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超級プレイも大分慣れたので、前回尻切れトンボだった羊祜軍プレイを今度は超級でチャレンジします。
今回は武将編集無効で戦死ありの設定なので、戦略・戦術もまた違ってくると思います。
&bold(){ルール(縛り)}
・難易度超級、戦死標準、登場史実、武将編集無効
・自勢力武将以上の能力値を持つ武将の登用禁止(陸抗除く)
・登用禁止武将の配偶者、義兄弟の登用禁止
・軍師は陸抗で固定(陸抗登用までは杜預で固定)
・廟での『覇王』『○神』『飛将』『神将』『勇将』『神算』『虚実』『捕縛』の習得禁止
・外交コマンド禁止
・土塁などを用いた技巧ポイント稼ぎ禁止
それでは始めていきます。
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&size(12pt){&bold(){第一章 羊祜、再び襄陽の地に立つ}}
中国大陸のど真ん中にまたも放り出された羊祜軍。まずは主力となる武将の紹介から。
|BGCOLOR(lime):主力武将|BGCOLOR(lime):統率|BGCOLOR(lime):武力|BGCOLOR(lime):知力|BGCOLOR(lime):政治|BGCOLOR(lime):魅力|BGCOLOR(lime):槍|BGCOLOR(lime):戟|BGCOLOR(lime):弩|BGCOLOR(lime):騎|BGCOLOR(lime):兵|BGCOLOR(lime):水|BGCOLOR(lime):備考|
|羊祜(精妙)|90|64|84|87|89|S|B|S|A|B|A|特技を生かしてとどめ役に|
|杜預(昂揚)|85|30|85|80|81|A|B|S|C|S|S|武力補完は必須。戦死にも気をつけねば|
|王濬(造船)|81|73|77|71|75|A|B|A|C|S|S|五虎将軍候補。特技は早めに変えたい|
|王渾(水将)|76|76|72|74|69|A|B|A|B|A|S|五虎将軍候補。貴重な魏晋側の水将|
|胡奮(攻城)|71|76|50|52|55|C|B|C|A|S|B|五虎将軍候補。弩兵適性も育てたいところ|
|周旨(推進)|65|85|41|29|43|C|C|C|A|S|A|五虎将軍候補。今回は槍・騎兵適性を育ててみるつもり|
全体的に強すぎず弱すぎず…でも『攻城』や『水将』といったツボを抑えた特技を持つ初期メンバー。
これだから羊祜軍プレイはやめられない。今回は五虎将軍5人目は誰になるだろう…
1つ勢力的な欠点を挙げると、戟兵適性A以上なのが初期では胡烈しかいないというのが結構痛い。
戟戦法は唯一地形を選ばないので非常に便利。苦手とする騎兵に対しても、森や湿地に逃げ込めばいいだけなのでそれほど気にならない。
さらに複数部隊への攻撃可能で技巧も優秀…と、攻撃力の低さを補って余りある利点を持つ。統率の高い武将が多い羊祜軍とも相性はいい。
早めに王濬か王渾あたりの戟兵適性をAにしてあげたいところ。
また、縛りのために現段階ではこの値以下の能力値を持つ武将しか登用できない。
ただし陸抗だけは特別許可。
|BGCOLOR(red):統率|BGCOLOR(red):武力|BGCOLOR(red):知力|BGCOLOR(red):政治|BGCOLOR(red):魅力|
|89|84|84|86|88|
超級羊祜軍の初期兵力は城22000+港2000。まずは官職を全剥奪して、能力研究を行う。
今回はあらゆるタイプの戦争でも活躍する『築城』を研究後に、『弩A』の獲得を目指して武力方面へ進む。
羊祜「周辺勢力はどこも兵数・物資共に優れる。我らも早めに軍備を整えるぞ。元凱は軍事指揮を、張華は内政指揮を頼む」
杜預「ハ。我らの当面の敵は南の陸遜軍。まずは襄陽西の山岳に囮部隊を派遣して、陸遜軍の内政を妨害致しましょう」
張華「開発地にはまず軍事府を建てて国境防備の資金を節約した後、闇市場と併せて兵舎・鍛冶から手を付けてゆくのがよいかと」
まずは襄陽西の山岳地帯を抜けた場所、いわゆる夷陵のあたりに王戎を兵1で派遣する。
王戎「名峰巡りが仕事とは、あの杜預殿も意外と甘いようだのう」
兵1「は、はぁ…(危険な囮役であることは案の定知らされてないのか…)」
次に軍事府を建てたら、襄陽南と江陵の国境、いわゆる長坂のあたりを陣・軍楽台・土壁などで固める。
この作業は軍事府が建った後に行うのがポイントだ。超級の場合、序盤は常に金不足なので、軍事府による建設費削減効果は馬鹿にならない。
さらに襄陽本城と中廬港を結ぶ隘路にも陣を築いておく。これで防衛対策はひとまず十分だろう。
この後は政治の低い武将で中廬港付近の開発地に闇市場を建設しつつ、政治の高い武将で襄陽南東の開発地に兵舎・鍛冶Lv3を建設してゆく。
ある程度内政が進んだらところで人材探索へ。このシナリオでは襄陽の在野武将は3人いるけど、最も役に立つ人物だけ登用。
牛金「がはは!わし一人に目を付けるとは杜預殿も見る目があるわい!連戦は任せてくだされ!」
杜預「という訳で叔子様、一番マシなのを連れてきましたぞ」
羊祜「う…うむ…」
牛金は典型的な脳筋武官タイプだけど、統率と武力がどちらも70以上ある上に連戦持ちで戟兵適性A。
武力の高い武将と戟兵適性の高い武将が少ない羊祜軍にとってはとても有難い存在だ。相性がいいのも嬉しいところ。
これ以外にも焦触と張南がいたけど、いかにもな悪人面で義理が低いのでスルー。
陸遜軍は年が明けて252年になっても攻め込んで来ない。王戎の囮部隊による内政妨害の効果が十二分に出たようだ。
今回ほどで無くても、囮部隊を使えば大抵は8月ごろまで侵攻を阻止することができる。安定して3ヶ月以上時間を稼げるのは非常に助かる。
ちなみに囮が無い場合、最速で5月には攻め込んでくる。火計や落石を駆使したとて、甚大な被害は免れ得ない。
と、ここで、漢津港と烏林港を奪った柴桑の董卓軍が、本格的に江陵に攻め込み始めた。陸遜軍と董卓軍で潰しあってくれそうだ。
超級プレイにおいては、COMによる序盤の猛攻をいかに凌ぐかがポイントの一つだろうけど、この分だとそれを受けることなく軍備を整えることができそう。
張華「今のうちに中廬の開発地で攻城兵器を生産しておくべきかと」
羊祜「そうだな。生産後は再び闇市場を敷いておけばよいだろう」
年初の闇市場撤去に伴って、中廬港近くの開発地のひとつに工房を建てる。
攻城兵器は基本的に1勢力に2、3個あれば十分なので、いくつか生産したら工房は撤去して再び闇市場にする算段だ。
王渾「羊祜様、市場で腕の立つ武人に会えましたぞ。なんとか"説得"して連れて来れました」
張球「それがし、しがない隻眼の猪武者でありますが、戦場に突破口を開く急襲には自信がありまする」
羊祜「江陵に陸遜軍を臨むこの地へあなたが来て下さるとは、頼もしい」
この間に王渾の武官推挙で張球を登用。能力的には平凡な武官だが、特技の『急襲』が光る。
先に登用した牛金と合わせて、なかなか渋い特技を持った武官が加わった。
252年10月。羊祜軍は35000の兵と13名の武将を揃えていた。陸遜軍からの侵攻は未だ無い。
あまりにキツい状況になると筆者の心が折れるのでできるだけ戦力を蓄えてから他国を攻めたいけど、このままだともう1年膠着状態が続きそうだ。
戦争をしないと技巧ポイントの溜まりも遅いため、技巧研究による勢力強化もできない。そこで、一度江陵に攻め込んでみることに。
羊祜「今回の戦の目的は江陵北西にある敵の兵舎の破壊だ。敵部隊との交戦は慎重にし、被害は最小限に抑えるのだぞ」
杜預「特に最前線に立つ王濬・王渾・周旨の3将は陸遜親子に真正面からぶつかることは絶対に避けよ。持たせた軍師金の意味は分かっているだろう」
王濬「確かに今の我らでは、陸遜親子に立ち向かったところで手痛い反撃を食うのが目に見えてますからな……悔しいですが」
周旨「要は火罠使いながら、深入りしないように長坂橋付近で戦えばいいんだろ。了解!」
兵舎破壊に向かうメンバーは以下の通り。
-羊祜&胡奮の弩兵S隊6000
-杜預&唐彬の弩兵S隊5000(唐彬は特技『築城』を付与済み)
-王濬&牛金の戟兵A隊6000
-王渾&胡烈の槍兵A隊6000
-周旨&張球&張華の騎兵A隊6000
江陵の城兵は30000。沙摩柯や謝旌が王戎に釣られて西へ出陣しているものの、強敵である陸遜親子と孫桓は城に残っている。
なんとか兵舎を破壊して、後の本格的な江陵攻略戦への布石を打っておきたいところだ。
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&size(12pt){&bold(){第二章 南郡争奪戦}}
江陵領に侵入したら、まずは杜預隊で長坂橋南に太鼓台を建てる。
こういった速攻戦の場合は自軍の攻撃力を上げておくことは有効だし、退却の際に敵軍の追撃を妨げることもできる。
建設費が比較的安いにもかかわらず耐久値が800あるのも便利だ。
陸遜軍の迎撃部隊は陸遜本隊10000と孫桓隊6000を含む3部隊。陸遜本隊には『連戦』持ちの傅彤が副将に就いているのが恐ろしい。
最初は火球を使って敵兵を削るが、さすがに広く開けた江陵北の砂地では敵の進路を妨害することができないので、肉弾戦に持ち込まれる。
羊祜「む、陸遜本隊は兵舎の前に陣取る形で布陣したようだな」
胡奮「どうしましょう羊祜様…これでは兵舎の周りにうかつに近づけませぬ…」
杜預「さすがは江陵の守護神、こちらの狙いも読んでいたか。だが想定内だ。兵舎と陸遜を共に火球の進路上に捉えよ!」
火球を使って陸遜本隊ごと兵舎を焼く。さらにそこに火矢で追い打ちをかけ、兵舎を破壊!
