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雑記/2006年11月28日/工人舎 SA1F00A」(2006/11/28 (火) 15:53:17) の最新版変更点

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#blognavi というわけで、私と友人のi-toy氏とふたりで散々意見交換をしている注目ミニノート「工人舎 SA1F00A」ですが、実機を触った(ビックカメラ店頭にて)感覚などを交えながら、購入意欲を高めていきたいと思っています(笑) ●筐体周り ・サイズ A5(ファイル?)サイズです。 A5よりは若干大きいですが、かなり小さいと思います。 #最近、ファイルサイズって表現を見なくなりましたよね? ・厚み 薄めであるのは間違いありませんが、それなりにあります。 原稿運用機で比べると、シグマリオン3よりは厚く、Let's note W2よりは薄いです。 ザウルス(C3200)は、ほとんど一緒の厚さでした。 #シグマリオン3は、レザーケース装着時ではほぼ五分。 ・重量 1kgということで、やはりPDAと比べると重いです。 また、小さい面積に重量が詰まっていますので、重く感じます。 まぁ、こればっかりは仕方ないです(苦笑) ・USB 左右に1ポートづつあってバッチリ。 ・RGB アダプタ不要で接続可能。バッチリ。 ・CFスロット ダミーカード式なところが寂しいですが、どうせPHS通信カードを挿しっぱなしだと思うので、気にしない方向。 ・SDスロット ダミーカード式&挿した時に頭が飛び出る方式なのが、使い勝手が低下しているのが結構残念。SDは適度に枚数を持っているので、本体に挿しっぱなしにして、外部に挿しっぱなしにしておいて、必要な時にすぐに他のガジェットにデータを転送できるようにしているので、これを「わざわざカードを抜き差ししてデータをやりとり」するようにしないといけないと、私の使い方では不便。 SDIO対応は、正直「あれば嬉しい」ですが、今後のことを考えると「SDHC対応」というのがかなり大きいと思っています(^^ ・ボリュームスイッチ いわゆる「シャトル式」で、ザウルスに搭載されているものと一緒です。 上下方向に動き(ジョグやクルクル回るロータリースイッチ式ではありません)、スイッチを押し込むことによって、ミュートができるようになっています。 ミュートが簡単にできるというのは、モバイルノートには重要です。 ユーティリティ(キー割り当てや、アプリごとに違う動作をさせるなど)が充実すれば、かなり便利になると思います。今後に期待。 ・液晶まわりに配置のスイッチ系(スティックポインタなど) 液晶脇に付いているマウス操作用ポインタです。 まぁ、こういうユーザーインターフェイス(UI)は慣れなんで(笑) ただ、ポインタ近くにある、液晶の明度変更ボタンの場所でも左右クリックができるようになっていれば、片手で操作できて良いなーなんて思いました。 この辺も、ユーティリティーで割り当て変更ができるようになってくれれば最高なんでしょうけどね。これも今後に期待。 ・キーボード キーピッチはかなりバッチリ。 キー配置にさえ慣れてしまえば、タッチタイプも不可能ではないと思います。 一部、気に入らない配置もあるのですが、もうそれはキーアサイン変更アプリを使えば良いだけなので、気にしない方向で(^^ ……ただ、キーが硬いので、かなりしっかり押さないと取りこぼします。 私が普段使っているキーボードは、かなりソフトタッチ(キーストロークは5~10ミリ)なノートパソコン型(デスクトップのものも同じようなもの)を利用していますので、正直このキー入力に圧力が必要な仕様では、長時間の入力は無理かな~と思っています。 正直、ここがこのマシンの購入を躊躇する大きな理由でしょうか? ・液晶ディスプレイ 輝度、明度ともに高く、非常に見やすいです。 ただし、解像度はWVGA(800*480)なので、結構普通にアプリを使いにくい環境になってしまうと思います。 擬似高解像度モード(ズーム機能で実装)があり、それもある程度実用的なレベルにはなっているのですが、それを使うと「微妙に画面がにじむ」という液晶ディスプレイにありがちな問題を抱えてしまうのが気になりました。 せっかくの綺麗な液晶なので、使うとすればそのままWVGAモードで使いそうかな? 