骨の重さは身体全体の何パーセントか? |
15~20% |
成人男性では何キロ? |
8㎏ |
全身の骨の数は? |
200個 |
オステオイドとは? |
オステオイド(90%コラーゲン繊維=タンパク質)そこに骨塩(ほぼハイドロキシアパタイト)が付着している |
一日のカルシウム目標摂取量は? |
600mg(牛乳3杯orヨーグルト500g or チーズ90g) |
一日のマグネシウム目標摂取量は? |
300mg(納豆半カップ) |
マグネシウムの吸収率をUPするものは? |
VtB6(ニンニク・鶏肉) |
カルシウム沈着効率向上の5つ |
①カルシウム600mg+マグネシウム300mg+VtB6 ②VtD ③太陽の光 ④コラーゲン ⑤運動 |
ハイドロキシアパタイトとは? |
リン+カルシウムで作られた塩 |
骨の構成3つ |
骨膜、緻密質、海綿質 |
骨膜とは? |
骨幹部を取り巻く結合組織の膜。 |
骨膜の特徴は? |
①神経、血管に富む ②骨端部に存在しない ③シャーピー繊維により骨と結合 |
緻密質とは? |
ハバース管を中心とした骨単位により形成 |
緻密質の特徴 |
①最も硬い |
海綿質とは? |
海綿状(強度2倍UP)を呈し、髄腔に骨髄を持つ |
骨の組成成分6つ |
①カルシウム(25%) ②コラーゲン(23%) ③リン(12%) ④窒素(5%) ⑤炭酸水塩(4%) ⑥その他(30%) |
骨の機能5つ |
①支持 ②保護 ③造血 ④運動 ⑤電解質貯蔵 |
骨の長径成長は何骨化? |
内軟骨性骨化(軟骨) |
骨の横径成長は何骨化? |
膜性骨化(骨膜) |
Wolffの法則で骨の外形が形成されること |
外形モデリング |
骨の内側は? |
内部リモデリング |
間葉細胞とは? |
中胚葉由来の細胞で骨髄内に存在し、脂肪組織・骨芽細胞・軟骨芽細胞・破骨細胞を持つ。 |
滑液の成分 |
プロテオグリカン(ヒアルロン酸を含む粘液) |
歯と歯槽部の間は? |
歯根膜(結合組織) |
関節円板はどこにある? |
①手関節(尺側) ②胸鎖関節 ③顎関節 ④その他 |
骨と骨の連結3つ |
①線維性の連結(線維性結合組織) ②軟骨性の連結(軟骨組織) ③滑膜性の連結(滑膜性関節包) |
線維性の連結 |
①縫合 ②釘植(歯根膜) ③靱帯結合(骨間膜) |
軟骨性の連結 |
①軟骨結合(硝子軟骨) ②線維軟骨結合(線維軟骨) |
軟骨結合の例 |
骨端軟骨結合、蝶後軟骨結合 |
線維軟骨結合の例 |
恥骨結合、椎間円板 |
滑膜性の連結 |
関節頭、関節窩からなり関節包に包まれる。 |
関節軟骨(3㎜)の役目 |
①代謝 ②滑走 ③クッション |
軟骨組織の分類 |
①硝子軟骨 ②線維軟骨 ③弾性軟骨 |
関節軟骨は何軟骨? |
硝子軟骨 |
例外は? |
肩鎖関節、胸鎖関節、肋椎関節、尺骨頭をおおっている軟骨は線維軟骨 |
橈骨手根関節は? |
密生結合組織 |
関節軟骨の厚い部分は? |
中心 |
関節円板の厚い部分は? |
周辺部 |
関節軟骨の構造を上から3つ |
①輝板 ②非石灰化軟骨層 ③石灰化軟骨層(コラーゲンの間は石灰化している) |
非石灰化軟骨層を上から |
①表層 ②移行層 ③放射状層 ④石灰化層 ⑤軟骨下骨柱 |
軟骨基質合成しているところは? |
放射状層 |
表層での軟骨細胞の形 |
扁平で小さく密に分布 |
移行層での軟骨細胞の形 |
楕円形の細胞が不規則に配列 |
放射状層での軟骨細胞の形 |
円形の細胞が柱状に配列 |
石灰化層での軟骨細胞の形 |
まばら |
Tide
markは何の間? |
放射状層と石灰化層の間 |
血液が供給されているのはどこ? |
石灰化層と軟骨下骨柱 |
関節軟骨の構成 |
軟骨細胞、細胞間基質 |
細胞間基質(軟骨基質)の成分は? |
①水分(70%)②コラーゲン(15%)③プロテオグリカン(15%) |
関節包を構成している膜 |
①滑膜 ②線維膜(膠原線維)・・・弾力性に乏しく関節に安定感を与えている |