その後はこれ以上被害を出さないよう、すぐに襄陽領に逃げ込む。1部隊も壊滅しなかったとはいえ、陸遜と孫桓の乱射で失った兵数は痛い。
ちょうど253年に入ったころ、羊祜軍全部隊が襄陽城に退却完了した。
陸遜隊と孫桓隊はしばらく太鼓台破壊に精を出していたが、その後そのまま長坂橋を渡り襄陽領に侵入してきた。
どうやらカウンターを仕掛ける気らしい。
杜預「陸遜軍はすでに火球で手負い。兵の気力も尽きかけている。王濬・王渾・周旨、軽くいなしてやれ」
王渾「ハハッ!返り討ちにしてやりましょうぞ」
この時には陸遜本隊も孫桓隊もすでに気力は風前の灯であったため、乱射も計略もされる心配は無い。
それに、もともと長坂橋付近は陣や軍楽台で鉄壁にしてある。落石と火計も用い、悠々と陸遜軍を撃破した。
張華「羊祜様、どうやら兵の減った江陵を陥落させるため、曹叡軍が烏林港から攻め込み始めたようですぞ」
羊祜「ふむ、曹叡軍は今までは烏林の開発地を攻撃するのに留まっていたが…漁夫の利を狙ってきたか」
杜預「ハ。しかしこれは我が軍にとっては朗報です。自分達こそ漁夫と思いこんでいる輩の足を掬ってやりましょう」
曹叡軍の曹真隊が江陵を攻めてくれている隙に、徴兵と訓練を行って再出撃の準備をする。
また、ちょうどこの時永安の劉虞軍が曹操軍に滅ぼされたため、襄陽に流れ着いた2人の北来の士を登用した。
羊祜「閻柔殿、田疇殿、あなた方が仕官して下さるのはとても嬉しいのですが、少々意外でしたな」
田疇「劉虞様の勢力が滅んだ今、故郷に帰ることも考えましたが…中華の南も意外と居心地がいいものでして」
閻柔「それに、襄陽の民政の評判は伝え聞いてますからな。きっと異民族政策も寛大でしょうし」
田疇の特技『風水』は地味に役立つ。能力的には突出したものは無いが、オールラウンダーで働ける。
閻柔は特技を『築城』に換えて、唐彬と同じく建設役の副将として用いるつもり。
ちなみにこの2人意外にも橋瑁と王匡の2人が襄陽にはいたが、相性がほぼ真逆だったのでスルー。
橋瑁は『言毒』が何より強力だし、王匡も地味に全能力が高く遺跡探索役にもぴったりなのだけど、さすがに真逆の相性を妥協してまで登用するほどではない。
いちいち戦争時や月替わりに忠誠低下に気を配るのも面倒だし。序盤は相性がいい武将を中心に人材を登用してゆくつもりだ。
張華「江陵を攻めていた曹真隊が兵糧切れで撤退し始めたようですぞ」
杜預「機か。出るぞ」
周旨「おう!なにやら蛮族の猛将がいるみたいだが、あいつの相手は任せろ!」
曹叡軍が退いたのを見計らって江陵に攻め込む。この時点で江陵の城兵は6000余りしかいなかったので、そんなに深く考えず突撃する。
城外に出ていた陸遜軍の沙摩柯隊3000には、経験値稼ぎに一騎討ちを申し込む。申し込む役目は周旨隊の副将張球。
武力72は敵を一騎討ちに引き出すのにちょうどいい数字だ。張球はひたすら耐えて気力を稼ぎ、救援に来た周旨でとどめを刺した。
沙摩柯を倒したらもう陸遜軍に力は残っていない。253年7月、胡奮の井蘭攻撃で江陵が陥落!陸遜軍は滅亡した。
陸抗「ここまでか。貴公のためなら喜んでこの身を投げ出しましょう」
羊祜「うむ。そなたが加わってようやく我が軍の軍容もしっくりくるな。よろしく頼むぞ」
陸遜軍からは当然陸抗を登用し、他の20名以上は全て解放した。
孫桓、歩隲など少々もったいない武将もいたのだが…総じて相性が悪く、登用する気になれなかった。
羊祜「して、元凱よ。江陵周辺の動きはどうなっている」
杜預「ハ。荊南の劉備軍がさっそく江陵に進軍を開始したとの報が。また、江陵東の港は2つとも曹叡軍の手に落ちました」
張華「やはり江陵からは撤退するのが無難でしょうな」
前回同様、江陵は無理に防衛せずに明け渡して、襄陽で軍備を整えることにする。
10月に江陵は劉備軍により陥落。すぐさま江陵北西に王戎を派遣して内政妨害にかかる。
また、軍備が整ったら主力部隊を用いた攻勢もかける。これは江陵を奪還するためではなく、劉備軍の戦力削減と戦争による技巧ポイント稼ぎの狙いがある。
江陵で劉備軍の少勢相手にドンパチやっていると、上庸の魏延軍が中廬港に進軍し始めた。
といっても戦力はそれほどでもないので、襄陽に残っていた武将達で適当に相手をする。
254年3月、勢い余って江陵を劉備軍の手から奪回してしまったところ、長沙の曹叡軍と武陵の劉備軍が同時に江陵に向かって進軍を始めた。
陸抗「ここは潰しあいをさせましょう。上手くいけば、さらに永安の曹操軍とも潰しあってくれるかもしれません」
羊祜「うむ。では襄陽に帰還し、魏延軍の残党を片付けるとしよう」
江陵には敵が到着するギリギリの月替わりまで楊肇を残し、収入をできるだけ多く持ち逃げする。
江陵は曹叡軍が先に占領したが、ほぼ同時に到着した劉備軍とすぐさま奪い合いを始めた。
ここぞとばかりに羊祜軍も介入して、両軍をまとめて火球で焼いたりして戦況を混沌とさせつつ、経験値や技巧ポイント稼ぎをする。
また、ここで嬉しいことが1つあった。
能力研究で当初の目的であった『弩A』の研究が完了したので、次に『統率(高)』を目指して進んでいたのだが、隠し特技で『指導』が出現したのだ。
隠し効果のおかげで育成好きにはたまらない特技だし、本来の効果もできるだけ支出を抑えたい序盤だと嬉しい。
254年いっぱいを主に劉備軍・曹叡軍との江陵争奪戦に費やしていたところ、年が明けた255年に永安の曹操軍も江陵を狙って動き出した。
曹操軍には陸遜の名前も見える。再び軍を襄陽に戻し、高みの見物をすることに。
ここでふと武将一覧を見ると、意外な武将が汝南で低忠誠のままウロウロしている。ダメ元で登用の誘いをかけてみると、さらっと成功した。
羊祜「私自ら出向いた価値があったな。魏の五大将の一角としての実力、期待していますぞ」
楽進「御意」
