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「おい!それ俺の大事にしてるコーヒー豆なんだけど?!」


「はぁ?コーヒー豆なんてどれも同じでしょう。それに腐ってましたよ」


ぎゃあぎゃあ。

そんな効果音が聞こえてきそうなくらいに騒がしい今日このごろ。

超のつくほど大人げない大学教授(自称ホームズ)と、やる気のない目をしたアシスタント

(通称ワトソン)は、今日も今日とでくだらない論争を繰り広げていた。


「大体、腐ってるからって勝手に捨てるかこのドアホ!」


「誰がドアホですって?それにホームズさんだってこの前僕の大事にしてるストラップ川に

捨てたじゃないですか!!」


「それはそれ、これはこれだろ!」


「意味わからん!」


バンッ。

ワトソンが机を思い切り叩くと、それがもとで机にちょうど良く置いてあった資料が、これまた

ちょうど良く開いていた窓から吹いてきた風に飛ばされてバラバラになってしまった。


「何すんだよお前!これ積み上げんのにどれくらいかかったと思ってんだ!」


「五分」


「いや、丸一日」


「ほんと容量悪いですね」


と、ふざけてるのか真剣なのか全くわからない、客観的に見ればどう考えてもくだらない

論争なのだが、まあ、本人たち(特にホームズ)はいたって真剣である。

 

「ていうか、そんなことより、先輩の誕プレどうするつもりでいるんです?」


「先輩ぃ?・・・あぁ、ルパン先輩のことかよ」


「そりゃそうでしょ。それ以外に誰が居るんですか」


「先輩を『それ』呼ばわり?!!」


だってあの女あんまり好かないんですよ    いや、それは俺もだけどさ

と、変なところで考えが一致するところは、仲のいい証拠といってもいいだろうか。


ダンッ。

勢い良く開いたドアに、二人の肩はびくりと跳ねる。

そして、入ってきた人物にまた、二人は顔を強ばらせるのだった。


「さっきあんたら私の悪口言ってたでしょ」


「「え、いや・・・そ、そんなことは・・・!」」


「問答無用!!」


バシッ。

どこから出したのか分からないが、ハリセンでルパンは二人を思い切り殴った。

「っ」という二人の悲痛な叫びが聞こえたのは、言うまでもない。

 

end