211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 14:28:47.10 ID:NciBLFkQO
しかし鮫子は俊敏な動きで俺の手をかわした
「ふふ 甘いわね怜」

くそっ!コイツは本当に病人か?

またも奪いとろうとしたが鮫子の動きに惑わされまたも失敗に終わる

そんな事を繰り替えしているうちに…


バタッ

「鮫子っ!?」

倒れ込んだ鮫子に駆け寄る

「どうした!?」

鮫子の顔色が悪い
鮫子は苦しそうに俺に言った

「……… 看護婦さん、よんで…」

212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 14:34:05.09 ID:NciBLFkQO
とりあえず俺は鮫子の言う通り看護婦さんを呼びに行った

階段を降りてすぐのところにいた看護婦をつれ屋上に戻る

「鮫子っ!!看護婦さん呼んで来たぞ!!」

「……… 怜 ありがと…」
そう言って気を失った

……
………

俺は看護婦さんの代わりに鮫子を病室まで連れて行った
看護婦さんが言うには鮫子はたびたび逃げ出していると言う


213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 14:39:11.86 ID:NciBLFkQO
怜はDQNですがかなり頭イイです
設定ではwwww



鮫子はその一時間後に目をさました

「…気がついたか」

鮫子は暗く沈んでいる

「怜に悪い事しちゃった…」
鮫子は申し訳なさそうにいった

「別に気にしない」

「…ごめんね」
「お前が謝る事ないだろ 病人相手にムキになった俺も悪い」

「…ありがとう」


214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 14:45:32.62 ID:NciBLFkQO
「病人の私が言うのもなんだけど… また来てくれる?」
「あぁ 友達の見舞いに来た時ついでに来てやるよ」

「貴方… 優しいわね…」
そう言い鮫子は微笑んだ

−翌日−
「ねぇねぇ鮫子ちゃん」

この人は看護婦の内田さん
「何?」
「昨日のあのカッコイイ子ってカレシ?」
「いやだなぁ〜内田さんそんなんじゃないですよ〜」
鮫子がそう言うと内田はニヤっと笑い言った
「じゃあ彼は私が貰おうかな〜」
「駄目!怜は私の王子様なの!!」

215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 14:50:38.55 ID:NciBLFkQO
「まぁその王子様も今日は来てそうに無いわね」
そういうと鮫子はニヤっと笑い言った
「それがね 怜は近い内に絶対に来るのよ」
「あら鮫子ちゃん自信満々ね その根拠は?」
「ふふふ〜 それはね〜」
ダダダダッ!!
廊下を走る足音が聞こえる
そして鮫子の病室のドアが勢いよく開いた

「コラーッ!!クソガキー!!」
鮫子の病室に勢いよく怜が入って来た

「鮫子ちゃん凄い!本当に来た!!」

216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 14:50:55.95 ID:tZQuGVQw0
デレデレキタコレwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 14:56:35.47 ID:NciBLFkQO
「ふふふ〜 全て予想なのよ!」
「でもなんで来るの分かったの?」
「それは昨日パクられた生徒手帖がそのまんまだと言う事に気付いて生徒手帖が無い事を先生に怒られて取りに来るって寸法なのよ!!」

まさにその通りだった
どうも鮫子はここまで予想していたようだ

「王子様も来た事だし私は退室するわ」
そう言うと看護婦さんは退室した

「鮫子」
「何?」
「俺の手帖を返せ!!」
そう言うと鮫子はニヤっと笑い言った

218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 14:57:18.48 ID:tZQuGVQw0
鮫子=孔明

219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:03:00.81 ID:NciBLFkQO
>>217
予想通りなのよ!に脳内変換よろしく



「んー どーしよっかなぁ〜」
鮫子は悪戯っぽい口調で言う

「じゃあキスしたら返してあげる」

そう言うと怜はすぐに鮫子に唇を合わせた

鮫子は怜の予想外の行動に驚いた

「…いきなりなにすんのよっ!!」
鮫子は怜に怒鳴った
「お前がキスしたら返すって言うからキスしただけじゃねーか」

怜が悪びれもせず言った
鮫子は顔を真っ赤にして言った
「でもいきなりする事ないじゃない!!」

220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:08:59.17 ID:NciBLFkQO
怒鳴る鮫子を無視し怜は言った

「ホレ キスしたから手帖返せ」
「やだ 返さない」
「自分の言った事には責任を持て お前ガキじゃないんだろ?」

怜がそう言うと鮫子は渋々手帖を返した

「手帖も返してもらったし…」
そう言うと怜は翻ってドアに向かった
ドアノブを回し鮫子に悪戯っぽく言った

「鮫子ちゃんバイバーイ」

バンッ!
怜が出ていった後に鮫子はドアに枕をなげつけた

221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:12:26.48 ID:NciBLFkQO
「なんなのよアイツ…」

たしかにキスしたら返すとは言ったけどいきなりする事はないじゃない!!
しかもファーストキス…
でもファーストキスがあんなカッコイイ人ってのは嬉しいけど…

じゃなくて!!
あ〜もう!!

鮫子はグルグル考えて込んでいる内に寝てしまった

222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:17:52.64 ID:tZQuGVQw0
いいか、言っていいか










これツンデレじゃry

223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:18:56.45 ID:NciBLFkQO
('A`)ウワッ・・・カンケツスルフインキジャネーヨ



翌日

「あ〜あ退屈だなぁ…」

鮫子がそうしているとドアがノックされた

「誰?」

「俺だ」
怜の声だ
鮫子はドアを開ける

「こんな時間にどうしたの?もう来ないと思ってたのに」

そう言うと怜は疲弊した声で言った

「行く場所がなくってな…」

どうもワケアリらしい
鮫子は深く聞かない事にした

「お前俺が怖くないのか?」

「え?怜は怖くないよ?」

224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:20:14.39 ID:NciBLFkQO
>>222
そんなのはわかっている!!

ツンサメを書けないクオリティヒクスな作者なんだ!!

サメってなんだ!!!!!!!!!!!!!!!

225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:22:15.33 ID:tZQuGVQw0
悪かった、応援はしてる

226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:22:33.22 ID:NciBLFkQO
まぁ強いて言うなら
喋らないと構想したストーリーが進行しない=無口ではなくなる=クールではなくなれ=コレはツンデレじゃね?


まぁ暇潰しなんで大目に見て下さい

227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:28:21.55 ID:NciBLFkQO
「昨日… いきなりあんな事したのに?」

「それでも今日もまた来てくれた だから怜は優しい人」

「そうか… ありがとな…」



……
………

しかし会話が続かない…
何か話題は無いかと考えていると鮫子が口を開いた

「そうだ!屋上に行こう!」

何故いきなり屋上なんだ、と思ったが鮫子を屋上に連れて行く訳にはいかなかった

「ダメだ」
そう言うと鮫子はキョトンとした顔で聞き返してきた
「なんで?」
「お前心臓が悪いんだろ?なら安静にしてないと…」

228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:33:47.89 ID:NciBLFkQO
そう言うと鮫子は俯きながら言った

「……… 誰から聞いたの?」
「お前の担当看護婦さんから聞いた」
「そっか… 怜も知っちゃたんだ…」
「あぁ 看護婦さんからあまりお前に無理をさせるなと言われたからな」

鮫子の目からは涙が零れている

「……… 怜が今日来てくれたのも同情とかだったんだね…」

俺は何も言わず黙っている

「同情なら… もう来ないでいい…」


「…そうか ならもう来ない 鮫子とはもうさよならだ」

そう言いドアに向かう

229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:33:50.70 ID:dT8P22bjO
「鮫子?
鮫子!鮫子!!
さめ………」

『ゴトン』と音を立て崩れ落ちた鮫子の右腕
「ぁ………あああ!」
オレは必死に鮫子の右腕を体に繋ごうと鮫子の体を置いた瞬間
『パキン………』と
鮫子の体にヒビが入った
「ぁ……ぅぁぁ……嫌だ……嫌だぁぁぁ!!!鮫子ぉぉぉ!!」

オレは無意識に崩れはじめた鮫子の体を抱き上げ
外に飛び出た
激しい雨がオレを叩く
その豪雨の先にある影をオレは見逃さなかった
「鮫子を助けてください!!守ってください!!鮫子を……………生かしてください!!!!」

オレは叫んだ

豪雨の中の影が誰だかはわからなかったが

オレは助けを求めた

降り注ぐ雨がオレに教えた




オレは罪を犯したのだと


230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:35:05.55 ID:tZQuGVQw0
VIPりした

231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:35:17.84 ID:NciBLFkQO
('A`)>>229ガ投下シダシタカラオレハヒッコンドクオ

232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:36:16.71 ID:tZQuGVQw0
>>231
それはひどい
ずっと読んできた俺のこの気持ちはどこへむかえばいいんだ

233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:36:58.40 ID:zvY0wQ3m0
>>232
下半身へ

234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:38:32.69 ID:NciBLFkQO
('A`)オレノケツノアナハブジミタイダナ・・・

235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:39:25.44 ID:tZQuGVQw0
>>233
おっきした

236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:41:05.12 ID:dT8P22bjO








「夢?」

朝日が注ぐ部屋の中
オレは目をさました




「夢オチかよ………」
ハァっとため息を一つつき…部屋の時計をみる
まだ6時前

珍しく早起き……

「昨日の今日であんな夢みるなんてな…」

一人呟くオレを容赦なく襲うUVA

紫外線がオレを包む




237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:42:10.27 ID:tZQuGVQw0
>>234
完結してくれないのかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:42:47.19 ID:NciBLFkQO
>>236
('A`)UVAッテナンデスカ・・・・・

239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:43:45.69 ID:1EnErtTV0
メル欄がsameになってるのに期待して飛んできましたが、
なっていないようなんで帰りますね。

240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:44:06.41 ID:NciBLFkQO
('A`)ブッチャケ ケータイデモジウチスギテ テガメッチャイタイ

241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:44:17.74 ID:tZQuGVQw0
EVAみたいなもんじゃね?

242以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:45:11.51 ID:tZQuGVQw0
>>239
sameろ

243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:45:38.82 ID:2nFszwNsO
鮫子が餃子にみえた('A`)

244same :2006/08/03(木) 15:45:57.52 ID:1EnErtTV0
こうですか><

245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:46:23.55 ID:NciBLFkQO
('A`)アサヒトトモニエヴァガ・・・・
('A`)スゲェセカイダナ

246さめ〜ん :2006/08/03(木) 15:46:55.93 ID:zvY0wQ3m0
さめ〜ん

247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:47:12.69 ID:dT8P22bjO


一人布団から足を出した体制で夢のことを思いだす……

心臓の悪い人間を
よりによって何であんな最終兵器彼女的な死に方をさせたかなんてオレにはわからない

オレの妄想もここまでくるともう神

二度寝しようと布団に体を預けオレは一言呟いてから眠りに入った







「最終兵器鮫子」



248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:52:01.86 ID:tZQuGVQw0
ここでID:NciBLFkQOの出番ですよ

249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 15:56:41.08 ID:8Bip7H7d0
【鯖負荷】ひろゆきの決定によりVIP運営停止【許容外】
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1154587142/l50

VIPのピンチだお(^ω^;)助けてくれお

250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:00:15.74 ID:NciBLFkQO
('A`)ジャア>>228ノツヅキ


そう言い俺は病室を出ようとした

「待って!」

鮫子はそう言い俺にしがみついた

「あのー… 言ってる事とやってる事が違うぞ?」

「……… 同情ならもういいって言ったの…」
俺は溜め息に近い物を吐き鮫子に言った
「俺もお前に同情してるかもしれないぜ?」

「ううん 怜は私の為に来てくれる」
そう言い俺を放す
「それに… 一人はもう嫌…」

251以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:00:51.07 ID:Z5ciDQS+0
世の中にはこんな可愛い子のセフレになってる男もいるというのにお前らときたら・・
http://westandhat.6.dtiblog.com/

252以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:11:29.70 ID:NciBLFkQO
「そっか…」
そう言いながら自然と柔らかい笑みを見せた
「怜の笑う顔… 初めてみた…」
そう言われ俺は自分が笑っている事に気付いた
「俺はまだ笑えてるのか…」
怜は小さな声で呟いた
「え?何か言った?」
「いや 何も言ってないが」
「まぁいいけど… それよりもう一回笑ってよ!」
鮫子は嬉しそうに俺に言う
「なんでだ?」
「だって… 怜の笑い顔かわいいもん!」

「断る」
「え〜 別に減るもんじゃないからいいじゃん!見せてよ」
「しつこい!」
ゴン!
「イッタ〜!殴らなくてもいいじゃん!」
「お前がしつこいからだ」

253以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:13:04.24 ID:tZQuGVQw0
そうか、男がツンサメだなこれは

254以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:13:57.42 ID:NciBLFkQO
('A`)>>248ガイウカラカイタガダレモイネーヨ

255以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:14:33.30 ID:NciBLFkQO
>>253
ねー…あるあるwwww

256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:15:26.91 ID:NciBLFkQO
('A`)ヒトツイウガ「怜」ハリョウトヨム

257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:20:42.39 ID:tZQuGVQw0
れいと読んでいた

258以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:21:31.15 ID:NciBLFkQO
「もう遅いし俺は帰るぞ」
そういうと鮫子は不機嫌な顔をして言った
「まだそんなに遅い時間じゃないのに帰っちゃうの?」
俺は呆れた声で言った
「あのなぁ… 5時で面会時間は終了なんだよ」
そう言うと鮫子は渋々納得したようで俺を解放した
「じゃあな鮫子」
「…うん」

三日後

「今日は怜くるかな〜来ないかな〜」
そういいながら外を見ると怜のバイクがある
つまり怜が来ていると言う事だ

259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:30:05.09 ID:NciBLFkQO
そういえば前に怜が言ってた…

「怜の友達が入院してるんだった…」

怜がいるかもしれない
そう思い鮫子は病室を出た

「……… よく考えたら怜の友達の病室知らないわ…」
うぅむ…どうしようか…
「まぁそのうち会えるか」
そう言い歩きだした


そして鮫子が自分の病室から下の階に行くと病室から怜が出て来た
「あっ!怜!!」

しかし怜は呼び掛けに反応しない
そして病室からもう一人出て来た
「怜!待てよ!!」
しかし怜は立ち止まらない
鮫子は気になって怜の友達と思われる人に話し掛けた
「ちょいとお兄さん」

260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:32:21.07 ID:tZQuGVQw0
ちょいとお兄さんwwwwww

261さめ〜ん :2006/08/03(木) 16:32:55.13 ID:zvY0wQ3m0
江戸時代w

262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:36:53.64 ID:qwtEaZux0
そういう娘好きだwww

263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:37:07.18 ID:NciBLFkQO
怜の友達は鮫子の方に振り向いた
「貴方 怜の友達?」

「え?そうだけど…」
「なんか怜怒ってるみたいだったけど…」

「まぁ詳しく話すとだな…」



……
………

「つまりはバイクで事故ったから真面目になるって事?」
「まぁ大まかに言うとそんな感じだ」
「でもなんで真面目になろうと?」
「入院したら親が見舞いに来てさ」
「イヤミ地獄になると思ったら両親共『生きてて良かった…』って言って泣くんだよ…」
「そんな両親見てると俺が今までしてきた事が馬鹿らしく思えたんだ」

264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:38:34.02 ID:tZQuGVQw0
うはwwww不良漫画っぽいwwwwwwwwwwww

265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:44:22.94 ID:NciBLFkQO
>>260>>261
それが鮫子クオリティ


「でもなんで怜は怒ってるの?」
怜の友達は少し考えこんだ後に言った
「……… それがよくわからないんだ」
「まぁそれは本人に聞いてくれ」
そして彼は話を続けた
「アイツ実は1年の頃は真面目な奴だったんだよな…」
「その時の怜はどんなだったの?」
「ものっっっっっすごく頭が良くて人当たりもいい完璧超人だったよ」
完璧超人…
あぁキン肉マンか…
「つまり悪魔超人相手に頑張ってたって事?」
「ん〜 まぁだいたいそんなんだな…」

266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:46:54.52 ID:tZQuGVQw0
筋肉マン完璧じゃねえwwwwwwww

267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:50:57.22 ID:NciBLFkQO
「でもなんでそんな完璧超人が不良になったの?」
「家庭の事情なんだよ」
「家庭の事情?」
「アイツ割といい家柄の長男なんだよ」
「意外だわ…そんな感じには思えないのに…」
「まぁアイツは家柄を鼻にかけて偉ぶったりしないからな」
「あぁ… なるほど」
「それでアイツは小さい頃は親父さんに可愛がられて育ったんだ」
「意外にもお坊ちゃまくんなのね…」
「アイツも親父の為に努力したが昔みたいに褒めて貰えるよいにならなかったんだよ…」

268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 16:57:12.57 ID:NciBLFkQO
「つまりはファザコンなのね…」
「まぁ家庭環境アレだからそうなるのも当然なんだよ」
「なんで?」
「あいつの母親はアイツともう一人産んですぐ死んだんだよ」
「もう一人って?」
「双子だよ」
「双子?」
「うん それでアイツの親父は長男ではなく双子の弟に期待したんだよ」
意外な真実だった…
「そんな昼ドラみたいな家庭で育ったんだ…」
「結果として怜はグレちまったんだよ」

269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 17:05:02.44 ID:NciBLFkQO


……
………
意外な真実を知った鮫子は屋上に向かっていた
屋上に怜がいる
そんな気がしたからだ

鮫子はドアノブを回した
「…怜」
怜は返事をしない
それでも鮫子は言葉を続ける
「怜の友達の人から怜の事を全部聞いたわ…」
「怜は… 怜は一体何に怒ってるの?」
鮫子は一番気になった言葉を口にした
少しして怜は答えた
「……… ふがいない自分に怒ってるんだ…」
「あいつは真面目になるって言った… でも俺はまだ素直になれずにいる…」

270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 17:05:40.21 ID:n5aVIQAg0
完璧超人かっこよす(`・ω・´)シャキーン

271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 17:11:39.34 ID:NciBLFkQO
「もっとも… いまさら真面目になっても誰も必要としないしな…」
怜は自虐的に言った
「もう… 死んでしまいたいよ…」

バシッ
大きな音が屋上に響き渡る

「健康な人間が死ぬなんてゆうな!!」

鮫子は涙ん流しながら怒鳴った

「お前が… お前が見舞いに来てくれた時嬉しかった…」
「今日も… お前が来る事を期待して待っていた…」
鮫子は涙を流しながら続けた
「必要とされないから死ぬなんてバカな事ゆうな!!少なくとも私はお前が必要なんだ!!」

272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 17:18:06.60 ID:tZQuGVQw0
冷めてるどころかめちゃくちゃ熱いwwwwwwwwwwカコヨスwwwwwwwwwww

273以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 17:19:12.36 ID:NciBLFkQO
鮫子はそう言うとその場で泣き出した

怜はそんな鮫子をみて鮫子を抱きしめた

「……… ごめんな」
「女泣かせるなんて最低だな…」
泣きじゃくる鮫子の頭を撫でる
泣きじゃくりながらも鮫子は言った
「お前は、最低だ… そんな、最低な、お前でも、私は必要、なんだ…」
「鮫子…」
「だから… 必要ない、とか、死ぬ、とか… 二度、と言うな…」
「うん ありがとうな 鮫子」

274以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 17:28:00.33 ID:NciBLFkQO
>>272途中から怜がツンサメに変わった
作者は ぎゃくてんの杖を 振った!!


「俺 決めたよ」
そう言った怜の顔は決意に充ちていた
「医者になるよ」
鮫子は聞き返した
「なんで?」
「なんでって…お前心臓が悪いんだろ?」
鮫子はコクリと頷いた
「だから治してやろうと思うんだ…」
「どうして?」
「どうしてって…お前が俺を必要としてくれる」
「俺を必要としてくれるお前の為に何かしたいんだ」
鮫子は言った
「でも…今からじゃ遅くない?」
すると怜は自信満々な顔ど言った
「俺は頭がいいから大丈夫だ」
そう言うと鮫子は笑いだした
それにつられ怜も笑い出した



〜 終 〜

275以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 17:33:01.64 ID:tZQuGVQw0
うはwwwwwwwwwwwwww医者wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
つかぎゃくてんの杖ってwwwwっうぇw

276さめ〜ん :2006/08/03(木) 17:33:09.36 ID:zvY0wQ3m0
グッジョオオオオオオオオオオオオオブ

277以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 17:34:48.71 ID:NciBLFkQO
正直
ツンデレじゃん
そう思った読者へ


ヒント:無口キャラは目立たないので却下
途中からキャラ変わってね?
そう思った読者へ
ヒント:仕様です

ぶっちゃけ短くしようとおもったが無理だった
短編なら無口キャラ(クール)もいけるが登場人物が少なく長編物だと喋らないとストーリーが進行しないんで…

278以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 17:37:32.50 ID:NciBLFkQO
ラスト鳥の詩の歌詞っぽくね?
そう思った読者へ
ヒント:書いてる途中コンポから鳥の詩が


やはり小説は書くのが楽しいですが私の場合必ず脱線して違う方向に向かいます

何故でしょう…
かなり不思議です
世界不思議発見です

279以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 17:40:23.83 ID:NgnQBgK10
まぁとにかくお疲れ
面白かったお

280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 17:49:26.32 ID:RmGKBPul0
GJ!!!!
泣いてない、泣いてないぞ
これは・・・そう、目薬だ!

281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 17:57:30.44 ID:7yehKzFk0
じゃあ原点回帰
男「鮫子っぉぉぉおお!!!」
鮫「何?」
男「好きだぁぁぁぁ!!!」
鮫「のど飴・・・食べる?喉痛いでしょ」
男「・・・うん、ひりひりする」
鮫「そう」
男「つかな」
鮫「・・・何?」
男「照れろ」
鮫「嫌」
男「せめてツンデレデレデレしろ」
鮫「デレばっかじゃない、無理ね」
男「素直じゃねえな」
鮫「子供ね」
男「背中の傷はおととーしのー♪」
鮫「最低」
男「鮫子」
鮫「何?」
男「好きだぞ」
鮫「噛むわよ」
男「はは、らしいな」
鮫「帰りましょ」
男「ああ」
鮫「手ぇつなぐ?」
男「おう」

282以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:00:53.98 ID:tZQuGVQw0
ちょwwwwww萌えた

283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:02:20.02 ID:RmGKBPul0
なんというかさぁ
居た堪れない気持ちになるね。
GJ

284以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:02:29.28 ID:8uGNwrLW0
もしかしてr2なのか?w

285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:02:38.24 ID:NciBLFkQO
>>281
これが正しいツンサメ


なんで俺の書くのは八割方長編なんだろ…


286以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:04:41.71 ID:NgnQBgK10
ツンサメはr2さんのが定着してんなwwww

287以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:06:13.35 ID:7yehKzFk0
>>284
ごめん違う。さめこ園長先生wwww

288以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:11:03.76 ID:RmGKBPul0
どちらにしろ神ではないですか!
乙です

289以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:13:05.04 ID:yXmdOkD60
ここももうだめぽだな…パート化しなきゃよかったのに(´・ω・`)

290以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:15:25.79 ID:HlZSRdmKO
園長先生って何?

291以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:15:26.84 ID:hvsW9La10
ちょっと鮫の知識ください。

292以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:17:15.95 ID:NciBLFkQO
正しいツンサメが書けない俺が書いてみるツンサメ

男「おーい 鮫子〜」
鮫「………」
男「鮫子〜 おーい」
鮫「………」
男「? おーい」
鮫「………」
鮫子に近寄る…
男「鮫子っ!!」
鮫「すー………」
男「目を開けたまま寝てる…」
友「まぁ鮫子だしな…」
男「お前…いつからいたんだ?」

293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:20:20.64 ID:tZQuGVQw0
俺もツンサメ支援

男「ふんふ〜ん♪」
鮫「楽しそうね」
男「何があったか知りたい?w」
鮫「興味ない」
男「そう・・・(´・ω・`)」
鮫「・・・で、なに?」
男「やっぱ聞きたいんだろー♪」
鮫「聞いてあげるのよ、拗ねるから」
男「実は今日バイトの給料が入ってね」
鮫「そう、よかったわね」
男「んでこれプレゼントw」
鮫「え・・・?いいの?」
男「うん、明るい色のファンデーションw」
鮫「・・・?」
男「ホラ、鮫子が使うとこれがホントのホオジロザ・・・」
鮫「キシャアアア!」



・・・反省はしている

294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:26:32.35 ID:NciBLFkQO
分からない…
分からないんだよ…

ツンサメがツンで冷めてるのか
ツンな鮫なのかが…

295以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:27:18.18 ID:tZQuGVQw0
ツンで冷めてるんじゃないでしょうか?