周旨「おい胡奮、気合いを入れて自己鍛錬しないと、兵器隊のポジション奪われるんじゃないか」
胡奮「はっはっは、心配は要りませんぞ。なにせそれがしは兵器の扱い以外はすっからかんですからな。必然的に兵器隊はそれがしになるでしょう」
胡烈「兄上、それは自慢できることではないのでは……」
こうして気骨溢れるいい男、楽進を登用。特技『攻城』は言うまでも無く役に立つし、武力84も現時点では周旨の86に次ぐナンバー2だ。
ただ、攻城役は胡奮がいるので、しばらくは槍部隊を率いることになるだろう。
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&size(12pt){&bold(){第三章 強襲白帝城}}
255年の末までは中廬港にて魏延軍の定期的な侵攻を退けつつ、江陵に居を据えた曹操軍の内政妨害に明け暮れていた。
そのうちに劉備軍が江陵ではなく巫県港および永安を攻め始めた。そこでこの機を利用し、攻勢に出ることに。
陸抗「襄陽西の山岳を抜けて、永安を攻めましょう。曹操軍は主だった将を江陵に配備しているため、かの地は手薄です」
杜預「永安は守りが堅く、入蜀を見越した橋頭保としても優秀。江州~江陵に領地を延ばしている曹操軍の分断もできます」
羊祜「しかし、襄陽の守りは大丈夫だろうか。特に江陵の曹操軍の動きが心配だが…」
陸抗「王戎殿の働きのおかげで江陵には金も兵糧も兵数に見合うだけのものが備蓄されておりません。心配は薄いでしょう」
このゲームでは、COMは兵数の大体2倍程度の兵糧が無ければ攻めてくることは無い。それに南はしっかり施設で固めてある。
北に至っては中廬港を捨てれば2部隊ほどで容易に守れる。
256年1月にさっそく永安攻略隊を進発させる。メンバーは以下の通り。
-陸抗&閻柔の弩兵S隊7000(閻柔は特技『築城』を付与済み)
-杜預&唐彬の弩兵S隊7000
-王濬&牛金&張華の戟兵A隊7000(張華は特技『指導』を付与済み)
-王渾&楽進&田疇の槍兵S隊7000
-胡奮&胡烈の井蘭S隊6000
-周旨&張球の騎兵A隊6000
襄陽西の山岳は地形上どうしても足を取られがち。
「車軸強化」を研究済みとはいえ、兵器隊が遅れることが目に見えていたので、胡奮達は20日ばかり先に進軍させる。
王渾「しかし杜預殿、ちと永安攻略隊に人員を割き過ぎでは…?」
王濬「今襄陽には羊祜様を含め3将しかおりませぬぞ。いくら手は打ってあるとはいえ、万が一の事を考えると…」
杜預「問題は無い。江陵に劉備軍の五虎将軍の2人が攻め込んだとの報が入っているからな。叔子様は北の敵のみに戦力を集中できる」
ちょうどこのころ江陵領に劉備軍の趙雲・黄忠が上陸。
しかし曹操軍も曹仁・曹洪・典韋・程昱ら精鋭で迎え撃っており、戦局は長引きそうだ。
永安攻略隊はその隙にささっと江陵領を抜け、永安領に侵入する。
この時点で永安の城兵は15000程度。直前に劉備軍の侵攻を受けていたため、城壁耐久値も半分ほどになっていた。
陸抗「………」
胡奮「軍師殿、何か顔色が悪いですが、どうされました?」
陸抗「いや、この地にはあまり良い思い出がないもので」
胡烈「…なるほど」
陸抗「…ただ、それ以外にも、少々不穏な気配があるのです。直感でしかないのですが…」
永安の渡に差し掛かると曹純らが渡に陣取って防衛してきた。少々厄介だが、兵数が少ないのでごり押しで削り突破を図る。
なんとか渡を越えられようかというころ…
閻柔「軍師殿、江州・江陵・巫県の三方から曹操軍の軍勢が迫っているとの報告が…!」
陸抗「…江州からの援軍は予想していましたが、よもや江陵の軍勢までもがこちらに向かっているとは…」
唐彬「現在は王濬殿と周旨殿が巫県からきた于禁隊を防いでおりますが…江陵から来た曹操軍5部隊に追撃されるのも時間の問題かと」
杜預「退路は完全に断たれたか。こうなれば迅速に永安を落とし、体勢を立て直すまでだ」
江陵で劉備軍と戦っていた曹操軍5部隊が、予想以上の早さで劉備軍を撃退し、そのまま永安攻略隊の背後を衝いてきたのだ。
直前の戦いである程度疲弊しているとはいえ、5部隊の兵数は皆5000以上。さらに率いる将は曹操軍屈指のメンバーだ。
同時に巫県港から于禁隊が、江州から満寵隊がそれぞれ6000を率いてやってきており、少々キツい状況になってきた。
とりあえず于禁隊を王濬と周旨で防ぎ、他の部隊で永安東の渡を陣で封鎖する。
陣ができたら、即座に全部隊を永安側に引っ込める。これで東の敵は陣に阻まれて進軍できない。
これが完了した時は本当にギリギリで、1ターン遅ければ王濬、周旨が江陵から来た曹操軍の餌食になっていただろう。
とりあえず東の脅威は取り除いたが、次は永安の攻城と江州から来た満寵隊への対処をしなくてはならない。
攻城の方は粘る曹純隊を王渾の槍部隊で排除し、割と順調に行っていたが、満寵隊があと一歩で永安に入城してしまうというところまで迫っていた。
陸抗「まずい…江州からの援軍の入城を許すと、永安の城兵が息を吹き返すことになる…」
杜預「満寵隊は副将がいない様子。軍師殿、ここはそれがしにお任せを。ゆくぞ、唐彬」
唐彬「はっ、手はず通りに」
この時点で武力50の杜預で、武力64の満寵に一騎討ちを仕掛ける。
満寵は性格が冷静タイプだが、これだけの武力差があったためか一騎討ちを引き受けてくれた。
満寵「ぬぅ…武術は苦手と聞いていたが、まさか妙な武器の使い手だったとは。やるではないか」
杜預「いや、やはりこういった汗臭いのは好みでないのでな。そろそろ退かせて頂く。…唐彬!」
唐彬「ははっ!敵将満寵、この唐儒宗が相手だ!」
杜預が意外に頑張って気力を稼いでくれたので、救援に来た唐彬に必殺を打たせて満寵をあっさり捕縛。満寵の率いていた6000の兵は1ターンで四散した。
とりあえず周囲の敵を排除したところで、256年5月、最後は周旨隊の一撃で永安を制圧!
