『全てはその一瞬の為に』

真実の蒼き雷が轟くのか。

昨年12月ごろから、ゲームメーカー旧テクノソフトのHP上で掲げられていた文字。英文で書かれたソレは、「我々は帰ってくる」というものだった。
ブロークンサンダー事件を巡る騒動から1年。
【まさか本物が帰ってくるとは思わなかった】
さて、ブロークンサンダー事件をまずおさらいしよう。
テクノソフトに関わっていた一部の人間達が発足した、サークルが発端となり、何度と名前を変え辿り着いたファクトリーノイズ&AG。
その当時まで超レアモノだったサンダーフォースVのサントラを再販、プロジェクトサンダーフォース6と題したブロークンサンダーの制作発表。
これはファンにとっては待ち焦がれた事態であった。

だが。

自分はそもそも、サンダーフォースの権利が彼らに【無い】ことを知らなかった。少し無知すぎた。ムチムチ。
だからブロークンサンダー=サンダーフォースという図式を成り立たせ、期待してしまった。ネット上でもそうした図式を持っていたユーザーは多かった。
ところが。
彼らは権利を持っていないどころか、制作は有志による【同人】である上に、同人の中でも【素人】と言ってもいい集団で作成し始めた。(という後に判明した噂)
まぁ、期待して買ってみたら【先○者】みたのがボスにいたり、画面上をくるくるまわってるだけのボスだったり、【弾幕でごまかしたボス】だったり、どこからどうみても、【サンダーフォースの面影すら一切合切存在しない】へっぽこシューティングだった。
そして騒動はそれだけでは終らない。
無論、誰もが思った【サンダーフォースの続編】(と思わせる言い回しが某責任者のブログやらで書いてった)とはかけ離れていた為、抗議殺到。
商品のディスクの中に入っていた【テキストデータ】に大人気ない言い訳が書かれていて、今度追加のデータをネットで配布します!と豪語するも【夜逃げ騒動】に発展。
ゲームが未完成のまま、【制作中止宣言】がなされ、大暴動。
専売の特権を持っていた某有名同人ショップは返品対応をさせられるはめに。
ちなみにH12は【この世界の歴史の一端として】保管しているのであった。
この騒動の後、某作曲家達は皆散り(当然だと思う)、某責任者は行方不明になり、一連の事件は冬を待たずに収束へ。(実際どう収束していったかは確かめていない。知るつもりもない)

さて。そして今年。
つい最近発表になった、【セガ】の新作シューティングゲームのタイトル。

【サンダーフォースⅥ】

…。
H12はこれをみて、数秒とまった。
数秒の後、体中から血の気が引いた。
思考停止。
ぱにっぱにぱにっぱにぱにp
そして自然と涙が溢れた。
確かに存在するゲーム画面。
そして権利表記。
思い出す伝説。
実は。
サンダーフォースⅥの話は今に始まったことではないことは、ファンなら知っていたことだった。
ドリームキャストに発売されたゲームソフト「セガガガ」。
このゲーム内に、サンダーフォースを彷彿とさせるゲームが収録されているという。(実際にサンダーフォース制作者が作ったらしい)
一説にはこれが評判よければ、正式に続編を出す予定だったらしい。
結果として、ブロークンが先になってしまったが。
恐らく、ブロークン騒動で本物が目覚めたと言ってもいいのではないのだろうか。
そういうわけでセガとの繋がりもあり、今回…。

プレイステーション2専用ソフトとして、10月発売予定。

はい。
今年は、バーチャルコンソールのシューティング(主にPCエンジンが熱すぎる)もそうだし、360のオメガファイブもそうだし、実は今年はシューティングが一杯!?

まぁ、今年最も熱いシューティングは、今月末発売の「PCエンジンコレクション お嬢様コレクション」に収録されている伝説の縦スクロールシューティング「銀河婦警伝説サファイア」だけどね!!!!!!!!!!

…。
最終更新:2008年07月15日 00:35