縦方向の解像度が600あれば、ここまで悩まなかったので、ここもこのマシンの購入を躊躇する大きな理由でしょうか? ただ、Windowsの表示設定(画面のプロパティ内のデザインの項目)をかなり変更することで、表示領域をかせぐことができますので、なんとか使えるなと思ってみたり。 ●機能まわり ・ネットワーク関係………完璧!! 無線はLAN&Bluetooth搭載ですし、LANも100BASEではありますが、実用的に問題無しです。 ・HDD………バッチリ! 2.5inc・5400回転のものが搭載されているということで、汎用性も高い安心設計です。 接続方式はパラレルATAなので、現状では160GBが最大ですが、来年あたりには250GBくらいのHDDに換装できると思われるので、凄く助かります。 現在、私の主力ノートであるLet's note W2が40GBしか搭載していなくて、外付けHDDを常に持ち歩いているという、かなり不便な状況なんでそこが解消されるのは大きいです。 ・マイク搭載………嬉しい カタログにこっそり書いてありますが、意外と使えるじゃないでしょうか? 「議事録を入力しながらボイスメモ」という使い方は、自分の打鍵音が邪魔で実用的じゃないかも知れませんが、スカイプなどの音声通話対応メッセンジャーを使った通話などは可能だと思います(^^ ・液晶可動………嬉しい タブレット型になるのは便利です。 電車で立ちながらメールを確認する、動画を観るなどの際には便利です。 やっぱり、キーボードを開く体制だと場所を取りますからね…(^^; ・処理能力………なんとかOK? 私が必要とするモバイルPCの主な処理能力は、下にまとめた4つです。 他にも仕事柄、データを閲覧したり、作成したりしないわけじゃないですが、その場合はあきらめて現行機のW2を持っていくということで(笑) 「メール送受信」…可能 可能な限り、全件受信。 メールデータはかなり前(最低でも半年)まで遡れる。 W-ZERO3 Esのメーラー(但しQmail3限定)でも、あまり問題は無いのですが、限定受信だったり、容量不足(2GBのSDでは限界が…)だったり、PCメーラーと使い勝手が変ってしまうことも若干マイナスだったので、やはり使い慣れたPCメーラー(Becky!)が使えるのは大きいなと。 ただし、縦方向の解像度が小さいことが影響してくるので、若干視認性が下がるので「可能」という評価どまり。 #通常は800*600程度で表示しています 「Webブラウズ」…可能 PDAでもブラウズは可能ですが、やはりPCの方が完全に機能が使えて便利。 でも、悲しいことに最近のWebページは縦方向の解像度を要求するものが増えてしまったので、ちょっと不便を感じる瞬間もありそうです。 Opera(PC版は無料で使えます・^^v)を使えば、多少視認性が上がる(横方向で倍率調整が使える)ので、Operaを中心に利用すれば、かなり便利に使えそうなイメージでした。 ですが、やはり縦方向解像度の問題で評価は「可能」どまり。 #ノートで解像度変更してシミュレーションの結果でですが…(^^; 「動画再生」…バッチリOK! 正味な話、外出先で一番利用している機能じゃないかと思ってます。 レコーダー(RD-H1EX&RD-XS57&galileo&PC)で録画したデータをPDA&プレイやんで再生可能な形式にバッチエンコードして、いつも持ち歩いています。 主に動画閲覧で利用するのがザウルス(C3200)なのですが、やはりHDDが6GBという制限(動画用には3.5GBほど確保してます)があり、普段利用しているプレイヤー(mplayer)が液晶を閉じてしまうと、動画再生がハングアップして終了してしまうという仕様(これはザウルスの仕様らしいのでどうしようも無い様子・それ以外の使い勝手などは現行機の中では最高)なので、これをリプレースできればと思っていました。 最初はこの用途に耐えないじゃないかと不安で、購入を躊躇していたのですが、IT Mediaさんの記事を見て、問題なさそうだと判断(^^ 普段は「2Mbps」程度の画像でしか録画していないので、再エンコードすら不要なんじゃないかと思うと便利そうです(^^ 高圧縮率のMP4系は、少し不安がありますが、ある程度(VGA/30fps程度)まではがんばってくれそうなレポート記事だったのでこれもクリア。 ただ、こればっかりは実際に自分で使ってみないと判断できない部分ではあるんですけどね…(^^;; 「HDD容量」…完璧!! 