途中ヒヤリとすることもあったが、なんとか蜀への玄関口を握ることに成功した。
王濬「我が軍が永安を攻略したことで、江陵の軍勢は兵を引いたようだな。永安東の守りの堅さを分かっているということか」
陸抗「とりあえずは江州の軍勢の動きに注意して、永安を復興しましょう。…それにしても杜預殿、よい働きをしてくれました」
周旨「ああ、まさか左慈伝の竹巻を武器に殴り込むとは思わなかったぜ」
杜預「普段愛着を持って扱っているものは、時に剣戟に勝る働きを見せてくれるのだ。…よし、この武器の名は『破竹巻』としよう」
胡奮「杜預殿は無双シリーズにも竹巻を持って参戦できそうですな…」
江州には40000の兵がいたが、将は先の満寵以外は諸葛瑾や歩隲といった文官系しかいない。
ただし1ヶ月刻みで定期的に攻めてくる上に、襄陽からの物資輸送を忘れていたため、カツカツの状態で防戦することになった。
巫県港の曹操軍をかいくぐりつつようやく襄陽からの輸送部隊が到着したのは、257年になってからであった。
この間に一騎討ちで捕縛した満寵を登用。戟Sが嬉しい。
能力研究の方は『統率(高)』までの研究が完了したので、今度は『射程』を目指して進む。胡烈に付与して兄弟で運用する予定だ。
技巧研究も一連の戦いで溜まったのを使って念願の「強弩」を獲得。これで陣を挟んだ防衛戦もやりやすくなる。
257年も年末近くまで曹操軍及び魏延軍との戦いに費やしたが、そのうち江州に成都から張魯軍が攻め始めた。
数で押す張魯軍と質で迎え撃つ曹操軍の戦いは、拮抗した戦況を見せていた。
羊祜「苦労したが、永安の復興もほぼ完了した。そろそろ江州攻めに臨みたいところだ」
杜預「ハ。ただ、江州には君主曹操本人もいるため、安直な戦はできませぬ」
陸抗「とりあえずは、いつものように他国同士での戦による疲弊を待ちましょう」
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&bold(){<258年1月現在の勢力図>}
#ref(youco25801.png)
-袁紹軍(五官中郎将) 軍師:田豊 主武将:鄧艾、夏侯惇、荀攸、夏侯玄
--鄧艾軍を滅ぼして一時は汝南から薊に及ぶ大勢力を築くも、諸葛亮軍によって河北に追いやられる。
-諸葛亮軍(羽林中郎将) 軍師:徐庶 主武将:呂布、関興、張苞、張昭
--現在最も力を持った勢力。ただし南は陸路・海路共に孫堅軍に阻まれて苦戦気味。
-司馬懿軍(州牧) 軍師:司馬師 主武将:張郃、董襲、臧覇、裴秀
--西方の雄。関中に地盤を築き、呂布軍を滅ぼした。現在は間道を通って梓潼に迫っている。
-諸葛誕軍(州牧) 軍師:龐統 主武将:鄧忠、張角、文聘、梁習
--袁紹軍と薊・南皮を奪い合い中。やや有利か。
-孫堅軍(州刺史) 軍師:虞翻 主武将:賀斉、李恢、張嶷、張特
--諸葛亮軍の寿春と下邳を海路を用いて執拗に攻撃している。逆に劉禅軍に対しては防戦しがち。
-劉備軍(州刺史) 軍師:法正 主武将:趙雲、黄忠、孫桓、逢紀
--いつもは速攻で荊南を統一するが、今回は曹叡軍に苦戦。桂陽をようやく落とした。
-曹操軍(州刺史) 軍師:陸遜 主武将:典韋、陳武、諸葛瑾、諸葛恪
--羊祜軍によって領土が分断。江州は張魯軍の猛攻を受け、江陵は羊祜軍の釣り戦術のため兵糧不足。
-曹丕軍(州刺史) 軍師:賈逵 主武将:龐徳、孟獲、雍闓、兀突骨
--南中を固め成都に進軍も、張魯軍に再三再四撃退されている。
-張魯軍(州刺史) 軍師:閻圃 主武将:霍峻、衛瓘、公孫淵、董允
--成都に10万の兵力を貯め込み曹操軍、曹丕軍を苦しめるが、司馬懿軍の侵攻も受けて戦力は下降気味。
-羊祜軍(州刺史) 軍師:陸抗 主武将:王濬、周旨、楽進、満寵
--襄陽北西は魏延軍の度重なる侵攻で荒れている。永安は侵攻準備が整いかけた感じ。
-劉禅軍(州刺史) 軍師:李儒 主武将:華雄、呂岱、全琮、胡質
--董卓軍を滅ぼして柴桑を制圧。その後は孫堅軍と無謀な水上戦を行って停滞中。
-関平軍(州刺史) 軍師:蒯良 主武将:馬超、黄権、蔡琰、甄氏
--関羽は呂布軍に捕縛されて処断。その後洛陽に閉じこもるも、鉄壁の守備を見せて司馬懿軍を撃退している。
-魏延軍(州刺史) 軍師:蒋琬 主武将:傅僉、楊懐、申耽、郭汜
--中廬港に延々と攻め込んできてウザい。上手く周囲の勢力の目をかわしている。
-曹叡軍(州刺史) 軍師:高堂隆 主武将:郝昭、張遼、陸凱、朱儁
--劉備軍相手に互角以上の戦いをするも、武陵を狙った水上戦で敗れてからは凋落の道を辿っている。
-孫権軍(なし) 軍師:魯粛 主武将:甘寧、徐盛、馬岱、呂蒙
--新野が攻略できず勢力を伸ばせていない。
-孫策軍(なし) 軍師:周瑜 主武将:周泰、蒋欽、呂範、孫瑜
--弟と同じく勢力を伸ばせていない。ただし兵力はあるので、司馬懿軍の戦線が延びたところを狙えば勝機はあるか。
-劉琮軍(なし) 軍師:郭嘉 主武将:馬騰、馬雲騄、徐栄、閻行
--隘路で孫権軍を長年に渡って防ぎ、勢力を未だ維持している。旧荀彧軍、旧馬騰軍の人材が頼もしい。
&bold(){<羊祜軍の成長>}
技巧研究:「車軸強化」「強弩」の研究が完了
能力研究:統率方面の研究は全て完了。武力方面の研究は半分完了。現在は『能吏』を目指して政治方面へ。判明した隠し特技は『指導』『踏破』。
&bold(){<羊祜軍の武将の成長>}
・主力武将の成長。赤字で書かれている数字はデフォルト値からの増加分または変更点
|BGCOLOR(lime):主力武将|BGCOLOR(lime):統率|BGCOLOR(lime):武力|BGCOLOR(lime):知力|BGCOLOR(lime):政治|BGCOLOR(lime):魅力|BGCOLOR(lime):槍|BGCOLOR(lime):戟|BGCOLOR(lime):弩|BGCOLOR(lime):騎|BGCOLOR(lime):兵|BGCOLOR(lime):水|BGCOLOR(lime):備考|
|羊祜(精妙)|90|70(&color(red){6})|84|88(&color(red){1})|89|S|&color(red){A}|S|A|B|A|今のところ留守番が多い|
|陸抗(精妙)|91|74(&color(red){11})|87|85|87|A|A|S|C|S|S|不動の軍師。だけど助言はまだアテにならない|
|杜預(昂揚)|90(&color(red){5})|51(&color(red){21})|85|80|81|A|B|S|C|S|S|意外にも一騎討ちで活躍。軍師系を釣り出すのに使える|
|王濬(造船)|87(&color(red){6})|79(&color(red){6})|77|71|75|A|&color(red){A}|A|C|S|S|戟兵適性は能力研究でアップ|
|王渾(水将)|81(&color(red){5})|81(&color(red){5})|72|74|69|A|B|A|B|A|S|水将の効果を発揮するのは当分先かも|
|胡奮(攻城)|80(&color(red){9})|82(&color(red){6})|60(&color(red){10})|52|55|C|B|&color(red){A}|A|S|B|弩兵適性は能力研究でアップ|
|周旨(推進)|85(&color(red){20})|86(&color(red){1})|56(&color(red){15})|49(&color(red){20})|43|C|C|C|A|S|A|戦闘能力をかなり底上げ。うちのエース|
・その他の武将の成長
唐彬:特技をなし→築城に
閻柔:特技を親烏→築城に
張華:特技をなし→指導に
楊済&楊肇:特技をなし→運搬に
&bold(){<羊祜軍の武将ベスト5>}
|BGCOLOR(lime):順位|BGCOLOR(lime):統率|BGCOLOR(lime):武力|BGCOLOR(lime):知力|BGCOLOR(lime):政治|BGCOLOR(lime):魅力|
|1位|陸抗(91)|周旨(86)|陸抗(87)|羊祜(88)|羊祜(89)|
|2位|羊祜、杜預(90)|楽進(85)|杜預(85)|陸抗(85)|陸抗(87)|
|3位|王濬(87)|胡奮(82)|羊祜(84)|満寵(84)|杜預(81)|
|4位|周旨(85)|王渾(81)|満寵(82)|杜預、張華(80)|満寵(80)|
|5位|満寵(84)|牛金(80)|張華(78)|孔伷(79)|閻柔(78)|
※文中には登場しないが、孔伷は序盤に放浪していたところを登用
&bold(){<羊祜軍が登用可能な武将の最大能力値>}
|BGCOLOR(red):統率|BGCOLOR(red):武力|BGCOLOR(red):知力|BGCOLOR(red):政治|BGCOLOR(red):魅力|
|90|85|86|87|88|
ここまでのプレイで新たに気付いたのは、特技『急襲』が結構役立つということ。
今まではいわゆる”残念特技”の1つ程度にしか思ってなかったのですが、意外とダメージを抑える効果が大きくてびっくり。
張球が輝いて見えました。
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&size(12pt){&bold(){オマケ 羊祜軍を用いた経験値&技巧ポイント稼ぎ}}
今回のプレイ日記では冒頭に示した通り、土塁などを用いた技巧ポイント稼ぎを禁止しています。
これはなぜかというと、羊祜軍の武将を用いると経験値&技巧ポイントが荒稼ぎできてしまうからです。
参考程度にその方法を載せます。やること自体はこのwikiの小ネタにも挙がっている通りなのですが、ポイントは組ませる武将にあります。
①土塁を一つ建て、その周りに兵1兵糧1の輸送部隊を6部隊配置する
②次の2部隊を兵1で出撃させる
-羊祜(精妙)&胡奮(攻城)&杜預(昂揚)
-陸抗(精妙)&誰か(指導)&成長させたい武将
③羊祜隊で土塁に乱射。戦法失敗したら陸抗隊で乱射
④次のターンで再び輸送部隊を配置して、今度は陸抗隊で先に乱射。あとは①~④の繰り返し。羊祜隊は『昂揚』の効果のおかげで気力が切れない
