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業務日誌/2012年02月02日/勝者と敗者の素質

    
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ティリアと金侍という珍しい組み合わせが中州を訪れた。
キリヒメに気をつけろ、という今更な忠告をしてきたので
とりあえず理由を聞くとどうやら彼女はこの中州を掌握する
つもりらしく、そのために俺を篭絡する作戦中だということだった。

篭絡というより味方につける、といったほうが表現として
正しいだろうな。彼女は俺の庇護下に入ることで他の勢力を
牽制できると考えているのだろう。おそらく決斗にも
同様のアプローチを行っているに違いない。
頼りなさや不安定さ、ほうっておけないという思いを
植え付けるためにいろいろと隠そうとして隠せていないものを
見せているのではないか、という指摘に思い当たる節が
ありすぎて返答に困るほどだった。
食にたいして理解があるように振舞っていたのも俺に共感を
もたせるための作戦だったことをティリアが聞いたのだそうだ。

金侍が早贄にされるのも無理はない。
キリヒメは勝者となるために何をするべきかを独自ながら
よく考え、実践しているのだ。勝とうとする姿勢が違いすぎる。
おそらくキリヒメが考える安全確実な勝利手段とは
可能な限り隠れ、隠蔽し、敵勢力が衰えるまで待つ
発見された場合、できる限り自分に協力的な勢力を拡大する
場合によっては勢力内の求心力が自分に移るまで臣従も厭わない
といってところだろう。
善悪を度外視するならば有効な手法だとは思う。
まあ勝利条件が自己の欲求を達成する、だった場合に限るが。
キリヒメには勝者の素質が備わっているのだろう。

だがキリヒメは理解できていないことがあると思う。
そう思わせる作戦だったとしてもあまりにも致命的な安定した黒さだ。
打算で築いた信頼は一つの計算違いで瓦解する。
嘘で得た絆は明らかになれば一夜で不信へと逆転する。
不誠実な約束は裏切りのスタートラインにしかならない。
人間関係を嘘と打算で塗り固めるキリヒメは敗者の条件を満たしている。

勝ちを目指して負けの条件を積み上げるキリヒメは正しく金侍の妹なのだろう。


カテゴリ: [来訪] - &trackback- 2012年02月02日 00:18:42

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