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#blognavi 昼過ぎにかけて夕立。 留守だった天津家の正義さんと自由さんが深宮に戻ってきた。 またあの人たちの力を借りることになるとは。 そして思えば、ずいぶんと重いものをあの人たちは背負ってるんだろう。 私たちが世界を渡って、得た情報と結論。 その大きな鍵に、あの人たちの力を借りることにしたのだから。 おそらくアンゼロット様でさえ、この件に関しては協力をお願いすることはできない。 自由さんは正義さんに一任して、正義さんは返事を保留した。 深宮を離れた頃、私たちは3人だった。 示し合わせたわけでもなかったのに、本土に向かう船のなかで一緒になった。 元々は一人で探すはずだったのに、刹那ちゃんはともかく、琴ちゃんは放っておくわけにはいかなかった。 深宮での生活でイノセントの生活には慣れてきてはいたけど、それでも時々奇異な行動を取ることが まだあったから。何より深宮の結界の外では、事情を知らないウィザードとトラブルを起こしかねない。 刹那ちゃんは・・・まぁ、ああいう子だから。 それにあの頃、刹那ちゃんは随分と焦っていた。 今度の紫音の不在が、あの子をまた運命の鎖に捉えさせてしまったのかもしれない。 あの子はまだ、運命は紫音だけが変えられると信じてるのだろう。 でもたった1週間で世界を渡る方法を見つけ出せたのはあの子のおかげ。 おかげで随分といろいろなところを駆け抜けた気もするけど。 この第八世界を回るうち、仲間が増えたのはもう少し後になってからだったろうか。 この続きはまた今度。 #right{ カテゴリ: [[[追記>業務日誌/カテゴリ/追記]]] - &trackback() - 2006年08月30日 22:00:45 } #blognavi
#blognavi 昼過ぎにかけて夕立。 留守だった天津家の正義さんと自由さんが深宮に戻ってきた。 またあの人たちの力を借りることになるとは。 そして思えば、ずいぶんと重いものをあの人たちは背負ってるんだろう。 私たちが世界を渡って、得た情報と結論。 その大きな鍵に、あの人たちの力を借りることにしたのだから。 おそらくアンゼロット様でさえ、この件に関しては協力をお願いすることはできない。 結局、自由さんは正義さんに一任して、正義さんは返事を保留した。 ---- 深宮を離れた頃、私たちは3人だった。 示し合わせたわけでもなかったのに、本土に向かう船のなかで一緒になった。 元々は一人で探すはずだったのに、刹那ちゃんはともかく、琴ちゃんは放っておくわけにはいかなかった。 深宮での生活でイノセントの生活には慣れてきてはいたけど、それでも時々奇異な行動を取ることが まだあったから。何より深宮の結界の外では、事情を知らないウィザードとトラブルを起こしかねない。 刹那ちゃんは・・・まぁ、ああいう子だから。 それにあの頃、刹那ちゃんは随分と焦っていた。 今度の紫音の不在が、あの子をまた運命の鎖に捉えさせてしまったのかもしれない。 あの子はまだ、運命は紫音だけが変えられると信じてるのだろう。 でもたった1週間で世界を渡る方法を見つけ出せたのはあの子のおかげ。 おかげで随分といろいろなところを駆け抜けた気もするけど。 この第八世界を回るうち、仲間が増えたのはもう少し後になってからだったろうか。 続きは今度。 #right{ カテゴリ: [[[追記>業務日誌/カテゴリ/追記]]] - &trackback() - 2006年08月30日 22:00:45 } #blognavi

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