この方法を使えば統率なんかはグングン成長します。
最初から『精妙』(技巧ポイント2倍)、『攻城』(クリティカル効果)、『昂揚』(気力補充)、かつ複数人の弩兵適性S(乱射要員)がいる羊祜軍だと非常にやりやすいです。
襄陽近辺はこれをやるのに適した広い場所も多いし。
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&bold(){[[その7>プレイ日記/英雄乱舞/羊祜/超級/陸羊之交で天下を目指す7]]へ続く}
超級プレイも大分慣れたので、前回尻切れトンボだった羊祜軍プレイを今度は超級でチャレンジします。
今回は武将編集無効で戦死ありの設定なので、戦略・戦術もまた違ってくると思います。
&bold(){ルール(縛り)}
・難易度超級、戦死標準、登場史実、武将編集無効
・自勢力武将以上の能力値を持つ武将の登用禁止(陸抗除く)
・登用禁止武将の配偶者、義兄弟の登用禁止
・軍師は陸抗で固定(陸抗登用までは杜預で固定)
・廟での『覇王』『○神』『飛将』『神将』『勇将』『神算』『虚実』『捕縛』の習得禁止
・外交コマンド禁止
・土塁などを用いた技巧ポイント稼ぎ禁止
それでは始めていきます。
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&size(12pt){&bold(){第一章 羊祜、再び襄陽の地に立つ}}
中国大陸のど真ん中にまたも放り出された羊祜軍。まずは主力となる武将の紹介から。
|BGCOLOR(lime):主力武将|BGCOLOR(lime):統率|BGCOLOR(lime):武力|BGCOLOR(lime):知力|BGCOLOR(lime):政治|BGCOLOR(lime):魅力|BGCOLOR(lime):槍|BGCOLOR(lime):戟|BGCOLOR(lime):弩|BGCOLOR(lime):騎|BGCOLOR(lime):兵|BGCOLOR(lime):水|BGCOLOR(lime):備考|
|羊祜(精妙)|90|64|84|87|89|S|B|S|A|B|A|特技を生かしてとどめ役に|
|杜預(昂揚)|85|30|85|80|81|A|B|S|C|S|S|武力補完は必須。戦死にも気をつけねば|
|王濬(造船)|81|73|77|71|75|A|B|A|C|S|S|五虎将軍候補。特技は早めに変えたい|
|王渾(水将)|76|76|72|74|69|A|B|A|B|A|S|五虎将軍候補。貴重な魏晋側の水将|
|胡奮(攻城)|71|76|50|52|55|C|B|C|A|S|B|五虎将軍候補。弩兵適性も育てたいところ|
|周旨(推進)|65|85|41|29|43|C|C|C|A|S|A|五虎将軍候補。今回は槍・騎兵適性を育ててみるつもり|
全体的に強すぎず弱すぎず…でも『攻城』や『水将』といったツボを抑えた特技を持つ初期メンバー。
これだから羊祜軍プレイはやめられない。今回は五虎将軍5人目は誰になるだろう…
1つ勢力的な欠点を挙げると、戟兵適性A以上なのが初期では胡烈しかいないというのが結構痛い。
戟戦法は唯一地形を選ばないので非常に便利。苦手とする騎兵に対しても、森や湿地に逃げ込めばいいだけなのでそれほど気にならない。
さらに複数部隊への攻撃可能で技巧も優秀…と、攻撃力の低さを補って余りある利点を持つ。統率の高い武将が多い羊祜軍とも相性はいい。
早めに王濬か王渾あたりの戟兵適性をAにしてあげたいところ。
また、縛りのために現段階ではこの値以下の能力値を持つ武将しか登用できない。
ただし陸抗だけは特別許可。
|BGCOLOR(red):統率|BGCOLOR(red):武力|BGCOLOR(red):知力|BGCOLOR(red):政治|BGCOLOR(red):魅力|
|89|84|84|86|88|
超級羊祜軍の初期兵力は城22000+港2000。まずは官職を全剥奪して、能力研究を行う。
今回はあらゆるタイプの戦争でも活躍する『築城』を研究後に、『弩A』の獲得を目指して武力方面へ進む。
羊祜「周辺勢力はどこも兵数・物資共に優れる。我らも早めに軍備を整えるぞ。元凱は軍事指揮を、張華は内政指揮を頼む」
杜預「ハ。我らの当面の敵は南の陸遜軍。まずは襄陽西の山岳に囮部隊を派遣して、陸遜軍の内政を妨害致しましょう」
張華「開発地にはまず軍事府を建てて国境防備の資金を節約した後、闇市場と併せて兵舎・鍛冶から手を付けてゆくのがよいかと」
まずは襄陽西の山岳地帯を抜けた場所、いわゆる夷陵のあたりに王戎を兵1で派遣する。
王戎「名峰巡りが仕事とは、あの杜預殿も意外と甘いようだのう」
兵1「は、はぁ…(危険な囮役であることは案の定知らされてないのか…)」
次に軍事府を建てたら、襄陽南と江陵の国境、いわゆる長坂のあたりを陣・軍楽台・土壁などで固める。
この作業は軍事府が建った後に行うのがポイントだ。超級の場合、序盤は常に金不足なので、軍事府による建設費削減効果は馬鹿にならない。
さらに襄陽本城と中廬港を結ぶ隘路にも陣を築いておく。これで防衛対策はひとまず十分だろう。
この後は政治の低い武将で中廬港付近の開発地に闇市場を建設しつつ、政治の高い武将で襄陽南東の開発地に兵舎・鍛冶Lv3を建設してゆく。
ある程度内政が進んだらところで人材探索へ。このシナリオでは襄陽の在野武将は3人いるけど、最も役に立つ人物だけ登用。
牛金「がはは!わし一人に目を付けるとは杜預殿も見る目があるわい!連戦は任せてくだされ!」
杜預「という訳で叔子様、一番マシなのを連れてきましたぞ」
羊祜「う…うむ…」
牛金は典型的な脳筋武官タイプだけど、統率と武力がどちらも70以上ある上に連戦持ちで戟兵適性A。
武力の高い武将と戟兵適性の高い武将が少ない羊祜軍にとってはとても有難い存在だ。相性がいいのも嬉しいところ。
これ以外にも焦触と張南がいたけど、いかにもな悪人面で義理が低いのでスルー。
陸遜軍は年が明けて252年になっても攻め込んで来ない。王戎の囮部隊による内政妨害の効果が十二分に出たようだ。
今回ほどで無くても、囮部隊を使えば大抵は8月ごろまで侵攻を阻止することができる。安定して3ヶ月以上時間を稼げるのは非常に助かる。
ちなみに囮が無い場合、最速で5月には攻め込んでくる。火計や落石を駆使したとて、甚大な被害は免れ得ない。
と、ここで、漢津港と烏林港を奪った柴桑の董卓軍が、本格的に江陵に攻め込み始めた。陸遜軍と董卓軍で潰しあってくれそうだ。
超級プレイにおいては、COMによる序盤の猛攻をいかに凌ぐかがポイントの一つだろうけど、この分だとそれを受けることなく軍備を整えることができそう。
張華「今のうちに中廬の開発地で攻城兵器を生産しておくべきかと」
羊祜「そうだな。生産後は再び闇市場を敷いておけばよいだろう」
年初の闇市場撤去に伴って、中廬港近くの開発地のひとつに工房を建てる。
攻城兵器は基本的に1勢力に2、3個あれば十分なので、いくつか生産したら工房は撤去して再び闇市場にする算段だ。
王渾「羊祜様、市場で腕の立つ武人に会えましたぞ。なんとか"説得"して連れて来れました」
張球「それがし、しがない隻眼の猪武者でありますが、戦場に突破口を開く急襲には自信がありまする」
羊祜「江陵に陸遜軍を臨むこの地へあなたが来て下さるとは、頼もしい」
この間に王渾の武官推挙で張球を登用。能力的には平凡な武官だが、特技の『急襲』が光る。
先に登用した牛金と合わせて、なかなか渋い特技を持った武官が加わった。
252年10月。羊祜軍は35000の兵と13名の武将を揃えていた。陸遜軍からの侵攻は未だ無い。
あまりにキツい状況になると筆者の心が折れるのでできるだけ戦力を蓄えてから他国を攻めたいけど、このままだともう1年膠着状態が続きそうだ。
戦争をしないと技巧ポイントの溜まりも遅いため、技巧研究による勢力強化もできない。そこで、一度江陵に攻め込んでみることに。
羊祜「今回の戦の目的は江陵北西にある敵の兵舎の破壊だ。敵部隊との交戦は慎重にし、被害は最小限に抑えるのだぞ」
杜預「特に最前線に立つ王濬・王渾・周旨の3将は陸遜親子に真正面からぶつかることは絶対に避けよ。持たせた軍師金の意味は分かっているだろう」
王濬「確かに今の我らでは、陸遜親子に立ち向かったところで手痛い反撃を食うのが目に見えてますからな……悔しいですが」
周旨「要は火罠使いながら、深入りしないように長坂橋付近で戦えばいいんだろ。了解!」
兵舎破壊に向かうメンバーは以下の通り。
-羊祜&胡奮の弩兵S隊6000
-杜預&唐彬の弩兵S隊5000(唐彬は特技『築城』を付与済み)
-王濬&牛金の戟兵A隊6000
-王渾&胡烈の槍兵A隊6000
-周旨&張球&張華の騎兵A隊6000
江陵の城兵は30000。沙摩柯や謝旌が王戎に釣られて西へ出陣しているものの、強敵である陸遜親子と孫桓は城に残っている。
なんとか兵舎を破壊して、後の本格的な江陵攻略戦への布石を打っておきたいところだ。
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&size(12pt){&bold(){第二章 南郡争奪戦}}
江陵領に侵入したら、まずは杜預隊で長坂橋南に太鼓台を建てる。
こういった速攻戦の場合は自軍の攻撃力を上げておくことは有効だし、退却の際に敵軍の追撃を妨げることもできる。
建設費が比較的安いにもかかわらず耐久値が800あるのも便利だ。
陸遜軍の迎撃部隊は陸遜本隊10000と孫桓隊6000を含む3部隊。陸遜本隊には『連戦』持ちの傅彤が副将に就いているのが恐ろしい。
最初は火球を使って敵兵を削るが、さすがに広く開けた江陵北の砂地では敵の進路を妨害することができないので、肉弾戦に持ち込まれる。
羊祜「む、陸遜本隊は兵舎の前に陣取る形で布陣したようだな」
胡奮「どうしましょう羊祜様…これでは兵舎の周りにうかつに近づけませぬ…」
杜預「さすがは江陵の守護神、こちらの狙いも読んでいたか。だが想定内だ。兵舎と陸遜を共に火球の進路上に捉えよ!」
火球を使って陸遜本隊ごと兵舎を焼く。さらにそこに火矢で追い打ちをかけ、兵舎を破壊!
