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業務日誌/2010年03月01日/アミューズメントスペース「アースガルド」

    

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朝、北に丸い物体が見えることを不思議に思い外に出ると
馬鹿デカい観覧車ができていた。どうやら元アースガルドがおかしなことに
なっているようで、アースガルド全体が遊園地のようになっていたのだ。

現場についてみると、アースガルドは周囲を柵で囲まれ、ブリュンヒルデ財閥が
出資する総合アミューズメント施設、今春オープン予定という看板が立っていた。
アトラクションスペースの入場ゲートらしき場所にシィルとリンを発見したので
話を聞くと、こちらの世界でヴァルキリーを不審がられないためと、
彼女らがこの世界で戦うことなく日々を過ごすための働き口として
ノルンが提案し、色々と手を回してこうなったのだという。

たしかに平時に彼女らのファンタジー色の強い武装はこういう施設で
誤魔化さないと違和感だらけだというのはわかるが、仕事が早すぎる。

ノルンとセラにさらに詳しい事情を聞くためダイダロスに行ったが
そこには正義しかおらず、総合管理ビルのほうにいるという話を聞いたので
場所を聞きそこの事務所でセラを発見、話を聞いた。
この施設はオーグニーという巨人戦艦を利用して造られたものらしい。
戦艦に搭載されていた物質変換能力でアトラクションを作成し、
そのシステム制御はこのビルの地下、オーグニーの管理室で
ヴァルキリー一人でも行えるように調整したのだという。
そのためオーグニーは武装も航行装置も全て失ったが、
これからの生活にそんなものは必要ない、ダイダロスも解体して
良いくらいだと言ったら他の皆に激怒された、とセラは語った。
ダイダロスはヴァルキリーの補修基地でもあり、故郷を失った彼女らの
心の拠り所でもあるのだから、俺も残したほうがいいと思う、と言っておいた。
この施設のシンボルモニュメントにでもすればいいのではないか、と俺は思った。

今はたった五人だが、春のオープンまでにはもっと戻ってくるだろうと
セラは微笑んでいた。

その後もしばらくセラと雑談をしていたが、いい加減隣室からの叫びが
耳障りになってきたので隣の社長室の扉を叩き、入る。

流馬が椅子に縛られ、ひたすら書類に判を押さされていた。

どうやら流馬は登記上この施設の社長にされてしまったようだ。
ノルンにハメられた、と流馬は悲鳴を上げていた。

まあ、アースガルドの関係者でまともに戸籍があるのは流馬とノルンと
波間だけだから、外国人のノルン、学生の波間、無職の流馬ならそうなるわな。

名前だけの社長だから事業が軌道に乗ったらすぐにでも出て行ってやると
流馬は言っていた。放り出して逃げないあたり、妙なところで気が良く義理堅い男だ。

冗談で卒業したら俺もここで雇ってくれと言ったら、ぜひそうしろ、
専務のポストをくれてやる、と言われた。生贄の羊にはなりたくないので
すぐに断った。勿体無いことをしたかもしれない。


カテゴリ: [普通] - &trackback- 2010年03月01日 23:57:27

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