296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:30:30.39 ID:NgnQBgK10
ここらへんでまとめうp
http://11922960.seesaa.net/

297以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:32:20.71 ID:NciBLFkQO
もう一つ

男「お〜い鮫子〜」
鮫「…何?」
男「遊びにいかないか?」
鮫「…行く」
男「誘っといてこういう事言うのもなんだがお前にしちゃあ素直だな」
鮫「ただ暇なだけ」

男「………」
男(コイツ場合照れ隠しとかじゃなく本当に暇だからなんだよな…)
ヤサ男「鮫子さんが行くなら僕も!」
ガンッ!!
ヤサ男「ゲフッ!!」
友「何もないとこに壁が…」
男「まさか…」
男&友「荘厳さん!!!!!」


鮫「私は?………」


正直反省している

298以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:34:17.95 ID:tZQuGVQw0
そのオチなら向こうでやるべきだったのではとも思う

299以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:36:25.08 ID:NciBLFkQO
>>298
やるなら新ジャンル学園でやるべきだと思う

300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:40:22.47 ID:NciBLFkQO
新ジャンル学園に投下してきた

301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:43:01.05 ID:tZQuGVQw0
あそこはカオスしすぎているな

302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:46:22.42 ID:NciBLFkQO
最近の新ジャンルはカオスがデフォルト
荘厳さんは別な


荘厳スレだけカオスなふいんき(ryにならないんだよ
これこそオーラ力

303以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:55:33.76 ID:tZQuGVQw0
>>296
乙です

304以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 18:55:37.50 ID:ACPKquPD0
「・・・なぁ」
「・・・なに?」
「何でオマエ、俺の膝の上乗ってんだ?」
「・・・別に・・・丁度よかったから」
「・・・まぁいいが、もうちょいズレろ。テレビが観えん」
「・・・」
ずりずり・・・
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・硬いわ」
「スマン」

305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 19:21:09.20 ID:7yehKzFk0
鮫「暑い」
男「蝉が弾けてるな」
鮫「あいす食べたい」
男「ああ、アイスは美味しいよな、つかこの部屋寒いぞ」
鮫「チョコみんと」
男「あ、俺ミント駄目、硬派だからチョコだ」
鮫「買ってきて」
男「いや そと あつい おれ やけしぬ」
鮫「噛むわよ」
男「やさしくしてね」
鮫「変態・・・」
男「ほっとけ」
鮫「・・・あたしの事嫌い?」
男「鮫子は好き、夏の日差しは嫌い」
鮫「あんたなんてきらい」
男「すねるなよ」
鮫「・・・」ぷいっ
男「なあ・・・」
鮫「・・・」つーん
男「結婚しないか」
鮫「いや」
男「がーん」
鮫「あいす買ってきて」
男「ヤラしてくんない?」
鮫 がぶ
男「痛ってぇぇぇぇ!!!!ギブギブギブ!!!行きます行きます!!!」
鮫「ふふ、やっぱ好きかも」
男「ったく」

306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 19:35:50.43 ID:DeiZmx7+0
用途いろいろだなぁ
ツンサメ

307以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 19:36:37.57 ID:Spbf7lMt0
電子音が鳴り響く場

UFOキャッチャーの前でいまどきの若者が大声を上げながら騒いでいる

「うへーwなにこれw誰がいるんだよこんなのwwwwww」
「ぇーでもちょっとかわいくない〜?」
「どwこwがwwwww。欲しいならホーラヨッと」

チャリンとコインを落とす。そしてボタンを押しレバーを操作して

「ほーれゲットwwww」

意気揚々と彼女に渡す男

「うそーwwマジで一発でとってるんじゃないしーw
 っていうかこんなのイラないしー」
そういいながら、手渡された人形を放る女

「うはwwwwひどwwwwまぁいいやwwwそろそろ飯くいいくぜ」
人目も気にせずにアホな男女は肩をよりそいゲーセンから出て行った

床に落ちた人形を手に取る。ついたほこりを払ってやる

その人形はどうみても"かわいい"とは言えないが愛嬌がある人形だった

308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 19:37:43.75 ID:Spbf7lMt0




   24時間の思い出


            〜ええ、人形が人に!?〜



309以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 19:39:18.61 ID:tiJWFlo7O
あえてここに投下

侍ヒート&ツンサメ

侍「鮫子どのぉぉぉぉっ!」
鮫「…何?」
侍「せっ、拙者とぉぉ下校ぅをぉぉっ!!」鮫「…いいから刀を収めて」
侍「うむっ!」
チンッ

駄目だ…

310以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 19:42:57.31 ID:Spbf7lMt0
「つかれた・・・・」

部屋に帰るなり、電気も付けず万年床にダイブをする。
6畳一部屋の小さい部屋。ココに越してきてからもう何年になるんだろうか
家の事情で、1人暮らしを余儀なく去れた俺は、半ば飛び出るように家を出て…
この自分の部屋へと移り住んだ

無論彼女なんているわけなく、男独特の散らかった部屋
ソコが俺の城だった

「あーそうだそうだ・・・」
俺はけだるいからだに鞭を打ちながら自分のカバンを手繰り寄せる
そして、その中から出てきたのはあの若者達が捨てた人形だった

鮫をモチーフにしている人形。
決してお世辞でもかわいいトは言えないが、目やその形はどこか愛嬌があり
自分でも不思議だがどうしても気になり持って帰ってしまった

311以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 19:44:24.91 ID:tZQuGVQw0
wktk

312以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 19:46:38.95 ID:Spbf7lMt0
電気をつけると、机の上にその人形を置く。人形というよりはぬいぐるみ
それはチョコンと綺麗に机の上に立った。

「つーか、こんな部屋にこのぬいぐるみも合わないよな・・・」

見回せば脱ぎ散らかした服、弁当の残骸、エッチな○○○にティッシュ

「掃除もしねぇとな・・・・」
ぐったりと肩を落としながら そのまま寝る事にする。

「あーあ。実家だったら俺が何もしなくても片付いてたのになー
 メンドクセェなー。誰かしてくれねぇかな」

ぼやくように呟いた言葉、それは当然1人暮らし故誰にも届くことなく
空へと消えていった。

ぬいぐるみを除いては

313以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 19:49:35.90 ID:n5aVIQAg0
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +

314以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 19:49:56.12 ID:Spbf7lMt0
「うっしゃあああああああああああああああああああああ
 うっしゃあああああああああああああああああああああ
 うっしゃあああああああああああああああああああああ」

目覚ましがなる。今はやりの亀田目覚ましを買ったのは良いが毎朝
この叫び声で起こされるのだけは勘弁して欲しい。マジ後悔した

そんなことをおもいながら手探りで目覚ましを探す。
そしてコツンと手に当たったと同時に思いっきり手を振り下ろす

亀田の姿をモチーフしているこの目覚ましは頭の部分にスイッチがあるのだ

「っしゃあああああああああああああああらめぇぇぇぇぇ」

の声と共に叫び声は止まる。
っていうか、製作者は何を考えて最後のセリフを入れたのだろうか

315以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 19:50:47.13 ID:tZQuGVQw0
亀だwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

316以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 19:56:00.29 ID:Spbf7lMt0
「ったく・・・朝から目覚め最悪・・・」
まだハッキリと覚醒していない俺は、布団から体を出すと便所に向かう

6畳の部屋を出た所にトイレは有る

寝ぼけ眼をこすりながら俺はトイレに立ち

〜〜〜〜〜〜〜〜自主規制だお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

すっきりする。

そしてようやく頭の回転が早くなったところで俺は信じられない状況を目にする
ハッキリ言うなれば


「誰の部屋よ」

そう口からこぼれるような状況

317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 19:58:09.59 ID:Spbf7lMt0
脱ぎ散らかされた洋服はすっかり片付いている

床一面に広がっていた細かいゴミすら無い。っていうか誰の部屋?
ピカピカと朝の光を反射する、俺の部屋?
一体何事が・・・そう思ったときだった

「ようやく起きたわけ?」

後ろから声が響いた

318以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 19:59:43.41 ID:tZQuGVQw0
ま、まさか・・・?

319以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 20:00:59.61 ID:Spbf7lMt0
え?ええ?えっ?何故何何ごとですの

拝啓母上

朝起きたら部屋が綺麗になっていました。
                    「・・・・・・・何してるの?」
きっと妖精さんのおかげです。
                    「ちょっと・・・?」
でも今、ついに声まで聞こえてしまいました
                     「はぁ・・・だめね」
僕はモウだめみたいです。先立つ不幸をお許しください


手紙を綴り封筒に入れた瞬間だった

ガゴンッと頭に響く衝撃は
「あー。力入れすぎたかしら」
といういやなセリフと共に襲ってきた

320以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 20:03:05.10 ID:tZQuGVQw0
エロゲっぽい!エロゲっぽいよお母さん!

321以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 20:06:10.70 ID:Spbf7lMt0
「ってーな、ゴルァァァ!ッシャーーーー!」

ああ、ヤバイ、目覚ましの口癖が移った、マジ後悔
そんなことを思いながら振り返った先に居たのは更に信じられない状況だった

呆れたようにこちらをみている女

っていうか少女

っていうか幼女?

小さい、小さすぎる。っていうか何故にこの部屋に
っつーか手に持ってるのはなんだ。ああ、フライパンそれでさっき
僕の事を叩いたのね。

322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 20:06:36.18 ID:tZQuGVQw0
小さいのかwwwwww

323以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 20:07:52.65 ID:NciBLFkQO
俺が書いたらもっとエロゲっぽいぞ



嘘です

324以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 20:08:42.09 ID:Spbf7lMt0
「あーんー。。。えーっと」
とりあえず頭を抱えること数秒

「おじょうちゃんはどこから入ってきたのかなー?」
そう声を掛けてみる

「・・・・は?」
おお、神よ、何故私はこんな幼女からも舐められなければいけないのですか

「大丈夫?強く頭叩きすぎたかしら。」

頭を抱えていると、少し心配そうに除きこんでくる幼女
ああ、ちょっとうれしいけど、それははずれだよ。
君が原因なのは当たって入るがねっ!

325以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 20:19:02.37 ID:Spbf7lMt0
ちょっと間空きます

ゴメソ

326以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 20:20:45.23 ID:tZQuGVQw0
本気で保守しときますといいたいが飯食ってきま

327以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 20:21:36.45 ID:DeiZmx7+0
>>326
つす

328以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 20:24:27.39 ID:NciBLFkQO
暇な人は暇潰しに私が書いた
小説っぽいものを…

>>200あたりにあります


まぁツンサメ無関係だがなwwwwww

329以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 20:38:13.52 ID:Spbf7lMt0
とりあえず俺は今最大に疑問に思っている事を投げかけてみる事にする。

ああ、なんだか思いっきり叫ばれそうな気ガス。。。大丈夫だろうか

「あのさ、とりあえず、君誰?何でここにいるわけ?」

とりあえず同じ目線になるために、しゃがみながらそう聞いてみる

しかし、その問にも目の前の幼女は表情を崩すことなく

崩すことなく、目から涙が

素晴らしい特技を御持ちのようだ、この幼女は

って涙・・・?

ってうぉぉぉぉぃ なんでじゃああああああああああ!?

330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 20:41:45.69 ID:Spbf7lMt0
「いや、うん。とりあえずなお兄さんのいうことを聞いて欲しい。
 とりあえず落ち着くんだ、ほれ、さささ。まずはココに座ってくれ
 おいしいココアを煎れるから。待っててくれ。な?な?」

そういいながら、部屋に有る唯一の座布団を指差し座らせる。

無表情のまま、目を潤ませて居た幼女は肯定も否定もすることなく
ゆっくりと部屋に入っていった

俺はそれを確認すると、慌てて台所に走る

ヤカンを手に取り、水を入れ火にかける

そしてようやく頭の中が徐々に落ち着いてきたのだった

331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 20:45:06.41 ID:Spbf7lMt0
「つーか、誰よ・・・」
壁に頭をつけながら必死に脳内で検索をかける
しかし該当数0、当然だ俺はロリコンじゃないからな。

じゃあ一体誰・・・・

「だーもう・・・考えても拉致があかねぇ。直接聞くか」

ピィィィッィィィッィィィィィィィッ
水蒸気を噴出しながら泣くヤカンの火を止めるとマグカップにココアの粉を入れる
そして十分にお湯を溶かしたあとにコーヒークリームを入れる。
「こうすると味がまろやかになるのだ!」ビシッと指を立てて説明する
が何をしてるんだろうと虚しくなり辞める

二つのマグカップを持ち、俺は部屋へと入っていった

332以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 20:52:14.56 ID:Spbf7lMt0
うん。とりあえずココで切っておくね。ゴメンネ。

333以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 21:00:54.55 ID:NgnQBgK10
うはwwwwいいところwwwww

334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 21:13:44.43 ID:NciBLFkQO
期待保守

335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 21:14:37.55 ID:DeiZmx7+0
他力本願保守

336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 21:27:57.78 ID:hvsW9La10
ほう

337以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 21:48:29.60 ID:RmGKBPul0
自動保守

338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 22:01:42.25 ID:Yr7k3D0B0
保守

339以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 22:18:03.94 ID:Yr7k3D0B0
保守

340以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 22:23:19.00 ID:w8QXsWtY0
メルヘンスレ?

341以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 22:38:15.48 ID:6yaNf8Lm0
ho

342以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 22:38:18.05 ID:RmGKBPul0
自動保守

343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 22:48:15.22 ID:tZQuGVQw0
ほっしゅ

344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 22:51:57.79 ID:DeiZmx7+0
ほっしゅっしゅ

345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 22:53:40.88 ID:k5hN6x5n0
鮫「さて・・・これは何かしら」
男「お・・・おげれつな本かな?かな?」
鮫「・・・こち亀」
男「えっと・・・すいま」
鮫「別に謝ってほしい訳じゃなくて・・・何この団地妻って」
男「いや、その団地に住む妻かな?」
鮫「まんまね・・・」
男「いや!俺の友達が預かってくれって!!いやーまいったよ、オレには鮫子がいr」
鮫「黙れ」
男「はい」
鮫「マザコン」
男「ぐうっ」
鮫「エプロン馬鹿」
男「うぐうっ!」
鮫「・・・理想は落合信子?」
男「勘弁してください・・・」

346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 22:54:16.44 ID:k5hN6x5n0
何でオレはこんなの書いてしまったんだろう・・・

347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 22:54:41.21 ID:tZQuGVQw0
萌えたからよし

348以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 23:08:18.88 ID:Yr7k3D0B0
保守

349以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 23:14:11.89 ID:Yr7k3D0B0
保守

350以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 23:15:22.74 ID:DeiZmx7+0
保父

351以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 23:22:49.95 ID:zAXizjmP0
わっふるわっふる

352以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 23:25:43.42 ID:n5aVIQAg0
ほす

353以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 23:26:54.26 ID:4ipuwVuM0
「ほいよ。」

コトンと机の上にココアが入ったカップを置く。
少女はおとなしく言われたとおりに座布団の上に正座をして俯いていた

改めて少女の様子を伺う

長い髪、黒と灰色が混ざったようなそんな色
服装は、灰色のワンピのみ
っていうか何歳だこの子

ああもう、考えても仕方がない

俺は意を決すると声を掛けた

354以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 23:28:55.48 ID:4ipuwVuM0
「あー、あのさ。」
俺も幼女の対面に座るように腰を掛けると、驚かさないようにゆっくりと話かける

「えーっと、なんっつーか、」

言葉が出てこない、どうする俺?えっと?何聞けばいいんだっけ、ああそうだ、うん!

「とりあえず名前教えてくれね?」

なんか違う、でもいいや、まずはフレンドリーに。泣かれたら通報されかねん。
それだけは絶対死守!

しかし、目の前の幼女は押し黙ったまま

だーっ。どうすりゃいいねん!?

355以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 23:30:53.66 ID:rIb5c4vi0
メール欄以外は面白い。

356以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 23:32:21.85 ID:4ipuwVuM0
頭を抱えながらゴロゴロと転がろうとしたとき
目の前の幼女はゆっくりと口を開いた

「サメ」

・・・・・なんちゃ?サメ?おい、それは名前なのか?

「サメ・・・?」

「そう、サメ。それが私の名前」

っていうか、うん。まずは落ち着け俺、一歩前進。進んだじゃないか

「と、とりあえずさ、サメちゃんはどこから来たのかな?」

沈黙

「えーっと、んーと。サメちゃんは何でここにいるのかな?」

沈黙

「サメちゃんは僕の事シッテルのかな?(涙声)」

また沈黙かと思ったそのとき

「知ってる」

それだけ返事が返ってきた

357以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 23:37:57.10 ID:DeiZmx7+0
ほうほうそれでそれで?

358以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 23:38:07.29 ID:4ipuwVuM0
とりあえずここまでの話をまとめよう。

幼女名前はサメ。変だけど自分が言うんだから間違いないだろう
で、俺はこの幼女に面識は無いが、幼女は俺のことを知っていると



NO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!何にも情報あつまってねーじゃん。
とりあえず何を聞こう、どうしよう、だーっ

グルグルと頭の中がシェイクされる。
どう考えても答えが出ない

そう思ったときに気が付いた、
あ、そういえば昨日見つけた人形、アレ渡せばもっとフレンドリーになれるんじゃね?

俺天才wwwwwwっうはwwwwwwwwwwwwwww

そうして、見た机の上には不思議なことに何も乗っかってなかった

orz しょっぱなからこけてるぜ。俺

359以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 23:41:01.91 ID:4ipuwVuM0
その視線に気付いたのか、幼女がゆっくりと口をあける

「あれ、私」

一体何を指してるんだろうか、アレ?アレって何?あの転がってた秘蔵の○○本?
いや、まてまて、そんなことあるわけない

必死に頭を抱えて悩む

しかし意外にも答えは簡単に幼女の口から出てきた

「あのサメのぬいぐるみは私、私がぬいぐるみ」

うん。ちょっと待とうかサメちゃんよ。君は一体何を言っているんだ。



ソレが、俺とサメとの出会いだった

360以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 23:41:28.71 ID:4ipuwVuM0
区切りでいいところでとめまふ

361以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 23:44:09.00 ID:tZQuGVQw0
止まるのかwwwwww

362以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/03(木) 23:50:32.01 ID:zAXizjmP0
わっふるわっふる…

363以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 00:00:51.92 ID:oT1iggkJ0
保守

364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 00:12:56.42 ID:MyrKvnJ60
ちょwwww寝れねぇwwwwwwwっうぇwwwっうぇwwww
















ほす

365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 00:13:26.73 ID:uJeUI6Jb0
ワッフルワッフル

366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 00:18:58.85 ID:+M9vUizm0
wktk

367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 00:35:25.26 ID:GLtuwZQXO
ほしゅーる

368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 00:36:14.78 ID:uJeUI6Jb0
ほっしゅほっしゅ

369以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 00:52:02.10 ID:oT1iggkJ0
保守

370以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 00:55:06.93 ID:pskW+1TcO
このスレ覗くたんびにいつも思う

長編投下するなら完成させてからすりゃいいのに

371以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 00:59:37.91 ID:uJeUI6Jb0
質がよければ別にいいが昼のry

372以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 01:11:38.09 ID:uJeUI6Jb0
捕手

373以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 01:23:59.52 ID:XMaoZqmw0


374以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 01:26:27.96 ID:FGFmyngh0
>>370
このスレの住民は全員早漏なんだろうな

375以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 01:37:32.04 ID:GLtuwZQXO
ほしゅーる

376以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 01:50:50.27 ID:oT1iggkJ0
保守

377以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 02:17:33.88 ID:+QM+PiYV0


378以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 02:22:14.65 ID:WCUnujTY0
自動保守

379◆KinG.jn3sg :2006/08/04(金) 02:28:32.14 ID:gg83ZoE70
>>2-1000
空気の読めない香具師ちょっと来い
http://blog.with2.net/link.php?222193

380以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 03:04:06.46 ID:+QM+PiYV0


381盗作 ◆frAVEX2N0Q :2006/08/04(金) 03:05:34.20 ID:gg83ZoE70
http://www.bloog.jp/search/rank.cgi?mode=r_link&id=1397

382以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 03:58:56.23 ID:WCUnujTY0
自動保守

383以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 04:36:32.13 ID:egC8l0SvO
おやすみ保守

384以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 05:38:48.40 ID:dB6Pt0/j0
保守

385以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 06:18:17.49 ID:dB6Pt0/j0
保守

386以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 06:19:37.10 ID:IgGYr36k0


387以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 06:49:14.18 ID:dB6Pt0/j0


388以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 06:55:38.12 ID:czSb+BFP0


389以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 07:27:50.68 ID:/ddUNQyW0


390以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 07:30:35.48 ID:BasGQYh90


391以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 07:45:46.51 ID:pdllU6xBO
荘厳さんは落ちたのに、まだ残ってたのか
鮫の生命力はすごいな

392以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 08:01:24.65 ID:WCUnujTY0
>>391
どうぞ
ttp://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1154625694/l50


393以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 08:54:40.93 ID:VdV3z7tPO
保守

394以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 09:40:13.02 ID:pdllU6xBO
>>392

dクス

395以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 10:29:04.82 ID:dB6Pt0/j0
hosyu

396以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 11:13:55.72 ID:WCUnujTY0
自動保守

397以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 11:54:12.01 ID:uJeUI6Jb0
ほしゅ

398以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 12:08:56.05 ID:3LQ3aMNM0
あげ

399以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 12:22:01.82 ID:6vB5SD4a0
おおっ、まだ残ってたか。
でも流石にネタがないみたいだな('A`)

400以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 12:40:54.97 ID:uJeUI6Jb0
☆ゅ

401以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 13:18:23.33 ID:WCUnujTY0
自動保守

402以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 13:46:27.84 ID:WCUnujTY0
自動保守

403以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 14:11:17.72 ID:oT1iggkJ0
保守

404&rlo;  :2006/08/04(金) 14:30:16.24 ID:oT1iggkJ0
保守

405以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 14:57:33.26 ID:NArntQpU0


406以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 14:58:00.16 ID:rDMnFcTG0


407以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 15:00:27.35 ID:uJeUI6Jb0
>>404がなんか変なんだが俺だけ?w

408以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 15:11:58.27 ID:3LQ3aMNM0


409以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 15:31:55.94 ID:rDMnFcTG0
しゅ

410以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 15:59:38.25 ID:WCUnujTY0
自動保守

411lo; :2006/08/04(金) 16:05:29.80 ID:8EcCGLNa0
>>407
君だけだお

412以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 16:13:54.56 ID:pdllU6xBO
1000なら鮫子具現化

413以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 16:20:21.51 ID:rYJ+rZTm0
保守

414以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 16:20:37.14 ID:uJeUI6Jb0
>>412
ちょwwwwwwwはなからとる気ねえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

415以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 16:51:09.20 ID:WCUnujTY0
自動保守

416以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 17:05:58.25 ID:/ddUNQyW0
ほしゅ

417以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 17:06:57.26 ID:XBcndNsF0
スレ乱立しようぜwwww
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1154677594/l50



17:15に 乱 立 開 始

スレタイ:チンコからなんか出た
名前:http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1154677594/
内容:キタコレ
場所:http://society3.2ch.net/koumei/

418以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 17:10:49.92 ID:1B9F+PHR0
意味がわかんない
誰か説明してくれ

419以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 17:11:37.24 ID:uJeUI6Jb0
何の意味がわからないかを言ってくれないと答えられない

420以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 17:16:41.50 ID:1B9F+PHR0
ツンサメの定義と
どの辺りがいいかを

421以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 17:22:24.49 ID:ukxK9oWl0
>>420
作者が自由にイメージした個性あふれるそれぞれのツンサメがイイ

422以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 17:27:30.12 ID:uJeUI6Jb0
>>420
ツンツンして冷めてればツンサメだとおもっています

423以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 17:46:19.17 ID:pdllU6xBO
つめたくされるのがきもちいいの
(*´Д`)ハァハァ…サメコタン

424以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 18:15:30.23 ID:WCUnujTY0
自動保守

425以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 18:42:16.46 ID:WCUnujTY0
自動保守

426以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 19:12:26.65 ID:WCUnujTY0
自動保守

427以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 19:20:40.79 ID:pskW+1TcO
つかこれぞツンサメって作品はどれ?
なんか本当によくわからん

428以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 19:47:51.95 ID:WCUnujTY0
自動保守

429以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 20:11:38.79 ID:WCUnujTY0
自動保守

430以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 20:12:21.37 ID:CqkRgLciO
へ○ヘ
|∧荒ぶる鷹のポーズ   /

431以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 20:35:26.97 ID:WCUnujTY0
自動保守

432以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 20:38:29.55 ID:RecvaO920
ここは保守スレですかそうですか

433以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 20:42:13.92 ID:f4FPDWzk0
>>427
http://11922960.seesaa.net/article/21724177.html#more
あとは、まとめサイト読んでくれ

434以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 20:45:27.46 ID:uJeUI6Jb0
まとめサイトなんかあったのか

435以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 21:04:51.34 ID:WCUnujTY0
自動保守

436以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 21:18:46.41 ID:uJeUI6Jb0
保守

437以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 21:23:05.22 ID:WCUnujTY0
自動保守

438以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 21:41:26.48 ID:WCUnujTY0
自動保守

439以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 21:47:06.16 ID:qBqmrGy00
このスレの住人は放置プレイか・・・・Mだな

440以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 21:59:05.05 ID:WCUnujTY0
自動保守

441以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 22:13:06.68 ID:M0veHojX0
もしかして保守する人しかいない?

442以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 22:21:45.19 ID:xkAFfqpQ0
>>441

なら投下してやるぜ!

443以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 22:27:27.47 ID:M0veHojX0
何かごめんなさい

444ほんとに投下するよ! :2006/08/04(金) 22:30:41.71 ID:xkAFfqpQ0
>>443

謝らなくてよい。




445以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 22:31:29.48 ID:U/v6dabI0
ちょwwwまじwwww女同士で?!
http://category.bloog-ranking.com/200607261857.html


446以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 22:31:57.82 ID:MyrKvnJ60
ここまで音沙汰なしとは

447以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 22:38:49.68 ID:xkAFfqpQ0
「…博士。」
「ぅうん?」
「…食事の時間ですが、どうしましょうか?」
「クイック!クイック・ワンを頼む!!」
「…はい。」

私を作った博士は、真正のMだ。
食事にも、決して自虐を忘れない。

「一分だぞ!ちゃんと一分で仕上げるんだぞ!」
「…はい。」

チッチッチッ…
私の中のタイマーが時を刻む。

「…(もう一分三十秒。そろそろね…。)」
「まだかひぃ!?」
「すいません、博士。一分四十秒も…。」
「何てことをしてくれたんだ!」

そう言いつつも、満面の笑みだ。

448以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 22:38:59.88 ID:M0veHojX0
>>444
お願いします

449以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 22:44:09.63 ID:xkAFfqpQ0
「すっ、すごい増えてるぅぅぅ!
 せつないよぉぉ!はひぃっ!」

そして、わざとゆっくり食べている博士。

「食べきれないよぉぉ!
 のびちゃぁのびちゃだめぇぇぇぇ!らめぇ…」
「…変態。」
「いくぅぅぅっあqwせdrftgyふじこ!!」
 ちん○みるくがどくどくでてるぅぅぅい!」

本当に変態だ。
どうしてこの人はこうなんだろう。

「…絵を描いてきます。」
「…。」

反応もない。
相当よかったらしい。

450以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 22:48:59.41 ID:xkAFfqpQ0

私は公園に向かっている。
絵を描くためだ。
人間らしい感性を身につけるには、これが一番なんだと
(溜まってないときの)博士が教えてくれた。
はじめはよく分からなかったが、最近ようやく呑み込めてきた。
人間の目と違って、私にはRGBの組み合わせでしかないが、
それでも書くたびに少しずつ違う。
この変化を書くことこそが、絵なのかもしれない。

「こんにちは。」
「…あっ。」

公園に着くと、そこにはいつもの先客がいた。

451以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 22:58:58.44 ID:M0veHojX0
ほう

452以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:00:51.14 ID:xkAFfqpQ0
近所の美大に通う、青年だ。
この人も、私に絵を教えてくれている。

「今日も…よろしくお願いします。」
「あはは…。そんなにかしこまらなくていいよ。」
「…はい。」

私は絵を描き始めた。
青年は黙って見ている。いつもは。
だが、今日は違った。

「…書き方を変えてみよう。」
「…?」
「見たまんまじゃないことを書くんだ。」
「…どういうことですか?」
「例えば…ピンク色を使ってみるとか。」
「…。」

よく分からなかった。
なぜ、この風景にない色を使うのだろうか?
それにいったいどういう意味があるんだろうか?

