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塗装」(2006/07/08 (土) 00:05:43) の最新版変更点

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<h2>塗料の種類</h2> <p> ラッカー、水性アクリル、エナメルがある。ビン入り、スプレー、ペンタイプがある。</p> <dl> <dt>ラッカー</dt> <dd> 塗膜が強く乾燥も早い。色数も豊富。しかし、臭いがきつい。他の種類の塗料の上からぬると、下の塗料を溶かすので注意。<br> ラッカーと言ってるが、正確にはアクリル塗料で、ホームセンターなどで売ってるラッカー塗料とは異なる(ホームセンターで売ってるのはプラスチックを溶かしてしまう)。<br> クレオスのMr.カラー、ガンダムカラー、各社の缶スプレー、および、グリーンマックス、モデラーズ、フィニッシャーズ、精密屋の塗料など。</dd> <dt>水性アクリル</dt> <dd> 筆とかを水で洗えるので便利。ラッカーに比べれば安全性がある。臭いもあまりしないが色によっては独特の臭いがする。ツヤ有り塗料を厚めに塗ると数年間乾燥しないので注意。<br> クレオス水性ホビーカラー。タミヤアクリル。</dd> <dt>エナメル</dt> <dd> エナメルのシンナーは、他の種類の塗料を溶かさないのでエナメルで塗った部分だけを拭き取ることができる(ただし、タミヤの缶スプレーの中にはエナメルシンナーで溶けるものがある)。この性質を使った塗装法が、スミ入れ、ウォッシングなど。<br> タミヤエナメル。ハンブロール。</dd> </dl> <h2>筆塗り</h2> <p>筆で塗ること。</p> <p> エアブラシや缶スプレーを使ってる人でも細かい部分(例えばガンプラの目とかその周りとか・・・)は筆塗りが必要になると思う。なので面相筆(先の細い筆)は持っておいた方がよい。面相筆は安い物から高い物まであるが、使い勝手は値段相応と思ってて良いだろう。500円~1000円くらいのが穂先がまとまってて使いやすいと思う。</p> <h2>缶スプレー</h2> <p> 缶入りの塗料。スプレーなので買ってきてそのまま使える。が、そのかわり色の調色ができない。筆塗りより綺麗な塗膜になるが、マスキングが大変。<br> 使用前にお湯につけとくなど暖めてから使ってやるとガス圧があがって粒子が細かくなる</p> <h2>エアブラシ</h2> <p> 模型道具の中でも最高の出費を必要とする道具。しかしキットを買うのを我慢してもぜひそろえたい。</p> <h4>道具</h4> <p> エアブラシ本体とコンプレッサーがある。コンプレッサーの代わりにエア缶も使えるが、数年以上模型を作っていくつもりならコンプレサーを買ったほうがよい。</p> <h2>マーカーなどペンタイプのものについて</h2> <p> お手軽で使いやすい。タミヤのクロームシルバーはビン入りよりも輝いてる。</p> <h2>テクニック</h2> <dl> <dt>スミ入れ</dt> <dd> スジ掘りの細いラインや凹んだ角などに薄めのエナメル塗料を流し込むように塗る。はみ出してもよい。ある程度乾燥したあとで、エナメルシンナーをしみ込ませた布で軽く拭き取ると、はみ出した部分だけが拭き取られ、ラインだけに塗料がのこりくっきりする。<br> 実際は、塗料の濃さや拭き取り加減があるので、ライン部分も拭き取ってしまうことがある。何回かやり直す必要がある。スミ入れといっても黒だけでなくて、白い面にはグレー、赤い面にはブラウンなど、使い分けると良い。</dd> <dt>ドライブラシ</dt> <dd> ガンプラなどロボットものでは、ある程度塗装が終わったものに行われ、汚れた感じを出し、スケール感を漂わせることを目的に使用されることが多い。本来的には陰影の調子を出し、立体感をだすのが目的とする塗装法である。