中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

甲闘無稽

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shion-atori

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倉石九雷
あそこにあって、ここにはない存在。
ディーンや昴、銀騎士の攻撃は通じたのに俺と流馬の攻撃は通じなかった。
奈落そのものに近いエンブラには通じたにも関わらず、彼には通じなかった。
ただのウィザードの攻撃ではまったく通じなかった。
同じ世界の存在であるディーン達には通用するにも関わらずだ。

そして俺は、ただのウィザードの力がまったく通じない存在と戦闘したことがある。
考えてみれば彼の容姿、あの禍々しい甲虫的なフォルムは
どちらかと言えば剣崎達の使っていたレイジングに近い外観だった。

詳しく調べなおしているがほぼ間違いないと思われる。
倉石九雷はレイジングが存在した世界に一度漂流し、不死兵の力に感染した。
その後、この世界へと再び流されたのだろう。

二度の次元転移、その偶然の結果彼に何らかの変化があったのだ。
その変化が、リグを起動させるバイパスの役目を果たしたのだろう。

もう一度、レイジングについての話を立花達に聞いておくか。


カテゴリ: [普通] - &trackback() - 2012年09月19日 00:24:54

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