「…かしてごらん。」

そういって青年は私の絵筆を取った。

453以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:04:37.01 ID:xkAFfqpQ0
樹に当たる光を、ピンク色で描き始めた。
それは、思いのほか美しかったのだ。

「どうだい?結構キレイだろう?」
「はい。…素敵です。
 でも、これはどんな意味があるんですか?」

一番気になることを聞いた。

「気持ちだよ。…僕の気持ちを、風景に書き込んだんだ。」
「風景に…書き込む?」
「そう。絵ってのは、何も写すことだけじゃない。
 自分が思っていること、考えていることも描くんだ。」
「…。」

気持ち。
気持ちを書き込む。
素敵な言葉だと思った。
そして、またひとつ疑問が生まれた。

「じゃぁ…あなたは今どんな気持ちなんですか?」

454以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:09:53.46 ID:xkAFfqpQ0
「ぇっ…と。」

青年は、なぜか恥ずかしそうだった。

「まぁ、その…楽しい…。楽しいのかな。
 はは…。」
「…楽しい。」

漠然とした答えだった。
余計に、疑問が膨らんだ。


「博士…。」
帰宅し、博士にピンク色の意味を尋ねようとした。
博士は、自慰の途中だった。

455以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:10:22.76 ID:uJeUI6Jb0
博士wwwwwwwwwwwwwwww

456以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:13:53.21 ID:xkAFfqpQ0
「ピンク色とは、どんな意味があるのですか?」
「…ふぇっ、ぴっ、ピンク!
 ぁぁあっ!すごいのきちゃうよほぉぉぉぉぉっ!」

博士はその言葉に反応し、果てた。

「…てっ、テクニシャン…。」

博士はわけの分からない言葉と、視線をこちらに向けていた。

「…博士。」
「どこでそんな高度なテクを学んできたのだい、サメコ君。」
「…質問に答えてください。」
「質問…?」

どうやら、ピンクのみに反応したらしい。
いやらしい意味なのだろうか。

457以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:18:30.57 ID:xkAFfqpQ0
「ピンク色とは、どんな意味があるのですか?」

私は、もう一度質問した。

「いやらしい意味だ。」
「…そうですか。
 しかし、あの青年は、楽しい意味だといっていました。」
「青年…あぁ、美大生かい?」
「はい。」
「うむ、確かに楽しくもあるな。げへへ…」
「意味がよく分かりません。」

ますます私は混乱した。

「ただ、他にも意味はたくさんある。」

ようやく理性を取り戻した博士が、優しい顔をして話し始めた。
いつもこんな顔ならいいのに…。

458以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:23:43.12 ID:xkAFfqpQ0

「元気がいい色だったり、春の色、健康な色。
 それから好きという意味もあるぞ。」
「好き…。」
「その青年は、サメコ君に好意を持っているのかも知れんな。」
「…。」
「サメコ君は、その青年が好きかい?」
「よく…分かりません。」
「ふむ。まぁ、明日も絵を教えてもらいなさい。」
「…はい。」

その夜、私はもう一度青年に意味を聞こうと決めていた。
私が私を好きなのかどうか。
気になっていた。

459以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:30:56.37 ID:xkAFfqpQ0
次の日の公園。
珍しく私が先だった。
しかたがないので、青年が来るまでの間、
一人で絵を書いていることにした。

「…ピンク色で書いてみよう。」

そして私は景色をいったんコピーし、脳内仮想フォルダに移した。
絵を彩度のみの状態にし、それにあわせてピンク色をカンバスに置いていく。
思った以上に難しい。

「…いいね。」
「…ぁっ。こんにちは…。」

青年が現れた。
とても嬉しそうな顔。
私も少し嬉しくなった。

460以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:38:18.49 ID:xkAFfqpQ0
「昨日教えたばっかりなのに、スグにこんなのを描いちゃうんだなぁ。
 うん。きっと才能あるよ。」
「そうですか。
 あの、それと…。」
「なんだい?」
「ピンク色には楽しい以外に、どんな意味があるんですか?」
「うーん、いろいろあるよ。
 元気で健康なイメージもあるし、柔らかな感じもそうだね。」
「…他には?」

好きという意味は?
そう聞こうとしてみたが、なぜか違う言葉が出てきた。

「…女の子のイメージ、それに…恋の…恋の色かな。」

青年は、照れていた。

「…。」

そして私も照れていた。
理由は、分からない

461以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:41:56.25 ID:uJeUI6Jb0
可愛いな

462以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:44:09.56 ID:xkAFfqpQ0
帰宅する。
今日の博士は、自慰を終えた後だったのか、落ち着いていた。
だから私はすぐに、博士に今日の出来事を話した。
すると博士は、驚いたような、喜んでいるような、顔をしていた。

「やっぱり君はその青年が好きなんだ。
 君もその感情を覚えてくれたかい。
 私は、すごく嬉しい。」
「そうなのですか。」
「そうだ。
 とても人間らしい、美しい感情だ。」
「…。」
「仮想フォルダの中に、青年のイメージがあるだろう。
 それを開いてみなさい。」
「…!」

それは、とても不思議な気持ちだった。

463以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:49:27.96 ID:xkAFfqpQ0
「どんな気持ちだい。」
「…これが、好きという感情なのですか?」
「そうだ。」
「…恥ずかしくて、苦しくて、嬉しくて、暖かくて…」
「そして…、切ない。」
「…はい。
 どうしたらいいのですか。
 この感情は、困ります。」

明らかに私の機能が低下していた。
能率が極端に下がり、熱エネルギー量が上昇している。
良好とはいいがたい。

「それでいいんだよ。それで。
 能率だけでは、それこそただのロボットだ。
 君は今、人間になろうとしている。
 …うむ。ちょっと待ちなさい。」

博士は急に、○んぽをとりだした。

464以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:50:22.55 ID:PKIQYyNQ0
(#^ω^)(#^ω^)週末の暇つぶしとして全員で突撃しましょう(#^ω^)(#^ω^)

☆★☆南北海道の高校野球PART64☆★☆
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/hsb/1154336011/l50

4 名前: 名無しさん@実況は実況板で 投稿日: 2006/08/01(火) 00:38:02 ID:7b9ud0RK
 |VIP|_ 
   (;'A`) モウユルシテ・・・
  (   )      (゚д゚ )制裁を加える スレを荒らした罰だ
   | ωつ――――ノヽノ |  
   し ⌒J        < <
   |VIP|_  
   (;'A`)  ヒイイイィィィィィッ !!
  (   )          (゚д゚ ) 予想通り包茎で皮が被っているな
   | ω==≠つ――――ノヽノ |  
   し ⌒J            < <
  |VIP|_ 
   (;'A`) イタイ !イタァァァァーイ !!!! 
  (   )ブチッ!!∴:;       (゚д゚ ) 臭い!童貞だけあって手入れしていないな
   | ω==ゝ”ヽ=つ――――ノヽノ |  
   し ⌒J               < <
VIPPER全員こうしてやるからな。わかったか?
それが嫌なら二度とこのスレに来るなよ。

(#^ω^)(#^ω^)懲りない道民どもにVIPPERの恐ろしさを思い知らせてやろう(#^ω^)(#^ω^)
上の書き込みを他のスレにコピベ推奨です。


465以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:50:38.08 ID:uJeUI6Jb0
ちょwwwwwwww博士wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwそこでちんぽwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

466以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:52:09.71 ID:6vB5SD4a0
博士バロスwwwww

467以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/04(金) 23:54:28.25 ID:xkAFfqpQ0
「…!
 何をしているのです!
 しまってください!」
「…ぅん。よし。」

博士はなぜか寂しそうだったが、納得していた。

「嫌だろう。」
「…はい。」

今まで、博士の変態的行為を見ても、
せいぜい呆れるくらいでなんとも思わなかった。
しかし今は、はかせのち○ぽを見るだけで、
ひどい嫌悪感が走った。

468以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:02:32.74 ID:AOdHkPV/0
「君はあの青年が好きになったんだ。
 だからもう、私の変態行為に手を貸すことが出来ない。
 君の心は、あの青年のものだ。」
「…。」

もしかして、博士は今までこの時のために、
ずっとあんな事をやってきたのだろうか。
だとすれば、感謝しなくてはいけない。

「博士…、ありがとうございます。」
「ふふ。いやなに、礼には及ばんよ。
 ただ…ひとつお願いをしていいかい?」
「何でしょう。断る理由はありません。」
「…これで最後でいいから、私を罵ってくれないかい」
「…。」

前言撤回。
私は何も言わずに、部屋へと引っ込んだ。

「ふふ…。放置プレイとは。
 サメコ君も成長したなぁ…。」

博士は声を殺して泣いた。
そして、寂しく自分を慰めた。

469以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:03:22.14 ID:+PjKfhbX0
博士・・・。・゚・(ノД`)・゚・。

470以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:09:53.11 ID:AOdHkPV/0
次の日の朝、博士が私に話しかけた。

「サメコ君…。」
「…なんですか。」
「青年に、君の気持ちを伝えなさい。」
「…ぇっ。」
「きっと、悪い返事は返ってこないさ。
 その青年も、君を好きなはずだ。」
「…でも。」

自分の気持ちが失われそうで、怖かった。
壊してしまうくらいなら、このままでいいと思った。
その気持ちを悟ったかのように、博士は続けた。

「これは乗り越えなくてはならない、壁なのだ。
 君が、人間になるために。」
「…。」
「怖がらずに、自分の気持ちを伝えるんだ。
 それは、嫌なことなんかじゃない。
 むしろ断られたときのほうが…」
「それは博士だけです。」
「ぅ、うむ。
 まあ、それは置いといて。サメコ君。」
「…はい。」
「イってきなさい。」
「…博士。」

471以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:17:31.95 ID:AOdHkPV/0
なんとなくおかしな感じがしたが、気にしないことにした。
玄関でに立つ私。
外に出ることが、こんなにも緊張することだなんて、知らなかった。

「サメコ君。最後でいいんだ。
 私を罵ってくれないか…。」
「…しつこいっ!」

私の怒りは、信じられないエネルギーを発生させ、
博士にプログラムされた、製作者防御システムを無効化した。
そして、私は博士を思いっきり蹴飛ばした。

「あべしっ!」

そして私は、意を決して外に飛び出した。
公園に向かって。
あの人に、気持ちを伝えるため…。



「…サメコ君。
 いい仕事をして―らめぇ―くれるじゃないか。
 今ので…三回はイけるぅ…。」

FIN

472以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:23:55.33 ID:KYGFGVjz0
GJ!
博士の変態キャラが背景でいい味だしてる!

473以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:28:24.15 ID:+PjKfhbX0
乙でした、3回はイけます

474以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:28:50.90 ID:6OoPwTxY0
GJ!
そして保守

475以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:44:23.36 ID:/TJsTua00
http://11922960.seesaa.net/article/21939967.html#more

保守がてらまとめて見た。

476以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 00:50:26.22 ID:B2oLAkcG0
自動保守

477以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 01:10:27.62 ID:B2oLAkcG0
自動保守

478以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 01:10:43.98 ID:ppOpDfJLO


479以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 01:32:41.34 ID:RRqy9YhSO
ほしゅーる

480以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 01:33:07.11 ID:WcUu3NTHO
さようならツンサメ!

481以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 01:43:34.15 ID:0Q+2yyNBO
男「好きだ!俺と…付き合ってくれ」
サメ「…別にいいわよ」
男「え、ほ、本当に?」
サメ「はぁ…。嘘ついてどうするのよ。それとも信用できないの?」
男「そ、そんなこと…でもなんか…なんて言うかその…えーっと…パニクっちゃって…でもホント、嬉しいよ」
サメ「…落ち着きなさいよ。男のくせに」
男「あ…ごめん」
サメ「私なんかでよかったの?」
男「そりゃもちろん。てか君じゃなきゃダメだ」
サメ「そう。…じゃ、帰りましょ」
男「(あれ?(;^ω^))え?帰るの?」
サメ「授業は終わったし部活もないんだから学校にいても仕方ないでしょ」
男「…(ぉーぃ。…本当に帰りだしたし)」

482以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 02:09:17.80 ID:B2oLAkcG0
自動保守

483以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 02:12:20.17 ID:0Q+2yyNBO
サメ「…?何してるの?」
男「へ?」
サメ「ほら、早く帰りましょ」
男「一緒に帰ろうってことか?」
サメ「恋人なんでしょ?一緒に帰らなくてどうするのよ」
男「でも方向が…」
サメ「それ位送って…もういいわ。さようなら」
男「わー!ちょっと待った!送るから一緒に帰ろう」
サメ「…うん」
男「あれ?照れてる?」
サメ「照れてない。馬鹿じゃないの?」
男「と言いつつ実は照れてるだろ」
サメ「照れてないって言ってるじゃない。───それより家に上がっていって。今日は親が帰ってくるの遅いから…」


484以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 02:13:25.47 ID:0Q+2yyNBO
男「へ?え、えと、そそそんないきなり!?えーっとでもまだそういうのは早いというか何というか、焦ることはないと思うんだ。うん」
サメ「…嘘よ」
男「…へ?」
サメ「いきなり家に上げたりするわけないじゃない」
男「え?な?」
サメ「…不潔」
男「ぐはっ!…か、からかった仕返しか?」
サメ「…何のこと?」
男「ぬう…(こいつはなかなか強敵だな…)」

坂道を二人で歩く。俺を言い負かした彼女の顔は、気のせいかすこし微笑んでいたような気がした。
いつもは冷たくあしらわれるだけなのに付き合ってくれたということは、少しは心を開いてくれたのだろうか。
次はどんな風に言い負かしてくれるのだろう。そんなことを考えながら、小柄な彼女の歩幅に合わせ、いつもよりゆっくりと歩いた。少しでも長くいられるような気がしたから。
風が優しく頬をなでた。僕にはそれが二人の始まりを祝福しているように思えた。彼女に言ったら「馬鹿じゃないの?」と言われるような、自分勝手な思いこみだろうけど。

485以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 02:38:55.78 ID:YKXeXwMf0
a

486以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 02:44:19.52 ID:RRqy9YhSO
ほしゅーる

487以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 03:32:24.14 ID:B2oLAkcG0
自動保守

488以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 04:08:29.92 ID:Sl+JlbG/0
hosyu

489以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 04:36:16.15 ID:Sl+JlbG/0
保守

490以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 04:58:04.87 ID:Sl+JlbG/0
保守

491以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 06:02:37.32 ID:Sl+JlbG/0
保守

492以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 06:36:39.46 ID:Sl+JlbG/0
保守

493以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 07:06:26.30 ID:Sl+JlbG/0
保守

494以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 07:41:59.48 ID:Sl+JlbG/0
保守

495以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 08:22:07.24 ID:WcUu3NTHO
エロかっこよく保守

496以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 09:05:04.50 ID:Sl+JlbG/0
保守

497以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 09:32:10.21 ID:VDveexI60
気力!転身〜

498以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 10:11:03.82 ID:Sl+JlbG/0
保守

499以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 10:41:56.26 ID:Sl+JlbG/0
保守

500以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 12:03:47.70 ID:bZmCnrRr0
保守

501以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 12:31:01.97 ID:bZmCnrRr0
保守

502以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 12:50:35.39 ID:0j3O1ju/0
このスレまだあったのか・・・・このスレ最後にしようぜ

503以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 12:54:04.91 ID:+yORyDRZO
このスレ最後って言うか、2スレ目はただの事故だ

504以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 13:03:20.70 ID:+BHNL5CnO
>>497
燃やし尽くすぜ真っ赤な炎

505以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 13:34:19.41 ID:bZmCnrRr0
ほしゅ

506以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 13:57:49.48 ID:bZmCnrRr0
保守

507以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 14:31:51.86 ID:3RHVISSn0
自動保守

508以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 15:02:50.25 ID:bZmCnrRr0
保守

509以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 15:26:28.56 ID:bZmCnrRr0
保守

510以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 15:45:12.76 ID:bZmCnrRr0
保守

511以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 16:12:02.74 ID:+yORyDRZO
保守派

512以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 16:39:50.18 ID:3RHVISSn0
自動保守

513以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 16:54:43.06 ID:bZmCnrRr0
保守

514以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 17:23:06.96 ID:bZmCnrRr0
保守

515以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 17:52:32.96 ID:3RHVISSn0
自動保守

516以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 18:17:53.36 ID:JSvZwiC7O
保守

517以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 18:38:19.33 ID:bZmCnrRr0
ほしゅ

518以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 18:42:57.27 ID:jF1IpML00
保守

519以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 18:54:35.19 ID:U2x+k+T40


520以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 19:04:36.66 ID:fYgGfxyZ0


521以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 19:04:55.58 ID:HpXD3RED0


522以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 19:07:32.40 ID:pQP0224Y0


523以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 19:09:44.15 ID:jF1IpML00


524以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 19:14:34.12 ID:NuzUR/JE0
TBSの放送免許剥奪を求める陳情署名受付フォーム(携帯からでもOK)
http://www.powup.jp/sign/tbs.aspx

TBSをなくしてしまいましょう><

525以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 19:37:32.36 ID:bZmCnrRr0
保守

526以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 19:59:19.87 ID:0j3O1ju/0
人居ないのか・・・・過疎

527以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 20:14:11.70 ID:jF1IpML00
保守

528以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 20:43:42.32 ID:3RHVISSn0
自動保守

529以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 20:53:53.27 ID:ur3GacOZO
よし、書くぞ!

530以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 21:09:34.98 ID:0j3O1ju/0
さあこい!!!

531以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 21:19:26.28 ID:+yORyDRZO
こいやぁぁぁ!!

532以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 21:33:26.73 ID:0j3O1ju/0
男「・・・・zzzz」

鮫「お昼よ・・・」ゆさゆさ

男「・・・zzzz」

鮫「ねぇ・・・」

男「・・・zzz」

鮫「起きない?」

男「・・・zzz」

鮫 ・・・がぶ

男「痛いぃぃぃぃぃ!!!噛むな噛むな!!!首痛いっ!!!」

鮫「・・・お昼よ、行きましょ」


533以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 21:41:59.06 ID:3RHVISSn0
自動保守

534以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 21:42:32.33 ID:1JE2ttv70
>>532
冷めで鮫かw

535以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 21:59:50.79 ID:3RHVISSn0
自動保守

536以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 22:18:06.02 ID:3RHVISSn0
自動保守

537以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 22:20:18.27 ID:+2tfyKXl0
>>481-484
亀だがいいとオモタ

538以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 22:38:55.68 ID:3RHVISSn0
自動保守

539以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 22:59:13.66 ID:3RHVISSn0
自動保守

540以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 23:06:25.80 ID:0j3O1ju/0
人いねえ・・・・お題くれい

541以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 23:07:16.08 ID:1JE2ttv70
>>540


542以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 23:13:23.29 ID:zS+oxktk0
俺、ここにいるよ

543以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 23:32:17.03 ID:3RHVISSn0
自動保守

544以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 23:37:43.51 ID:0j3O1ju/0
男「海だぁぁぁぁぁぁ!!!」
鮫「海ね・・・人が多いわ」
男「直射日光!紫外線!!!」
鮫「暑い・・・」
男「いや、夏だし」
鮫「あつい きらい わたし うみのいえ」
男「こんにゃろう・・・・」
鮫「ねえ」
男「何?」
鮫「みんとあいす」
男「あー俺ミント系駄目。やっぱ男は硬派にチョコだな」
鮫「貴方なんて嫌い」
男「わーーーったよ!!行ってきますよ、なんでも言うこと聞きますよーーー」
鮫「ふふ・・・ざぱーん、ざぱーん」




545以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 23:38:18.94 ID:0j3O1ju/0
男「ほれ、ミントアイスだ」
鮫「ふふ、ぱしゃぱしゃ」
男「ぐあ、両手アイスあんだから水かけんな!!W」
鮫「ちょうだい」
男「水着に替えたのか?」
鮫「ええ」
男「似合うぞ、ほれ」
鮫「ありがと」
男「肌白いな」
鮫「エッチ」
男「男だしなっ!!チョコうめえな。海ってのもあるんだろうな」
鮫「鼻にアイスついてる・・・」
男「お?そかそか。タオルタオルっと」
鮫「待って・・・」近づく顔
男「おおおお!!」(舐め取るのか!!!)

鮫 がぶ
男「痛ぇぇぇぇぇ!!!」
鮫「あ」
男「そこは普通舐め取るもんだっ!!普通は!!いや普通のシチュでもありえないけどっ!!」
鮫「間違えた・・・」
男「こんにゃろう・・・・」

546以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 23:39:48.83 ID:0j3O1ju/0
しまった・・・海っぽくね

547以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 23:40:56.71 ID:+2tfyKXl0
ちょwwwwwwwwwwwテラモエスwwwwwwww

548以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 23:46:51.19 ID:0j3O1ju/0
んじゃ次のお題くれいwwwwwww
出来れば18禁以外で

549以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 23:48:43.86 ID:W0Ovm/vA0
そこにこんなモノが?!・・・・いや、なにかの見間違いだよなうんそうだそうにちがいないってな感じの

550以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 23:54:40.37 ID:+2tfyKXl0
お化け屋敷でwwww

551以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 23:55:27.69 ID:epNk928H0
>>549
あー、首筋にキスしようとしたらエラがあったみたいな

552以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 23:58:40.24 ID:0j3O1ju/0
そこにこんなモノが?!・・・・いや、なにかの見間違いだよなうんそうだそうにちがいない

男「おーい起きてるかぁ・・・?」

夏休みのど真ん中8月14日
鮫の住むウチへ

部屋のど真ん中のデスクトップパソコン
電源が付けっぱなしでそのままどこかへ行ったのだろうか?

男「なんだ?『サメサメの小部屋』・・・?ホームページの更新中か?」
つかホームページ持ってる事自体初耳なんだが

相変わらず簡素な部屋
色気も何も無いこの部屋に

異質なフォントカラーと壁紙で作られたホームページ
悪いと思いつつもちろっと目を通してみる

男「まあ、あいつの事だ。趣味の読書から小難しい文学論とか・・・」

7月26日
今日は〒〃→├T=〃ッT=〜
別れ際レニ優7<≠スUτもらッちゃッT=→

眩暈がした

553以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:07:31.55 ID:sT5zoJii0
ふらふらとおぼつかない足元でオレは玄関へとたどり着く

なんだあれは・・・ギャル文字って奴なのか・・・
そもそも「サメサメのらぶり〜日記」ってなんだ・・・

そうだな、見間違いだ
何かの悪い夢に違いない、そう思いながら幽霊スポットから逃げ出すように
鮫子のウチを逃げ出そうとした瞬間

鮫「何してんの?」
靴を履こうとしていた時に、一番会いたかったはずの今一番会いたくない女性に会ってしまった
男「いや・・・ははは。居ないみたいなんで帰ろうかと・・・」
鮫「中で待ってればいいじゃな・・・・見たの?」
男「・・・なんの事だか・・・」どきどきどき
鮫「そう・・・見たのね・・・」
男「は・・は・・可愛いもんざなぴか」舌が上手く回らない鮫「そうよ・・・私は・・・」
男「私は・・・」

鮫「貴方の隠し撮り写真とか上半身裸写真とかうPしてるの見てしまったのね!その白くて締まった肌とか!!!」

男「そんなことまでしてやがったのかーーーーーーー!!!!」
鮫 がぶ

うぎゃああああああああああああ

正直すまんかった

554以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:13:03.24 ID:flcbKQ/r0
キャラが違うwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwww

555以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:16:48.88 ID:sT5zoJii0
お化け屋敷
男「さて・・・一通りアトラクションは乗った訳だが」
鮫「そうね」
男「お化け屋敷にでm」
鮫「何か飲む?」
男「あ、えっとウーロン茶かな」
鮫「買ってくるわ」



男「さて、とりあえずお茶して落ち着いた訳だが」
鮫「そうね」
男「お化け屋敷にでm」
鮫「そういえば小腹が空いたわね、何か食べる?」
男「お化け屋敷にでm」
鮫「あそこにホットドッグがあるわね、行って来るわ」



男「さて、とりあえずお茶してホットドック食べて落ち着いた訳だが」
鮫「そうね」
男「お化け屋敷にでm」
鮫「好きよ」
男「お化け屋敷にでm」
鮫「愛してるわ」
男「お化け屋敷にでm」
鮫「愛してるって言ってるのよーーー!!!」
男「怖いなら怖いと言えーーーーー!!!」

おしまい

556以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:19:42.62 ID:3Xd8oYQH0
ID:sT5zoJii0超GJwwwwwwww

557以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:21:34.14 ID:flcbKQ/r0
最後の二行ががなんとなくジョジョっぽいw

558以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:22:37.33 ID:p1evGElF0
>>555
イイヨイイヨー
イインダヨー

559以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:22:51.56 ID:sT5zoJii0
なんか普通のツンデレっぽくなってしまったwwwwwww
んじゃ次のお題wwwwww


560以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:27:08.24 ID:HVfynN0+0
レバノ(ry

…い、いや。
なんでもないんだ。

561以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:34:03.85 ID:sT5zoJii0
レバノry

鮫「暑いわ・・・みんなしんじゃえばいいのよ・・・」
男「相変わらずテロリストみたいな妄想しやがって・・・クーラーがんがんじゃねえか?この部屋」
鮫「お布団・・・ふとんかぶって足のはしっこ出すの好き・・」
男「お昼なんにする?」
鮫「みんとあいす」
男「夏バテか・・・しゃあない」
鮫「買って来てくれるの?」
男「オレが作る」
鮫「そう、庭にミント生えてるわ」
男「レバニラ、夏バテにいいぞ」
鮫「レバーNOー」
男「鮫のくせに・・・」

鮫 がぶ
男「正直すまんかったああああああああ」

レバノー



562以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:35:55.51 ID:HVfynN0+0
すげぇwwwww
乙です

563以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:37:29.92 ID:flcbKQ/r0
駄洒落かよwwwwwwww

564以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:38:06.87 ID:sT5zoJii0
ちきしょう萌ない・・・次の御題は

565以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:41:45.96 ID:flcbKQ/r0
ちょ、高校野球って9人じゃないのかよ!



