業務日誌/2012年02月28日/新しい命 - 中州の日々～亜鳥紫音 業務日誌～

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丁香涙を使った料理でささやかな宴を開こうと思い方々へ連絡する。

師匠に電話した際赤ん坊の声が聞こえた気がしたので尋ねると
なんと今年の頭に双子を出産していたらしい。
妊娠したなどまったく聞いていなかったため第一声はおめでとうではなく
なんだそりゃ、という間抜けな言葉になってしまった。
まさかしばらく会わない間にそんなことになっていたとは。

名前は紅也と紫苑だそうだ。男の子と女の子らしい。
女の子のほうは緋狩紫苑になるのかと尋ねると大笑いされた。
月見里景子、俺と出会った頃は石切景子だったんだが、と言われた。
考えれば師匠の本名が第十三代目緋狩友衛なわけがないのだから当然の話だ。
ついでに気になったので旦那さんの名前を尋ねたが教えてくれなかった。

今度会ったら聞いてみよう。

追伸：師匠がトモエに話があるというので取り次いだ。
話しているうちにトモエがなんだか不機嫌になっていったので事情を聞いたが
はぐらかされた。俺が気にすることではないらしい。
おそらく引退の話でもしたのだろう、もう二児の母だしな。

カテゴリ: [来訪] - &trackback() - 2012年02月28日 00:35:00

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