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<h1>STAGE3:組み立てよう!</h1>
<h2 id="case4">「case
4:Athlon64環境で構築、将来性を念頭に置く」を組み上げる</h2>
<h3 id="cpu">CPUをメインボードにインストール!</h3>
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<h5>図「パッケージCPU」</h5>
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<h5>図「何もないM/B」</h5>
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<div>
メインボードをいきなりケース内に設置することはしません。
なぜならCPUやメモリを取り付けにくくなるからです。
まずはメインボードとCPUをパッケージから取り出します。</div>
<div>
AthlonXPの時のパッケージは開けにくく、ある意味危険なものだったのですが、Athlon64のパッケージは<b title="すっとでてくる!">あけやすい</b>ですね!
内装もまとまってて良いです。ファンの方は置いておいて、CPUを取り出しましょう。ピンを折らないように注意します。</div>
<div class="divcl">
ソケットにCPUを載せるのですが、注意が必要です。</div>
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<h5>図「CPUをつけたあと」</h5>
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<h5>図「CPUをつけるまえ」</h5>
</div>
<div>
CPUを載せる前にソケット横の金属のレバーを起こします。
軽く押し込むとツメの横にずれて起き上がらせることができます。
CPUを穴にあわせて乗せます。目印の金色を通常は右上にあわせます。
ソケットとCPUを見るとわかるはずです。</div>
<div>
CPUのコア欠けの心配のない造りに変更されている点もAthlon64のいいところです。
AthlonXP2400+などで友人に組みあげたときはCPUクーラー、ヒートシンクの取り付けになれている私でもちょっとドキドキものでした。</div>
<div class="divcl">それではヒートシンクを取り付けます。</div>
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<h5>図「ファンの固定」</h5>
</div>
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<h5>図「ファンの固定2」</h5>
</div>
<div>
すばらしいことに、リテールクーラーは固定しやすいものが採用されています。
図の写真を見てもらうとわかりやすいです。
留め金を固定位置にはめ込んだら、固定用のレバーを完全固定位置まで回して押し込むだけで済みます。
ファン固定2では完全にとめられていません。固定用のつめが専用の突起の下までいったことを必ず確認してください。
CPUファンの電源のコネクタは差込口がそばにあるはずなので、そこに差し込みます。
通常はメインボード上に「CPU_FAN」などのシルク印刷がなされています。
BIOS上のファン回転数表示や、専用のモニタリングソフトでは指口でCPUファンだと認識していますので、コネクタ接続方法を変えると別ファンとして認識されます。
また、当然、電源から直接供給した場合はモニタリングできません。</div>
<h3 class="divcl">メモリーをインストール!</h3>
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<h5>図「設置済みM/B」</h5>
</div>
<div>
メモリーはデュアルチャンネルモードで動作させるために、二枚単位で設置します。
切り欠き位置を合わせることに注意します。
左右のツメを開いておき、メモリをまずはやさしくおきましょう。
切りかきがあっていることを確認します。
両手の親指で左右を均等に押し込みます。
押し込みを行うことで、ツメが立ち、パチンと固定できるまで押し込みます。
M/Bによって、隣り合わせる場合と離す場合があるため、説明書などでよく確認します。
デュアルチャンネルの場合は相性がシビアになるので、2枚ともできれば同じものを使用します。</div>
<h3 class="divcl">その他のインストール</h3>
<div>
CPUとメモリを設置できたら、ボードをケースに設置します。
ケースによっては、上げ底用のボルトを自分で取り付けます。
大抵のケースのパッケージには必要なねじ類が付属しています。
CPUを載せたマザーは<b title=
"たわみ">撓み</b>やすいので、両手で丁寧に持ち上げないと、<b title="はそん">破損</b>の原因となります。
固定するときは全部の箇所のねじを止めます。
ねじ止めの基本は、PC自作に限らず、<b title=
"たいかくせんどめ">対角線止め</b>を行います。
ボードのゆがみや、位置のずれによるとめなおしの作業を防止するためです。
右上をとめたら左下を止めるという要領で行います。</div>
<div>後は特に難しいことはありません。
まずは、ビデオボードを設置します。
SLI対応の場合はビデオボードにあわせて<b title=
"SLIセレクターカードという小さな基板が必要になります。">SLI設定カード</b>またはジャンパピンの差し替えを行います。
ジャンパピンの場合はまれで、通常はカードの差し替えになります。</div>
<div>
ビデオカードまで設置したら、通電チェックを行います。
スイッチ配線などを済ませます。
スイッチ配線を行わなくても、スイッチコネクタ部分を通電させればいいので、慣れている場合はドライバーなどで通電させることもあります。
<b title=
"CPUが熱で焼けることを防止するためです">CPUファンの電源コネクタは十分チェックします。</b>
ディスプレイのケーブルを接続し、通電させましょう。
当然ですがキーボードは接続したほうがいいです。
しかし、<b title=
"故障防止">HDDなどは接続しない</b>ほうがいいです。
電源投入後、ディスプレイに映像がくれば無事に作業が進んでいることがわかります。
通電しても映像が来ない場合は、
<ol>
<li>メモリの相性問題が発生、接続が不良</li>
<li>ビデオカードの差込が甘い</li>
<li>
SLIセレクターカードの差込がデュアルモードとシングモードを逆にしている</li>
<li>
メインボードの設置が不適切で、どこかで回路がショートしている。</li>
<li>ビデオケーブルの接続不良</li>
<li>(そもそもディスプレイが死んでいる)</li>
</ol>
などが考えられます。</div>
<div class="divright"><a href=
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<h5>図「完成」</h5>
</div>
<div>
映像が正常に確認できたら、HDDとCD-ROMドライブなどをケーブルで接続します。
ATAケーブルや、S-ATAケーブルはメインボードのパッケージに含まれているのが通常です。
<b>ドライブの電源ケーブルは接続によく注意します</b>。
接続が甘かったり、接続ミスを犯したりするとデバイスの破壊につながります。
まれに、電源ケーブルの分岐ケーブルを別途用意したりすると、分岐ケーブル製品の配線が間違っていたりして、不可抗力でデバイス破壊を招くこともあります。
HDDが壊れたときには完全に沈黙する場合と、ヘッドのシーク音が「カッコン、カッコン」と鳴り出す場合などがあり、どの場合も通常なら復旧は不可能です。</div>
<div>
デバイスの接続を行い、もう一度通電し、BIOS上でデバイスが認識されたことを確認しましょう。</div>
<div>お疲れ様です。あとはCD-ROMドライブにWindowsXP Professional
SP2適用済みOEMディスクなどを挿入して、インストールを開始するだけです。</div>