『いや、サンダーフォースだけどさw』

という、最初のリアクション。

というわけで、純正?「サンダーフォースⅥ」が発売。
ともあれ、サンダーフォースの権利を取得してゾルゲール氏が立ち上げたプロジェクトで人材を集める事から始めたということなので、完全にオリジナルサンダーフォースとは違うかもしれない。
ただ、それでもサンダーフォースである。

とマァ、正統後継である本作はゾルゲール氏曰く、進化と伝統を兼ね備えたサンダーフォースシリーズの最新作をどう表現するか悩んだとのこと。

ということで、古代「西夏文字」という漢字が文字化けしたみたいなやつを使ったり、モンゴル語使ったりしてみたとか。

なんか世界観変わって見えるがな!!!!!!


かっこいいけどね。

他にもサウンドチームを豪勢に「TAMAYO(レイシリーズ)」「佐藤豪(雷電シリーズ)」「古川もとあき(グラディウスシリーズ)」「金子剛(セガガガ)」と業界屈指のクリエイターが楽曲を提供。

いや、曲はスゲーいいんだよ。いいんだけど。

古川氏の楽曲はどう聴いてもグラディウスにしか思えない!!!!!


サンダーフォースでグラディウスのBGM流れたー!!!というリアクションをしてしまうくらいに。新鮮だけどさ…。
まぁ、これだけの有名クリエイターの曲なのだから、それぞれのBGMがステージかわるごとに流れるとBGMの世界観がゴッチャになってしまっていまいち統制が取れていない雰囲気になってしまっているような。

肝心のゲーム内容は「伝統を重んじた結果か敵のシチュエーションのせいかはどうでもいいけど」過去の作品の敵がゾロゾロと。
ビックリするくらい過去作品の敵がワンサカいるし。ついでに言うなら過去の作品の演出そのまま使っているところあるし。

マァ、懐かしいけどさwサンダーフォースだけどさw

なんかチガクネ!!!???


いやまじで。懐かしいシチュエーションばっかりやられて新鮮味がちっとも無いという…。伝統…か?これw

というわけで、サンダーフォースⅥ。
過去作品のリスペクトばかりで過去ファンからすれば新鮮味が全然感じられず、西夏文字のおかげで世界観がガラリと変わり、BGMは凄くイインダケド全く統制とれていないように思えてしまうくらいそれぞれのクリエイター気合入れすぎ…という、【ゾルゲール氏は一体何がしたかったのか】本気で悩んでしまう今作。
簡単に言えば「進化させようとして色々やったらゴチャッとして、伝統を受け継ごうとしたら新鮮味がなくなってしまった」という…。

しかし。

サンダーフォースに情熱を注いだ人々が創り上げた今作。
いかに「サンダーフォース」というシリーズが【伝説】であり【続編を作るのがとんでもなく難しい作品】か、わかったような気がする…。

ということで、最初ムービー見てホロリときたがゲームをやって苦笑い。
ラスボスまでずっと苦笑いw

…いや、サンダーフォースだけどもさ…。
最終更新:2008年10月31日 00:45