中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

人としての強さ

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shion-atori

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三木悟です。

地下百八十階で紫音さんと合流し、百五十階で本日の探索を終了し別れました。
紫音さんは百四十階後半のどこかで今日は休むそうです。

今日の紫音さんは積極的に深月の力を使用していたように感じました。
彼が言うにはずれるという力の本質を見極めて自分のものにしてしまうため
まずはその限界を知らなければならない、だそうです。

一日目に肉体を瀕死に追い込んだのも、
二日目にプラーナを枯渇寸前まで削ったのも、
深月を極限まで暴走させやすい状態にしたかったからかもしれません。

堕神駆りと呼ばれる異端者の僕が言うのもなんですが、
紫音さんは人間を捨てるということに躊躇いがないのではないでしょうか。
ある意味姉さんとはお似合いなのでしょうが、それは人としてどうなのでしょう。

どうにも人であってこそ得られる強さというものを軽んじているように感じます。

心の揺れは生きる弱さではないことをわかってはもらえないのでしょうか。
紫音さんの人間的な成長を期待しつつ、代筆を終えます。


カテゴリ: [探索] - &trackback() - 2013年05月06日 02:39:44

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