中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

群と地雷の恐怖

最終更新:

shion-atori

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なんとか日誌くらいはかけるので更新する。

敵はレギオン&マインだった。
深宮四十ヵ所以上で同時発生し、俺達は小隊分けもままならないまま、
各々の判断で迎撃することになってしまい、俺も単独で迎撃にあたった。

結果は学生が一人全治二ヶ月、自警団員二人が全治1ヶ月、
決斗も後こそ引かないが戦闘不能にされた、俺もドジを踏んだ。
俺が戦闘可能な状態になるまで二日だそうだ。
初戦は惨敗と言っても過言ではないほどの痛手となった。

未来を知り、準備までしてきた俺がこの様というのはあまりにも情けない。

夜、博士と絆、そして金執事が中州にやってきた。そういえば金執事は
俺を追うため次元転移装置にいたんだったか。大きな戦力を忘れるところだった。

博士は前回よりネコ神の力が制限されている影響で、世界結界がかなり弱い状態と
言ってきた。俺の作戦がなければ結界は意味を成さなかった可能性すらあったらしい。
今回の結界は弱いが自己再生能力があり長続きする可能性が高いらしい。
だがその反面、深宮大学にいるウィザードのラヴコメパワーに依存し、また
深宮という地そのものへの郷愁も力としているため、安易に対神級対消滅爆薬を
使用することはできない、と言われた。使うつもりもなかったが切り札の一つを
奪われたことに変わりはなく、今度の戦いはより少ない人数でより厳しい戦いを
続けなければならないということが理解できた。

まだ二回しか戦闘が起きていないのに、三人が倒れた(俺も少し倒れている)。
金執事の加入があっても、俺含めあと二十三人で乗り切る必要がある。
ロキ達が到着し、勢力を盛り返せるまで俺達は耐えられるのだろうか。


カテゴリ: [終末] - &trackback() - 2010年01月25日 23:02:22

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