「09.05.16:H12 side」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「09.05.16:H12 side」(2009/05/17 (日) 02:23:04) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
『絶景!絶景!』
世界公開も決定したという、今月話題の邦画「GOEMON」。
とにかく見たかったので今日見に行ってきた。
うん、危うく見ないまま後悔するところだった。
-日本映画はついにここまで~
という宣伝もあり、これはまさに新時代の日本映画となるのか、と期待しながら、日本の歴史上の人物をネタにしたアクション大作という新感覚な映画となっているのかと。
実写版「キャシャーン」のキリヤ監督ということで、やはり一風変わった世界観をかもし出しつつ、時代設定の雰囲気を壊さず、CGと実写の合成で描かれた映像は斬新であった。
ただ。
日本映画はここまできた…とは言うものの、実写と合成した映像に違和感があり(スパイダーマンなどと比べて)、人物が飛んだり跳ねたりするシーンの人物の動作がどこかギコチなかったりと、映像だけ見るとまだまだかなぁ、と思わせるものが。
だがしかし。
それでも、日本の歴史上の人物達が繰り広げる駆け引き、思惑、心情などが面白く魅力があって、それにアクションシーンなんかが織り交ざったり派手な演出など、見所満載。
さてまぁ、そもそもアメリカと日本の映画事情を比較すること自体、どうなのよという問題なのですが、アメリカみたいに莫大な金かけてさまざまなロケーションがあってエキストラがいて莫大な収益を得られるのとは違い、日本はアメリカと比較すれば莫大な予算でもなく限られたスタッフやロケーションしかなく収益も制作費と比べてあまり多くないという事情なので、この作品を見たら【日本でもこれだけの映画は作れるんだぜ】という、日本の映画業界の自信を感じてみたりしてみたり。
とにかくこの「GOEMON」。
面白いです。
人間模様、心情、世界観。あらゆるものが【日本でしか作れない】作品。
見て損は無い。