中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

戦士の明暗

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shion-atori

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アースガルドでの夜勤の後、昼過ぎに店に出た。

教職員相手に一度店を開き実地訓練を施している途中からの参加となったが
女子四人が生き生きと仕事をこなす一方、男子二人の死んだような目が
俺に怨念のようなものを放っていることが妙に可笑しかった。

まあ全員最低限の言葉遣いや所作を身に付けたようなので
一応は合格ということになるだろう。

それにしても佐渡山の「笑え」の一言で
自動的に満面の笑みを浮かべる男二人は
精神が大丈夫かどうか微妙に心配になる。

レヒトさんやリンケは足音が聞こえたら笑顔を作れる程度には
自然な条件反射が身につかなければ困ると言っていたが
それは高望みが過ぎるのではないだろうか。
そんなこと俺にもできない。

追伸:小野瀬に怒られた。
どうやら俺の要求したレベルもアルバイトには高すぎるものだったらしい。
もう少し暖かく見守るようにしようと反省を促された。


カテゴリ: [来訪] - &trackback() - 2013年03月31日 00:08:03

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