※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

●ハード面
旧機種の発売から約半年で登場したW-ZERO3 Esですが、大幅な変更が加えられています。
旧機種との相違点などを中心に、使い勝手などをレビューしていきたいと思っています。
※とりあえずテキストのみアップします。写真は近日中にアップ予定です。

まずは外観から。

各部の詳細な写真は様々なところでアップされていると思いますので割愛しますが、W-ZERO3(WS003SH)との比較写真と、普段使っている携帯電話(SH702i・Ddocomo)と併せて比較写真をアップしておきます。

大きさのイメージとしては「少し大きなストレート端末携帯」という感じでしょうか?
W-ZERO3(WS003SH)が「文庫本を一回り小さくした感じ」だったのと比べると、かなりの小型化だと思います。

以前は胸ポケットに入れておくと、ポケットがパンパンに膨れてしまったり、いっぱいであるがゆえにタッチパネルに異物(表からの圧力・自分の身体からの圧力を含む)が触れてしまって、誤動作をしてしまうということが多かったのですが、この機種ではそういうケースが大幅に減りました。
#後述の「キーロック」機能によるところも大きいですが(^^;

・QWERTYキーボード
横幅はW-ZERO3(WS003SH)とほぼ一緒ですが、縦の長さが縮小されています。


・ハードキー
W-ZERO3(WS003SH)には付いていた「カメラキー」が無くなりました。
これによって、物理的に割り当てを行うキーが減っています。

あとは、以前は別のキー動作に割り当てていた「ボリュームキー(2個)」が、設定を変更することによって簡単に「Page Up&Down」に割り当てられるようになりました。
使い始めるとやめられないくらい快適です。

(Cap)
以前は後付けアプリ無しでは設定できなかったが、今回は標準で割り当てが変更可能

「メールキー」と「インターネットキー」が、標準クリックでは「クリアキー」と「文字キー」にそれぞれ割り当てられていて、メールとネットのキーは「長押し」で起動というように仕様変更されています。

これ自体は、より携帯電話に近い操作感を得るために必要な措置だと思いますので、素直に歓迎したいところです。

ですが、これによって、今まで各種アプリを起動するために登録していたハードキーがほとんど使えなくなってしまったのも事実です。
#結局「縦横切り替えキー」くらいしか選択肢がありません…

・キーロックキー
スライドスイッチの操作によって、キーロックが可能です。
「下側」に入れるとキーロックされます。
W-ZERO3(WS003SH)では、Today画面からしかキーロックができませんでしたが、この機能が実装されたことによって、万事解決という感じです(^^

・USBコネクタ
コネクタ自体に変更はありませんが、USBホスト機能が実装されています。
W-ZERO3(WS003SH)ではパソコン(ホスト)側から端末に接続して、Active Sync(同期)するというような使い方しか出来ませんでしたが、新機種では、ワンセグチューナー、キーボードやマウス、無線LANやBluetooth、USBメモリはもちろん、一部のUSB接続HDDまで接続が可能になっています。

まだまだ正式な対応機種は少ないですが、順次対応も広がっていくと思いますので、これからが楽しみなところです。

・スタイラス
スタイラスも変更されています。
スタイラスを取り出すためのスライドスイッチが用意され、それをスライドさせることによって、少しだけ飛び出すスタイラスの頭の部分から引き抜くようになっています。

ただ、スタイラス自体はプラスチック製のあまり良いものにはなっていないので、期待しないでおきましょう(笑)
私は普段は「マルチペン」を持ち歩いているので、あくまで「予備」として使用するイメージで考えています。

・バイブレーション
W-ZERO3(WS003SH)では、ちょっと弱めでしたが、新機種ではかなり強くなっています。
一般的な携帯電話と同じく、机の上に置いておくと結構うるさい位です。

・スピーカー音量
相当にパワーアップしています。
W-ZERO3(WS003SH)のものは、周囲がうるさい環境(幹線道路沿いや駅のホーム)では、ほとんど聞き取れない程度でしたが、新機種では問題無く聞き取れます。

イヤホンを装着した場合でも、同じように周囲の環境音に負けずに、十分音楽や音声などを楽しめるようになっています。

参考程度ですが、TCPMPというマルチメディア再生アプリに搭載されている機能に「音の増幅」という機能があるのですが、W-ZERO3(WS003SH)では50%程度増幅していないとマルチメディアプレイヤーとして役に立ちませんでしたが、新機種では増幅しないで十分役に立ちます。
#ということは、約50%増しということでしょうか?(^^;;>推論