566以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:55:45.08 ID:flcbKQ/r0
保守

567以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:55:53.34 ID:HVfynN0+0
wktk保守


568以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:57:58.02 ID:sT5zoJii0
ちょ、高校野球って9人じゃないのかよ!

ついにここ、高校球児の夢の場所「甲子園」に俺たちはやってきた
オレは先発ピッチャーとしてマウンドに上がる。プレイボールだ!!!

円陣を組み、マウンドで気合を入れ、各自ポジションに散っていく

さあ!俺たちの戦いの始まr

鮫「夕飯何がいい?」

高校球児の夢の場所「甲子園」に俺たちはやってきた
オレは先発ピッチャーとしてマウンドに上がる。プレイボールだ!!!

鮫「無視しないでよ・・・・」

さあ!俺たちの戦いの始m

鮫「聞きなさいよ」

男「なんで鮫子がここにいるんだっ!!!!」

鮫「夕飯のメニュー聞きに来たんだけど」

男「いや・・・ここマウンド・・・なんだけど」

高校球児の夢の場所「甲子園」に俺たちはやってきた・・・んだよな?

569以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:59:01.14 ID:sT5zoJii0
鮫「だから夕飯何がいいかって聞いてるの」

男「と!とりあえずここから出て行ってくれ!!な!!!」

鮫「何よ・・・携帯かけても取らないし・・・」

審判「プレイボーーーール!!!」
ぷぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん←甲子園でプレイボールに鳴る音

鮫「何よ・・・煩い人たちね・・・」

男「いや!おかしいのはお前で!!って審判もなんでプレイボールかけるの!!?」
とりあえず相手陣地が騒ぎ出す、バッターもこっち見ている

鮫「喧嘩売ってるのかしら・・・?」

男「いや・・・あのそんな目つきで睨まないで・・・」
その瞬間、オレのグローブとボールを毟り取り相手バッターに投げつける鮫子

バ「あぶろazsxdcfvgbhnjmk!!!」

男「おいおいおいおいおいおい!!!」

鮫「ふん、クズが」

審判「デッドボーール!!」

男「オレの話を聞けぇぇぇぇぇえぇぇ!!!!!」

570以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 00:59:53.88 ID:sT5zoJii0
もう何がなんだか

571以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 01:00:21.09 ID:lliMt8eTO
>>568
くせぇ
プンプンする

572以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 01:10:35.61 ID:+TBogtivO
段々カオス化www


573以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 01:13:19.58 ID:HVfynN0+0
イインダヨー

574以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 01:16:48.49 ID:+TBogtivO
お題出してもいいの?

575以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 01:20:01.14 ID:sT5zoJii0

あ、ごめん御題どぞ

576以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 01:33:24.54 ID:+TBogtivO
倦怠期

577以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 01:40:01.77 ID:sT5zoJii0

つかすまん眠さ限界
だれか引き継いでくれ

578以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 01:42:35.38 ID:+TBogtivO
>>577


579以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 02:02:37.91 ID:ppsLpdCc0
    (;´Д`)   ホシュホシュホシュ
   _(ヽηノ_
     ヽ ヽ

      (゚д゚) !
    _(ヽっノ_
       ヽ ヽ

      ( ゚д゚)っ
      (彡ηr ホシュホシュホシュ・・・・・
.       i_ノ┘

     ⊂( ゚д゚ )   
.      ヽ ηミ) 
ホシュ・・・ (⌒) |       


♪ /⌒ヽ.∩ 
  r( ^ω^ )ノ _
 └‐、   レ´`ヽ オバケの救急車〜♪
    ヽ   _ノ´`
    ( .(´  ♪
     `ー
♪  ∩ /⌒ヽ
   ._ ヽ( ^ω^ )7
  /`ヽJ   ,‐┘  オバケの救急車〜♪
   ´`ヽ、_  ノ
      `) ) ♪
      ー´


580以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 02:37:50.38 ID:TML+CU6u0
自動保守

581以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 02:38:43.62 ID:ppsLpdCc0
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧      ___/ ̄ ̄ ̄\
< ┌┐  ┌───┐ >   /  / / ̄ ̄ ̄ ̄\
< ││  │┌─┐│ >  /    ̄          \
< ││  └┘ //  >/    □            \
< ││    //    >// ̄~\ / ̄ ̄ ̄\      |
< ││     ̄     >|//\ヽ ∨〃/\   \   /\
< ││       _   >//(・) \ゞ/ /(・)  〉   |  | ∩|
< ││     //  >| \_/ノ  \_/ ノ し|   | ∪|
< ││    / |   >l:::::::::∠~         ⌒|   \/
< ││   //||   >|:::::::::r〜〜‐、ヽ      /    /
< ││   ̄  ||   >|:::::::::)jjjjjjjjjjjヽヽ    /   /
<   ̄       ̄    >|:::::::::|,,    ||  /   /
<  ロロ┌┐┌┐┌┐  >!:::: ヽiiiiiiiii// /   /
<   ┌┘│││││  >ヽ  ヽ〜〜"/   /
<     ̄ ̄ └┘││  > ヽ、__,,,_∠__/
< ┌┐┌┐   ││  >  _]:::::::   [_
< ││││   //   > ̄~        ゙ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
< ││││    ̄    >               ,〜ヽ
< └┘└┘        >             〜 ノ ̄\
<  [] []         >           ’ノ⌒⌒⌒⌒〉〉 もう眠い 
 ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨            {       Y∫


582以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 02:39:36.03 ID:xSoYShnC0
これはエロイwwwww
http://37514.net/pc/weblog/home/ami/


583以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 03:10:53.70 ID:TML+CU6u0
自動保守

584以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 03:45:12.48 ID:i/IUUrTF0
ほす

585以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 04:11:25.96 ID:i/IUUrTF0
保守

586以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 04:40:54.44 ID:i/IUUrTF0
ほしゅ

587以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 05:23:42.66 ID:hfIRD80L0
○●○ あなたは呪いをかけられました ○●○

このレスが貼られているスレにいるあなたは呪いにより
今後一切性行為が出来ない身体になってしまいました。
しかも呪いにより数日中に事故にあい、大怪我を負ってしまう危険性があります。。

しかし大丈夫!呪いをときたい場合は以下のスレ↓
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/6066/1145963372/


ルシ様マンセー

と書き込むのです。
するとどうでしょう。。呪いが解けたばかりか、
好きなあの子と付き合えたり、お金ががっぽがっぽ入ってきたり
幸せ三昧になる可能性が高いです!
さぁ、あなたも、呪いをといて一発逆転の人生に踏み出そう!

588以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 06:21:03.01 ID:i/IUUrTF0
保守

589以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 07:02:42.24 ID:i/IUUrTF0
hosyu

590以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 07:31:16.96 ID:i/IUUrTF0
保守

591以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 07:32:25.73 ID:xSoYShnC0
ちょwwwなにこれwwww
http://category.bloog-ranking.com/200607062121.html


592以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 08:12:11.46 ID:i/IUUrTF0
ほしゅ

593以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 08:14:43.95 ID:ZdLE+1sJ0
シリアスな展開の話しなのに笑ってしまうのはなぜだろう

594以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 09:11:40.68 ID:i/IUUrTF0
ほしゅ

595以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 09:57:32.64 ID:i/IUUrTF0
hosyu

596以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 10:38:56.20 ID:C0vpq5S0O
ほしゅーる

597以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 11:01:25.26 ID:C0vpq5S0O
ほしゅーる

598以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 11:33:46.64 ID:i/IUUrTF0
ほしゅ

599以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 12:17:39.05 ID:TML+CU6u0
自動保守

600以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 12:41:57.80 ID:i/IUUrTF0
保守

601以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 13:05:47.22 ID:i/IUUrTF0
hosyu

602以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 13:33:26.29 ID:i/IUUrTF0
保守

603以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 13:55:05.03 ID:i/IUUrTF0
保守

604以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 14:20:23.63 ID:FF+KEIJN0
保守

605以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 14:46:48.15 ID:i/IUUrTF0
保守

606以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 15:09:21.27 ID:i/IUUrTF0
保守

607以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 15:33:48.34 ID:i/IUUrTF0
保守

608以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 15:51:54.42 ID:NBciOZDk0
ほも

609以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 16:22:50.84 ID:TML+CU6u0
自動保守

610以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 16:35:39.97 ID:hfIRD80L0
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1149144530/
105 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 本日のレス 投稿日:2006/08/06(日) 12:12:26 QOypgX2o
VIPには自称労働者や学生が多いですね。妄想はいいから、いい加減にちゃんと
就職してほしいですね。いつまで人に迷惑をかけているのか、自分がやっていることが
恥ずかしくないのか、客観的に自分を見る姿勢と言うのが君たちに必要なことなのです。



っていうか、もういい加減目を覚ませよ・・・

611以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 16:53:53.76 ID:i/IUUrTF0
保守

612以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 17:19:12.00 ID:TML+CU6u0
自動保守

613以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 17:34:31.33 ID:NBciOZDk0


614以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 17:38:30.55 ID:flcbKQ/r0


615以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 18:03:29.74 ID:TML+CU6u0
自動保守

616以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 18:31:36.34 ID:i/IUUrTF0
保守

617以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 18:48:37.25 ID:NBciOZDk0


618以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 19:13:14.51 ID:i/IUUrTF0
保守

619以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 19:44:24.22 ID:TML+CU6u0
自動保守

620以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 19:45:12.50 ID:xSoYShnC0
ちょwwwwテラエロスwwwwwwhttp://groovemachine.ddo.jp/p_blog/article.php?id=11


621以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 20:07:35.49 ID:Yt6b3PWOO
落ちる

622以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 20:22:04.15 ID:UjjpcxTX0
よいしょ〜〜

623以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 20:40:00.85 ID:ZX/3OC6cO
保守

624以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 20:50:25.21 ID:50tH9eym0
>>576倦怠期

鮫 はむ・・・はぁ・・・

鮫子の甘えたいサイン、それは首筋やら肩、とりあえず俺の全身を優しく甘噛みで責める事

鮫「ふぅ・・・」
男「かわいいぞ」

そういう時俺はわざと首へと誘導するように軽く顎を上げて彼女を誘う
もしここを噛み千切れられた場合、つまり人の急所の一部を捧げる事による親愛のサイン

鮫「あぁ・・」かむ・・

キスはあまり好きじゃないみたいだ
キスマークなどよりも歯の跡、それが彼女の独占欲
軽く耳に手を添えて何度も。それこそ長い時間かけて何度も何度も求愛の甘噛みを

ここから俺の怒涛の責めが・・・

鮫「・・・飽きたわ」

男「はい?」

625以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 20:51:07.94 ID:50tH9eym0
男「飽きたって・・・?」

鮫「もっとこう・・・私の震え上がらせるような、声出しなさい。欲情を煽るような」

男「いや、あの、え?」

鮫「倦怠期」

男「いやいやいや!ただ単に自分の性癖ぶっちゃけただけだ!」

そういうやいなや鮫子は俺の頬を捻り上げる
男「痛たたたたたた!!!!」
鮫「悪くないわ」
男「にゃにいっへりゅんでゃ!!!はにゃへ!!」

鮫 かぶ・・・ちろ・・
その捻り上げ赤くなった頬にまた甘く噛み軽く舌を這わせる
男「ひゃう!!」
鮫「悪くないわ・・・ふふっ・・・愛してるわよ」
男「いやーーーーーーーー!!!!」

堕ちていく俺、とりあえず続かない

おしまい


626以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 21:01:57.44 ID:ZX/3OC6cO
>>625

GJ!!

627以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 21:03:25.48 ID:50tH9eym0
人がいた・・・
このスレ今日でトドメ刺してやろうぜ
そういう事でお題希望wwwww

628以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 21:03:50.72 ID:3Xd8oYQH0
>>625
超GJ

629以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 21:23:16.65 ID:TML+CU6u0
自動保守

630以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 21:34:10.05 ID:+TBogtivO
皆幼女に走ったのかな?
じゃあお題は幼女

631以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 21:38:01.68 ID:bWt+CnJy0
幼女・・・・頑張ってみる

632以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 21:53:49.80 ID:TML+CU6u0
自動保守

633以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 21:54:41.55 ID:NlakprOZ0
hosyu

634以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:02:33.15 ID:bWt+CnJy0
男「おーい、居るかぁ!?」

返事は無い。どうやら留守のようだ

久々に鮫子の家へ、夏休みの宿題の回しあい。つまり写させて貰おうと
しかし相変わらず簡素な家だ、まあ勝手にいつも上がって待ってたりするしな
ここはキンキンに冷えた鮫子の部屋で待たせてもらおう

玄関の鍵の隠し場所はっと・・・あったあった
まあこれも彼氏たる俺の特権って事で

男「勝手にあがるぞ、おじゃましまーす」

幼「いらっちゃい・・・」

鮫の妹「鯱子」だ

男「ごめんな、鯱子ちゃん。お姉ちゃんはどっか行ったの?」

鯱「あいす・・・買い物」

男「そか、一人残して行くなんて珍しいな・・・よっしゃここで待っててもいいかい?」

鯱 こく

まあしばらく待ってれば来るだろう・・・

635以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:03:04.22 ID:bWt+CnJy0
男「何してたの?」

鯱「お絵かき・・・」

男「何の?」

ぺらっとお絵かき帳だろうか。とあるページを開いて見せてくれた

鯱「オタリア」
男「・・・狩るの?」
鯱「美味しそう?」
男「え?う?あー・・・そうだね・・・このシャチがオタリア狩ってる所が真っ赤だね・・・」

何考えてんだ・・・この一族は

鯱「お兄ちゃん」
男「ん?何?」
鯱「こっち向いて・・・」

まじまじとこちらを見つめている。きょとんとした純粋な眼差し。マニアじゃなくて良かった・・・
こりゃ将来は相当な美人さんだな

鯱「お兄ちゃん」
男「ん?おーすまん何だ?」
鯱「・・・オタリアに似てる・・・」じり・・・

なんだかもの凄く逃げたくなった

636以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:04:36.01 ID:bWt+CnJy0
男「な・・・なんでじりじり寄ってくるのかなぁ・・・?」
鯱「お姉ちゃんが」
男「鮫子が?」
鯱「お兄ちゃんいい味するって」
男「あほかーーーーーー!!!!」

鯱 はぐ

男「指痛ああああああああ!!!!」 右手の中指に思い切り噛み付く
乳歯だろうか?それでも物凄く痛い

鯱 あぐあぐ
男「なんでもかんでも噛めばいいってもんじゃいてえええええええ!!!」
鮫「あら、浮気現場?」

アイスを両手に抱え鮫子が不意に後ろに立ってこちらを見ている
男「ちょちょちょちょ!いい所に来たな!!!たのむ鯱子ちゃんを離し」
鮫「駄目よ鯱子」
男「そうそうそう!!!人を噛むって行為はあまりおすす」
鮫「一番いいのは首筋なんだから」
男「あほかーーーー!!!」
鯱「そうなの?」
鮫「そうよ」
男「いやあああああああああ!!!!」
鮫「いい声で泣く」
鯱「でち」
男「やーーーーめーーーーてーーーーーぇ」

おしまい

637以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:06:50.50 ID:HVfynN0+0
すごく…いいです…

638以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:07:03.12 ID:22rWm+yZ0
>>636
GJ!!!!!!!!

639以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:08:55.34 ID:+TBogtivO
つかなんて読むんだ?妹の名前
とりあえずグッジョ!

640以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:11:33.57 ID:bWt+CnJy0
うはwwwwロリはよくわかんねぇwwww
とりあえず次のお題どんどん来いwww

>>639

鯱子=しゃちこ

641以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:12:50.61 ID:HUSlk+Ja0
>>636

GJ!!!!!



642以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:14:27.98 ID:HVfynN0+0
>>640

お風呂

643以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:32:22.35 ID:TML+CU6u0
自動保守

644以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:34:55.15 ID:3Xd8oYQH0
活気付いてキタワァ

645以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:36:21.17 ID:bWt+CnJy0
お風呂

ざばーーん
男「ふう・・・やはり日本人はシャワーじゃなくこうじゃなくては・・・」

かぽーん

ここは石川県能登半島の温泉街
普通の和風の宿。各部屋に和風チックな風呂が設置されロケーションは日本海を展望できる設計
まさに絶景

男「しっかし・・・あいつが温泉好きだとは初耳だな」

まあ暑いのが大嫌いで冬が大好きな鮫子にはぴったりかもしれん
ちらほらと振ってくる雪が儚げでなにかもどかしい美しさを表現していた

男「うん、悪くない」

鮫「あたりまえよ、私のお気に入りだもの」

鮫子がタオルを巻きいつの間にか風呂場の石縁に座り込んでいた
そして手のひらを、まるで雪をすくうかのごとくそっと宙を浮かせた

鮫「見とれた?」
男「ふん」
鮫「顔真っ赤」
男「湯あたりだな」
鮫「可愛いわね」

そしてそっと湯の中に体を落として来た

646以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:36:49.08 ID:bWt+CnJy0
そして湯の中に入るやいなや体に巻きつけていたタオルをはらう

鮫「あまりこっちを見ないでよ」
男「お・・・おう

恥ずかしさからか目線を外の日本海へ向ける

鮫「私ね」
男「ん?」
鮫「これが見せたくって・・・ここに誘ったの」
男「これって?」
鮫「海に・・・振る雪」

気がついたら雪はこんこんと振り出していた
日本海の向こう、海の向こうまで広がる闇の向こうまで雪はこんこんと降っている

男「・・・綺麗だ」
鮫「そうね」

気がつくと鮫子は俺の横に身を預けるようにもたれかかっていた
肩、首筋。鮫子の全身から白い湯気があがる

雪はまだ降っている

647以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:37:12.49 ID:HVfynN0+0
おぉ…おおおおおおおっ

wktk

648以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:37:20.95 ID:bWt+CnJy0
男「本当に綺麗だ」
鮫「・・・ええ」

髪をそっと撫でる

鮫「ふふ」
男「なあ」
鮫「静かに」

男「え?」
鮫「ここまで甘えられるようになった、一番好きな風景まで捧げた」
男「ああ、昔とは大違いだ」
鮫「貴方は私に何を捧げるの?」
男「・・・俺の・・・一生なんてどうだ?」

鮫「悪くないわ」
男「遠慮するな」

鮫子は優しく俺の首筋に手を絡み付けてきた

鮫「じゃあ」
男「何」
鮫「あたしの刻み付けてあげる」
男「はは、好きにしな」

優しい波の音が聞こえる
首筋に刻まれる親愛の証
雪はまだ降っている

おしまい

649以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:38:45.76 ID:bWt+CnJy0
お風呂っつーか温泉でしたwwwwww

650以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:39:01.32 ID:HVfynN0+0
キタコレ!
乙です!
激しく乙です!

651以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:42:47.69 ID:+TBogtivO
やべぇ…
個人的にヒットだ…
エロエロ期待だったがこれもまたグッジョ!

652以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:45:29.19 ID:bWt+CnJy0
次のお題はなんじゃい

653以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:53:23.46 ID:HVfynN0+0
>>652

トランプ

なんか俺ばっかりスマソ

654以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 22:57:15.07 ID:bWt+CnJy0
>>653
かまわん。大歓迎だ

655以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:10:46.52 ID:bWt+CnJy0

トランプ

鮫「みんとあいす」
男「断る」
鮫「食べなきゃ死ぬわ」
男「死んだら俺も死ぬ、つか今は冬だ」
鮫「・・・くうっ」

おもむろに立ち上がり自分の机の引き出しから小さな箱を出した
シンプルなトランプだ。何を考えているんだか
すると彼女はトランプを軽やかな手さばきで切って行く

男「おう?」
鮫「勝負」
男「・・・・へ?」
鮫「負けたら・・・買ってきて」

トランプを切り終わり、そしてカードの束をおもむろにこちらへ渡す

男「いや・・・俺にメリットがさっぱり無いんだが」
鮫「・・・脱ぐわ」

世界が止まった



656以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:12:31.80 ID:bWt+CnJy0
ごめん、もちっと時間かかる

657以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:15:01.05 ID:HVfynN0+0
いくらでも待つ

658以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:20:41.56 ID:3Xd8oYQH0
これはwktk

659以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:37:48.96 ID:TML+CU6u0
自動保守

660以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:38:55.97 ID:TML+CU6u0
自動保守

661以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:43:03.31 ID:bWt+CnJy0
男「・・・おおおおおお」
鮫「落ち着きなさい馬鹿」
男「本当だなっ!!!!!」
鮫「お好きに、貴方が負けたら・・・脱ぎなさい。全裸になったら・・・負けよ」

そう言うとカードに目線を送り

鮫「ある程度は切ってあるわ、後は好きになさい」
男「おおおおおおおおおおおお!!!!!」
その手は高速でカードをかき混ぜる
そういえば何で勝負なんだろうか・・・

鮫「時間かけたくないの。ポーカーのチェンジ無しで」
よし!
男「なら、配らせてもらう」

シャッシャッシャ
お互いに5枚ずつ

手元のカードの確認・・・・ワンペアァァァ!!!?
鮫「ブタよ」

あきれたかのような物言いで鮫子はあっさりと靴下を脱ぎ取ろうと・・・
男「待て」
鮫「何?」
男「靴下は最後だ」
鮫「くっ・・・この変態・・・」

662以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:43:43.98 ID:bWt+CnJy0
舌打ちと同時に彼女は上着をばさっと取り払う
冬とはいえ室内だ。彼女は上半身下着だけとなっている
・・・・悪くない

男「潔いというか、なんと言うか・・・」
鮫「続けて」

白い肌に黒の下着は反則だなぁ・・・と思いつつカードをまたかき混ぜる

鮫「こっち見るんじゃないわ・・・」

目が怖い。八重歯も軽く光っている
しかし俺は気にしない

そして五枚配り、カードの確認・・・これは!!!

鮫「決定ね、ツーペア、しかもキングよ」
男「すまんな、フォーカードだ」
鮫「何ですって・・・」口から瘴気みたいなのを吐いている、怖い

男「ふはははははは!!!!神は俺の味方だぁあぁぁ!!!脱げーーーー!!!」

そういうと彼女は制服のスカートをあっさりと脱ぎ捨てる
黒の・・・くろのパンテー・・・・

鮫「・・・こんにゃろう・・・」

次で・・・次でぇぇぇぇぇ!!!


663以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:44:18.63 ID:bWt+CnJy0
紆余曲折を経て

とりあえず俺はトランクス一枚。彼女はパンテーと・・・・靴下
左手は胸を隠すように巻きつけ、右手はカードを持ち目線はこちらをにらんでいる

その体勢は胸を強調してしまうため逆に挑発的だ
たまにはみ出る乳首がたまらない・・・ぴ・・・ピンク様じゃあ・・・

男「さ・・最後の戦いだ・・・」

鮫「がふるるるっるるうううう・・・」大丈夫かこいつ?

カードが手元に五枚

男「行くぞ!!!」

手元のカードを確認する、これは来たーーーーーーーーー!!!!!!

男「ストレートフラッシュだ!!!」神に感謝

しかし鮫子はカードを見つめたまま薄く笑いを携えている

鮫「自分で確認するといいわ・・・負け犬クン・・・」
男「ろ・・・ろいやるすとれーと・・・ふらっしゅ・・・」

664以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:45:21.01 ID:bWt+CnJy0
燃え尽きる俺を横目に一瞬で服を着込んでいく鮫子

男「い!!インチキだ!!!」
鮫「証拠も無く身勝手な事言うんじゃないわ・・・」
見下すように笑い、目がサドモードに変わっていく

めそめそと服を着込もうとした最中
鮫「何服を着てるの・・・?」
そう囁きながら俺の頬に手を添える
男「へ?だってみんとあいす買いに行かな」

鮫「そのまま行きなさい」・・・・へ?
男「ななななな!何を言うんだお前さんは」
鮫「行くの」
頬を捻り上げる

男「ふぎゃあああああああああああ!!!いひゃい!!いひゃい!!」
鮫「あはははは!!!いい声で鳴くわぁ・・・」

そう言うと俺を玄関から追い出し

鮫「じゃ、頑張ってね。服は預かっておくから」
男「おおおおおお・・・・外は猛吹雪ですよぉ・・・」
鮫「走れば?あ、小銭渡しておくわね」
男「おおおおおおおお・・・この人でなし・・・」
鮫「じゃあね、愛してるわ」

おーん

おしまい

665以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:46:13.08 ID:bWt+CnJy0
萌えなくてごめんね
gdgdでごめんね

666以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:48:25.24 ID:3Xd8oYQH0
>>664
Mの俺には随分とツボな鮫子ですね

667以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:52:08.85 ID:bWt+CnJy0
たぶんMがこのスレに多いと思った、あまり人居ないけどwwwwww
ごめんね一旦落ち。30分くらいしたら戻って様子見てみる

668以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:54:28.88 ID:HVfynN0+0
>>667

いったん乙!

669以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:54:34.32 ID:3Xd8oYQH0
>>667
乙!!

670以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:56:53.37 ID:HVfynN0+0
>>669

たぶんおまいと俺のみがこのスレの住人だwwwwwwwwwwwww

671以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:57:13.51 ID:+TBogtivO
乙です

672以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/06(日) 23:57:43.78 ID:2XMS6Tqu0
ちょwwwまじwwww女同士で?!
http://category.bloog-ranking.com/200607261857.html


673以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 00:00:22.24 ID:AwfWMY2p0
おぉ、ちょっと見てないうちにえらいGJですな

674以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 00:12:58.55 ID:/4FMTwtK0
な ん か 増 え た !


