中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

超規格外作戦

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shion-atori

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ライラック、十拳、マルドゥークが隕石に突入する手段を
確保して戻ってきた。
しかし、本当に手段と呼べるかどうかは怪しい。

たしかに生半可ではなく、あの異常現象も突破可能なできる可能性は高い。

だがいくらなんでも三百メートル超級の精霊獣の腹内迷宮に潜伏し、
その精霊獣で隕石に突っ込むというのは無茶が過ぎないだろうか。

それ以前の問題としてそもそも精霊獣を任意の方向に誘導する手段がない。
今は再生以外に力を使えないくらい完膚無きまでに叩いた状態なので動かないが
再生が終わり次第再び暴れだすのは目に見えている。
ただ単に世界の危機をエルフレアに持ち込んだだけに見えるのは
俺の気のせいだろうか。

その点に関して二人は俺が深月で方向をずらせば良いと言ってきた。
そんなことが自在にできるのは魔象だけであり、俺には不可能だ。
そもそもそういう真似を最も嫌いそうな二人が世界の敵扱いする
力を利用しようとするのはどうなんだ。

そう反論してもそこはそれ臨機応変にと悪びれもせず返すだけだった。
そこまで言うなら頑張ってはみるがどうなっても責任はとれないと思う。

できるだけコンディションを整えるために今日は精霊石作成に挑戦しなかった。


カテゴリ: [普通] - &trackback() - 2012年12月30日 00:19:30

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