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とりあえず話は一月程前に遡る。
俺は自分が生活する場所の地下に何があるのか分からないのは気分のいいものではないので
特練施設を一通り見て回ることにした。危険な感じの場所も造られてはいたが、今の深宮なら
少しくらいここがトラブルに見舞われてもどうとでもなるレベルのものだったので問題ないと判断した。
しかし、最後の扉の扉に書かれていた文字を見て、流馬が残した台詞の理由がこれだと思った。
扉には長期訓練用超階層ダンジョンと書かれていた。
さすがにダンジョンとはっきり書かれてしまうと一人で突入することもできず、
また長期と書かれてしまうと中州を大人数長期間空けることもできないため、
俺はダンジョンに付き合ってくれる仲間を募るためいろいろと知り合いを尋ねた。
暇とバランスと何かよくわからない人間同士の駆け引きがあったようで最終的に金執事、コマンダーゲン、ルセリア、悟、蜂磨紫電、ルーシィ、ディーン
の七人が俺に付き合ってくれることになった。
俺とその七人で奥へ、下へと進んで行ったのだがとにかく異常に深かった。
最初のほうの階層は敵も大したことがなく順調に進んでいったのだが
三日目あたりからどんどん敵は手強くなり、一週間を越えるあたりで終末クラスの敵が現れ始めた。
ペースを落として無理せず進み続けたが、三週間分持ってきたはずの食料が尽きたのでさすがに限界を感じ戻ってきた。
まさか帰りの食料が現地調達になるとは夢にも思わなかった。
結論としてこのダンジョンは階層構造がしっかりしているためそう簡単に下の階層の敵が上がってくることはなく、
ある意味安全は確保されていると言える。そして強さに応じて深度を決められるのでたしかに長期的な訓練にはいいかもしれない。
しかしあまりにも深すぎる。さらに、かすかにだがまだ掘り進んでいる音が聞こえたような気がした。
まだひろがっている可能性すらある。なんのための掘り下げなのかわからないが地球の裏まで繋げるつもりかと言いたくなった。
こんなにとんでもない場所が地下にできたと知ったらライラックは何と言うだろうな。
ふとそんなことが頭をよぎった。
追伸:久々のまともな食事は涙が出そうになるほど美味かった。
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