中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

絶大と無限

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shion-atori

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日誌を書けるということは、アスクーを無事に消滅せしめたということだ。

深月の本質は無限にプラーナを使い事象を起こすことにある。
そしてそのためには大量のプラーナを取り込む必要がある。
だから、深月は無限にプラーナを吸収、貯蓄することができるはずだ。

対消滅爆雷の過程は、まず消滅させる対象をプラーナの形に分解する。
そしてそのプラーナの爆発的供給が起こす世界結界への破壊を
世界への影響を最小限に抑えるべく、最もプラーナを使う存在消失という
局所被害を意図的に発生させる。
その結果、どちらも消滅するという現象となる。
前の爆雷は世界の一部を先にプラーナに変換し敵をその対消滅に巻き込んだが
今回はアスクー本体に干渉しプラーナに変換し、世界が余波で対消滅する。

つまり、余波での対消滅が起こる前に世界を破壊、変革するほどのプラーナを
深月によってすべて吸収してしまえばいいだけということだ。

タイミングと俺の器がアスクーを受け止めきれるかどうかが鍵だと推測できる。

仮定が間違っていたならば、俺はアスクーとともに対消滅していただろう。
だが、俺は生き残った。
無理をしたので身体がばらばらになりそうなほど痛いがな。

正義さん達はヴァルキリーの凍結解除に向けて作業を始めた。
明日には元通りのアースガルドとなってくれるだろう。

魔王達にも無茶を言ったのでどう責任を取ろうかと思っていたが
何故か皆機嫌良く事態収拾直後に三木兄弟と慰安旅行に旅立っていった。
旅先でトラブルを起こすかもしれないが深宮とは特に関係ないので報告はしない。

身体は痛いが出店関係の仕事が溜まっている。
今日ももう少しだけ頑張るとするか。


カテゴリ: [事件] - &trackback() - 2012年11月04日 00:22:34

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