<br> 一般的な方法としては薄めたアクリル、エナメル塗料を穂先を短く切った平筆につけ、塗料をしごき落として、筆に残った極少量の塗料を塗りつける。塗るというよりは描くに近いかもしれない。<br> シルバーを用いて塗装剥げを表現したり、サンドブラウンなどで砂埃、黒系で煤を表現するなど幅の広い塗装法である。<br> またTRPGで使用されるメタルフィギュアはドライブラシとウォッシングによって塗装を行う。こうすることで陰影がくっきりとし、小さくてもその存在感とディティールがわかるようになる。</dd> <dt>MAX塗り</dt> <dd> 黒立ち上げと白立ち上げがある。黒立ち上げとは下地色として隠ぺい力の高い黒(黒を基本としてラッカーなど同種の様々な色を混ぜた物がいいといわれる)を吹きつけ、そこに彩度の低い色調から高い色調へと順に混色した同一系統の色(赤系なら暗い赤から明るい赤へ)を吹き重ねていく。<br> こうすることで重厚感を出すことが可能となる。<br> <br> 白立ち上げの方法は黒を吹き付けた後に白を吹き付け、そのときにパーツのフチの部分を暗めのままにしておく。その上からクリアーカラーを吹き付けることによって立体感と透明感を出すことが可能となる。<br> <br> 黒立ち上げは呼称がつく前から存在していたが、HJが特集でMAX塗りと称してガンプラにこれらの塗装法を行ったことから急速に普及していった。<br> 批判的な目もあるが時間がたつと滲んだ感じになるというクリアーカラーの特性を逆手に利用した着眼点は評価してもいいのではないだろうか。</dd> <dt>研ぎだし</dt> <dd><br></dd> <dd>主にカーモデル、バイクモデルに使われる。<br> クリアーを吹いた後表面を2000番くらいで平らにしその上をさらにコンパウンドで磨いていく。<br> そうすることによって表面がなだらかになり光沢感が増す。<br> ラッカークリアーでするとクリアーがやわらかすぎやりにくいので、ウレタンクリアーなど固めのものですると尚よい。</dd> <dd><br></dd> </dl>
<h2>塗料の種類</h2> <p> ラッカー、水性アクリル、エナメルがある。ビン入り、スプレー、ペンタイプがある。</p> <dl> <dt>ラッカー</dt> <dd> 塗膜が強く乾燥も早い。色数も豊富。しかし、臭いがきつい。他の種類の塗料の上からぬると、下の塗料を溶かすので注意。<br> ラッカーと言ってるが、正確にはアクリル塗料で、ホームセンターなどで売ってるラッカー塗料とは異なる(ホームセンターで売ってるのはプラスチックを溶かしてしまう)。<br> クレオスのMr.カラー、ガンダムカラー、各社の缶スプレー、および、グリーンマックス、モデラーズ、フィニッシャーズ、精密屋の塗料など。</dd> <dt>水性アクリル</dt> <dd> 筆とかを水で洗えるので便利。ラッカーに比べれば安全性がある。臭いもあまりしないが色によっては独特の臭いがする。ツヤ有り塗料を厚めに塗ると数年間乾燥しないので注意。<br> クレオス水性ホビーカラー。タミヤアクリル。</dd> <dt>エナメル</dt> <dd> エナメルのシンナーは、他の種類の塗料を溶かさないのでエナメルで塗った部分だけを拭き取ることができる(ただし、タミヤの缶スプレーの中にはエナメルシンナーで溶けるものがある)。この性質を使った塗装法が、スミ入れ、ウォッシングなど。<br> タミヤエナメル。ハンブロール。</dd> </dl> <h2>筆塗り</h2> <p>筆で塗ること。</p> <p> エアブラシや缶スプレーを使ってる人でも細かい部分(例えばガンプラの目とかその周りとか・・・)は筆塗りが必要になると思う。なので面相筆(先の細い筆)は持っておいた方がよい。面相筆は安い物から高い物まであるが、使い勝手は値段相応と思ってて良いだろう。500円~1000円くらいのが穂先がまとまってて使いやすいと思う。