675667 :2006/08/07(月) 00:14:49.05 ID:Itxj2GgD0
ただいま
さあお題どんどんくれ、でも18禁は苦手だwwwwww

676以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 00:27:25.66 ID:/4FMTwtK0
>>675

天体観測

677以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 00:41:13.78 ID:uxV7iMPYO
期待ほしゅーる

678以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 00:48:43.03 ID:Itxj2GgD0
天体観測

寒さが身にしみるこの季節
学校の屋上、二人して忍び込み夜を待つ
手には大きめの天体望遠鏡

空は赤く、まだ夜は来ない

男「おい、少し寝るか?」
鮫「いいこのままで」

地べたに座る俺の腰に手を回し、太ももをマクラにして鮫子は呟く

鮫「ここが落ち着く」
男「そか」

さらさらの黒髪にそっと手を添える
ほうっと息を吐く彼女、息は白い。懐のカイロを彼女の首筋に添えてやる

鮫「ありがと」
男「どういたしまして」

夜はまだ来ない



679以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 00:50:13.40 ID:Itxj2GgD0
鮫「凄い綺麗」
男「ああ、絶景だ」

空一面に広がる星空
昔読んだ絵本のように箒で星をかき集められそうなほど、星は二人を包む

男「なあ」
鮫「何?」
少し笑いながら聞き返す

男「なんで急に天体観測なんだ?」
鮫「別に、ただしたいなって」
男「お前らしいな」
鮫「冬の空は好き、冬の身にしみる寒さも好き」
男「星座の知識はさっぱりだがな」
鮫「知識無いから、楽しいかも」
男「言えてる、本を見る時間がもったいない」
鮫「はい、紅茶」
男「お、サンキュ」

白い湯気の立つステンレスのカップ
暖かな、それでいてほのかに香る紅茶の香


680以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 00:50:58.19 ID:Itxj2GgD0
男「悪くない」
鮫「ねえ、座って」
男「ああ、ほれ。太もも」
鮫「ありがと」

地べたに座る俺の腰に手を回し、太ももをマクラにして鮫子は呟く

鮫「結構好きかも」
男「星か?」
鮫「ううん、この体勢」
男「機嫌いいな」
鮫「たまにはね」
男「夏には無理だな」
鮫「かもね」
男「なあ」
鮫「何?」
男「忘れるなよ」
鮫「何を」
男「今までの良い事、悪い事。今日のこの星空」
鮫「心に留めておくわ」
男「・・・」なでなで

星が一つ流れて行く
願い事は一つ
この瞬間が永遠のものでありますようにと

おしまい

681以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 00:51:46.13 ID:Itxj2GgD0
臭ぇ・・・・星の知識なんて無ぇよwwww

682以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 00:56:43.56 ID:TVuc/0BK0
なんかイイ!
臭い台詞がとても(・∀・)イイ!
GJ!!!!!!!!!!!

683以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 00:57:33.71 ID:AwfWMY2p0
あれ?なんで目から水が?

684以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 00:59:16.49 ID:Itxj2GgD0
もっとこのスレ住人のM気質を刺激したかったwwwwww

じゃあお題くれい

685以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 00:59:25.38 ID:/4FMTwtK0
>>683

心の…心の汗なんだぜ



686以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:03:49.79 ID:vCo3fDUh0
>>684
>もっとこのスレ住人のM気質を刺激したかった
ばっちこいwwwwwwwwwwむしろきてくれwwwwww

687以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:06:33.48 ID:/4FMTwtK0
>>684

な ら S M だ よ !

688以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:09:41.31 ID:Itxj2GgD0
>>687

てめぇ・・・wwwww
18禁は苦手だとwwwwwまあ書いてみる

689以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:11:46.10 ID:/4FMTwtK0
>>688

無理言ってスマソ
wktk

690以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:28:28.85 ID:uxV7iMPYO
ほしゅーる

691以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:29:33.96 ID:Itxj2GgD0
ちょっと時間かかりそう
出来た分あげていく

692以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:29:54.67 ID:Itxj2GgD0
SM

男「・・・・えすえむ?」
友「ああ、この本」
男「パス、オレはどこに出しても恥ずかしい程のノーマルだからな」
友「まあ読んでみろ、つかオレの在庫処分だから」
男「また溜まりに溜まって処分に困るパターンか」
友「そう言うな、じゃあごゆっくり」

そう囁きながらオレのカバンにおげれつ本をねじ込んでいく

男「まったく・・・」

これが後の「オタリアプレイ」の走りだった

きーんこーんかーんこーん
放課後

男「帰ろうぜ、鮫子」
鮫「待って、ノートまとめるから」
男「んーじゃあ時間かかりそうだから飲み物買ってくるわ」
鮫「午後ティー」
男「はいはい」

今思えば
教室にかばんを置きっぱなしにするべきじゃなかったんだ・・・・

693以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:30:09.34 ID:Itxj2GgD0
男「ただいま」
鮫「・・・・」

手が止まっている、終わったのか?
そう思いながら彼女の席に近づいてみると

ぺら・・・ぺら・・・
『ああっ・・・こんな格好で・・・恥ずかしい・・・』
という激烈フォントに彩られた、縄・鞭・ロウソクと・・・何か良くわかんない棒?

男「何やってんだーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

とりあえず手元からひったくる

鮫「・・・肛虐マニア?」
男「肛門は出口だ!!!」
鮫「何言ってるのよ・・・ちょっと消しゴム借りようとしてカバン開いたのよ」
男「ふしゅーーーーふしゅーーーー」
鮫「ふふふ・・・変態さん♪」
男「ちちちっちちちっち違うんだ!!これは山田が勝手にオレのかば」
鮫「ありきたりな言い訳・・・終わってるわね」
男「いやあのまじその」
鮫「気にしないわ」ニヤリと八重歯が光る
男「絶対信じてねーーーーー!!!」

嫌な予感しまくりな放課後だった

694以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:30:34.42 ID:Itxj2GgD0
鮫「はい、紅茶」
男「・・・薬とか入って無いよな?」
鮫「違うジャンルね」
男「まあいいや、さんきゅ」

帰りに彼女のウチに寄る
今日に限って宿題が山のように出されたからだ

鮫「それにしてもウチ・・・誰も居ないわね・・・どこ行ったのかしら」
男「買い物じゃねえの?」
鮫「ま、いいけど・・・ねえ」
男「何?」
鮫「さっきから怯えてる」

どき

男「ばばばばばば馬鹿な事を・・・」
鮫「そう。変態だから刺激でもされたのかと思ったわ」

つかむしろ鮫子の目が怖い
狩人の目。海の殺し屋みたいな目をしてる・・・ってあれはシャチだったか

鮫「首」
男「うぇ?」
鮫「首・・・咬ませて」

695以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:31:47.46 ID:/4FMTwtK0
激しくハァハァしながら
wktk

696以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:39:22.90 ID:vCo3fDUh0
wktkwktk

697以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:40:28.36 ID:Itxj2GgD0
悪い癖が出てきた・・・彼女の噛み癖はある意味病的だ
ここは止めねばきっとエライ事に

そう思いつつ体は彼女の元に、ああ、俺調教されてるなあ・・・

鮫 かぷ
男「うん・・」
鮫「ねえ・・ドキドキしてる?」
男「別に」
鮫「これでも?」

そういうやいなやオレのわずかに高ぶった股間に指を弾く

男「がふっ!!」
鮫「ふふ。変態」
男「違う・・・ここは男の聖域・・・」なんでオレはギンギンになるんだっ!!!
鮫「あはは、どんどんオタリアみたいな顔つきになっていくわね」
男「おおおおおオタリアなんて知らねぇぇえ!!!」
鮫「捕食される側よ」

そういうと彼女は強めに肩から首筋にかけて歯形をつけていく

やべぇ・・・とまんねぇ・・・

鮫「やっぱり変態さんだわ」
目がイッてやがる・・・
彼女はオレのアゴに手を添えると唇を優しく噛み切る
うっすらと血が滲んで頬を伝った

698以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:43:56.16 ID:Itxj2GgD0
どろどろに溶ける意識の中
気がついたら俺は上半身を貪り捕食されていた

舌、唇、爪、歯

それら全てがオレをどろどろに溶かしていく
鮫「そうね、変態なオタリアならこうじゃなきゃ」
男「はへ・・・」
一瞬で手を後ろに縛られ、足首も縛られ身動きの取れない状況になる
男「なっ!!おま!!ちょ!!」
鮫「ふふ、びちびち動きなさい・・・優しく」

  食 い 散 ら か し て あ げ る わ

男「おおお!!って下着脱がすな!!脱ぐな!!!うああぁぁぁぁぁ・・・はぁ・・」
鮫「あはは、スケベ」

ちーん

しくしくしく
男「汚された・・・」
鮫「ウブなネンネじゃあるまいし・・・」
そう言いながら彼女は乱れた服を直していく
男「じゃなくて・・・なんで俺はこんな・・・」
鮫「諦めなさい、地よ」
男「な!泣き寝入りはしないんだから!!!」
鮫「紅茶飲む?」
男「・・・ぱんつとズボン直してから・・・」

ああ・・・堕ちていく・・・

699以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:44:13.80 ID:Itxj2GgD0
おしまい

700以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:47:02.60 ID:AwfWMY2p0
ついにエロが・・・!
GJだwwwwwwwww

701以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:50:34.51 ID:uxV7iMPYO
激しくGJ!!
乙です

702以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:50:54.29 ID:/yN3Z9TBO
こういう作風もイケるとは…
一粒で何度おいしい奴だグッジョ!

703以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:53:42.60 ID:Itxj2GgD0
さあ!気を取り直して次のお題はwwwwww

704以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 01:54:01.83 ID:xI0QZBgLO
ハァハァ…ハァハァ…

705以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 02:00:24.70 ID:Itxj2GgD0
とりあえず待ってる間ハンバーグ工場行ってくる

706以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 02:00:30.74 ID:uxV7iMPYO
>703
雨どい

707以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 02:01:30.49 ID:uxV7iMPYO
雨どいスレを見た衝動でつい書いた
気にしないでくれ

708以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 02:04:17.47 ID:Itxj2GgD0
>>707
レスしてくれたら答えたい

709以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 02:05:59.42 ID:uxV7iMPYO
>>708


710以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 02:23:29.94 ID:Itxj2GgD0
雨どい

冬の寒さの厳しくなる頃
鮫子の実家の屋根の上、満点の星の下
瓦の屋根の棟部分
そっと寄り添う男と鮫子

会話する訳でも無く
何時か見た学校の屋上でのあの星空への想い
知識なんていらない
星座の位置すらよくわからない

ただあの星に手が届きそうで
流れる星に願いを叫ぶ程幼くは無いが
一瞬でも心に願ってしまうのは、まだ子供だからだろうか

男の胴に手を回し
緩やかな屋根の勾配に寝そべり、太ももに頭を預け
ただ星を眺めていた

ふと男は彼女からのプレゼントのキーホルダーを落としてしまう
そのキーホルダーは彼女のウチの雨どいの中へ

捨てられぬモノ故、おぼつかぬ足取りで屋根を下る

711以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 02:23:47.33 ID:Itxj2GgD0
鮫「ねぇ・・・危ないから」
男「大丈夫、下手に時間おいて雨なんかに流されるほうが一大事だ」
鮫「お願い」
男「ここに居て」

もう辺りは真っ暗
周りの風景は良く見えない、雨どいの中に手を突っ込みキーホルダーを探す

鮫「お願い・・・怖いの」
男「珍しいな、鮫子が弱気だなんて」
鮫「だって!落ちたりしたら」
男「大丈夫・・・って。あった!」
鮫「はやく・・・戻って・・」
男「おう」

屋根の軒に手を差し込む体勢
自然と頭は勾配の下側に
キーホルダーを見つけた油断からか
風に煽られ、男はバランスを崩す

鮫「駄目っ!!!!」


712以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 02:24:15.36 ID:Itxj2GgD0
下には鮫子の父の大事にしていた植栽達
これらが男を優しく・・・とはいかないが無事受け止める

顔中傷だらけの男
目の前の鮫子に思い切りはたかれる

鮫「このお馬鹿!!」
男「いやぁ・・・すまんかった」
鮫「下からハシゴ使えばいいじゃない!なんでわざわざあんな・・・」
男「泣いているのか・・?」
鮫「泣いて悪いの!?泣かした事を恥じなさい!!」
男「あ、すまん」
鮫「こっち!」胸倉を捕まれる
男「え?」

鮫 がぶ!!

男「痛っ・・・!!!」
鮫 じゅる・・・「こんな馬鹿な事で死ぬくらいなら」
男「くうっ・・・」
鮫「あたしが噛み殺してあげる」
男「はは、わかった」
鮫「来なさい、手当てしてあげる」
男「鮫子」
鮫「何!?」
男「でも雨どい、たまには掃除したほうがいいぞ」
鮫「知るかっ!!!」


713以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 02:24:42.44 ID:Itxj2GgD0
おしまい

714以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 02:25:43.46 ID:Itxj2GgD0
な・・・なんだかよくわかんねぇ・・・
雨どい関係ないじゃんとか

715以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 02:27:43.67 ID:uxV7iMPYO
>>714
いや、激しくGJでつ
受験勉強の休み中に萌えました。休み時間のほうが圧倒的に長いけどww

716以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 02:29:25.45 ID:Itxj2GgD0
>>715
サンクス
またリクあるまで絶望ハンバーグ工場行ってくるwwwwwww

717以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 02:30:45.87 ID:W376rVZu0
ちょwwwかわゆしwwww
http://category.bloog-ranking.com/200607271627.html


718以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 02:39:19.05 ID:vCo3fDUh0
ID:Itxj2GgD0
GJ!!!!!!!

719以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 02:44:12.02 ID:Itxj2GgD0
>>718
サンクス
とりあえずハンバーグ工場で轢死したんで、今日はもう寝ます
また気が向いたら

720以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 03:08:16.85 ID:/yN3Z9TBO
乙!ゆったり休んでくれ

721以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 03:22:29.88 ID:vCo3fDUh0
>>719
乙だぜ。
そして保守

722以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 03:49:53.33 ID:vCo3fDUh0
保守

723以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 04:03:41.01 ID:gnFOZvtzO
突撃だお!!
http://08.xmbs.jp/b.php?ID=apodou&c_num=4053

724以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 04:37:19.64 ID:gYLhfake0
保守

725以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 05:02:28.87 ID:gYLhfake0
保守

726以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 05:38:51.75 ID:gYLhfake0
保守

727以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 06:07:46.87 ID:gYLhfake0
保守

728以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 06:35:31.54 ID:gYLhfake0
保守

729以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 06:38:29.42 ID:nZkqehAq0
おっきした
http://37514.net/pc/weblog/home/eriblog/


730以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 06:58:33.21 ID:gYLhfake0
保守

731以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 07:49:27.72 ID:xI0QZBgLO
目覚めと共に保守

732以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 08:31:13.84 ID:gYLhfake0
保守

733以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 08:51:53.36 ID:gYLhfake0
保守

734以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 09:06:04.20 ID:TVuc/0BK0
保守

735以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 09:38:50.41 ID:gYLhfake0
保守

736以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 09:59:22.14 ID:gYLhfake0
保守

737以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 10:06:40.03 ID:f7v+5NN10
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gameama/1149144530/
105 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 本日のレス 投稿日:2006/08/06(日) 12:12:26 QOypgX2o
VIPには自称労働者や学生が多いですね。妄想はいいから、いい加減にちゃんと
就職してほしいですね。いつまで人に迷惑をかけているのか、自分がやっていることが
恥ずかしくないのか、客観的に自分を見る姿勢と言うのが君たちに必要なことなのです。



っていうか、もういい加減目を覚ませよ・・・

738以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 10:07:14.08 ID:W376rVZu0
ちょwwwくまぇりwwwwかわゆしwwww
http://category.bloog-ranking.com/200607251142.html


7391 :2006/08/07(月) 10:39:17.14 ID:+WAtCuaG0
まさかあの女の子が・・・・
http://kat.cc/2fb3

740以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 10:53:37.29 ID:AwfWMY2p0
うpスレでもないのに1ってw

741以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 11:18:51.36 ID:gYLhfake0
保守

742以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 11:46:26.89 ID:uxV7iMPYO
ほしゅーる

743以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 12:19:22.94 ID:6ggv1FoY0
おはよう

744以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 12:25:49.66 ID:AwfWMY2p0
やぁ、おはよう
よく眠れたかね

745以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 12:30:49.26 ID:6ggv1FoY0
>>744
ああ、仕事は行き詰ってばっかりだ

そんな訳でお題募集

746以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 12:46:56.57 ID:n2/ZFqHU0
蝉の大群

747以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 13:18:23.86 ID:6ggv1FoY0
蝉の大群

みーんみんみんみんみんじゃわじゃわじゃわじゃわ
景色が歪んで見える・・・・
この辺一体一斉停電の為、夏真っ盛りのこの町は
一斉バイオハザード状態と化している
冬の寒さには強い鮫子も
夏のこの理不尽な暑さにはもうグロッキー寸前であった

男「ふぅ・・・」
鮫「あつい・・・ねぇ・・・もっと強く仰ぎなさい」

団扇を両手でぱたぱたと扇ぎ風を鮫子に送り続ける
つか、どのくらいこうしてるんだっけ・・・・
みーんみんみんじゃわじゃわじゃわ

鮫「聞いてるの・・・?」

何かをこちらに向けて喋っている
しかし元々声が大きく無いのと、蝉の全力投球が男の耳へ鮫子の声をさえぎってしまう

いつの間にか彼女は全裸一歩手前の下着姿
その下着もうっすらと汗を吸い込み湿っているようだった

どがん!

顔面に鮫子の蹴りが入ったと認識するまでに多少の時間を要した

748以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 13:18:58.52 ID:6ggv1FoY0
男「あ〜・・・何しやがる・・・」
もはや怒る事すら面倒な程暑い
鮫「もっと強く動かしなさいよ!!!」

男「こっちだって一生懸命なんだよ!!!」
蝉の鳴き声が煩い為かお互い叫ぶように会話する

鮫「見てよ!!こんなにべとべとじゃない!」
男「オレだって!そっちは寝てるだけじゃねえか!!!」
鮫「ふん!その割にはヤラシイ目線!」
男「そっちももっと声出せ!!聞こえないんだよ!」
鮫「あんたがヘタレなのよ!!!」
男「なんだとこの!お漏らししたみてえなパンツ女!!!」
鮫「なんですって!全身濡れ濡れの癖に!!」

その時ドアをノックする音
しかしドアを開けずに向こう側から喋りだす、鮫子の母親だ
なぜだろう?蝉が黙ったように静かになった

母「鮫子・・・」
鮫「・・・何よ」
母「・・・お互いがお互いをなじり合う言葉プレイ・・・」
男・鮫「「はい!!?」」
母「見事ね」

すたすたと立ち去る足音
蝉がまた鳴き出す。みんみんみんみんじゃわじゃわつくつくぼーし
『町内の皆様、電気の復旧が終わりました、真に申し訳ありませんでした』
町内会のスピーカーが部屋に空しく響いていた

749以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 13:19:23.01 ID:6ggv1FoY0
時間かかってしまってすまんなあ・・・

750以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 13:20:28.98 ID:tmPuzdA00
>>749
いや充分にグッジョブwwww

751以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 13:27:36.60 ID:vCo3fDUh0
>>749
GJ

752以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 13:29:46.36 ID:6ggv1FoY0
相変わらず人がいねぇwwwwwwでもサンクス
とりあえずお題来いwwwwww

753以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 13:31:12.57 ID:tmPuzdA00
ラブラブ♥ストロベリー

754ちょっと時間かかりそうだからあげとく :2006/08/07(月) 13:42:20.79 ID:6ggv1FoY0
ラブラブ?ストロベリー

放課後、日もまだ高い2時半
テスト期間の最終日、今までのストレスを吐き出すかのように教室も騒がしい
とりあえず俺も帰宅の途につこうと鮫子に声をかける

男「鮫子、帰り。どっか寄って行くか?」
鮫「・・・」

じっとこちらを真っ直ぐに見つめてくる
目力がある方なのか、こちらも一瞬どきりとしてしまう

男「鮫子?」
鮫「・・・」

ふいに胸倉をぐいと掴み
つかつかと教室を後にする

鮫「来なさい」
男「おおおおおお!ちょ!ちょま!!」

胸倉を掴むその手をオレの頬に持ち替え
また引きずるように学校を後にする

鮫「黙れ」
男「いひゃひゃひゃひゃ!!!」
鮫「ホテル・・・行くわ」
男「ブーーーー!!!!」

とりあえず世間の目が物凄く痛かった

755以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 13:46:34.77 ID:tmPuzdA00
>>754
こんな苦しいお題にお付き合い頂き、誠にありがとうございます…反省。

756以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 13:50:21.54 ID:6ggv1FoY0
安易に下ネタに走らないほうがよろしいという神の意思か
駅前に見つけた担任の姿
腕に黄色の腕章に、目を爛々としながらうろうろしている

つかオレの頬は真っ赤に充血している

鮫「・・・クソっ!!」
男「あうあうあう・・・ひげにゃいからはにゃして・・・・」
鮫「あ、ごめん。夢中で忘れてたわ」

そう言うと彼女は抓っていた頬を離し
そっと撫でるように指を添える

男「おー・・・痛ぇ・・・・なんだよ!いきなり!!!」
鮫「・・・真っ赤・・・」

そういうや否や、彼女はまた胸倉を掴み
引っ張りながら駅のトイレに連れ込む

周りの怪しい者を見るかのような目線を無視し
オレを便座に座らせ、妖しげに髪をかき上げ、オレを跨ぐように座り込む

鮫「頬・・・苺みたいに真っ赤・・・ふふ」

あ、スイッチ入ってる


757以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 14:00:39.84 ID:6ggv1FoY0
くわっ
歯をむき出しにし俺の頬を
赤く染まった頬の苺を舐め取るように甘く噛んでいく

鮫 はむ・・・がぷ・・

目がどろどろしている。捕食する側の悦びに溢れる目
その目にオレは弱いのか、脳髄が麻痺する感覚に陥る
いつの間にかお互いの上半身は服をめくり上げられるように裸になり
鮫の口から爪でまた、オタリアは真っ赤に染まって行く

鮫「ふふ・・・堕ちた?」
そういうと彼女はオレの乳首を強く捻りあげる
男「ぐうっ!!」痛いフリ。
使い古しの表現を使うならば、彼女無しでは生きられない体なのか

そして上半身にも彼女は歯形を付けながら
徐々に下半身へ近づいていく
右手は爪を立てるようにズボンの上から刺激され
今にも外に飛び出さんかの如く憤り
それを知ってか知らずか。鮫のギリギリの責めは続く

叫んだらバレてしまうんじゃないか・・・残りの理性はもはや皆無
自分が何を吐き叫んでいるのかすら理解できなかった

そして不意に彼女はズボンのチャックに手をk
(省略されました 続きが読みたければここをクリックしてください)

758以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 14:05:02.71 ID:6ggv1FoY0
鮫「ねぇ・・・」
男「俺って・・・俺って奴はぁ・・・・」
鮫「ねぇってば」
男「んだよぅ・・・」
鮫「可愛かったわよ」
男「うるせぇぇえぇぇぇ!!!!!」

逃げるように駅前から離れ、夕暮れの川沿いをとぼとぼ歩く男
傍らの艶々とキラキラした彼女

鮫「テスト期間」
男「ん・・・」
鮫「全然会いに来てくれなかった」
男「そか」
鮫「だから」
男「すまんかtt」
鮫「ラブラブしたかったの」

男「あれのどこがラブラブだぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁ!!!!!」

おしまい

759以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 14:06:00.47 ID:6ggv1FoY0
>>755
いい感じで書いてて脳が腐りそうだったwwwwwサンクス

760以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 14:09:10.02 ID:tmPuzdA00
>>759
乙です。読んでて脳が腐っていくのを感じました…
orz

761以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 14:10:41.31 ID:/UWvP/w00
   /⌒\
  (;;;______,,,)  たけのこの里おいておきますね
   丿 !
   (__,,ノ

762以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 14:11:28.62 ID:/yN3Z9TBO
お…俺はMなんかじゃないっ!Mなんかじゃ…


あうっ

763以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 14:32:13.01 ID:gYLhfake0
保守

764以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 14:49:35.15 ID:6ggv1FoY0
ここはのんびりお題希望

765以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 15:06:29.43 ID:TnUuIKQI0
保守

766以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 15:20:19.67 ID:TnUuIKQI0
保守

767以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 15:22:30.48 ID:TnUuIKQI0
お題は
「冷蔵庫の奥」

768以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 15:34:34.84 ID:TnUuIKQI0
保守

769以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 15:45:12.43 ID:6ggv1FoY0
「冷蔵庫の奥」
ここは聖域・・・あたしの宝物庫
冷凍庫のミントアイスの山
むしろこの中に住めないかしら、夏の鮫子は多少病む

鯱「おねえちゃむ」
鮫「駄目よ」
鯱「違うの」
鮫「これはあたしの夏の生命線・・・」
鯱「おかあさむが・・・れいじょうこ・・・いいかげんしめてって」
鮫「そう」

ぱたむ

鮫「しゃちこちゃん」
鯱「なに・・・おねえちゃむ」
鮫「勝手に食べたら」
鯱「なに?」きょとん
鮫「・・・・・可愛いじゃない、後でいっこあげるわ」
鯱「おねえちゃむ・・・ちょろすぎ」
鮫 がぶ
鯱「くすぐったい」

鮫「駄目ね・・・私も」
鯱「おにいちゃむきてから・・・たべよ」
鮫「そうね、ふふ・・・さあ暑いからクーラーの部屋に行きましょう・・・」
鯱「うん・・・16度好き・・・」

おしまい


770以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 15:46:02.83 ID:6ggv1FoY0
なんか・・・どんどんオレが腐って行く・・・・

771以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 15:48:32.38 ID:TnUuIKQI0
夏場だから腐りやすいのか?
でも GJ だったです

772以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 15:50:18.12 ID:tmPuzdA00
>>770
鮫「知らないの? お肉は腐りかけぐらいが、柔らかくて、おいしいんだけれど」

773以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 15:52:53.29 ID:TnUuIKQI0
この家の状態を書かれると
お題「鮫邸停電」
を出してみたくなる。
誰か書かないかな?

774以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 15:54:27.49 ID:tmPuzdA00
>>773
いいだろう。この俺はツンサメにおいても頂点に立つ男だ。勝負してやる。

775以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 15:55:42.93 ID:6ggv1FoY0
じゃあオレは他のお題希望
書き手が二人・・・やべえ・・・腐っているwwwwwwww

776以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 16:01:53.83 ID:TnUuIKQI0
そうですねぇ・・・
お題「模試」
なんてどうでしょうか?

