「業務日誌/2012年08月27日/介入する存在」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

業務日誌/2012年08月27日/介入する存在」(2012/08/27 (月) 01:01:26) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

#blognavi 神楽木可憐の剣は軽かった。陳腐だった。 師匠のように美しくなかった。 トモエのように怖くなかった。 ライラックのように芯に響く一撃でもなかった。 強いが、命のやり取りはできない。 典型的なお座敷剣術だった。 ライラックの敗因は危機感の欠如だったのだろう。 正直、負ける気はまるでしなかった。 だが、準決勝は有耶無耶になった。 譲対昴の戦いが行われていたアースガルドに謎の軍勢が出現したためだ。 俺が駆けつけた時には譲が紅く統一された衣装に身を包む 仮面をつけた数名に押さえつけられていた。 昴も、観客席で見ていた全員も身動きがとれず、 遅れて到着した俺達も動くことはできなかった。 それほどに、訓練され統率のとれた動きだった。 当然大会は中止になった。 しかも厄介なことにその集団はバカ猫を連れ去った。 なんてことをしてくれるのだろうか。 一刻も早く取り戻さないと世界が危険だ。 まったくどうしようもないことになってきた。 ライラックを呼び戻したいが、あいつにも事情がある。 とりあえずは、敵の情報を集めなければならない。 萌えの暴走した世界も、奇跡を失った世界も御免だ。 #right{ カテゴリ: [[[闘技>業務日誌/カテゴリ/闘技]]] - &trackback() - 2012年08月27日 00:58:58 } #blognavi

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー