中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

剣の道の先達

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shion-atori

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店の食料が壊滅した。
休みなので仕入れを少なくしていたのもあるのだが
師匠が突然来店して端から平らげていったのだ。
子供さんは元気らしい。旦那さんもアースガルドに宿泊しているそうだ。
理由は言うまでもなくアホ祭りへの参加だ。
青梨亜とシズルの場所に入る追加選手として今日ライラックと戦ったそうだ。

結果は師匠の敗北、鈍ってはいないと自身で言っているため
ライラックの力が上だったということなのだろう。
手も足も出たのに勝てなかったとまるで何事もなかったように言った師匠は
もうあまり現役の剣士の顔ではなかったように思う。
それが母になるということなのかもしれない。

もう一試合はユウキが鷹力の狙撃を刀一本で捌きながら
最終的には接近戦にまで持ち込んで勝利したそうだ。
師匠は護りの剣の理想形の一つだと感心していた。
俺にはそこを目指す必要はないと言っていたが、意味はよくわからなかった。
人には人それぞれの剣があるということだろうか。

俺の道はどこに続いているのだろう。


カテゴリ: [来訪] - &trackback() - 2013年08月13日 01:12:40

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