昼間までは問題がなかった君。
前兆があったのは夕方からだったね。
目が霞むのか、時折怪訝な顔をして、僕をずっと見ていた。
そして次第に色がおかしいと気がついた。
それは僕にもわかったんだ。
だから君にはそっと、少し休んで、そう言ったんだ。
君は素直に目を閉じて、しばらく休んだんだったね。
だけど僕はすぐに君を起こしてしまった。
それがよくなかったのかな?
少しは大丈夫だった見たいだけれど、すぐにまた色がおかしいって。
時折魂が抜けたように止まって、また動き出す。
でも、最後に君は僕に告げたんだ。









RRODってね。
レッドリングオブデス。

はい、さんろくまる死亡。

どうしたもんか。
最終更新:2010年02月23日 03:04