中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

結成、ガールハンターズ

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shion-atori

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昨日のパーティーは失敗だった。

それを知ったのは今朝だった。
いきなりガングリルが中州を訪れ、集会に行こうと俺を連れ出した。
何の集会かを聞くと女のほうから自分のものになりにくる奇跡のような行動を起こすため、
万全の作戦を練る集会だと答えた。それはナンパというものではと聞くと肯定された。
左京、護、弾輝。三人のうちの誰かが自分を引き立たせるためガングリルを使おうと
しているに違いない、そう考えた俺は同行することに決めた。

全員だった。昨日意気投合したらしい。俺達ガールハンターズ、とか名乗る馬鹿共に
可哀想なものを見る目を向けてやったら左京が平然とがんばろうぜリーダーと声をかけてきた。
とりあえず殴っておいた。
俺は帰ることにしたが、ガングリルは面白そうなのでしばらくつるむことにしたと言ってきた。
教育上よろしくないがまあそのうち飽きるだろうと思い好きにさせることにした。
ガングリルは迷惑をかける行為以外は好きにさせたほうがいいと思ったからだ。
ストレスで暴発されるよりずっといい。
納得した俺は五人いないと格好つかないと追いすがってくる弾輝を殴って退散した。

追伸:ガングリルが帰りに中州へ立ち寄り今日の話をしていった。
五人目には王崎が入ったらしい。かなり強引な勧誘だったんだろうな、気の毒に。
あとカシギ校長が指令として参加することになったとのことだ。校長は泣いて喜んでいたそうだ。
ファシアに無茶言われての参加なのだろう、彼の心境を思い俺も少し泣いた。
俺があんなパーティーを開かなければこんなことにはならなかったのに、と少し反省した。


カテゴリ: [普通] - &trackback() - 2010年09月28日 00:26:16

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