中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

決行前夜

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shion-atori

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明日、俺が時間逆行する。

過去についたらすぐに紫音を追ってエルキュリアあるいはエル=フレアへと移動せにゃ
ならんが、俺には強い味方があった。
京本にもらったプラーナ感知式超次元自動追尾システムだ、ここへもこれを使って
迷わずに戻ってこれたから、こいつを使えば紫音をすぐに見つけられるはずだ。
もしかしたらこいつで俺同士が出会うことすら回避できるかもしれん。
懸念があるとすれば、京本が壊れるまで使って壊れたらすぐ返すようにという条件で
貸し出したところだ。いつ壊れるかがわからんのがかなり怪しい。
頼むから紫音を発見するまでは壊れないでくれ。

金髪の執事がアースガルドに漂着した。かなり損傷していてもはや戦える状態では
ないにも関わらず紫音奪還のためにここに挑んできた。とんでもねえ執念だ。
けど、それでも紫音を中州関係者には渡せねえ。
紫音を救う気があると言いながら自分らじゃろくに動こうとしねえ、
必死に動いてるこっちを仲間だと認識もしねえ、邪魔までしやがる。
あいつらじゃ、一生たっても紫音を救いに動けねえだろうからな。
自分がどうしたいとかがねえなら、希望なんて持たずに最初から諦めろってんだ。


カテゴリ: [普通] - &trackback() - 2009年12月24日 01:37:53

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