穂ノ村 慶一郎
ほのむら けいいちろう
瀧一郎の長男。父親似。
赤い髪に日に焼けた肌、琥珀の瞳の剣士。
父親に似て朗らかで体躯に恵まれていた為、やはり子供に人気だった。
自分が屋敷にやってきた翌月、後に四代目当主となる秋花を迎えた席で岡惚れ。
しかし当主の娘であり後を継ぐであろう秋花に想いを打ち明けることはできなかった。
彼女が交神の儀へ向かった一月の間は密かに落ち込んでいたが、戻ってきた秋花が
とても幸せそうだった為「これでよかったんだ」と己の気持ちにけじめをつけた。
父親 瀧一郎
母親 木曽ノ春菜