その後はこれ以上被害を出さないよう、すぐに襄陽領に逃げ込む。1部隊も壊滅しなかったとはいえ、陸遜と孫桓の乱射で失った兵数は痛い。
ちょうど253年に入ったころ、羊祜軍全部隊が襄陽城に退却完了した。
陸遜隊と孫桓隊はしばらく太鼓台破壊に精を出していたが、その後そのまま長坂橋を渡り襄陽領に侵入してきた。
どうやらカウンターを仕掛ける気らしい。
杜預「陸遜軍はすでに火球で手負い。兵の気力も尽きかけている。王濬・王渾・周旨、軽くいなしてやれ」
王渾「ハハッ!返り討ちにしてやりましょうぞ」
この時には陸遜本隊も孫桓隊もすでに気力は風前の灯であったため、乱射も計略もされる心配は無い。
それに、もともと長坂橋付近は陣や軍楽台で鉄壁にしてある。落石と火計も用い、悠々と陸遜軍を撃破した。
張華「羊祜様、どうやら兵の減った江陵を陥落させるため、曹叡軍が烏林港から攻め込み始めたようですぞ」
羊祜「ふむ、曹叡軍は今までは烏林の開発地を攻撃するのに留まっていたが…漁夫の利を狙ってきたか」
杜預「ハ。しかしこれは我が軍にとっては朗報です。自分達こそ漁夫と思いこんでいる輩の足を掬ってやりましょう」
曹叡軍の曹真隊が江陵を攻めてくれている隙に、徴兵と訓練を行って再出撃の準備をする。
また、ちょうどこの時永安の劉虞軍が曹操軍に滅ぼされたため、襄陽に流れ着いた2人の北来の士を登用した。
羊祜「閻柔殿、田疇殿、あなた方が仕官して下さるのはとても嬉しいのですが、少々意外でしたな」
田疇「劉虞様の勢力が滅んだ今、故郷に帰ることも考えましたが…中華の南も意外と居心地がいいものでして」
閻柔「それに、襄陽の民政の評判は伝え聞いてますからな。きっと異民族政策も寛大でしょうし」
田疇の特技『風水』は地味に役立つ。能力的には突出したものは無いが、オールラウンダーで働ける。
閻柔は特技を『築城』に換えて、唐彬と同じく建設役の副将として用いるつもり。
ちなみにこの2人意外にも橋瑁と王匡の2人が襄陽にはいたが、相性がほぼ真逆だったのでスルー。
橋瑁は『言毒』が何より強力だし、王匡も地味に全能力が高く遺跡探索役にもぴったりなのだけど、さすがに真逆の相性を妥協してまで登用するほどではない。
いちいち戦争時や月替わりに忠誠低下に気を配るのも面倒だし。序盤は相性がいい武将を中心に人材を登用してゆくつもりだ。
張華「江陵を攻めていた曹真隊が兵糧切れで撤退し始めたようですぞ」
杜預「機か。出るぞ」
周旨「おう!なにやら蛮族の猛将がいるみたいだが、あいつの相手は任せろ!」
曹叡軍が退いたのを見計らって江陵に攻め込む。この時点で江陵の城兵は6000余りしかいなかったので、そんなに深く考えず突撃する。
城外に出ていた陸遜軍の沙摩柯隊3000には、経験値稼ぎに一騎討ちを申し込む。申し込む役目は周旨隊の副将張球。
武力72は敵を一騎討ちに引き出すのにちょうどいい数字だ。張球はひたすら耐えて気力を稼ぎ、救援に来た周旨でとどめを刺した。
沙摩柯を倒したらもう陸遜軍に力は残っていない。253年7月、胡奮の井蘭攻撃で江陵が陥落!陸遜軍は滅亡した。
陸抗「ここまでか。貴公のためなら喜んでこの身を投げ出しましょう」
羊祜「うむ。そなたが加わってようやく我が軍の軍容もしっくりくるな。よろしく頼むぞ」
陸遜軍からは当然陸抗を登用し、他の20名以上は全て解放した。
孫桓、歩隲など少々もったいない武将もいたのだが…総じて相性が悪く、登用する気になれなかった。
羊祜「して、元凱よ。江陵周辺の動きはどうなっている」
杜預「ハ。荊南の劉備軍がさっそく江陵に進軍を開始したとの報が。また、江陵東の港は2つとも曹叡軍の手に落ちました」
張華「やはり江陵からは撤退するのが無難でしょうな」
前回同様、江陵は無理に防衛せずに明け渡して、襄陽で軍備を整えることにする。
10月に江陵は劉備軍により陥落。すぐさま江陵北西に王戎を派遣して内政妨害にかかる。
また、軍備が整ったら主力部隊を用いた攻勢もかける。これは江陵を奪還するためではなく、劉備軍の戦力削減と戦争による技巧ポイント稼ぎの狙いがある。
江陵で劉備軍の少勢相手にドンパチやっていると、上庸の魏延軍が中廬港に進軍し始めた。
といっても戦力はそれほどでもないので、襄陽に残っていた武将達で適当に相手をする。
254年3月、勢い余って江陵を劉備軍の手から奪回してしまったところ、長沙の曹叡軍と武陵の劉備軍が同時に江陵に向かって進軍を始めた。
陸抗「ここは潰しあいをさせましょう。上手くいけば、さらに永安の曹操軍とも潰しあってくれるかもしれません」
羊祜「うむ。では襄陽に帰還し、魏延軍の残党を片付けるとしよう」
江陵には敵が到着するギリギリの月替わりまで楊肇を残し、収入をできるだけ多く持ち逃げする。
江陵は曹叡軍が先に占領したが、ほぼ同時に到着した劉備軍とすぐさま奪い合いを始めた。
ここぞとばかりに羊祜軍も介入して、両軍をまとめて火球で焼いたりして戦況を混沌とさせつつ、経験値や技巧ポイント稼ぎをする。
また、ここで嬉しいことが1つあった。
能力研究で当初の目的であった『弩A』の研究が完了したので、次に『統率(高)』を目指して進んでいたのだが、隠し特技で『指導』が出現したのだ。
隠し効果のおかげで育成好きにはたまらない特技だし、本来の効果もできるだけ支出を抑えたい序盤だと嬉しい。
254年いっぱいを主に劉備軍・曹叡軍との江陵争奪戦に費やしていたところ、年が明けた255年に永安の曹操軍も江陵を狙って動き出した。
曹操軍には陸遜の名前も見える。再び軍を襄陽に戻し、高みの見物をすることに。
ここでふと武将一覧を見ると、意外な武将が汝南で低忠誠のままウロウロしている。ダメ元で登用の誘いをかけてみると、さらっと成功した。
羊祜「私自ら出向いた価値があったな。魏の五大将の一角としての実力、期待していますぞ」
