中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

運命力の低下

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shion-atori

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巫女さんの依頼で事件解決のために探偵の真似事を手伝った。
なんの問題もなく冥魔を滅ぼし一件落着となった。

同級生の女子に向かって叫ぶ高校生ウィザードを見ていて
最近俺自身が大きな事件に巻き込まれることがなくなったことに思い至った。
いつも首を突っ込む側となっているように思う。
前はこの中州に配属となったことも含めて望まぬ事態に時折巻き込まれていた。
それが最近めっきり減ったのは、やはり世界を巡る大きな運命というものが
俺の近くから離れていっているのではないだろうか。

運命を司る力が存在するのだとしたら、俺はそれがどんどん弱まっているに違いない。
もう、運命破壊者と呼ばれたシオン=アドリーとは似ても似つかないのかもしれないな。
良いことなのか悪いことなのかはわからないが。


カテゴリ: [事件] - &trackback() - 2013年02月11日 02:32:09

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