【鎖骨骨折の保存療法の限界点を説明しなさい】
1.外1/3部の骨折で烏口鎖骨靭帯の断裂があるとき。
2.第三骨片があるもの。
3.粉砕骨折などで整復位の保持が不可能なもの。
【鎖骨骨折の後療法について説明しなさい】
1.整復後10日間は再転位しやすいので注意。
2.骨折部の安定後(約10日後)より温熱療法開始。
3.約4週後に転位がない場合は固定を除去。
4.肩関節拘縮を除去に努める。(温熱療法・マッサージ・運動療法等)
【肩甲骨骨折を分類しなさい】
1.体部骨折
2.辺縁部骨折(上角・下角)
3.関節窩骨折
4.頸部骨折(解剖頸・外科頸)
5.肩峰骨折
6.烏口突起骨折
【肩甲骨体部および上・下角骨折の特徴を説明しなさい】
1.横骨折が多く、粉砕骨折・縦骨折が発生するが縦骨折はまれである。
2.骨片転位は少ない。(前面では肩甲下筋、後面は棘上筋・棘下筋・
小円筋に覆われているため)
【肩甲骨上角・下角骨折のそれぞれの骨片転位と転位させる要因を説明しなさい】
上角骨折・・・上角骨片が上内方に転位(肩甲挙筋の働きにより)
下角骨折・・・下角骨折が前外上方に転位(大円筋・前鋸筋の働きにより)
注)もしかしたら、編集するかもしれません。ご注意を><
最終更新:2006年12月12日 08:56