●ソフト面
OS自体は、W-ZERO3(WS003SH)から大きな変更はありません。
ですが、細かな使い勝手は大きく向上しています。

・電話機能
Today画面でカーソルキーの左右を押すと「着信履歴」と「リダイアル」がそれぞれ表示されます。電話端末として考えると常識的な動作ですので便利です。

ただ、相変わらず、いわゆる「電話帳」の機能は、標準アプリの「連絡先」を呼び出すだけになっていますので、携帯に慣れている人では少し操作に戸惑うかも知れません。

テンキーで電話番号を直接入力すれば、普通に電話アプリが立ち上がるようになっているので、そこも携帯っぽくなっていて便利です。

・ブラウザ機能
Operaが標準で搭載されています。
一応、Pocket IEも搭載されていますが、基本的にはOperaがあれば十分だと思います。

FLASHにもきちんと対応していますので、色々なサイトをそのまま見られるというのは、ストレスもたまらずに快適なブラウジングが可能だと思います。

ただ、あまり話題になっていません(まだ私が普段閲覧しているサイトで出てないだけかも知れませんが…)が、NetFront3.3を導入すると、FLASHのバージョンが書き変わってしまうせいか、新しいバージョンのFLASHの再生ができなくなってしまいます…。NetFront側の不具合(?)だとは思うのですが、対応して欲しい部分ですね。

でも、これは普通は問題にならないとは思います(^^;;

・メール機能
「W-ZERO3メール」というメーラーを選べるようになっていますが、正直このメーラーの評価は微妙です。

同じシャープさんから発売されているZaurus SL-C3200のメーラーと比べると、かなり荒削りでユーザービリティが低いと思います。
#個人的にはSL-C700の頃より使い勝手は悪いと思います(^^;;

下に感想を箇条書きにしていきます(◎…良い所 ×…ダメな所)

◎バックアップが可能!
正直、これが原因でアウトルックを使うことに難色を示していたので、これは嬉しいです。

◎メールの振り分け可能
メールが増えてくると、振り分け機能は便利です。

◎片手での操作性も考慮
縦型(Phone Styleというらしい)で、ハードキーだけでほとんどの操作が可能になっています。メールを見るだけなら画面のタップをする必要が無いので、便利です。

×メールの削除が面倒
「DEL」キーで一発で削除できません!!
削除法が「右メニュー」→「削除」→「削除しますか?」のダイアログ表示→「はい」
という、なんとも最悪な仕様です(-_-

原因は「ごみ箱」フォルダを用意していないために、簡単に削除させないという方針であるということでしょうか?

ウィルコムメール(pdxドメイン)でも、最近は1日に2~3件のスパムも来ますし、通常のプロバイダのアカウントに至っては、毎日100件程度のスパムが来てしまう私の環境では、正直使い物になりません(^^;;;

×本体メモリにしかメールを保存できない
相変わらずMiniSDに保存するというような設定ができません。
100通とかなら問題はありませんが、1000通とかのメールを管理するようになると、全くメモリが足りません(^^;;
#そこまで多く管理するなってコトでしょうけど(苦笑)

試しに軽く巡回(プロバイダメール2箇所)をしてみたら、残りメモリが2MBとかになってしまいましたよ(笑)

×カメラ機能との連携
カメラアプリで「送信」コマンドを実行しても、W-ZERO3メールではなくアウトルックが立ち上がってしまいます。
実は送信自体は、アウトルックからでも可能なのでそこまで深刻ではないのですが、多分普通に携帯を使っていた人からすると、気持ちが悪いです。
#アプリ導入で回避できる問題ではありますが、標準で対応するべきでしょう。

■メーラー感想まとめ
正直、あまり使い込んではいないのですが、まだまだ「β版」という印象がします。
ただ、バックアップが取れるというのは大きいですので、しばらくはこのまま使ってみようかとは思っています。
#HDMoboiMailというソフトの方が、圧倒的に操作感が良いので切り替える予定ですが…

シャープさんの積極的なバージョンアップに期待しています。
というか、このアプリを開発された方は、会社以外ではあまりメールを使っていないんだろうな~なんて邪推しちゃういましたよ。ホント(^^;;

・ATOK
世間での評判がとても良いATOKが搭載されています。
Windows Mobileに標準搭載されているMS-IMEと比べると、連接文で一気に入力したときには誤変換が減っているように思います。
予測変換にも対応しているので、縦表示でテンキーで日本語入力する際には役に立つようです。

ただ、個人的には連接文入力もあまりしませんし、予測変換もそこまで使わない人なので、あまり役に立ってません(笑)
※レビューとしてもよそよそしいのはそのせいです(^^;;


●バッテリテスト
バッテリ駆動時間は、W-ZERO3(WS003SH)と比べると格段に持つようになりました。

W-ZERO3(WS003SH)では、毎日寝る前には必ず充電が必要()でしたが、新機種では24時間以上の連続稼動が可能です。

1.メール巡回
プロバイダメール3アカウント・90分に1回巡回・1日100通程度受信。
2.W-ZERO3メール
20件程度自動受信。送信3件程度。
3.ネットブラウズ
30~40分程度
4.PIMデータ確認
20分程度。
5.電話
5分程度。