後輩が昨日、どこぞの塾の模試だったそうで・・・

777以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 16:04:22.49 ID:6ggv1FoY0
>>776
おk
書いてみる

778以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 16:18:49.85 ID:TnUuIKQI0
保守

779以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 16:34:13.24 ID:TnUuIKQI0
保守

780停電(前編) :2006/08/07(月) 16:37:36.20 ID:tmPuzdA00
 その日、気象台は今年一番の気温を記録した。
 そればかりか、夕方には強烈な雨と雷が町を襲った。

 なに、涼しくなったろうって? 冗談じゃない!
 太陽が沈んだものの、ムシムシした空気が立ちこめ、不快指数はブッちぎりである。

♪ぴぴるぴるぴる…

俺「うお!?」

 携帯電話の着信音に、俺は全力で飛びついた。
 この曲で設定されてるのは鮫子しかいない。

俺「おう、どうした?」
鮫『……はぁ……はぁ』

 一瞬たじろいでしまう。
 電話口の向こうから悩ましい息遣いが聞こえてきていた。

鮫『……来て』
俺「へ?」
鮫『……家に来て……途中でコンビニに寄って』
俺「ち、ち、ちょっ、ちょっと出かけてくるー!」

 最後まで聞かず、家を飛び出した。
 途中、忘れずコンビニに寄り、家族計画を購入した。

781以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 16:38:00.58 ID:tmPuzdA00
 鮫子の家が見えてくる。その様子を見て俺は確信を深めた。
 明かりがついていない。まず両親は不在だろう。
 俺は鼻息も荒くチャイムを押した。

俺「お、お、お邪魔しまーす!!」

 ……あれ? ピンポンが鳴らない。中からの返事も無い。
 ドアノブに手をかけると、あっさり開いた。


鮫「やっぱ帰って」

 か細い声で彼女は言った。

鮫「汗だくで、息きらして、余計に暑くなる」

俺「お前、玄関で何してるの?」
鮫「見ればわかるでしょう。寝てるのよ」
俺「なんで?」
鮫「タイルが冷たくて気持ちいい…」

 そういうと、いとおしそうに床に頬ずりした。
 猫か、お前は。冷房つけろよ。

鮫「停電なの。雷で近所の電線が切れたんだって」
俺「へえ。そりゃ災難だな」
鮫「で、氷は?」

 へ?

782以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 16:38:20.13 ID:tmPuzdA00
鮫「コンビニで氷買ってきてくれたんでしょ?」

 鮫子の家から俺の家までは、結構、距離がある。
 その俺の家の近くにコンビニがあるのだ。

俺「なるほど、それが電話の理由か」

 納得して頷くと、鮫子は力任せに俺の足を噛んだ。
(後編に続く)

783以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 16:46:18.92 ID:6ggv1FoY0
wktk

784以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 16:49:20.29 ID:qL7ImC3gO
ほすぅ

785さめ〜ん :2006/08/07(月) 16:52:02.75 ID:YzbnmW890
wktk

786以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:01:24.64 ID:tmPuzdA00
申し訳ございません、ただいま書いておりまして、まだ時間がかかります。
どうか、どうか御容赦を…

787以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:02:01.81 ID:AholHHWb0
お姉さんの落とし物?
http://vipslot.blog32.fc2.com/

788以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:05:27.45 ID:6ggv1FoY0
じゃあ落としてみる

789以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:05:59.09 ID:6ggv1FoY0
「模試」

男「・・・お前・・・漫画みたいな奴だな」
鮫「もしかして悪口・・・?」
八重歯が光る、怖い

男「違う違う違う!!!なんつーか見た目優等生で一応成績もトップクラスってのはな」
鮫「運動は嫌い」
男「文武両道とはいかないか」

そしてオレは志望校レベルの対策問題集を開く
男「鮫子」
鮫「何?」
本に目を落としたまま、返事をする
男「眼鏡、度きつそうだな」
鮫「勉強の時だけよ、長い時間だと酔っちゃうから」
男「ここなんだけど。いいか?」
鮫「これは・・・」
カリカリカリ・・・ペラっ・・・
鮫「こうね」
男「おお凄いな」
鮫「早く追いつきなさい」
男「あー・・・鮫子の志望校って・・・」
鮫「・・・地元のA大よ・・・」
男「全然問題無くね??」

鮫「・・・貴方の方が大問題ね・・・」


790以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:06:25.26 ID:6ggv1FoY0
男「ははは・・・」
鮫「この前の模試の成績表・・・見せなさい」
男「いやぁ・・・もうウチに持ってか」
鮫「親に見せたくないのは判るけど、机の中で腐らせるのは問題よ」


がさり


男「おおおおおおいい勝手に机の中に!!」
鮫「・・・何これ」
男「あはあははは・・・」
鮫「このままじゃ一緒の大学なんて無理よ・・・」
男「も・・・もうちょいかな」
鮫「貴方の事は凄く好きよ」
男「へ?」
鮫「帰るわ」

ぱたぱたと教科書、テキストをしまい込むと彼女は教室の出口にふらりと歩いていく

男「ちょ!!待て!な!」
自分の分のテキスト教科書ノート関係をばさばさと纏めながら叫ぶ

鮫「でもね」
振り返らず彼女は呟く

鮫「私は臆病だから」

791以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:06:53.15 ID:6ggv1FoY0
かばんを整理して彼女を追う
いつの間にか彼女を見失ってしまっていた

男「ちょ!どこだよ!!」

先に帰ってしまったのだろうか
急いで正面玄関の方に走って行く
居ない、校門の方を見てみる、居ない。まさかもう帰っ・・・靴箱!!!
外履の確認をしてみる・・・まだ校内だ・・・

図書館、中にはまだ数人の生徒が残っているが気にしない
中をくまなく歩き回り、鮫子の姿を探す。居ない

便所??とりあえず自分たちのクラスのフロアの女子便所を外から覗く
人の気配はしない

教室に戻ってないか?もう一度教室へ
彼女の机にはカバンも何も無い。やはり彼女は教室には戻って来てない
行き違いか??違う!

彼女は・・・学校に居るとするならば・・・


792以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:09:40.93 ID:6ggv1FoY0
夕焼けの日の照らされる学校の屋上。鮫子は一人外のフェンスから外を見つめる

鮫「遅かったわね」
男「捜したぁ・・・びっくりさせんなよ」
鮫「ここから見てたから」
男「へ?」
鮫「もし、貴方が学校の外に出たなら・・・わかるもの」
屋上から校門が見える

鮫「考えたの」
男「はぁ・・・はぁ・・・」走ってきたせいか息が荒い
鮫「もし私が大学に受かって、貴方が落ちたりなんかして」
男「あう・・・」
鮫「ごめんなさい」
男「いや、俺も確かに甘く見て」
鮫「違うわ」
男「へ?」
鮫「私が寂しいだけよ・・ふふ、らしくないわ、帰りましょ」
男「鮫子・・・」
ふいっと屋上の入り口に向かいだす鮫子。悲しげな顔・・・初めて会った時と同じ・・・悲しげな

男「鮫子ぉぉぉ!!」
鮫「何」振り返らず足を止める
男「大学合格して・・・高校卒業したら」
鮫「・・・」
男「一緒に住まないか」
鮫「クーラー完備・・・」軽く肩が震えている
男「うぇ?」
鮫「浪人は・・・飼わないわよ・・・ふふ」
やべぇ・・勃起した

793以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:10:14.66 ID:6ggv1FoY0
おしまい

問題は模試があまり関係無い事だwwwwwwwwwwww

794以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:13:24.61 ID:vCo3fDUh0
いいよいいよー(・∀・)

795以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:14:12.92 ID:/yN3Z9TBO
>>793
グッジョ
793の臭い奴結構好きだwwwww

796以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:21:51.08 ID:TnUuIKQI0
GJ!!

797以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:34:07.67 ID:6ggv1FoY0
うーん・・・次のお題募集wwwwwww
祭りじゃ祭りじゃ

798以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:36:46.64 ID:8UVKCU3l0
暑いのでコンビニで森永みぞれバーを大量に購入した兄とゾンビ妹、そして学校帰りのツンサメ。

http://vipdeekaku.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up2347.jpg

兄「あ、こんにちは。
サメ「っ・・・!
兄「一本いかがですか? アイス。
サメ「・・・いっ、いらないわよ! サメだからってばかにしないでよ暑くなんかないんだからね!
サメ「そうよサメとしてはこのお肉のほうをいただくわよ! お肉は腐りかけがおいしいのよのこんなふうにっ!



799以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:40:59.08 ID:gYLhfake0
>>798ちょwwwwwwゾンビ妹食べちゃだめだよwwwwwww

800停電(後編) :2006/08/07(月) 17:43:57.99 ID:tmPuzdA00
 結局、Uターンしてコンビニへ行くことになった。

鮫「最後のミントアイスが無くなるとき、私の命も終わるの…」

 アイスの詰まったクーラーボックスを手に、真顔で言うのだから、たまらない。

 予算と自転車の荷台の限界まで、氷とアイスを買いしめる。
 鮫家へ戻る頃には、暑さと疲労でフラフラになっていた。
 クラクラする頭で玄関を開ける。

俺「ただいま……ひいっ!」

 鮫子は虚ろな目で、ミントアイスの空き箱を噛んでいた。
 クーラーボックスは、からっぽになっている。本当に食べやがった。

 とりあえず氷の袋を鮫子に渡す。
 彼女は、それを頭にあてて、じっとしていた。

 買ってきたアイスをクーラーボックスに詰める。
 保冷剤がわりに氷も詰めて、一丁あがりだ。

 俺も鮫子の隣に座った。
 自分用に買ったペットボトルを開け、一気に飲みほす。また汗が出てきた。

鮫「ねえ」
俺「ん?」
鮫「妹にもアイスあげてきて。風呂場にいると思う」

 風呂場に行くと、鯱子ちゃんはタイルに寝そべっていた。
 発想からポーズまで、良く似た姉妹である。

801以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:44:53.35 ID:tmPuzdA00
 いきなり鯱子ちゃんが起き上がった。

鯱「こおりの・・・におい」
俺「え? いでぇーっ!?」」

 ものすごい速さで、アイスに噛みつく。俺の指ごと。

俺「ギブ! ギブ!!」
鯱「あ・・・おにいちゃむ」

 我に返った鯱子ちゃんは、目をくりっとさせて言った。

鯱「おねえちゃむのアイス・・・じぇんぶ・・・ぶんどってきて」


鮫「ありがと」

 俺が鯱子ちゃんの歯型だらけで戻ってくると、鮫子はだいぶ理性を取り戻していた。

鮫「妹と、お楽しみだったみたいね」
俺「どうすりゃそう見える?」
鮫「冗談よ」

 どこまで冗談かわからない表情で、鮫子は寝返りをうった。

鮫「ありがと」
俺「どういたしまして」

802以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:45:48.76 ID:xI0QZBgLO
投下したいが、携帯からじゃ無理だ…
早く家に帰りてぇ…

803以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:45:49.28 ID:tmPuzdA00
 なのに、鮫子は責めるような目で、俺を見ている。

俺「なんだよ?」
鮫「べつに」
俺「言えよ」
鮫「あなた熱そうだなと思って」

 ちゃんと気を使ってくれる。鮫子のそういう所が好きだ。
 そう思ったのに、次の瞬間、度肝を抜かれた。

鮫「抱くんでしょ?」
俺「は?」
鮫「いいわ。涼しくしてくれたお礼だから。我慢する」

 そう言って、悲しそうな目で俺を見る。

俺「待てよ、そんなつもりじゃ」
鮫「私の声はかすれてるから、あなたさえ静かなら大丈夫」

 そういう彼女の白い肌は、薄闇に浮かぶ蜻蛉(カゲロウ)みたいで、知らずに唾を飲み込んでいた。

俺「うう…」
鮫「無理しないで。我慢することない」

804以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:46:17.51 ID:tmPuzdA00
 最後の理性でクーラーボックスを開ける。
 氷を手にとり、一つ口に含んでから、彼女にキスをした。

鮫「んっ…ぴちゃ…ちゅっ…」

 二人で一つの氷を舐めあう。
 こぼれおちる雫を逃すまいと、彼女の舌が、喉が動く。
 その隙に、氷を持った手をキャミソールの中へ忍び込ませた。

鮫「うっ…はぁっ…」

 指と氷が滑っていく。
 彼女の体は、寒さで固く尖り出していた。



母『見られながらというのも良い趣味ですが、何か忘れていませんか?』



 俺はダッシュでその場を後にした。
 軽く一生モノのトラウマになる予感がした。(終)

805以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:46:56.96 ID:tmPuzdA00
>>804
×母『何か忘れていませんか?』→○『誰か忘れて…』

806wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww ◆WWwwWN244Y :2006/08/07(月) 17:47:40.84 ID:91Xk1D6b0
http://m.ld.tv/extlink/?.next=http%3A%2F%2Fclick-no1.jp%2Fadlink.php%3Fadid%3D122080

807以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:48:17.21 ID:6ggv1FoY0
>>805
イカス!!GJだ!

808以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:52:27.22 ID:vCo3fDUh0
冷たいのか熱いのか(ry

809以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:52:55.64 ID:U+z4ZZbx0
お題:M鮫子S男                                     というプレイ

810以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:54:53.24 ID:tmPuzdA00
わーい褒められちったー。
6時なんで、いったん落ちます。でわでわー。

811以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 17:57:10.06 ID:f7v+5NN10
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1117511180/466
466 名前:助けて!名無しさん! 投稿日:2006/07/06(木) 11:36:30 V+LujV7s
あらためてVIP板を覗いてみた。開いた途端腐った魚のような
嫌なにおいがした。たぶんVIPPERから漂ってくる腐敗臭が原因
なのだろう。無理もない。朝から晩まで外にも出ずに家の中に
閉じこもってパソコンとにらめっこをしていれば精神が腐るのも
当然だろう。



VIPPERに精神の成熟と言うか、理性の輝きが全く感じられないのは
すでに彼らが事実上死亡しているからだ。いわばVIPPERは生ける屍と
いえよう。社会の役に立たない、生きる価値のない人間たち、それが
VIPPERであるといえよう。

812以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 18:04:49.75 ID:6ggv1FoY0
>>809
テメェwwwwwwオレは18禁が苦手だとあれほどwwwwww

書いてみる


813以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 18:14:38.52 ID:Kj3jI/EK0
みんなGJ!!
全力で保守します (`・ω・´)シャキーン

814以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 18:31:59.30 ID:TnUuIKQI0
保守

815以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 18:39:07.68 ID:6ggv1FoY0
M鮫子S男

外は春爛漫、桜が一面に咲き誇るこの町のとある一軒家
瓦屋根の平屋の和風家屋の一室
家族は長女の鮫子一人残し家族旅行、行き先が亜熱帯故に彼女は残る
なぜなら暑い所が大嫌い

この世界が氷河期になればいいのに。危険思想の持ち主
不快指数が上がると脳みそが腐る花の17歳
少し背伸びしたいお年頃

男「・・・家族が誰も居なくて心配なのはわかるが」
鮫「そうね」
男「オレがボディーガードってのも可笑しな話だ」
鮫「良かったわね、家族公認よ」
男「で・・・だ。」
鮫「何よ」
男「この白ワインのボトルは何だ」
鮫「これはねワインって言うの」
男「知ってるわ!!!」
目の前に何本ものワインボトル、なぜか全て白

鮫「白ワインに氷入れて飲むのよ」
男「ワインって気取ったグラスばかり思ってたな」
鮫「こんな畳間じゃこれがお似合い」くいっ・・・カラカラ
男「そりゃそうだな」
鮫「飲んでみてよ」
男「おう」ぐいっ・・・ぐびりぐびり・・・

816以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 18:39:28.09 ID:6ggv1FoY0
男「結構いけるのな」
鮫「そうね」

鮫子はワインを傾けつつ、ミントアイスに夢中
部屋もキンキンに冷やされ、ここはまるで冬のよう

男「寒くね・・・?」カラン
鮫「別に」みまみま

結構な時間飲み続けて来ただろうか、大分頭も朦朧としてくる
鮫子も大分酔ったみたいだ

鮫「ねぇ・・・こっち来て」
男「うお?あー・・・」床をずりずりと移動する

すると彼女は胡坐をかいたオレの太ももに頭を乗せ
胴に手を回しながら胸に頭をこすり付けるように甘える

鮫「ふふ」あむ
男「うん?」

胸元を軽く噛まれる
軽く抱きしめてやると、かるく体の体温が上がっている

どぎまぎしながら、グラスを取り口元へ運ぶ。しかし
酔ってたのだろうか、グラスは手からすべり落ち。中身は鮫の上半身にかかるのだった

817以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 18:40:06.59 ID:6ggv1FoY0
鮫「あ・・・」

白いシャツに黒の下着が浮かび上がる

鮫「あらら・・・ふふ」
男「あ・・・」
鮫「さすがの私でもこのままでは風邪引いちゃうわね・・・」

そう言うと鮫子は上着をバッと脱ぎ捨てこちらに擦り寄ってくる

鮫「放置?似合わないわ・・・」

目を離せない。意識が回り始める
酒のせいだろうか、彼女の目が、口元が全身が熱を持ってこちらを挑発しているように見える

華奢な体つきに白い肌
黒い髪が全身を縛る縄のように鮫子の体に絡み付いてる

肩に手をかけ、こちらに引き寄せる
鮫「きゃっ」
少し驚いたのだろうか、軽い声を上げる
しかし今のオレには情欲を煽る媚薬にでしかない

気がついた時にはもう、鮫子の唇を奪っていた

818以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 18:40:24.87 ID:6ggv1FoY0
続きはもうちょいwwwwww

819以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 18:57:29.29 ID:TnUuIKQI0
保守

820以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 19:02:05.96 ID:vCo3fDUh0
>>818
18禁はダメだと言いつつしっかり書き上げるおまいにGJ

821以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 19:04:35.51 ID:TnUuIKQI0
>>804
ナイスなおちだwGJ

822以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 19:13:11.88 ID:6ggv1FoY0
唇を貪るように舐めまわし、軽く唇で噛む
舌はただこちらの思うが侭ねじ込んでいく

鮫「あ・・ふあっ・・・」

息もしにくいのだろう、ふいに鮫の耳に舌を絡ませ耳たぶを指で刺激する
もう片手はすでに鮫子のブラを外し、尖る様に硬くなってる先端を捻りあげる

鮫「くあっ!!・・・ちょ・・・あ・・駄m」
男「声出てるぞ、ははっ」
鮫「何よ・・・酔った勢いでこん・・・あっ!!!」

肩に軽く歯を立てる
何時もやられている全てを、いや何時もよりも激しく

鮫子の背中に回り
後手に脱ぎ捨てたシャツで鮫子の手を縛る。傷つかぬよう逃げられぬよう

鮫「舐めんじゃ・・ないわ・・・こんな」
男「溺れろ」

バックの体勢から下のズボンとパンツを取り
鮫子の全てを剥いて行く、薄めの下の毛もうっすら濡れている

鮫「覚えて・・なさ」
男「ふん、下の口は正直とはこの事だな」

彼女が言葉を終える前に男の指は彼女の秘所内にねじ込まれていた

823以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 19:13:39.31 ID:6ggv1FoY0
言葉にならない、最高だ
オレの指で彼女がいい声で鳴き叫ぶ

鮫「あ!あうん!ふあっ!!」

ただ無我夢中に指を中でかき回し、出し入れから
クリトリスももう片手で捻り上げるように攻め立てる

鮫「あ”あ”っ!!ひあ”っ!・・・た・・助けて・・・出る・・・」
男「出しちまえ」
鮫「ひあ”あ”あ”あ”あ”あああああああああ!!!らめぇえええええええええ!!!」

ぴるぴると鮫子のマンコから漏れてくる
意識も朦朧としてるのだろうか、もう生意気な口どころかまともに喋らない

男「鯨じゃなくて鮫が潮吹くとは・・・可愛いな」
鮫「あ・・・あ・・・」
体はふるふると震えている

男「Sッ気気質たっぷりの鮫子もいいけど、M気質も持ってるとは」

後手に縛られたシャツを引っ張り、バックの体勢に持っていく
そのヌラヌラと濡れた鮫子のアソコにオレの肉棒を添える

鮫「ぁ・・まら・・・らめぇ・・・まっt」
男「行くぞ」

オレは己自身をねじ込んでいた瞬間、鮫子は体を引きつらせ叫び声をあげた

824以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 19:14:11.19 ID:6ggv1FoY0
鮫子の秘所はオレの全てを受け入れ、さらに貪るかのように締まってくる
その締め付けを振り払うように何度も何度も奥を突き上げ、横をねじり潰すように何度も突いた
もうお互い理性もない
ただ身に感じる快楽に溺れていた

鮫「ひあっ!!ああ!!感じる!!ぎもちいいよぉぉぉぉ!!ああっ!!!」
男「ふん!声上げないと止めるぞ」
鮫「駄目っ!ひゃめ!!もっひょ!もっろ!!ああ!!ああーー!!」
シャツを引っ張り、仰け反る彼女が背徳的で美しく
またオレの性欲を嫌でも掻き立てる
後ろ手に縛られた手の指先は反り返り、華奢な背中にオレの汗が滴り落ちる

鮫「またいくっ!!またいくのぉぉぉ!!!はぁ!はあぁぁぁん!!」
男「イケよ!!ふん!」
鮫「あああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
男「はははっ!何時も冷めたお前がヨガリ狂って大声って!」

そしてオレは彼女の顔を手繰りよせ、ムスコを彼女の口にねじ込む
目も虚ろな彼女は口に含み、精子を逃がすまいと口を細める

男「ほら!一滴残らず吸い上げろ!!!」
鮫「ぎゅむ!ぎゅあ!!・・・ああ・・あ」
精子を出し切ったからだろうか
意識は急に遠くなり始める
最後に見たのは顔中精子だらけの、目の虚ろな鮫子だった

825以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 19:17:12.05 ID:6ggv1FoY0
・・・・気がついた俺はなぜか暗い部屋で吊るされていた

鮫「目が覚めたのね・・・・」
怒気をはらんだ声。

男「あの・・・何がどうなってこのような事に・・・」
鮫「覚えてないの・・・?」
男「そもそもなんですかこれは・・?」
鮫「亀甲縛り」
男「へぇ・・・聞いた事あるなあ・・・」がくがくぶるぶる

暗い部屋
彼女の八重歯と目が光る

鮫「やられたからには・・・」
男「あの・・これ麻縄?痛いんですけど・・・」
鮫「やりかえすわ」

ぴしゃーーーーん!!!

祭りは終わらない

おしまい

826以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 19:17:49.15 ID:6ggv1FoY0
脳がっ!!!脳が腐る!!!
時間かかってすまんな

827以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 19:27:27.61 ID:AwfWMY2p0
本番まで書くとは予想してなかった

828以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 19:27:54.44 ID:vCo3fDUh0
>>826
>オレは18禁が苦手だ

   撤 回 し ろ

829以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 19:33:08.94 ID:U+z4ZZbx0
リクした俺が言うのもアレだけどびっくりした

830以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 19:34:47.82 ID:6ggv1FoY0
やり過ぎた感がwwwwwwwwwwww

831以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 19:36:52.91 ID:/yN3Z9TBO
らめぇワロス

832以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 19:37:52.88 ID:xI0QZBgLO
>>830

SMはやり過ぎくらいがちょうどいい

833以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 19:39:55.88 ID:6ggv1FoY0
>>832
いや、本当はあと4レス分あったが
ちょっと個人的に引いたwwwwwwwwwwwwでもやり過ぎたwwwwwww

じゃあ次のお題行こうぜ。 俺 は 1 8 禁 が 苦 手 だ

834以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 19:41:34.12 ID:AwfWMY2p0
竜ちゃんかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

835以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 19:45:31.17 ID:f7v+5NN10
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1117511180/466
466 名前:助けて!名無しさん! 投稿日:2006/07/06(木) 11:36:30 V+LujV7s
あらためてVIP板を覗いてみた。開いた途端腐った魚のような
嫌なにおいがした。たぶんVIPPERから漂ってくる腐敗臭が原因
なのだろう。無理もない。朝から晩まで外にも出ずに家の中に
閉じこもってパソコンとにらめっこをしていれば精神が腐るのも
当然だろう。



VIPPERに精神の成熟と言うか、理性の輝きが全く感じられないのは
すでに彼らが事実上死亡しているからだ。いわばVIPPERは生ける屍と
いえよう。社会の役に立たない、生きる価値のない人間たち、それが
VIPPERであるといえよう。

836以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 20:01:20.82 ID:TnUuIKQI0
保守

837以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 20:08:09.65 ID:qL7ImC3gO
つ【お題】


838以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 20:08:56.34 ID:YtQIo1iW0
>>833
つ【スノースマイル】

ワカル…?(´・ω・`)

839以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 20:12:42.13 ID:AwfWMY2p0
分からないようなお題を出すなと

840以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 20:13:45.26 ID:U+z4ZZbx0
BUMPと聞いて来ますた

841以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 20:19:10.55 ID:6ggv1FoY0
い・・・一時間くれ

842以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 20:37:17.73 ID:TnUuIKQI0
保守

843以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 20:51:58.39 ID:TnUuIKQI0
保守

844以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:04:19.95 ID:S/1NoSGP0
保守

845以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:09:59.38 ID:6ggv1FoY0


夏の夜、彼女と同じ布団の中
彼女のウチにお邪魔してる最中に、強く横殴りの雨
傘もさせない状況に、家族からの

「泊まっていきなさい」

確かに勝手知ったるこのウチとはいえ
家族公認でのお泊りは、初めてだが

鮫「寒くない?」
男「いや」
鮫「部屋をね、思い切り冷やして」
男「うん」
鮫「羽毛の温かい布団を被って」
男「意味無くね?」
鮫「ううん、足の先っちょだけ・・・少し出すの」
男「お」
鮫「ね」
男「悪くない」
鮫「これが好きなの」

同じベッド、同じ布団で二人寄り添う
鮫子の腕は男の首にかけ、男の腕は鮫子の頭を優しく包む
雨の音のせい。話をする為二人の距離はあまり無い

一瞬窓のカーテンの淵が光る、そのすぐ後
ゴロゴロゴロ・・ドガビシャア・・・
鮫子のウチが一瞬揺らぐ。おそらく落雷場所は近い

846以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:10:19.39 ID:6ggv1FoY0
鮫「近いわね」
男「怖く無いのか?」
鮫「あまり」
男「残念だ」
鮫「ふふ・・・鯱子は今頃泣いてるわよ、雷が嫌いだから」
男「母上に任せるさ」
鮫「露骨ね」

また窓のカーテンから光が漏れる
ドガビシャア・・・ごろごごご・・・

男「今度はもっと近いな」
鮫「ちょっと怖いかも」

それを聞くと男は鮫子を引き寄せる
鮫子はただただ身を預けるだけだった

男「その割りにはニコニコしてるな」
鮫「ここは・・・安心だもの」
男「指定席か」
鮫「ありがと」

二人の距離は、もう無い

847以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:10:54.92 ID:6ggv1FoY0
鮫「ありがと」
男「何?」
鮫「泊まるって言ってくれて」
男「まあ・・・こういうのも期待してたからな」
鮫「そう」

首に回した腕をさらに絡める
雷は光り、また落ちる。
漏れる光にお互いの顔が映る、二人距離など何も無くなっていく

鯱「おねえちゃ〜む」
鮫「あららら」
男「時間切れか」
鮫「そうみたいね、こっちいらっしゃい。しゃちこ」

鯱「うん・・・かみだり・・・」
男「ほれ、こっち入れ」
鯱「うん、真ん中」
鮫「ちゃんと布団被らないと駄目よ・・・」
鯱「あったか・・真ん中」
男「やっぱ子供か」
鮫「おやすみ、しゃちこ」

朝、その母親が起こしに来る
しかし川の字になって寝てる三人を見て優しく微笑む

母「まるで親子のようね・・・」

今日は晴れそうね、そう思いながらカーテンを思い切り開けた


848以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:14:09.06 ID:6ggv1FoY0
スノースマイルはわかんないけど頑張ってみる

849以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:17:15.31 ID:YtQIo1iW0
>>848
雪の降る白い道を二人で並んで歩いた
事を思い出しつつ一人で白い道を歩く

大まかに言うとそんな歌
わからないなら無理はしないでくれお(^ω^;)

850以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:17:35.51 ID:qL7ImC3gO
>>847GJ
ときめきッシュ

851以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:25:00.42 ID:tmPuzdA00
>>849
そうだっけ?

