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李刻の親が来日した。母親なのか父親なのかは不明。
どうやら李刻の体質は親譲りだったようだ。
随分と派手な親子喧嘩をしていたので放置して出た。
本土での交渉はどうにか上手くいったので店のほうは
来週もなんとかなることとなった。
帰宅後、夜に事情を聞いたところどうやら李刻は
高校を卒業し次第国に帰ることになっていたらしい。
それが勝手に日本の大学に進学すると決めていたので慌てて来日したそうだ。
李刻からすれば勝手に進路を決められ帰国次第結婚という境遇が
我慢ならなかったそうだ。
かなり真剣に李刻の将来と大切さについて話し合い、
とりあえず深宮大学に合格すれば四年間は帰国を待ってもらえるよう
約束を取り付けた。
その後親子間で何かの内緒話があり、親は笑い顔のまま半殺しにされていたが
過激なスキンシップだと信じることにした。
追記:李刻の体質について知った。
正直中々に重い話だったので驚いた。
故人の夢か。
夫の姿を借りる妻、
姉の姿を借りる弟、
そしていつか、自分が本当はどちらなのかわからなくなる。
もう二度と失いたくないという意志ゆえのの具現であり結末。
今回の母親来日もそういう背景があるからなのだろう。
李刻とこれからも普通に接してほしいという言葉に
伴侶と子を失った親のとてつもない寂しさを感じた。
追記二:酔った李さんが壊れたプレイヤーのように
リコクヲタノムヨーという言葉だけを延々と繰り返している。
なんだか怖い。
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カテゴリ: [[[来訪>業務日誌/カテゴリ/来訪]]] - &trackback() - 2013年02月03日 00:08:27
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