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商店街で起きた踊る人形事件は冥魔の仕業だった。
居合わせたエルティナと共に撃退。
被害にあったイノセントも後遺症等の心配なし。
出動後三木の家に行き、三度悟と問答。
昨日までの質問とは異なり
最終的な亜鳥紫音の幸せとは何か
と問われた。
俺の目に映る皆が俺を必要としない程度に自立し幸せになること
自分で言うのもなんだが怖ろしく欲張りな願いだと思う。
だが悟はそうは思わなかったらしく、そこに俺の居場所がないこと、
相反する利害が幸せの定義である二人がいた場合のこと、
他人事でありそれが俺の幸せと直結していないことなどを
矢継ぎ早に聞いてきた。
相反する幸せについては程度の問題であり、妥協を受け入れる
度量も自立の条件の一つであるから妥協点を探せば良い、
俺の好きな人達が笑っていられることに俺の居場所は
関係なく、例えそれによって俺が孤独になろうとも
俺はきっと、最高に幸せな気分になれるだろうと思っている。
その時に幸せでないと感じたら
またその時に新しい幸せの形を見つければいいだけだ、と言うと
欲張りなのだか欲がないのだか、と困った表情をした後
悟は最後の質問をかけてきた。
悟や譲は、その好きな人、大切な人に含まれるか否か
くだらない質問だったので
含まれないなら今俺はここにはいないと即答した。
結局悟にはしばらく店にも家にも来るな、お互い時間を
おかないとプレッシャーになると言われた。
和解には双方の心の準備が必要なのだと言われると
流石に引き下がるしかなかった。
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カテゴリ: [[[事件>業務日誌/カテゴリ/事件]]] - &trackback() - 2012年01月23日 00:08:30
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