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概論みたいな

1. 速度域と出力


1.1 速度がモデルに与える影響

1.速度が上がるとその分空気抵抗がふえる。 

2.速度が上がると挙動が豹変するのは、ダウンフォースと剛性の影響である。 

1.2 出力 

1.速度が出ていれば出ているほど、空気抵抗などが増え、さらに加速するために必要な出力が増大する。

2.言い換えると、高い速度を出せるということはそれだけの出力があるということ。Wheelの出力が大きいと、その反動も大きいということ。

3.Wheelのグリップの限界を超えた大きすぎる出力ではWheel空回りしてしまい、加速力が鈍るだけではなく、コーナリング能力や安定性にも影響する。

4.Wheelのグリップの限界は、主に重力とダウンフォースとコーナーでの遠心力によって決まる。

2. ダウンフォースについて


2.1 速度と角度

1.基本的にダウンフォース(以下DF)の強さは、角度と速度によって決まる。

2.DFによる効果
  • 低速域では役に立たない。しかし、邪魔にもならない。
  • 中速域(150~300km/h)くらいだと効きが実感できる。(15~25度くらい)
  • 高速域(350km/h)以上だと強すぎる場合が多い。

3.直進安定性が中速域だと良好なのに、高速域だとWheelががたがたと左右にゆれ、「ふらふら」というか、がくっと横にずれる場合、DFが強すぎる。
→高速なほどDFを弱めてやればいい。空気抵抗も減って最高速度と加速度にもいい影響が出る。 

2.2 DF発生位置とバランス

1.DFの強さが強くても効き(挙動バランスへの影響)が強いとは限らない。

2.DFの効きが強いほうにバランスが傾く。
前に傾くと、前輪の影響力が強くなり、後輪が引きずられ、オーバーステアになる。
後に傾くと、前輪の向きを変えても影響力が弱くなり、アンダーステアになる。
もちろん、空中で上を向くか下を向くかもこのバランスの影響を受ける。

3.後ろのDFの効きが強すぎると、前輪が浮いてしまい、小さな段差でも吹き飛ぶようになる。
もちろん、速度が速いほど吹き飛びやすい。

4.DFが強くても効きが弱いと、前後左右のバランスに影響が出る。

5.DFの効きは重心位置から離れたほうがてこの原理によって強くなる。
前のほうが角度が急なのにDFのせいでアンダーが出たりするのはこのせい。

6.強いDFを効きの弱い場所においても空気抵抗が高くて無駄にするだけ。

7.左右の効きの違いは、左右で角度を変えてやるときに重要になる。
つまり、飛行機の制御翼の位置と同じこと。

8.DFは横滑りを始めた状態だと弱まり、完全に横を向くと0になる。

9.DFをWheelに直接伝えたときと、Frameなどをいくつか通して間接的に伝えたときでは挙動が変わる。

3. 構造について


3.1 剛性

1.パーツを4つに分類すると、
  • Chip系(Chip、Frame、Weight、ARM)
  • Rudder系(Rudder、Rudderf)
  • Trim系(Trim、Trimf)
  • Cowl
に分類される。
Cowlについてはここでは触れないが、その他3種類に関しては
Angleによって曲がる方向に対しては外からの力で曲がりやすいが、
それ以外の方向に対しては強い。

2.つまり、力のかかる向きと曲がりやすい向きを考えて配置すると、剛性を考えて設計することに  なる。

3.シャーシ中央部分はTrimがもっとも硬くなるが、Trimだけで作った場合
硬すぎて力が逃げる場所を失ってしまい、Wheelのグリップに影響する事態となる。

4.パーツをたくさん繋げた場合、もちろん剛性は下がるし、重くなる。

3.2 DF以外の空力特性

1.つまり、垂直パーツの空気抵抗による横滑りの制御。

2.前に垂直パーツが多いとコーナーに頭から突っ込むようになる。→オーバーステア
後に垂直パーツが多いと尻が滑らなくなる。→アンダーステア

3.水平パーツでも同じ事が言える

4.水平パーツのバランスは空中でのバランスや吹き飛びやすさに関係する。

5.つまり、飛行機の安定性と機動性の関係と同じ。
飛行機のピッチ安定性(高いところから落として前から落ちるといい)を垂直、水平両方向で
調整してやる必要がある。

6.重心が前にあるとアンダーになって安定して、
後ろにあるとオーバー気味になって滑るようになるのは
2.2.4と同じく重心と空気抵抗の効果のバランスのせい。

7.垂直、水平共にバランスをいじるためには空気抵抗のないFrame系のパーツをおもりにして微調整するといい。

3.3 コーナーでの遠心力

1.直進しようとする慣性がコーナリング時に遠心力となり曲げようとする力の邪魔をする。

2.重心が高いと、高い場所を横から押される形になり、こけやすい。

3.垂直パーツの空気抵抗で踏ん張ることができる。

4. ホイールアライメント


4.1 キャンバー角

4.2 トー角

5. カウル




6. その他

自分の癖と、自分の車の癖についてちゃんと把握することが、運転テクニックについても車のセッティングを決める上でも重要。

カウルのテクニック

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