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鈴や金執事相手にまで俺は何を考えていたのかと自己嫌悪中。
朝から体調がおかしかった。
仲がいい女性を見ると愛おしくて、その全てが欲しくて
まともに顔もみられない状態になった。
自分のことながら俺は思春期迎えたばかりの中学生かと
今は思えるがその時はそれほどの余裕もなかった。
しばらく人に会わなければ自然と治まると願いながら
自室に篭るのが精一杯だった。
あげく様子を見に来た金執事をベッドに押し倒す暴挙を敢行。
間一髪譲が割って入ってくれたので大事には到らなかったが
本当に取り返しのつかない行為を行ってしまうところだった。
カニバリズムは、まともな精神の人間が耐えられる習慣ではないのだ。
譲はすべての原因が左右の手にそれぞれ持っていたボロ雑巾にあると
説明してくれた。
よく見るとそれは左足を持たれて逆さ吊り状態の悟と
髪の毛だけで自身の体重全てを支えられているサオレだった。
どうやら人間関係に変化を持たせるべく二人して俺の精神に
干渉していたらしい。
まったく、俺の心は硝子のように脆いのだからあまり過度の負担を
かけないでもらいたいものだ。
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カテゴリ: [[[事件>業務日誌/カテゴリ/事件]]] - &trackback() - 2011年11月12日 00:10:48
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