取材時などでデジカメのデータを退避させたい(フォトストレージとして利用)場合など、手軽にバックアップを取れるようなHDD容量は欲しいです。 HDD換装が基本になってしまいますが、160GBとかの容量があれば、使い勝手は大きく向上するでしょう(^^ ●利用方法の青写真 SA1F00Aの弱点は、簡単に言うと「解像度の低さ」「ユーザーインターフェイスの使い勝手」「CPUパワー不足」だけだと思います。 ですが、実際にそれを「移動中」に意識することは少ないと思います。 なので考え方を「中身を閲覧できる外付けHDD」と捉えてしまえば、一気に便利に感じるようになると思います。 #超高機能かつキーボード付属の「フォトストレージ」と考えて下さい(^^ #EPSONの80GBモデルが6万円しますので、十分競争力はあると思います。 あくまで「キーボードを使って作業もできる」という程度の認識にして下さい。 それを補うためには、自宅or会社(要は常駐先)に、入出力環境を用意しておけば良いのです。具体的には、 ・液晶ディスプレイ コストパフォーマンス重視で17インチ程度で十分。最悪、どこかのマシンのお下がりでOKでしょう。常駐先に到着したらRGB端子に接続。 メインのデスクトップPCのディスプレイの脇に置けば、作業効率も大幅アップです。 ・キーボード&マウス USBハブを用意して、そこに必要なもの(USB機器だったら何でもOK)を挿しっぱなしにしておきます。 HUBにする理由は「1ポート繋ぐだけでOKなので簡単」「1ポートしか占有しないと邪魔にもなりにくい」というものです。 これを実行するだけで、自分の好きな環境で入力&操作できるようになるので、格段に使いやすいです。 要は昔懐かしい感じがする「ポートリプリケーター」を自分で用意するイメージです。 昔と違うのは、超安価なUSBハブを用意するだけでOKというところでしょう(^^ ・USBハブの応用利用 USB関連の商品はかなり充実していますので、USBで繋がるものは何でもOKです。 全てを1ポートでまかなうと、ケーブル着脱の面倒さから開放され、大幅にモビリティが向上します。 例えば「USBVGAアダプタ」「光学ドライブ」「有線LAN」「無線USBアダプタ」「プリンタ」などを接続しておけば、ケーブル1本の着脱だけで全ての周辺機器を取り外し可能になります。これは相当に便利です。 本当はBluetoothを利用したワイアレス利用にしたかったのですが、自分の要望に見合うものが販売されていない事実に行き当たったので、この方式にするのが一番だと思いました。 そろそろ実用化が進んできた「ワイアレスUSB」が本体に内蔵されるようになれば、さらにスマートなモビリティを得られるんでしょうけどね(^^;;;>今は無理だし #近く発売はされるようですが、ドングルを付けるならあまり意味は無いので… ●まとめ すぐ上に書いた「解像度の低さ」「ユーザーインターフェイスの使い勝手」「CPUパワー不足」を理解して買い、さらに自分なりの工夫(USBハブをポートリプリケーターにする)を凝らせば、かなり使えるマシンになるじゃないかと思っています。 #VAIO Uの時に考えたことなのですが、あれだとHDD容量も問題になりますので… CPUパワー以外は、屋内作業時には無視できるようになると思いますので、長期出張時のホテルなどでも戦えるビジネスマシンになるんじゃないかと思ってみたりします。 もちろん3D系のゲーム用途には向きませんが、それ以外だったら使えると思います。 万人に勧めるマシンでは無いですが、欠点を理解して使える人には、とても楽しいマシンなんじゃないかなと思ってます。 ただし、私の推奨する環境で使おうとすると、普通に小型で優秀なマシン(Let's note R5やLOOX Pなど)を買えてしまうのが大きな弱点ですが(爆) #他で真似できないのはHDDの汎用性です。そこが勝負の分かれ目です!! というわけで、ここまで書いてなんとなくボルテージが上がってきました。 ボーナスの金額次第で突入するかを決めたいと思います(苦笑) #right{ カテゴリ: [[[パソコン>雑記/カテゴリ/パソコン]]] - &trackback() - 2006年11月28日 09:52:34 } #comment(nostyle,nsize8,size30) #blognavi

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