上の1~4程度の使い方をしていますが、この条件だったら、1日半(35時間程度?)以上はバッテリが持っています。

W-ZERO3(WS003SH)では、サードパーティ製の大容量バッテリ(MUGEN POWER・標準より電源容量25%増し)を使って、ようやく24時間持つか持たないかだったことを考えると、かなり便利に使えるようになりました。

おかげで、予備のバッテリを買うかどうかを悩んでいます…。

というわけで、こんなにバッテリが持つんだったら、試してみたくなるのが「自動的に電源を落とさない設定にしてどこまで持つのか?」というテスト(^^

一旦電源が落ちてしまうと、復帰するまでに1秒程度かかってしまうため、普通の携帯電話と比べるとクイックなレスポンスが出来ないという欠点があるじゃないですか。
#予定の確認や時刻の確認などで気軽に使いにくいです

それを解決するために、電源設定を変更してみてバッテリテストを行ってみました(^^
#多分、かなり過酷なテストです(笑)

「バッテリ駆動テスト(自動電源オフ無し)」
14:30
電池駆動開始。
1~2分後にバックライトは消えた。

15:40
メール自動受信1件(W-ZERO3メール)

16:25
Active Sync開始

16:43
Active Sync終了

22:12
バッテリアラーム(残り19%)

23:30
バッテリアラーム(残り9%)

0:25
バッテリ切れ

■バッテリテストまとめ
通常利用でもバッテリ切れの心配(1日持たない)が少なくなっているので、誰にとっても使い勝手が上がっていると思います。

電源を切らない設定でも7時間程度は連続駆動することが判明。
このテストを行ったときは、あまり通信負荷がかからないように注意していたので、参考値っぽい部分もありますが、これだけ持つなら「自動電源オフ無し」で使うというのもアリかな~なんて思いました(^^

■総合評価
端末としての完成度は「あとひと息」というところですが、W-ZERO3(WS003SH)で気になっていた部分をかなり改善してあるので、十分に「使える」機種だと思います(^^

W-ZERO3(WS003SH)…公開βテスター
W-ZERO3(WS004SH)…ファイナルβ(RC版?)
W-ZERO3 Es(WS007SH)…初期ロット
みたいなイメージでしょうか(笑)

端末としての出来は、確実に進化していっているので、この調子でどんどん開発を進めて行って「正常進化」して欲しいな~と思います。

W-ZERO3(WS003SH)からの買い増し組な私ですが、正直この買い物は大満足です。
私は現状で「携帯電話」「W-ZERO3 Es」「Zaurus SL-C3200(通信CFカードあり)」「Let's note W2」というモバイル環境を持っており、状況に合わせて組み合わせて動いています。

ZaurusとW-ZERO3の領域が少しかぶってしまっていましたので、今回のEsがちょうど良く収まった感じでしょうか?

ただ、それぞれの機械に良い所がありますので、それを最後にまとめておきます。
チェック項目でYESが多ければ多いほど、W-ZERO3(WS004SH)の方が向いています。
どちらの機種が向いているのかの目安になると思いますので、参考にどうぞ。

●W-ZERO3シリーズ、どっちが向いてるかをチェック!
1.ブラウザでは画面は大きくないとイヤ
2.動画閲覧用途で使いたい
3.視力が悪く、小さな文字を見るのは疲れる
4.指は大きい(太い方)だ
5.FLASHページはあまり閲覧しない
6.QRコード・カメラのマクロ撮影をよく行う
7.本体メモリは多くないとダメだ
8.外出先でUSB機器を使うことはあまり無い
9.W-ZERO3を電話として利用することは少ない
10.外出先では常にカバンを持ち歩いている

半分以上「Yes」になるような方には、サイズが大きくなってもW-ZERO3(WS004SH)をオススメします。
逆に「No」が多いようでしたら、Es(WS007SH)をオススメします。

■おまけ
今後の夢を書いておきます(笑)

・W-ZERO3系
豪華な仕様のスマートフォンでのフラグシップモデル(無線系・メモリも大容量)。
価格は多少高くなって(6~7万まで?)も機能重視で。

・Es系
高機能な電話としての端末というコンセプト(現在と同じ傾向)で。
今と同じタイプの横開きのキーボードの他に、Black Berryのようなタイプのキーボードを搭載した機種も展開。

・まだ見ぬ新機種
手軽に使える低価格機(フルブラウザ搭載のW-SIM機)。
値段はnico.と同程度が理想?

・PC用
CFカード型のW-SIMアダプタ。
本気で欲しいです。どうしようもない程に欲しいです。

というようなラインナップになれば、本当に無敵なんですけど…。
#ウィルコムだけで日本のスマートフォン市場を独占できるくらい?(笑)

というか、このラインナップが揃えば、W-SIM1枚で「状況に合わせてジャケットを取り替える」というW-SIM構想が机上の空論では無くなると思います。

くどいようですが、CFアダプタが発売されないということが、今の一番の不満です。
なんとかして欲しいな~と、私だけでも言い続けるようにします(笑)