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業務日誌/2010年02月09日/堕神使い、魅鬼」(2010/02/09 (火) 22:43:19) の最新版変更点

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#blognavi どうしてあいつらは消えるその時まで緊張感がなかったのだろう。 譲と悟が深宮から消えた。 魔天王シャイタン・バァルという魔王と、それに従う無数の影、 その影一つ一つが魔王の鏡像であるとわかった時、悟は言った。 今日は君達が休憩しておいてください。ぼくが彼らを旅行に招待しますから。 その後、突然身体が動かなくなり、俺達は見ていることしかできなくなった。 八体の魔王とともに進む悟と、十二体の魔王をその身に宿し進む譲を。 魔王とその影達はともに殺し合い、滅ぼし合い、血の結界となっていった。 紅い門が開き、シャイタン・バァルと譲、悟を飲み込んでいった。 飲み込まれていく中で、シャイタン・バァルが苦悶の叫びを上げている隣で 二人の口がこう動いたのを俺は見てしまった。 「今度一緒に釣りにでもいきませんか、今日頑張った中に釣りの好きな娘がいるんですよ」 「関係を急ぎすぎて御免なさいね、今度デートからやり直してもらえると嬉しいかな」 彼らは自分が今どうなるのかもわかっていて、そんな言葉をたぶん俺に投げたのだ。 俺なら、世界を取り戻せる。自意識過剰かもしれないがそんな想いがこもった 言葉だったような気がしてならない。 #right{ カテゴリ: [[[終末>業務日誌/カテゴリ/終末]]] - &trackback() - 2010年02月09日 22:43:00 } #blognavi

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