線維膜は関節を構成している何と連絡しているか? |
骨膜 |
線維膜(骨膜の延長)の特徴 |
①骨と骨の連絡 ②血管豊富 ③知覚神経豊富(位置覚・運動覚) |
滑膜の仕事 |
滑液の分泌、自律神経のみ分布 |
固有知覚が失われると |
非可逆性の関節破壊が起こる |
滑液の色 |
淡黄色 |
正常滑液量 |
0.1-3.5ミリリットル |
靱帯の機能による分類 |
①補強靱帯 ②指示靱帯 ③抑制靱帯 ④付着靱帯 ⑤導靱帯 |
①補強靱帯とは? |
関節を保護する(関節包) |
②指示靱帯とは? |
関節の可動方向を決める |
③抑制靱帯とは? |
関節の可動範囲を決める |
④付着靱帯 |
2骨間を強固に連絡する |
⑤導靱帯 |
血管を導く |
関節円板・半月の機能 |
誘導機能 |
滑液包の種類 |
①皮下滑液包 ②筋下滑液包 ③筋膜下滑液包 |
捻挫とは? |
骨と骨の間に起こる急激な捻れ、あるいは激しい外力による関節周辺の関節包や靱帯の損傷をいう(組織損傷のこと) |
関節の性状による分類 |
①外傷性関節損傷 ②その他の関節損傷 |
①外傷性関節損傷 |
急性・亜急性(疲労性関節損傷) |
関節損傷部と創部との有無による分類 |
①単純関節損傷(皮下関節損傷) ②複雑関節損傷(開放性関節損傷) |
外力の働いた部位による分類 |
①直達性外力損傷 ②介達性外力損傷 |
①直達性外力損傷 |
鈍性の直接外力→関節血腫形成 |
②介達性外力損傷 |
大部分の関節損傷 |
直達性外力損傷と介達性外力損傷の発生の違い |
直達性外力のが支持組織損傷が少なく、関節包の破損が少ない |
外力の働き方による分類 |
①関節に正常の関節運動範囲を超える外力が作用した場合 ②異常運動を強制する外力が作用した場合 ③生理的範囲内でも繰り返えし外力が作用した場合 ④当該組織に直接外力が作用した場合 |
①関節に・・・ |
過伸展外力、過屈曲外力 |
②異常・・・ |
膝関節への内転・外転外力(ラグビーで外反し内惻惻副靭帯損傷) |
関節損傷の経過による分類 |
①新鮮関節損傷 ②陳旧性関節損傷 |
①新鮮関節損傷とは? |
関節損傷に伴う周辺軟部組織損傷の修復に必要な約3週間以内のもの |
②陳旧性関節損傷とは? |
3週間以上のもの |
鑑別診断を要する類症 |
①関節リウマチ、関節リウマチ類似疾患 ②代謝性疾患 ③感染 ④腫瘍 ⑤その他 |
捻挫しやすい関節窩の大きさは? |
大(脱臼は小) |
捻挫しやすい関節頭の大きさは? |
小(脱臼は大) |
捻挫しやすい関節可動域の範囲は? |
狭い(脱臼は広い) |
捻挫しやすい常時荷重の有無は? |
有る(脱臼は無い) |
捻挫のしやすいところは? |
足関節・膝関節(脱臼は肩関節・肘関節) |
損傷の程度による分類 |
①第一度 ②第二度 ③第三度 |
①第一度 |
①靱帯線維の微少損傷 ②関節包損傷なし ③圧痛・機能障害軽度 ④不安定性無し |
②第二度 |
①靱帯線維の部分断裂 ②関節包損傷あり ③圧痛・機能障害中等度 ④不安定性軽度―中等度 |
③第三度 |
①靱帯線維の完全断裂 ②関節包損傷あり ③圧痛・機能障害高度 ④不安定性著明 |
損傷端の形状による分類 |
①横損傷 ②縦損傷 ③鈎裂き損傷 |
完全断裂では断端面積の○○の方が予後はよい |
A:広い |
回外内転骨折 |
①前距腓靱帯損傷or外果横骨折(牽引力) ②内果強斜骨折(圧迫力) |
回内外転骨折 |
①三角靱帯損傷or内果横骨折 ②前脛腓靱帯損傷or後果裂離骨折(チロー骨折)③腓骨横骨折(関節裂隙の上1-2㎝) |
Pott骨折 |
足部外側亜脱臼 |
Cotton骨折 |
内果+外果+後果 |
回外外旋骨折(下腿内旋) |
①前脛腓靱帯損傷 ②腓骨後上方への螺旋骨折 ③後果骨折(距骨の後方亜脱臼 ④内果横骨折or三角靱帯損傷 |
回内外旋骨折(下腿内旋) |
①内果横骨折or三角靱帯損傷 ②前脛腓靱帯損傷&骨間膜損傷 ③腓骨の螺旋骨折(外果より6-8㎝上方) ④後脛腓靱帯損傷or後果骨折 |