楽進「御意」
周旨「おい胡奮、気合いを入れて自己鍛錬しないと、兵器隊のポジション奪われるんじゃないか」
胡奮「はっはっは、心配は要りませんぞ。なにせそれがしは兵器の扱い以外はすっからかんですからな。必然的に兵器隊はそれがしになるでしょう」
胡烈「兄上、それは自慢できることではないのでは……」
こうして気骨溢れるいい男、楽進を登用。特技『攻城』は言うまでも無く役に立つし、武力84も現時点では周旨の86に次ぐナンバー2だ。
ただ、攻城役は胡奮がいるので、しばらくは槍部隊を率いることになるだろう。
----
&size(12pt){&bold(){第三章 強襲白帝城}}
255年の末までは中廬港にて魏延軍の定期的な侵攻を退けつつ、江陵に居を据えた曹操軍の内政妨害に明け暮れていた。
そのうちに劉備軍が江陵ではなく巫県港および永安を攻め始めた。そこでこの機を利用し、攻勢に出ることに。
陸抗「襄陽西の山岳を抜けて、永安を攻めましょう。曹操軍は主だった将を江陵に配備しているため、かの地は手薄です」
杜預「永安は守りが堅く、入蜀を見越した橋頭保としても優秀。江州~江陵に領地を延ばしている曹操軍の分断もできます」
羊祜「しかし、襄陽の守りは大丈夫だろうか。特に江陵の曹操軍の動きが心配だが…」
陸抗「王戎殿の働きのおかげで江陵には金も兵糧も兵数に見合うだけのものが備蓄されておりません。心配は薄いでしょう」
このゲームでは、COMは兵数の大体2倍程度の兵糧が無ければ攻めてくることは無い。それに南はしっかり施設で固めてある。
北に至っては中廬港を捨てれば2部隊ほどで容易に守れる。
256年1月にさっそく永安攻略隊を進発させる。メンバーは以下の通り。
-陸抗&閻柔の弩兵S隊7000(閻柔は特技『築城』を付与済み)
-杜預&唐彬の弩兵S隊7000
-王濬&牛金&張華の戟兵A隊7000(張華は特技『指導』を付与済み)
-王渾&楽進&田疇の槍兵S隊7000
-胡奮&胡烈の井蘭S隊6000
-周旨&張球の騎兵A隊6000
襄陽西の山岳は地形上どうしても足を取られがち。
「車軸強化」を研究済みとはいえ、兵器隊が遅れることが目に見えていたので、胡奮達は20日ばかり先に進軍させる。
王渾「しかし杜預殿、ちと永安攻略隊に人員を割き過ぎでは…?」
王濬「今襄陽には羊祜様を含め3将しかおりませぬぞ。いくら手は打ってあるとはいえ、万が一の事を考えると…」
杜預「問題は無い。江陵に劉備軍の五虎将軍の2人が攻め込んだとの報が入っているからな。叔子様は北の敵のみに戦力を集中できる」
ちょうどこのころ江陵領に劉備軍の趙雲・黄忠が上陸。
しかし曹操軍も曹仁・曹洪・典韋・程昱ら精鋭で迎え撃っており、戦局は長引きそうだ。
永安攻略隊はその隙にささっと江陵領を抜け、永安領に侵入する。
この時点で永安の城兵は15000程度。直前に劉備軍の侵攻を受けていたため、城壁耐久値も半分ほどになっていた。
陸抗「………」
胡奮「軍師殿、何か顔色が悪いですが、どうされました?」
陸抗「いや、この地にはあまり良い思い出がないもので」
胡烈「…なるほど」
陸抗「…ただ、それ以外にも、少々不穏な気配があるのです。直感でしかないのですが…」
永安の渡に差し掛かると曹純らが渡に陣取って防衛してきた。少々厄介だが、兵数が少ないのでごり押しで削り突破を図る。
なんとか渡を越えられようかというころ…
閻柔「軍師殿、江州・江陵・巫県の三方から曹操軍の軍勢が迫っているとの報告が…!」
陸抗「…江州からの援軍は予想していましたが、よもや江陵の軍勢までもがこちらに向かっているとは…」
唐彬「現在は王濬殿と周旨殿が巫県からきた于禁隊を防いでおりますが…江陵から来た曹操軍5部隊に追撃されるのも時間の問題かと」
杜預「退路は完全に断たれたか。こうなれば迅速に永安を落とし、体勢を立て直すまでだ」
江陵で劉備軍と戦っていた曹操軍5部隊が、予想以上の早さで劉備軍を撃退し、そのまま永安攻略隊の背後を衝いてきたのだ。
直前の戦いである程度疲弊しているとはいえ、5部隊の兵数は皆5000以上。さらに率いる将は曹操軍屈指のメンバーだ。
同時に巫県港から于禁隊が、江州から満寵隊がそれぞれ6000を率いてやってきており、少々キツい状況になってきた。
とりあえず于禁隊を王濬と周旨で防ぎ、他の部隊で永安東の渡を陣で封鎖する。
陣ができたら、即座に全部隊を永安側に引っ込める。これで東の敵は陣に阻まれて進軍できない。
これが完了した時は本当にギリギリで、1ターン遅ければ王濬、周旨が江陵から来た曹操軍の餌食になっていただろう。
とりあえず東の脅威は取り除いたが、次は永安の攻城と江州から来た満寵隊への対処をしなくてはならない。
攻城の方は粘る曹純隊を王渾の槍部隊で排除し、割と順調に行っていたが、満寵隊があと一歩で永安に入城してしまうというところまで迫っていた。
陸抗「まずい…江州からの援軍の入城を許すと、永安の城兵が息を吹き返すことになる…」
杜預「満寵隊は副将がいない様子。軍師殿、ここはそれがしにお任せを。ゆくぞ、唐彬」
唐彬「はっ、手はず通りに」
この時点で武力50の杜預で、武力64の満寵に一騎討ちを仕掛ける。
満寵は性格が冷静タイプだが、これだけの武力差があったためか一騎討ちを引き受けてくれた。
満寵「ぬぅ…武術は苦手と聞いていたが、まさか妙な武器の使い手だったとは。やるではないか」
杜預「いや、やはりこういった汗臭いのは好みでないのでな。そろそろ退かせて頂く。…唐彬!」
唐彬「ははっ!敵将満寵、この唐儒宗が相手だ!」
杜預が意外に頑張って気力を稼いでくれたので、救援に来た唐彬に必殺を打たせて満寵をあっさり捕縛。満寵の率いていた6000の兵は1ターンで四散した。
とりあえず周囲の敵を排除したところで、256年5月、最後は周旨隊の一撃で永安を制圧!
