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業務日誌/2012年02月14日/機械と人間」(2012/02/14 (火) 00:34:38) の最新版変更点

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#blognavi 授業後、夜間コースが始まるまでの時間に実習室を 使用させてもらおうとすると、他にも大勢いた。 俺以外は出来合いのチョコレートを成形し直すだけのようだが 一から作る作業が珍しいのか俺は注目の的になってしまった。 しかも出来があまりよろしくなく、というか率直に言えば ザラザラで不味く、非常に晒し者の気分を味わった。 ハンナに言わせれば当たり前のことらしい。 チョコレートは均一に、均等に、最初から最後まで同一の 力、速度で作ることでなめらかに仕上がるのだそうだ。 上手さで人間は機械に勝つことはできないのだという。 しかし、味があるとは人間が発生させる揺らぎがその本質であり、 機械では人間よりも味のあるものは作れないのだとも言った。 上手く、味がある。それらの調和こそが美味いものの 条件の一つなのだそうだ。 ハンナの助言と融資で俺の不味いチョコレートは大量の チョコパウンドケーキに化けた。 クラスメイトから分けてもらったチョコチップも入れ、 中々に味のあるものに仕上がったと思う。 ある程度はその場にいた者達で美味しく食べたが いかんせん量が多すぎた。 タッパーに入れて持ち帰ったが、正直始末に困っている。 #right{ カテゴリ: [[[普通>業務日誌/カテゴリ/普通]]] - &trackback() - 2012年02月14日 00:34:09 } #blognavi

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