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朝、大学が限界だと博士が告げてきた。六枚羽を晒した状態だったので
これは本当に来るところまで来ていると判断した。
俺と博士が考え、師匠にも秘密にしていた最悪の計画を使う。
博士に、大学を月匣に封印してもらい、他の勢力からファシアを隠す。
俺達は安全地帯を失い、最悪の場合博士は大学にいるウィザードに
討たれることとなるが、ファシアと護るべき人々を失うわけにはいかない。
ルーシィはセラに呼ばれ戦線を離れることとなった。一昨日のことも含め、
少し前からダイダロスに対するエミュレイターの攻撃が激化し、
防衛システムを専門で動かす人員がどうしても必要になったということだ。
北はダイダロスが守護してくれていたのだ。どうりで北からの侵攻が
弱まっていたはずだ。セラへの感謝を伝え、ルーシィを送り出した。
夕方、リン=ルーが帰ってきた。まるで長い夢を見ていたようだ、などと
言いやがったので、見てたんだよ、と突っ込む。
なんと集まった残りの仲間十四人が全員同時にほぼ同じ突っ込みをしていた。
金執事や師匠、絆に琴までが突っ込んだのだからまるでコントのようだった。
久しぶりに全員が笑った。リンの復帰は色々な意味で本当にありがたかった。
そんなバカ騒ぎがあってもまだ、ライラックは目覚めなかった。
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カテゴリ: [[[終末>業務日誌/カテゴリ/終末]]] - &trackback() - 2010年02月25日 23:54:18
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