途中ヒヤリとすることもあったが、なんとか蜀への玄関口を握ることに成功した。
王濬「我が軍が永安を攻略したことで、江陵の軍勢は兵を引いたようだな。永安東の守りの堅さを分かっているということか」
陸抗「とりあえずは江州の軍勢の動きに注意して、永安を復興しましょう。…それにしても杜預殿、よい働きをしてくれました」
周旨「ああ、まさか左慈伝の竹簡を武器に殴り込むとは思わなかったぜ」
杜預「普段愛着を持って扱っているものは、時に剣戟に勝る働きを見せてくれるのだ。…よし、この武器の名は『破竹簡』としよう」
胡奮「杜預殿は無双シリーズにも竹簡を持って参戦できそうですな…」
江州には40000の兵がいたが、将は先の満寵以外は諸葛瑾や歩隲といった文官系しかいない。
ただし1ヶ月刻みで定期的に攻めてくる上に、襄陽からの物資輸送を忘れていたため、カツカツの状態で防戦することになった。
巫県港の曹操軍をかいくぐりつつようやく襄陽からの輸送部隊が到着したのは、257年になってからであった。
この間に一騎討ちで捕縛した満寵を登用。戟Sが嬉しい。
能力研究の方は『統率(高)』までの研究が完了したので、今度は『射程』を目指して進む。胡烈に付与して兄弟で運用する予定だ。
技巧研究も一連の戦いで溜まったのを使って念願の「強弩」を獲得。これで陣を挟んだ防衛戦もやりやすくなる。
257年も年末近くまで曹操軍及び魏延軍との戦いに費やしたが、そのうち江州に成都から張魯軍が攻め始めた。
数で押す張魯軍と質で迎え撃つ曹操軍の戦いは、拮抗した戦況を見せていた。
羊祜「苦労したが、永安の復興もほぼ完了した。そろそろ江州攻めに臨みたいところだ」
杜預「ハ。ただ、江州には君主曹操本人もいるため、安直な戦はできませぬ」
陸抗「とりあえずは、いつものように他国同士での戦による疲弊を待ちましょう」
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&bold(){<258年1月現在の勢力図>}
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-袁紹軍(五官中郎将) 軍師:田豊 主武将:鄧艾、夏侯惇、荀攸、夏侯玄
--鄧艾軍を滅ぼして一時は汝南から薊に及ぶ大勢力を築くも、諸葛亮軍によって河北に追いやられる。
-諸葛亮軍(羽林中郎将) 軍師:徐庶 主武将:呂布、関興、張苞、張昭
--現在最も力を持った勢力。ただし南は陸路・海路共に孫堅軍に阻まれて苦戦気味。
-司馬懿軍(州牧) 軍師:司馬師 主武将:張郃、董襲、臧覇、裴秀
--西方の雄。関中に地盤を築き、呂布軍を滅ぼした。現在は間道を通って梓潼に迫っている。
-諸葛誕軍(州牧) 軍師:龐統 主武将:鄧忠、張角、文聘、梁習
--袁紹軍と薊・南皮を奪い合い中。やや有利か。
-孫堅軍(州刺史) 軍師:虞翻 主武将:賀斉、李恢、張嶷、張特
--諸葛亮軍の寿春と下邳を海路を用いて執拗に攻撃している。逆に劉禅軍に対しては防戦しがち。
-劉備軍(州刺史) 軍師:法正 主武将:趙雲、黄忠、孫桓、逢紀
--いつもは速攻で荊南を統一するが、今回は曹叡軍に苦戦。桂陽をようやく落とした。
-曹操軍(州刺史) 軍師:陸遜 主武将:典韋、陳武、諸葛瑾、諸葛恪
--羊祜軍によって領土が分断。江州は張魯軍の猛攻を受け、江陵は羊祜軍の釣り戦術のため兵糧不足。
-曹丕軍(州刺史) 軍師:賈逵 主武将:龐徳、孟獲、雍闓、兀突骨
--南中を固め成都に進軍も、張魯軍に再三再四撃退されている。
-張魯軍(州刺史) 軍師:閻圃 主武将:霍峻、衛瓘、公孫淵、董允
--成都に10万の兵力を貯め込み曹操軍、曹丕軍を苦しめるが、司馬懿軍の侵攻も受けて戦力は下降気味。
-羊祜軍(州刺史) 軍師:陸抗 主武将:王濬、周旨、楽進、満寵
--襄陽北西は魏延軍の度重なる侵攻で荒れている。永安は侵攻準備が整いかけた感じ。
-劉禅軍(州刺史) 軍師:李儒 主武将:華雄、呂岱、全琮、胡質
--董卓軍を滅ぼして柴桑を制圧。その後は孫堅軍と無謀な水上戦を行って停滞中。
-関平軍(州刺史) 軍師:蒯良 主武将:馬超、黄権、蔡琰、甄氏
--関羽は呂布軍に捕縛されて処断。その後洛陽に閉じこもるも、鉄壁の守備を見せて司馬懿軍を撃退している。
-魏延軍(州刺史) 軍師:蒋琬 主武将:傅僉、楊懐、申耽、郭汜
--中廬港に延々と攻め込んできてウザい。上手く周囲の勢力の目をかわしている。
-曹叡軍(州刺史) 軍師:高堂隆 主武将:郝昭、張遼、陸凱、朱儁
--劉備軍相手に互角以上の戦いをするも、武陵を狙った水上戦で敗れてからは凋落の道を辿っている。
-孫権軍(なし) 軍師:魯粛 主武将:甘寧、徐盛、馬岱、呂蒙
--新野が攻略できず勢力を伸ばせていない。
-孫策軍(なし) 軍師:周瑜 主武将:周泰、蒋欽、呂範、孫瑜
--弟と同じく勢力を伸ばせていない。ただし兵力はあるので、司馬懿軍の戦線が延びたところを狙えば勝機はあるか。
-劉琮軍(なし) 軍師:郭嘉 主武将:馬騰、馬雲騄、徐栄、閻行
--隘路で孫権軍を長年に渡って防ぎ、勢力を未だ維持している。旧荀彧軍、旧馬騰軍の人材が頼もしい。
&bold(){<羊祜軍の成長>}
技巧研究:「車軸強化」「強弩」の研究が完了
能力研究:統率方面の研究は全て完了。武力方面の研究は半分完了。現在は『能吏』を目指して政治方面へ。判明した隠し特技は『指導』『踏破』。
&bold(){<羊祜軍の武将の成長>}
・主力武将の成長。赤字で書かれている数字はデフォルト値からの増加分または変更点
|BGCOLOR(lime):主力武将|BGCOLOR(lime):統率|BGCOLOR(lime):武力|BGCOLOR(lime):知力|BGCOLOR(lime):政治|BGCOLOR(lime):魅力|BGCOLOR(lime):槍|BGCOLOR(lime):戟|BGCOLOR(lime):弩|BGCOLOR(lime):騎|BGCOLOR(lime):兵|BGCOLOR(lime):水|BGCOLOR(lime):備考|
|羊祜(精妙)|90|70(&color(red){6})|84|88(&color(red){1})|89|S|&color(red){A}|S|A|B|A|今のところ留守番が多い|
|陸抗(精妙)|91|74(&color(red){11})|87|85|87|A|A|S|C|S|S|不動の軍師。だけど助言はまだアテにならない|
|杜預(昂揚)|90(&color(red){5})|51(&color(red){21})|85|80|81|A|B|S|C|S|S|意外にも一騎討ちで活躍。軍師系を釣り出すのに使える|
|王濬(造船)|87(&color(red){6})|79(&color(red){6})|77|71|75|A|&color(red){A}|A|C|S|S|戟兵適性は能力研究でアップ|
|王渾(水将)|81(&color(red){5})|81(&color(red){5})|72|74|69|A|B|A|B|A|S|『水将』の効果を発揮するのは当分先かも|
|胡奮(攻城)|80(&color(red){9})|82(&color(red){6})|60(&color(red){10})|52|55|C|B|&color(red){A}|A|S|B|弩兵適性は能力研究でアップ|
|周旨(推進)|85(&color(red){20})|86(&color(red){1})|56(&color(red){15})|49(&color(red){20})|43|C|C|C|A|S|A|戦闘能力をかなり底上げ。うちのエース|
・その他の武将の成長
唐彬:特技をなし→築城に
閻柔:特技を親烏→築城に
張華:特技をなし→指導に
楊済&楊肇:特技をなし→運搬に
&bold(){<羊祜軍の武将ベスト5>}
|BGCOLOR(lime):順位|BGCOLOR(lime):統率|BGCOLOR(lime):武力|BGCOLOR(lime):知力|BGCOLOR(lime):政治|BGCOLOR(lime):魅力|
|1位|陸抗(91)|周旨(86)|陸抗(87)|羊祜(88)|羊祜(89)|
|2位|羊祜、杜預(90)|楽進(85)|杜預(85)|陸抗(85)|陸抗(87)|
|3位|王濬(87)|胡奮(82)|羊祜(84)|満寵(84)|杜預(81)|
|4位|周旨(85)|王渾(81)|満寵(82)|杜預、張華(80)|満寵(80)|
|5位|満寵(84)|牛金(80)|張華(78)|孔伷(79)|閻柔(78)|
※文中には登場しないが、孔伷は序盤に放浪していたところを登用
&bold(){<羊祜軍が登用可能な武将の最大能力値>}
|BGCOLOR(red):統率|BGCOLOR(red):武力|BGCOLOR(red):知力|BGCOLOR(red):政治|BGCOLOR(red):魅力|
|90|85|86|87|88|
ここまでのプレイで新たに気付いたのは、特技『急襲』が結構役立つということ。
今まではいわゆる”残念特技”の1つ程度にしか思ってなかったのですが、意外とダメージを抑える効果が大きくてびっくり。
張球が輝いて見えました。
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&size(12pt){&bold(){オマケ 羊祜軍を用いた経験値&技巧ポイント稼ぎ}}
今回のプレイ日記では冒頭に示した通り、土塁などを用いた技巧ポイント稼ぎを禁止しています。
これはなぜかというと、羊祜軍の武将を用いると経験値&技巧ポイントが荒稼ぎできてしまうからです。
参考程度にその方法を載せます。やること自体はこのwikiの小ネタにも挙がっている通りなのですが、ポイントは組ませる武将にあります。
①土塁を一つ建て、その周りに兵1兵糧1の輸送部隊を6部隊配置する
②次の2部隊を兵1で出撃させる
-羊祜(精妙)&胡奮(攻城)&杜預(昂揚)
-陸抗(精妙)&誰か(指導)&成長させたい武将
③羊祜隊で土塁に乱射。戦法失敗したら陸抗隊で乱射
④次のターンで再び輸送部隊を配置して、今度は陸抗隊で先に乱射。あとは①~④の繰り返し。羊祜隊は『昂揚』の効果のおかげで気力が切れない
この方法を使えば統率なんかはグングン成長します。
最初から『精妙』(技巧ポイント2倍)、『攻城』(クリティカル効果)、『昂揚』(気力補充)、かつ複数人の弩兵適性S(乱射要員)がいる羊祜軍だと非常にやりやすいです。
襄陽近辺はこれをやるのに適した広い場所も多いし。
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&bold(){[[その7>プレイ日記/英雄乱舞/羊祜/超級/陸羊之交で天下を目指す7]]へ続く}
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