「雪が降ればいいと口をとがらせた」彼女
「思い通りにはいかないさ」と笑う自分
そのまま、なぜか別れてしまい「一人で雪の上を歩く」。
君のぬくもりを忘れないように……って内容ジャマイカ??

852以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:25:49.42 ID:f7v+5NN10
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1117511180/466
466 名前:助けて!名無しさん! 投稿日:2006/07/06(木) 11:36:30 V+LujV7s
あらためてVIP板を覗いてみた。開いた途端腐った魚のような
嫌なにおいがした。たぶんVIPPERから漂ってくる腐敗臭が原因
なのだろう。無理もない。朝から晩まで外にも出ずに家の中に
閉じこもってパソコンとにらめっこをしていれば精神が腐るのも
当然だろう。



VIPPERに精神の成熟と言うか、理性の輝きが全く感じられないのは
すでに彼らが事実上死亡しているからだ。いわばVIPPERは生ける屍と
いえよう。社会の役に立たない、生きる価値のない人間たち、それが
VIPPERであるといえよう。

853以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:27:18.66 ID:6ggv1FoY0
スノースマイル
秋の紅葉の最後の最後、道端に積もる枯葉の山
冬と秋の境目。冬の入り口。雪はおそらく今年も降るだろう
ちょっと長めのマフラーを顎を巻き込むように後ろへ放り投げる

男「寒くないか・・・?」
鮫「平気」
男「冬に強いよな」
鮫「きっとまだ子供なの」
男「体は大人」
鮫「最低」

手のひらに落ちる雪、ほんの一瞬の結晶。自分の体温に全部溶けていく
幾つも幾つもの雪の結晶、それぞれの形彩りて。舞い落ち溶けていくだけ恋の数

男「そうか」
鮫「ええ」
男「悪いな」
鮫「謝らないで」
男「雪・・・積もってる」
鮫「ありがと、それじゃ・・・ね」
男「ああ」

雪の降る白い道を二人で並んで歩いた
事を思い出しつつ一人で白い道を歩く

男「雪だ・・・」
今年初めて、この町での雪
顎に軽く巻きつけたマフラーに一つ舞い落ちる雪の結晶
幾つも幾つもの雪の結晶、それぞれの形彩りて。舞い落ち溶けていくだけ恋の数

854以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:27:58.15 ID:6ggv1FoY0
臭いwwwwwwwwwwww逝ってくるwwwwwwwwwww

855以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:28:18.38 ID:YtQIo1iW0
>>851
ゴメヌ 最近聴いてないんで曖昧なんだ…

856以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:31:22.42 ID:tmPuzdA00
>>853
甘酸っぱい匂いがする…。・゚・(ノД`)・゚・。

>>855
考えたら横槍いれた俺が無粋だった
許してくれ

857以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:34:17.99 ID:YtQIo1iW0
>>853
あれ・・・おかしいな…目から変な汁が

>>856
ヌシが謝ることは全くないと思うのだが?w

858以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:38:32.22 ID:6ggv1FoY0
>>855>>849のレス二行引用させてもらったから
一気にできたおwwwwwwww

自分で言うのもなんだが臭ぇぇぇぇぇ>>825でゲチョグロ書いといて臭ぇぇぇ

859以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:47:07.12 ID:qL7ImC3gO
つ【お題】
熱った顔・潤んだ瞳・君の熱にオレは微熱……















みたいな?

860以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:52:11.30 ID:6ggv1FoY0
おk
書いてみる

861以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 21:55:46.97 ID:qL7ImC3gO
それまで保守

862以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:06:30.16 ID:dWTHhE1P0
保守

863以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:16:57.89 ID:qL7ImC3gO
あぐぇ&ほしゅ

864以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:23:24.74 ID:qL7ImC3gO
一人で保守

865以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:24:54.85 ID:6ggv1FoY0
熱った顔・潤んだ瞳・君の熱にオレは微熱……

男「・・・確実に風邪だ・・・」
体温計を脇の下から出す、体温38.6℃
家族は仕事に出たっきり、おそらく夜になるだろう
ふらふらと軽く腹に飯をねじ込み、薬を飲みまた横になる

男「このまま死んだらどうしよう・・・」

こうなってくるとどこまでもマイナス志向
寂しさに震えるウサギ状態

男「とりあえず・・・メールしとこう・・・」
鮫に携帯でメールを送る
あまり携帯でやり取りというのはお互いしないほうなのだが
こういう時にはありがたい

ちゃちゃちゃー♪ちゃーっちゃーっちゃーっちゃあああああ♪
この暴れん坊将軍の着信音。鮫子だ

鮫子
Re:
私も風邪引いたの
お似合い?


何てこった・・・壊れてやがる

866以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:25:09.96 ID:6ggv1FoY0
とりあえず『そうか、そっちも体養生しとけよ』とメールしておく
そしたらその20秒後返信メールが

鮫子
Re:Re:Re:
ねぇ〜お見舞い来てよぉ〜
寂しいよぉ〜絵文字

確実に熱で脳みそ腐ってきてやがる、なんだ『よぉ〜』って
いつも冷めた物言いの癖に

とりあえず『治ったら行くよ、そっちは熱何度くらいあるんだ?』
で返信しておく。そしてまた数十秒後に

鮫子
Re:Re:Re:Re:Re:
39度ちょい・・・
でも私の貴方への恋心は摂氏99度!!!(ハート)



誰だこいつは

867以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:26:00.43 ID:6ggv1FoY0
とりあえずグダグダと会話し続ける
これでも結構寂しさ紛れになるかもしれない
貴重な一面・・・つか熱下がったら忘れてるんだろうな

鮫子
Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:

Йё→早<治ッτラ┐〃ラ┐〃U∋ぅЙё(ねー早く治ってラブラブしようね)


もはやギャル文字
だから誰だお前は


オレはこんな鮫子を知らない
つかいいかげんRe:は消さないと
何時もは鮫子が律儀に消しているんだが、やはり熱で頭が腐っt

鮫「何してんの・・・?」

あれ?

868以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:26:45.71 ID:6ggv1FoY0
鮫「何熱出してるのに休まないでメールなんてしてるの?」
男「あれ・・?オレは鮫子に・・・あれ?」
鮫「何よ、泣きそうな顔しちゃって」

夢なのかと思った、鮫子が今ここにいる・・・・ってあれ?
冷たい手がオレの額に触れる、気持ちいい

鮫「クラスには連絡あったみたいだから、貴方は風邪だって」
男「あ・・ああ母さんか・・って今までのメールは?」
鮫「知らないわ、今日はウチに忘れてきたの」
男「へ?今までオレは誰と会話・・・」
鮫「ん?メール・・・?」
男「いや・・・ギャル文字使える?」
鮫「読めないし使えな・・・まさか」
男「まさか?」
鮫「お・・・差し入れはここに置いて行くわ!!ちょっとウチに行ってくる!!」
男「え・・看病イベントは・・・?」



鮫「母さん!!!」
母「だって・・・たまには私もイチャイチャしたいじゃない」
鯱「あーいーすー」

おしまい

869以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:28:32.77 ID:6ggv1FoY0
ごめん・・・あまり題名に沿ってない・・・吊って来る

870以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:30:16.08 ID:xI0QZBgLO
>>869

ノンノン!
とても面白かたよ

871以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:30:49.22 ID:qL7ImC3gO
>>869いや、ナイス
お前のクオリティには笑いがとまらねぇよ



872以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:32:57.59 ID:vMR6ZiyQ0
http://www4.fumi23.com/to/a00/1.htm
の板はVIPや2chは禁止ワードに設定されてて
しかも住人は2chやVIPの悪口言いまくり

さぁ突撃だぁ!

873以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:36:00.22 ID:6ggv1FoY0
サンクス
とりあえずのんびり題名募集

874以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:36:31.76 ID:qL7ImC3gO
続けて
つ【お題】
『臆病な君とホラー映画』

875以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:45:38.56 ID:/4FMTwtK0
SSじゃなくて詩を書いてみようと思う
お題とジャンルを頂戴。

876以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:47:34.30 ID:cnGF9u1r0
ツンサメと聞いてここのゲームを思い出した・・・・・

ttp://stage-nana.sakura.ne.jp/
ダウンロードページ
ttp://stage-nana.sakura.ne.jp/down.htm

無料だから暇なら一度やってみることをお勧めします・・・

877以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:51:14.35 ID:qL7ImC3gO
>>875
つ【お題】

世界滅亡

878以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 22:55:23.21 ID:cnGF9u1r0
>>875

つ【お題】

海水浴

879以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:03:24.39 ID:/4FMTwtK0
「世界滅亡」

オタリアの群れは悲鳴を上げ 邪悪な胎動に恐怖する
孤独な鮫があくびをしたら そろそろ終焉の始まり

THE END OF THE WORLD
鮫は再び浮上して
THE END OF THE WORLD
逃げ道はなくなった
THE END OF THE WORLD
海岸を血に染める

コロニーが崩壊するリズムに乗せて
青い悪魔が鼻歌歌う
真っ赤な色が至福の時間
それじゃ皆さん ごきげんよう

THE END OF THE WORLD
一縷の望みはその歯の中に
THE END OF THE WORLD
そしてオタリアはいなくなった
THE END OF THE WORLD
波がすべてをかき消して

静かな午後がまた訪れた

880以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:13:18.51 ID:dWTHhE1P0
保守

881以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:16:37.88 ID:6ggv1FoY0
>>879
あ、ちっと好きかもGJ!

もうちょっとかかるなら出していいか?

882以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:18:56.00 ID:/4FMTwtK0
>>881

GO!

883以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:21:01.87 ID:6ggv1FoY0
臆病な君とホラー映画

鮫子には弱点がある
夏の暑さ・湿気、つまり日の当たらない風通しの良い所に要保存
体育・辛いもの・騒音・人ごみ・一方的に喋る男

そして・・・ホラー系

DVD「リング」
男「おい・・・」
鮫「何よっ」
男「罰ゲームなんだからちゃんと見なきゃ」
鮫「心眼よ」
男「とりあえずその被った毛布は取ろうな〜」
鮫「噛むわよ」
男「後でな」

むりやり鮫子が頭から被っていた毛布を剥ぎ取る
鮫「嫌っ!!」
鯱「おねえちゃむ・・・こわがり」
母「うふふ、仲良しさん・・・」

家族一丸+彼氏でのカードゲーム
その敗者はトップの言うことをなんでも聞かなくてはならない
その結果・・・鮫母の「皆で『リング』でも見ましょう鮫子は強制参加目隠し耳栓無し」
ドベの鮫子が真っ青になる一幕だった

884以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:21:32.99 ID:6ggv1FoY0
鮫「二次元如きが舐めんじゃないわ・・・二次元如きが舐めんじゃないわ・・・」

虚ろな目でぶつぶつ呟く鮫子をテレビの一番前に陣取らせ
その隣でオレがなだめあやし
鯱子は淡々とテレビを見て、母親は鮫子のリアクションを楽しむ構図

新鮮だ・・・

じゃん!と効果音の度にオレの上着を捲って潜り込むのはどうかと思うが
しかも追い出そうとすると

鮫「裏切り者」
男「いや・・・さすがにこのままってのもな」
鮫「貴方は誰のモノなの」
男「いやぁ・・・」

何時もの見下すような目線で「貴方は誰のモノ」なんて言われると土下座してキャンなんだが
この怯えきった目線で言われても迫力なんてありゃしねえ

男「はいはい、鮫子ちゃんはおとなしくテレビ見ましょうね」
鮫「このオタリアのくせに・・・・ひいっ!!」

んでまた潜り込んでくる
以下繰り返しかと思ってた矢先

父「ただいまじゃ」

885以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:22:24.07 ID:6ggv1FoY0
父「なんで部屋ぁを暗くしてテレビなんぞ見ているんじゃ?」

でかい図体、口に蓄えた貫禄のあるヒゲ つんつるてんの頭
鮫子の父『鯨』だ

鯨「おおおおお!!久しぶりじゃあ!鮫子と仲良くして・・・なんで懐に潜り込んでるんじゃ?」
母「ふふ、鯨ちゃん・・・見て・・・テレビ」
鯨「なんじゃい!テレビ・・・って・・・」
母「リ・ン・グ」

聞くや否や走り出す鯨おじさん、揺れる家屋。
しかし逃げるよりも一瞬早く母親の手が鯨さんのうなじの襟を掴む
つかあんなに細いのになんで鯨おじさん引きずれるんだろう・・・

母「鯨ちゃん・・・」
鯨「は!!はい!!」
母「見ろ」
鯨「え・・・いや・・・だって・・・ねぇ」
母「鯨ちゃん」
鯨「ひ!ひいっ!!!」

泣きそうになる鯨おじさん、正直言って不気味だ
そしてオレの上着を捲り潜り込む鮫子
ああ・・・遺伝なんだな。
そう思いながら、ああ鯨おじさんのM気質も少しは遺伝すれば良かったのにと少し泣いた

おしまい

886以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:24:00.31 ID:/4FMTwtK0
>>885

相変わらずクオリティ高洲!
GJ!

887以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:24:09.01 ID:tmPuzdA00
>>885
テラ萌エスwwwwwwwwwww

888以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:27:38.69 ID:qL7ImC3gO
>>885怖がり鮫子テラカワユス

889以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:27:45.80 ID:/4FMTwtK0
ほいじゃ投下

「海水浴」

毎日が楽しくないから そうだ今日は海に行こう
冷たい素敵なあの子を連れて 柔らかな砂を踏みに行こう

君と僕の間の口数が いくら少なくても
波音が教えてくれる 愛とか恋とかの気持ちは

泳げ 泳げ 存分に泳げ
たとえしぶきが君をはばもうとも
泳げ 泳げ 存分に泳げ
間違いなく君は美しい

誰も知らない海水浴場で 岩場の影に座り込んで
照らされた初々しい二人が 寂しげなかもめを見送る

君と僕の心の距離が いくら離れていても
さざなみが包んでくれる そうして優しい気持ちになれるんだ

泳げ 泳げ 存分に泳げ
焼けた肌が悲鳴を上げようとも
泳げ 泳げ 存分に泳げ
日の残滓が笑ってる

泳げ 泳げ 存分に泳げ
たとえしぶきが君をはばもうとも
泳げ 泳げ 存分に泳げ
間違いなく君は美しい

890以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:30:02.03 ID:qL7ImC3gO
つ【お題】
暑がりな君とキムチ鍋

891以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:33:59.27 ID:6ggv1FoY0
>>887
君も一緒に祭りに参加しないか!さっきみたいに
一緒に脳みそ腐らせよう!!

>>890
おk書くよ

892以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:36:49.73 ID:/4FMTwtK0
>>891

おまいにすべて任せた
…俺はクオリティヒクス…orz

893以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:36:55.14 ID:tmPuzdA00
>>891
ふぉぉぉっ、悪魔の誘惑がぁぁあああ!wwwww

了解、お題ぷりーづ!

894以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:37:17.91 ID:qL7ImC3gO
>>891お題リクばっかで悪いな……お礼といっちゃなんだが婆ちゃんうpするよhttp://kjm.kir.jp/?p=38074



895以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:38:38.65 ID:6ggv1FoY0
>>892
いや、俺結構そういう書体好きなのよwwwww真面目な話

896以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:41:13.26 ID:cnGF9u1r0
>>892
遅れたけどGJ!
なんかSSとはまた違う味が出てていいwwwwww

897以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:42:15.87 ID:/4FMTwtK0
>>893

つ【お題】

悪魔の誘惑

おばぁちゃんで元気でた!
俺にもお題をよこせぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!1

898以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:42:16.99 ID:6ggv1FoY0
>>893

お題:クリスマス
この王道を君に

899 ◆GD69t7M47Q :2006/08/07(月) 23:42:30.76 ID:qL7ImC3gO
>>392お題リク書いてありがと!!!忘れてたわιι

900以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:42:56.73 ID:6ggv1FoY0
>>897
あ、先いっちゃったwwww
じゃあクリスマス書いちゃえ

901以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:45:42.23 ID:tmPuzdA00
では>>897「悪魔の誘惑」を担当いたそう。
クリスマスはよろしくお願い申し上げる。

>>892
正直、私には良さも悪さも理解できぬ。
だが試す価値があると思う。もうしばらく頑張ってみてくれ。

902以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:47:34.86 ID:/4FMTwtK0
>>900

おk。書きます。

903以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:55:20.05 ID:6ggv1FoY0
暑がりな君とキムチ鍋

外は夏。夕暮れ時。所詮は夏、暑いに決まってる
鮫「ねぇ・・・思うんだけど」

男「何」

鮫「氷河期って楽しそうじゃない?」

男「・・・相変わらず夏になって順調に脳みそ腐って来てるな」

鮫「失礼ね」

男「黙って食え」

鮫「ねえ」

男「なんだ?」

鮫「私と・・・逃げてくれない・・・?」

男「断る」

目の前にあるキムチ鍋。じっくり煮込んだ真っ赤なスープ
煙すら辛い、むしろ痛い。

男「つかこれ如きで駆け落ちするな」

鮫「不愉快な程赤いわ・・・」

904以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:55:22.30 ID:dWTHhE1P0
保守

905以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:55:34.85 ID:6ggv1FoY0
鮫「母さん・・・今日の夕飯は・・」
母「駄目」
鮫「いえ・・・食欲がね」
母「鮫子ちゃん」
鮫「何」
母「 黙 っ て 食 べ て 」
鮫「くうっ!!」

母は強し、つか一瞬目が光った気がする・・・
鯨おじさんは・・・あの人はなんでも食う人なんだな
良かった『ワシもミントアイス食べたいんじゃあ〜!!』とか言ったら脳内がカタストロフィ起こしてしまいそうだ

鮫「そもそもおかしいのよ・・・」
男「何が」
鮫「キムチって生でも食べられるじゃない?」
男「ああ、そうだな」
鮫「 な ん で 煮 る の よ!!!!!!」
男「知るかっ!!!オレにキレるな!!」
鮫「大体唐辛子漬けしなくっても生野菜でいいじゃいにゃーーーーーー!!!」
鯱「うるしゃい」
男「あの・・・しゃちこちゃん・・・喋ってる途中に食べ物入れちゃ駄目だよ・・・」
鯱「こどもはしげきぶちゅだめなの・・」
母「ふふ、家族団らんね」
鯨「うまいぞーー!!うまいぞーー!!」

男「ああ、もう何がなんだか」
とりあえずオレは目を回す鮫子の口にミントアイスを流し込むのだった

おしまい

906以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/07(月) 23:57:35.60 ID:tmPuzdA00
カオスだ……そして……速い!

907以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:06:44.55 ID:A+GgtlaX0
保守

908以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:08:31.83 ID:Jxqg3kAKO

>>905流しこむてお前wwwwwwwGJ!!!
またお題いい?

つ【お題】
クールな君とカラオケで



909以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:09:35.72 ID:xqxT0V1e0
>>908
おk書くよ

910以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:15:59.51 ID:dACzcK+s0
「クリスマス」

地上は散々電飾で光って 空は星ひとつない曇り空
残念ながら 雪は降りそうにありません
バイトの女の子はサンタの衣装を着て 短いスカートで
寒さに震えながら ケーキ屋の呼び込みを続けていました
「…少しおくれるから。」
それだけ言って 君は電話を切ったのです
らしいけど それが今日はやけに冷たいと思います

人の流れに戸惑うことも そろそろ飽きてきて
幸せそうなクリスマス・ソングが 僕を夜に溶かし始めました

僕がようやく手に入れたものは 未だ遠くにあり過ぎて
どうしたらいいものかと 戸惑うばかりなのです
数多の出会いが 交錯するここで
はたして、君と僕は 出会うことが出来るのでしょうか

時計の針は12時を回り クリスマスではなくなりました
カップルの喋り声が 僕を笑ってるように思えてなりません…

人の流れに戸惑うことも 君は経験せずして
幸せそうな笑顔をたたえて 僕を溶かしにやってきました

僕がようやく手に入れたものは どうも気の利かない存在で
どうしたらいいものかと 戸惑うばかりなのです
数多の出会いが 交錯したここで
はたして、君と僕が 出会うことは出来たのですが
「…早く行きましょう」と、
こんな夜更けに 君は僕をどこへ連れて行くつもりでしょうか

911以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:19:02.40 ID:9mcWSrtk0
多分このスレの終焉には立ち会えないだろうな・・・眠すぎる

912以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:22:59.65 ID:dACzcK+s0
>>911

お疲れさん
きっとぎりぎり朝に残ってるよ!

913以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:25:30.66 ID:jUK+x6XU0
>>910
おお。これならいい感じです。

>>897
『悪魔の誘惑』

 鮫子は冷たいものが好きだ。
 たとえば、それは冷蔵庫だったり、クーラーだったり、アイスだったりする。

 けれど何事にも限界というものがある。

鮫「あげる」
俺「なに?」

 思わず我が目を疑ってしまう。
 鮫子が大好物のミントアイスを、箱で渡してきたのだ。

鮫「どうか……成仏させてあげて……」

 さめざめと泣き始める。

鮫「上手いこと言ったつもり?」
俺「うわ! 人の思考読むなよ!」
鮫「そうね」

 鮫子は、まったく悪びれない。

俺「それで。どうしたんだ、このアイスは?」
鮫「いいじゃない、どうでも」
俺「よくない。お前がこれを捨てるなんて、ありえない」

914以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:25:49.54 ID:jUK+x6XU0
 鮫子はダンマリを決め込んでいる。
 こうなると長い。仕方無いので、勝手に原因を探ることにした。

 クーラーボックスを開けてみる。
 ミントアイスとドライアイスが交互に詰め込まれ、まったく溶けていない。

俺(もしかしたら不良品を買ったんじゃないか?)

 唐突に、そんな考えが浮かんだ。
 そうだとすれば先程の『成仏』という単語にも納得がいく。
 事実を確かめるべく、一つフタを開けてみることにした。

鮫「ちょっと! なにやってるの!」
俺「なんとなく」

 中身に変化は見当たらない。
 爪で少しだけ削りとり、舌先に乗せてみる。普通の味だった。

鮫「あ……あ……」
俺「ひいっ!?」

 気がつくとすっごい顔で睨まれていた。

俺「なんだよ? 食べるのか?」
鮫「うん食べない!!」
俺「なに?」
鮫「殺したいぐらい食べない!!」

 どうした鮫子、壊れたか?
 次の瞬間『くぅ〜きゅるる』とカワイイ音がした。

915以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:26:30.08 ID:jUK+x6XU0
俺「……腹、減ってるのか?」
鮫「減ってない」

 はは〜ん。ピンと来た。

俺「なるほど。毎日アイスを食ってれば、そりゃあ太るよな。作者みたいに2kgぐらい」
鮫「言うな! それ以上!」

 鮫子の顔が真っ赤になった。うわー、こりゃ珍しい。

鮫「なに?」
俺「おいしいよォ〜?」

 俺は肉食獣のような笑みを浮かべた。手にしたアイスを差し伸べる。

鮫「……やめて」
俺「やめてもいいけどさ。フタ開けたから溶けかけてるよ」
鮫「やめてって言ってるでしょう!」
俺「じゃあキスして」

 鮫子が目を見開く。信じられない、というように見つめてきた。

鮫「どうして?」
俺「ただのワガママ」
鮫「……っ!」

 彼女は再び顔を真っ赤にし、ガチガチ歯を鳴らして、

鮫「お安い御用よ」

916以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:26:46.64 ID:jUK+x6XU0
俺の口に、舌を突っ込んだ。

 口の中をつっつかれ、なでまわされる感覚。
 くすぐったいような不思議な快感に、意識が遠のく。

鮫「さあ」

 彼女は舌を出すと、笑って言った。

鮫「もっとキスして欲しければ、アイスをよこしなさい」(終)

917以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:28:14.84 ID:dACzcK+s0
>>916

オチがちゃんと落ちてる!
GJ!

918以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:32:02.56 ID:xqxT0V1e0
>>910
文章は好きなタイプだが・・・終わり?

>>916
わははテラモエスGJ!!!

919以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:33:14.71 ID:JjxiAC+lO
すげぇ…
神が降臨しまくってるGJ!!

920以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:38:53.92 ID:dACzcK+s0
>>918

お題くれたら書くんだぜ?