</p> <h2>缶スプレー</h2> <p> 缶入りの塗料。スプレーなので買ってきてそのまま使える。が、そのかわり色の調色ができない。筆塗りより綺麗な塗膜になるが、マスキングが大変。<br> 使用前にお湯につけとくなど暖めてから使ってやるとガス圧があがって粒子が細かくなる</p> <h2>エアブラシ</h2> <p> 模型道具の中でも最高の出費を必要とする道具。しかしキットを買うのを我慢してもぜひそろえたい。</p> <h4>道具</h4> <p> エアブラシ本体とコンプレッサーがある。コンプレッサーの代わりにエア缶も使えるが、数年以上模型を作っていくつもりならコンプレサーを買ったほうがよい。</p> <h2>マーカーなどペンタイプのものについて</h2> <p> お手軽で使いやすい。タミヤのクロームシルバーはビン入りよりも輝いてる。</p> <h2>テクニック</h2> <dl> <dt>スミ入れ</dt> <dd> スジ掘りの細いラインや凹んだ角などに薄めのエナメル塗料を流し込むように塗る。はみ出してもよい。ある程度乾燥したあとで、エナメルシンナーをしみ込ませた布で軽く拭き取ると、はみ出した部分だけが拭き取られ、ラインだけに塗料がのこりくっきりする。<br> 実際は、塗料の濃さや拭き取り加減があるので、ライン部分も拭き取ってしまうことがある。何回かやり直す必要がある。スミ入れといっても黒だけでなくて、白い面にはグレー、赤い面にはブラウンなど、使い分けると良い。</dd> <dt>ドライブラシ</dt> <dd> ガンプラなどロボットものでは、ある程度塗装が終わったものに行われ、汚れた感じを出し、スケール感を漂わせることを目的に使用されることが多い。本来的には陰影の調子を出し、立体感をだすのが目的とする塗装法である。<br> 一般的な方法としては薄めたアクリル、エナメル塗料を穂先を短く切った平筆につけ、塗料をしごき落として、筆に残った極少量の塗料を塗りつける。塗るというよりは描くに近いかもしれない。<br> シルバーを用いて塗装剥げを表現したり、サンドブラウンなどで砂埃、黒系で煤を表現するなど幅の広い塗装法である。<br> またTRPGで使用されるメタルフィギュアはドライブラシとウォッシングによって塗装を行う。こうすることで陰影がくっきりとし、小さくてもその存在感とディティールがわかるようになる。</dd> <dt>MAX塗り</dt> <dd> 黒立ち上げと白立ち上げがある。黒立ち上げとは下地色として隠ぺい力の高い黒(黒を基本としてラッカーなど同種の様々な色を混ぜた物がいいといわれる)を吹きつけ、そこに彩度の低い色調から高い色調へと順に混色した同一系統の色(赤系なら暗い赤から明るい赤へ)を吹き重ねていく。<br> こうすることで重厚感を出すことが可能となる。<br> <br> 白立ち上げの方法は黒を吹き付けた後に白を吹き付け、そのときにパーツのフチの部分を暗めのままにしておく。その上からクリアーカラーを吹き付けることによって立体感と透明感を出すことが可能となる。<br> <br> 黒立ち上げは呼称がつく前から存在していたが、HJが特集でMAX塗りと称してガンプラにこれらの塗装法を行ったことから急速に普及していった。<br> 批判的な目もあるが時間がたつと滲んだ感じになるというクリアーカラーの特性を逆手に利用した着眼点は評価してもいいのではないだろうか。</dd> <dt>研ぎだし</dt> <dd>主にカーモデル、バイクモデルに使われる。<br> クリアーを吹いた後表面を2000番くらいで平らにしその上をさらにコンパウンドで磨いていく。<br> そうすることによって表面がなだらかになり光沢感が増す。<br> ラッカークリアーでするとクリアーがやわらかすぎやりにくいので、ウレタンクリアーなど固めのものですると尚よい。</dd> <dd><br></dd> </dl>

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