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見て楽しむアメフト講座(その2)


[6]いつまで攻撃できるのか?(10ヤードの意味)


さて、アメフトはセットプレーでできていますが、一回のセットプレーで相手のゴール(エンドゾーンといいます)まで行けることは、まれです。だから一回のセットプレーが進んだ地点から、また、同じチームが攻撃します。もちろん、無限に攻撃を繰り返していけば、いつかはエンドゾーンにたどり着いてしまいますから、攻撃がいつまでできるのかが決まっています。野球が3アウトでチェンジになるのと同じですね。

一方のチームが攻撃権を持つと、そこから10ヤード攻めこんだ所に仮想的な線が引かれます。そして、4回以内の攻撃を積み重ねて、その線を越えられると、新たに攻撃権が更新され10ヤードの線が引きなおされます。これを新たにファーストダウンを得る(略してファーストダウン)といいます。攻撃の回数をダウンで数えます。

次が何回目の攻撃で、あと何ヤードでファーストダウンが得られるのか、いつも気に留めておく必要があります。テレビ中継でも、画面のどこかに”2nd&10”(次のプレーがセカンドダウンで、ファーストダウンを更新するまで、あと10ヤード進む必要がある)などの表示がでています。

最近の放送では、ファーストダウンの線を画像処理を使って緑や黄色の線で合成している場合があり、初心者にはとても分かりやすくなっています。ちなみに1ヤードは1メートルよりちょっと短く90cmくらいです。

[7]本当は蹴りたくない(キッキング)


上で4回の攻撃ができるとありましたが、通常4回目は攻撃せず、ボールを蹴ります。ボールを蹴ると次のプレーは必ず相手に攻撃権を譲らなくてはなりません。4thダウンにボールを蹴るプレーは2つあります。

1つめは自分の陣地にいて、このまま相手に攻撃権を渡すと相手が簡単にタッチダウンできてしまいそうなときにするパント。これは蹴る人がボールを手に持って落としながら蹴ります。高い山なりに蹴られたボールを相手がキャッチすると、そこからはキャッチしたチームの攻撃です。蹴られた分を取り返すべく、元来たほうに走り出します。そしてつかまったところからファーストダウンの攻撃になります。蹴るほうとしては、相手に攻撃権を渡す代わりに、陣地を大きく戻すという、しぶしぶのプレーです。

もうひとつは、相手の陣地まで攻めこんでいるとき、ボールをゴールポストの枠に蹴りこむフィールドゴールです。こちらは一人が片膝をついてボールを支えているところに蹴る人が走りこんで蹴ります(いわゆるゴレンジャーってやつです)。ボールがゴールポストの枠を通ると3点が入ります。これはタッチダウンの7点よりも少ないので、やはり攻撃側にしては少し不本意です。ただ、フィールドゴールはタッチダウンより容易にできる(遠くからできるので相手陣奥まで攻めこまなくて良い)ので、試合の終盤には重要になります。

このようにアメフトはフットボールという名前がついているのに実はあまり蹴りたくないという、変な話です。

[8]タックルとブロック


タックルとブロック、、、似た言葉ですが、違いが分かりますか?

タックルは、ボールを持っている選手を守備側が引き倒すことです。守備側はボールを進ませたくない。それで転ばせるわけです。タックルにはほとんど制限がありません(ヘルメットのフェイスガードをつかんだりしない限り)。そして、これはラグビーと同じです。

ブロックは、攻撃側がボールを持っている選手を守るために、守備側の選手をさえぎることです。ここで引きづり倒してしまっては守備側が不利すぎるので、ルールで制限があります。ブロックするときは守備側の選手をつかんではいけません。体の真正面で押すことしかできないことになっています。ブロックはアメフトに特有なもので、ラグビーでこれをやると反則です。アメフトとラグビーの考え方の一番違うところです。

[9]ライン際の攻防(パスプロ)


さて,プレーが始まるところの位置を示す横の仮想的な線をスクリメージラインといいます.このライン沿いに手をついて構えているプレイヤーがラインマンです.
攻撃側がオフェンスライン,守備側がディフェンスラインです.(これから攻撃側をオフェンス,守備側をディフェンスといいます(^^))
QBとRBの動きが分かったら,次はオフェンスラインの動きを見てみましょう.実はオフェンスラインは,ボールを持ってはいけないというルールになっています.
では,彼らの役割はなんでしょう?オフェンスラインの動きはパスとランのときで,まったく違います.