921以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:39:32.81 ID:jUK+x6XU0
へへ…ありがとうごぜえやす。書いた甲斐がありやすぜ。
けど、なんだか眠くなってきたみてぇだ……

>>919
一番の神は、まる一日ハイクオリティだったID:6ggv1FoY0さんですぜ。

旦那、書こうって誘ってくれて、ありがとうごぜえやした。ほいじゃ、失礼しやす。

922以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:39:41.12 ID:6Q3vtu9y0
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1117511180/466
466 名前:助けて!名無しさん! 投稿日:2006/07/06(木) 11:36:30 V+LujV7s
あらためてVIP板を覗いてみた。開いた途端腐った魚のような
嫌なにおいがした。たぶんVIPPERから漂ってくる腐敗臭が原因
なのだろう。無理もない。朝から晩まで外にも出ずに家の中に
閉じこもってパソコンとにらめっこをしていれば精神が腐るのも
当然だろう。



VIPPERに精神の成熟と言うか、理性の輝きが全く感じられないのは
すでに彼らが事実上死亡しているからだ。いわばVIPPERは生ける屍と
いえよう。社会の役に立たない、生きる価値のない人間たち、それが
VIPPERであるといえよう。

923以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:39:54.18 ID:lwunsWOS0
おい!夏休み中のおにゃのこが集まってんぞwwwwwww
http://its-deai-kei.dixib.net/jump/goto/pcm/


924以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:41:38.46 ID:dACzcK+s0
>>921

俺もそう思う。
なにはともあれ、おつかれさんっ!

925以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:42:02.58 ID:Yjst+4Dt0
ID:6ggv1FoY0さん≒r2さん
でFA?

926以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:42:13.18 ID:xqxT0V1e0
>>920
お題:夏休み

>>921
そか、残念だ
またどこかで会おう


927以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:43:12.32 ID:xqxT0V1e0
>>925
残念、違う
知らないかも知れんが「さめこ園長先生」だ

928以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:45:25.32 ID:Yjst+4Dt0
>>927
すまん、少し前に同じ質問して同じ答え聞いてたわ(´・ω・)

929 ◆GD69t7M47Q :2006/08/08(火) 00:46:38.01 ID:Jxqg3kAKO
>>927それって!!!知ってるやついたのか!!!!あの話しはガチで泣いた

930以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:50:06.62 ID:xqxT0V1e0
>>929
あ、覚えてる人いてくれた
知ってるつか、書いたの俺だしwwwwwwwwwwwww

931以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:50:57.92 ID:xqxT0V1e0
クールな君とカラオケで

男「何か頼むか?」
鮫「飲み物だけでいい、アイスティー」
男「じゃあオレは・・・っと」

デートは頻繁にしているほうなのか
その割にはこの二人でカラオケというのも初めてな訳で
頭に無かった訳じゃなく、ただ騒がしい所を嫌う鮫子に合わせて避けたのかもしれない

男「カラオケは?」
鮫「家族と昔ね・・・でも久しぶりよ」
男「そか」
鮫「もっと煩いと思ってた」
男「最近のは防音がしっかりしてんのか・・・俺も久々だしな」
鮫「何歌うの?」
男「これで・・・っと探してる」
鮫「・・・探すのが面倒臭そう」
男「今はこの検索機があるし、まったり探すがいいさ」
鮫「そうね」

鮫子の好きな音楽ってのも良くわからない
基本的に映画のサントラとかよく聞いてるみたいだが
最近ハマってるのが『ピアノレッスン』のサントラだったか
さすがに『トップガン』は・・・似合わねぇ

932以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:51:31.23 ID:xqxT0V1e0
何曲か歌っていく内に彼女が検索機を機械にむける
ピッ
画面に番号が出た

男「入れたの?」
鮫「ちゃんと入ったかな・・・?」
男「なんだろ、すげえ楽しみ」
鮫「普通よ」

飯島真理 愛覚えていますか

少しもんどり打ちそうになった

男「い・・・以外だ・・・」
鮫「何よ」
男「いや、好きだぞ」
鮫「ありがと」

やべぇ・・・声に聞き惚れてしまう
元々吐息系の声だ、たまらなくなってしまう

男「うまかったぞ」
鮫「もう一曲いいかしら?」
男「お前の後には歌えないな」
鮫「お上手、ふふ。楽しいかも」

白鳥英美子  Melodies Of Life

男「あ」
鮫「好きなの」

933以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:55:51.65 ID:xqxT0V1e0
めぐり合うのは 偶然といえるの
別れる時がかならず来るのに

消えゆく 運命でも
君が生きている限り
命は続く 永遠に その力の限り どこまでも

私が死のうとも 君が生きている限り
命は続く 永遠に その力の限り どこまでも




鮫「おしまい」
男「あ・・・ああ」

命は流れ
命は流れ

何かに続く

934以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:57:22.48 ID:xqxT0V1e0
あれからもうすぐ一年
幾度となく唇を重ね、体も重ね。

心も重ねあう二人
高校三年の春

男「学校の裏の丘の上の木、あそこお気に入りみたいだな」

鮫「そうでもないわ、風が気持ちいいだけ」

男「それを気に入ってるって言うんだよ」

鮫「そう」

男「手繋ぐか?」

鮫「・・・かまわないわ」

男「ははっ、さっきから手を繋ぐタイミング図ってた癖に」

鮫「・・・違う、私は貴方に合わせただけ」

男「はいはい」

鮫「・・・ごめん・・・甘え方よくわからなくて」きゅっ

男「気にするな。今ので致命傷だ」

935以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:58:00.83 ID:xqxT0V1e0
放課後、鮫子のクラスへ足を運ぶ
待ち合わせに遅れそうな旨を伝える為に

男「と、言う訳で15分くらい遅れるけど」

鮫「何時もの所で待ってるから」

男「おう、約束な」

鮫「ええ、待ってるわ」

約束

私は思う
初恋の想いを抱いたまま、もし一生を過ごしたら
たとえその想いは届かなくても
たとえ孤独の果てに死を迎えたとしても。

それはある意味幸せなんじゃないかって。そう思ってる


男「ふう・・・大分遅れたな・・・空も赤くなってきてるし、ちょっと走るか」

936以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:58:22.25 ID:xqxT0V1e0
鮫「救急車・・・?学校の方ね・・・」

どいてくれどいてくれなんだなんだ
どうろにとびだしたこどもをかばってちかくのこうこうせいが
なんだっておいおいみにいってまじかよまじかよ
ぴーぽーぴーぽーどいてくださいどいてください
やじうまなんだあれうわどうろがまっかになにあれきもちわるい
まだいきはあるんだどいてくれどいてくれ

鮫「遅いな・・・」

とるるるるるるるる

鮫「お母さん・・・何?・・・彼に何があったの!!!!!!」

937以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:58:24.08 ID:Jxqg3kAKO
>>930!!!!神だ!!神じゃァァァァァァァア!!!!

938以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:58:50.24 ID:xqxT0V1e0
医「恐らく・・・このまま意識を取り戻す事は・・・」

担任の先生と彼の両親が医者と話をしている
良く聞こえない、耳の奥でなにか金属音のようなモノが響いている

先「道路に・・・飛び出した子供を庇って・・・子供は無事らしいが、彼は・・・」

母「そんなっ、ウチの子は!もう!!!嫌ぁぁぁ!!!!!!」
父「先生!なんとか・・・なんとかお願いします!」

医者の胸倉を思い切り引きちぎらんとする母
その母親を抑えるかのように、そしてまた医者に詰め寄る父親
また、俯き何かを堪える様な担任の先生

何が起こっているのか、世界が止まったままだった

喉の奥から奇妙な苦味と咳
呼吸がどんどん苦しくなっていく、白く白く意識が落ちていく

どれだけの時の果てなのか
泣きそうな彼の横に私は居た

939以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:59:20.04 ID:xqxT0V1e0
鮫(眠ってる?)

男(起きてるよ)

鮫(大丈夫?でいいの?)

男(多分・・・助からない)

鮫(そう・・・)

男(ちっとは悲しめ)

鮫(約束守ってない、迎えに来てくれるんでしょ)

男(・・・ごめん)

鮫(好きよ)

男(ありがとう)

鮫(愛してる)

男(でも・・・オレは

鮫(待ってる、あの丘の木の下で)

男(・・・)


940以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 00:59:44.62 ID:xqxT0V1e0
少し休憩

941以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:00:04.23 ID:dACzcK+s0
神々しいデジャブじゃぁぁぁぁ!!!!!!111111

942以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:04:02.47 ID:dACzcK+s0
小休止の間にコソーリ投下

「夏休み」

ありふれたリズムが 刻まれ始めた夏休み
氷河期が来ればいいのにと 口癖のようにつぶやいて

私のそばにはあなたがいる うちわを持って扇いでる
ちっとも涼しくないから また不機嫌になるの

それでも別にかまわないわ 今日ぐらいは許してあげる
健気なあなたを見ていたら また好きになったから

そんな夏が来て、夏が来て 蝉時雨と一緒に夢の中
ミントアイスの涼しい香り
だけど君がいない、君がいない 一人ぼっちの夢の中
だから目を覚ましたの

暑くても別にかまわないわ 幸せなときをすごせるなら
冷凍庫の中の孤独より ずっと素敵なこと

そんな夏が来て、夏が来て 汗に濡れた太陽は一休み
夕立の挿話が語られる
そんな夏休み、夏休み いつまでも終わりそうにない
あなたのひざまくら

943以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:06:33.38 ID:xqxT0V1e0
>>942
これいいなあ、後で機会があったらパクろうwwwwwwwww

944以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:06:58.17 ID:xqxT0V1e0
さめこせんせえ」

少し白髪の、しかし上品な歳の取り方であろう
一人の女性が木の下の木陰に座り込み目を閉じて微笑んでいる

「ん・・・なぁに?エイ子ちゃん」

「まいせんせえが、おひるにしましょうって」

「・・・先生、ここでちょっと休んで、後から行くわ。まい先生にちょっと休んで・・・・
後から行きますって伝えておいて。」

「うん!わかった」

「エイ子ちゃん?」

「んー?」

「エイ子ちゃん、先生言うこと聞いて良い子になるんですよ・・・・」

風が髪を撫でるようにふわりと少女の髪を撫でる

「うん!」

「じゃあ・・・またね」

945以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:07:31.08 ID:xqxT0V1e0
「まいせんせーーーー!」

「どうしたの?エイ子ちゃん、あれ?さめこ園長先生は?」

「なんか、疲れたから。ちょっと休んで行きますって!!!」

「そう、疲れ気味なのかしら・・・もうお年だしね・・・わかったわ。後でまい先生が迎えに行ってくるね」

「エイ子も行くーーーー!!!!」

「はいはいw。エイ子ちゃんは園長先生の事好きだもんね」

「うん!!!!さめ子先生優しいもん!」

「そうだね・・・・優しいよね」

風が通り抜ける
この地域に珍しい突風
その風に丘の大きな木の枝はふわりと揺れ、ほんの少し草花を舞い上がらせた

「風、強くなってきたね、エイ子ちゃんもお昼にしましょう
他の皆も待ってるからね」

「はーい!」

季節は春
丘の上の大きな木は優しく揺れている

946以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:08:28.97 ID:xqxT0V1e0
鮫「ふう・・・歳のせいか疲れが取れないのかしらね・・・少し眠いわ・・・・」
少し寝ちゃおうかしら

鮫「ふふ・・・ここで貴方が居眠りした事覚えてるかしら?私がそれを見つけて
勝手に膝枕して・・・そして・・・」

男「ここでキスしたんだよな」
鮫「あ・・・・・随分遅かったのね」
男「ああ、でも鮫子は変わらないな」
鮫「そんな事無いわ、もうすっかりおばあちゃんだもの。貴方はあの頃の学生服のまんま」
男「そうか?鮫子もあの頃のまんまだぜ」
鮫「あら?・・・・ふふ、長い夢を見ていたかのようね」

長い黒髪の女性がゆっくりと立ち上がる
そして風に黒髪はまるで女性のマフラーのように首に少し巻きつく

男「相変わらず綺麗な髪だな」
鮫「・・・そんな事無いわ、そろそろ行きましょう。時間に遅れるわ」

男「ああ、ようやく迎えに来れた」
鮫「手・・・繋いでいい?嫌なら」
男「ずっと・・・一緒にいよう」

鮫「・・・はい」

947以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:09:08.01 ID:xqxT0V1e0
一人の初老の女性。少し切れ目の優しげな目をした女性
丘の上の大きな木の下でひとり穏かに、微笑みながらその最後の時を迎えた

丘の上の大きな木から少し離れて
ここにこの女性の創った孤児院がある

その女性の告別式は、この孤児院の卒業生と近隣の方々に溢れ帰り
夜まで人の列が絶えることは無かった。この女性の人柄なのであろう

「さめ子園長先生・・・うっ・・うっ・・ひぐ」

「まい先生、もう泣いちゃダメよ。さめ子園長先生あんなに穏かな顔で・・・」

「さめ子園長先生・・・結局最後まで独身だったね・・・・なんでだろう」

「結構昔からモテてて、プロポーズ何回も受けた事あったみたいよ」

「初恋なんだって、大切な大切な。その想いと・・・一つの約束なんだって」

「へぇ・・・園長先生らしいね・・・」


告別式の会場と少し離れた所で一人の少年が少女に話しかけている
「ねえ」
「・・・何?」
「あの丘の木の所に行かない?名前なんていうの!!?」
「・・・うなばら・・・さめな」
「さめな!!!かっこいいねーーーー!」
「そう」
「ねぇ!さめなちゃん!丘の上まで行こうよ!・・あ、僕の名前は‐‐‐‐‐‐」

948以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:10:45.82 ID:dACzcK+s0
>>947

何回読んでもいい。
感動した。

949以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:12:33.22 ID:xqxT0V1e0
じつはもうちっとだけ続くんじゃ

950以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:12:53.63 ID:dACzcK+s0
>>949

激しくwktk

951以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:19:54.68 ID:Jxqg3kAKO
うわぁぁ…寝オチしようと思ったのに寝れねえじゃんかよ!!
さめくぉぉ

952以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:26:34.14 ID:xqxT0V1e0
男「なぁ」
鮫菜「何?」
男「朝・・・遠回りじゃね?」
鮫菜「あてに出来ないもの」
男「はいはい」

鮫菜はオレの実家からちょっと坂を上っての孤児院
生まれてすぐ、この孤児院の前に捨てられていたらしい
名前も無くただ泣き叫ぶ赤子を
この孤児院の設立者で園長の『鮫子」から一文字貰い鮫菜という名前になったそうだ

オレの母親はこの孤児院で働いていたらしい
だからなのか、鮫菜を娘目線で見ることが物凄く多い・・・怖いぞ

鮫菜「何をぼうっとしてるのかしら」
男「へ!?いや、朝から美人だなぁと」
鮫菜「そう、ありがと」
男「ちょっとは顔を真っ赤にして照れるとか・・・」
鮫菜「じゃ、ちょっと待ってて。かばん取ってくる」

そういうと鮫菜はまた孤児院に戻っていく
やっぱり遠道だよなぁ・・・

カチャン
ヨーロッパ調の門扉を閉め彼女は戻って来た
鮫菜「行きましょ、遅れるわ」

始まりは春、高校の入学式。桜は満開

953以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:27:21.53 ID:xqxT0V1e0
始まりは春、高校の入学式
出会いはあの丘の孤児院
初めて触れたのは、孤児院の丘の上の木の下

初めて好きになったのは・・・

ぴんぽーん
朝食のどたばたの最中、響くチャイム
こんな時間からの訪問者は・・・あいつくらいか

男 がつがつがつずるずる「げふ、んじゃ行ってくる」
母「下品な食べ方ねぇ・・・そんなんじゃ彼女に」
男「彼女じゃねって、単なる幼馴染だ」

足元のかばんをひったくるように玄関へ歩き出す

ぴんぽーん。。。。がちゃ

鮫菜「おはよう」
男「おす、すまんな」
鮫菜「別にいい」

毎朝の伝統行事みたいなものだ。鮫菜のお迎えは

鮫菜「じゃあ行きましょう」
男「おう」

954以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:27:44.07 ID:xqxT0V1e0
クラスに馴染みだした夏、蝉の声が校内にまで響き渡る
校内に入り込んだ犬を追いかけ教師が遅刻
何も恐れるものは無い

恐れるのは夏の日差しと、不快指数から来る鮫菜の機嫌

アイスを求める愛しき暴君に貢物

そんな、今日みたいな日が永遠に続くようにと

-------------------------

クラスに馴染むのが苦手な私、彼はそんな私に気遣ってか常に傍に居ようとする
蝉の声が校内に響き渡り、暑さが増す
夏の暑さは大嫌い

恐れるものは夏の日差しと、不快指数から来る憂鬱

愛しき騎士にアイスをねだる

そんな今日みたいな日が永遠に続くようにと


955以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:28:00.85 ID:xqxT0V1e0
秋の始まり、紅葉の季節
小高い丘の大きな木
ここの木陰が二人の待ち合わせ場所

男「・・・遅いな」

委員会の活動だろうか、放課後すぐにどこかへ消えた
携帯も繋がらず、少し不安になってくる


空が少し赤くなってくる
秋の始まり、紅葉の季節

956以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:28:18.76 ID:xqxT0V1e0
運命の歯車が回りだす。振り回されるのは
恐れるものは何も無い
あの夏は永遠のものの筈だった

一人の子供が道路で泣いている

鮫菜「よか・・・った・・・」
子「ゥああああ・・・うあああああ・・」
鮫菜「駄目よ・・・男の子でしょ・・・」

赤く赤く
染まったこの夕暮れの、道端
冬の寒さより命を救われし少女

鮫菜「いか・・・なきゃ・・・やく・・・そ・・」

ぴーぽーぴーぽー

運命の歯車が回りだす。振り回されるのは
恐れるものは何も無い

957以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:29:00.00 ID:xqxT0V1e0
ちと休憩wwwww

958以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:29:56.94 ID:dACzcK+s0
な…涙なんかじゃないやい!


959以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:35:27.85 ID:Jxqg3kAKO
ま…………ましゃか

960以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:41:46.38 ID:xqxT0V1e0
鮫「ようこそ」
男「こ・・こは?」
鮫「よくわからないわね。あたしも」
男「つか・・・誰だ!!出してくれ!!ここから!!」
鮫「黙れ」
男「くうっ!」
鮫「諦めたでしょ?」
男「何をだ!!」
鮫「私の娘の命」
男「な・・・何を・・娘?」
鮫「神に愛されたモノから死んでいくの」
男「何を・・!!ふざけた事を!!!!」

-----------------------

男「やは」
鮫菜「・・・誰?」
男「君の・・・母親の彼氏だ」
鮫菜「鮫子・・・母さんの?」
男「そういうことだな」
鮫菜「かあ・・・さんは?」
男「さあ」
鮫菜「母さんに会えるの・・・?」
男「会いたい?」
鮫菜「だって・・・あたし死ぬんじゃ」
男「君はまだ生きてるよ」

961以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:46:32.77 ID:xqxT0V1e0
鮫「使えない騎士ね、ますますあいつにそっくり」
男「なあ!頼む!俺の命半分・・・全部やってもいい!」
鮫「で?」
男「神なのか!?頼む・・・」
鮫「何が言いたいの・・・?」
男「鮫菜を・・・鮫菜を殺さないでやってくれ・・・」
鮫「・・・」
男「あいつは・・・それこそ無愛想で無表情で」
鮫「#」
男「暑いのは嫌いっつってアイスはたかるし、ワガママ極まりないが!!」
鮫「何かあたしの事みたいでムカつくわ・・・」
男「いや・・・あんたじゃなくて鮫菜の」
鮫「惚れた?」
男「え・・あ・・・」
鮫「どうなの」
男「あ・・ああ好きだ」
鮫「上出来」

光が彼を包んでいく


962以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:51:33.73 ID:xqxT0V1e0
男「まあ・・・アンニュイな感じまであいつにそっくりだな」
鮫菜「ねぇ・・・私生きてるの?」
男「んあ?おお」
鮫菜「じゃあ!じゃあ!」
男「母親に会いたくないの・・・?」
鮫菜「あ・・・」
男「孤児院の仲間が居たとしても、君は・・・一人だった」
鮫菜「違う!!!」
男「うわ!びっくしした・・・」
鮫菜「優しい・・・バカでねぼすけで」
男「へえ」
鮫菜「それでいて優しい・・・人が」
男「好きなの?」
鮫菜「・・・はい」
男「男から告白すべきなんだがなぁ・・・」
鮫菜「伝えなきゃ・・・」
男「まあ。頑張れ、オレの娘」

光が彼女を包んでいく

963以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:52:28.42 ID:xqxT0V1e0
ありふれたリズムが 刻まれ始めた夏休み
氷河期が来ればいいのにと 口癖のようにつぶやいて

私のそばにはあなたがいる うちわを持って扇いでる
ちっとも涼しくないから また不機嫌になるの

それでも別にかまわないわ 今日ぐらいは許してあげる
健気なあなたを見ていたら また好きになったから

そんな夏が来て、夏が来て 蝉時雨と一緒に夢の中
ミントアイスの涼しい香り
だけど君がいない、君がいない 一人ぼっちの夢の中
だから目を覚ましたの

暑くても別にかまわないわ 幸せなときをすごせるなら
冷凍庫の中の孤独より ずっと素敵なこと

そんな夏が来て、夏が来て 汗に濡れた太陽は一休み
夕立の挿話が語られる
そんな夏休み、夏休み いつまでも終わりそうにない
あなたのひざまくら


964以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 01:59:54.34 ID:xqxT0V1e0
奇跡が起きた
絶望的だった彼女が目を覚ます
空に、何かを掴むように手を伸ばし
愛しき暴君は愛しきものに伝えたい言葉を呟く

奇跡の最中
不意に目を覚ました彼は
周りが止めるのも聞かず
集中治療室に駆け込み、愛しき暴君の耳元で
騎士は伝えたい言葉を叫ぶ

男「どう思う?」
鮫「ムカつく程あんたにそっくり」
男「はは、なら間違いない」
鮫「そうね、娘はどうだった」
男「話したかった?」
鮫「話したら・・・連れて帰りそうだったから」
男「頑張ったな」
鮫「時間よ」
男「ああ。行くか」

空に二つの流れ星
運命の歯車に挟まれた二つの天使の翼
歯車は崩れ落ち、未来はまたゼロにもどる
物語はまた繰り返す

おしまい

965以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 02:00:37.86 ID:xqxT0V1e0
寝る!!!!後は好きにしろ!!!!

はずかしーーーー

966以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 02:02:36.18 ID:dACzcK+s0
>>964

ブラボゥ!
最大級の賛辞を惜しまないんだぜ!?

それに…使ってくれてありがと

967以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 02:04:14.46 ID:uEKis2ubO
激しくおつ!


ほしゅーる

968以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 02:05:35.38 ID:VHI11kzH0
やっべ 久々に泣いた

969以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 02:08:25.80 ID:dACzcK+s0
寝る!
みんなお疲れ!

970以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 02:23:42.09 ID:VHI11kzH0
寝る前の捕手

971以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 02:25:23.16 ID:xqxT0V1e0
ぐあーーーー>>960の前に一つ抜けてた
gdgdかもしれんが落としていく

医「恐らく・・・今夜が」

ウチの母親と父親
そして孤児院の先生方
そしてクラスの連中、担任の先生
病院のナースステーションの前で皆集まり口々に叫ぶ

母「道路に・・子供が・・・そんな・・・鮫子先生みたいな・・」

名付け親の鮫子先生の唯一愛した男性もまた同じように
道路に飛び出した子供を救うべく命を落とした

母親はそれを知っている
だからこその絶望。運命の歯車

俺もまた、勝手に絶望してしまっている
愛しき暴君の命も守れない、使えない騎士

どれだけの時の果てなのか
見たことも無い女性の横に私は居た

972以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 02:27:09.75 ID:VHI11kzH0
>>971
おう、乙

973以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 02:42:38.67 ID:wDTuW5OE0
hosyu

974さめ〜ん :2006/08/08(火) 02:42:51.01 ID:/2sTfI110
>>971


975以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 02:43:09.54 ID:LavxML9MO
この保守が終わったら…俺、鮫子と結婚するんだ

976以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 02:47:39.84 ID:JjxiAC+lO
今追いついた
そしてマジ泣き
ジャンル系で初めてだ
まとめとかあるのかな

977以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 03:07:34.92 ID:XzawiS0z0
2chブログの片隅にひっそりのってるやつならある。

978以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 03:07:40.20 ID:VHI11kzH0
ほ・・・ほしゅ・・・・・

979以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 03:16:38.61 ID:JjxiAC+lO
>>977
このスレにアドレスあるのかな。探してくるサンクス

つかパソコンあったらこのスレリアルタイムで楽しめたんだろうな、ウラヤマス

980以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 03:29:55.24 ID:PeI2sorM0
次スレ
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1154975106/

981以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 03:30:51.85 ID:htUygKUm0
次スレ
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1154975106/

982以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 03:58:40.06 ID:A+GgtlaX0
保守

983マヨラー【日目】 ◆RrXQxKET26 :2006/08/08(火) 04:02:23.72 ID:Yjst+4Dt0
で、次スレはどうする?

984以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 04:28:48.91 ID:wDTuW5OE0
保守

985以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 04:53:33.97 ID:wDTuW5OE0
保守

986以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 05:24:33.06 ID:wDTuW5OE0
保守

987以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 05:51:30.13 ID:wDTuW5OE0
保守

988以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 05:52:06.96 ID:lwunsWOS0
こんなんあったww
http://bloog-ranking.com/jump/goto/manman/


989以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 06:50:32.24 ID:wDTuW5OE0
保守

990以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 07:13:38.73 ID:39g0ps+ZO
もしかして次スレ落ちた?

991以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 07:54:32.83 ID:LavxML9MO
首筋を噛むように保守

992以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 07:55:48.29 ID:Jx+sbXOt0
小心者の森さん ◆53jUMHwn/Y 死ね

993以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 08:34:33.36 ID:wDTuW5OE0
保守

994以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 08:44:43.43 ID:wGnOMwzh0
ヘ○ヘ
  |∧   荒ぶる鷹の埋め!
 /   

995以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 08:46:46.00 ID:ECSVMQ7cO
ksk

996以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 08:48:27.01 ID:ECSVMQ7cO
ksk

997以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 08:48:53.23 ID:ECSVMQ7cO
ksk

998以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 08:49:26.30 ID:ECSVMQ7cO
1000

999以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 08:49:51.73 ID:ECSVMQ7cO
1000

1000以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/08(火) 08:50:15.04 ID:wGnOMwzh0
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10011001 :Over 1000 Thread
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