中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

オルトロスの脅威

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shion-atori

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三つ首の狼といった外見の冥魔、オルトロス。
厄介な相手だった。強いというのもあるが倒しても倒せないという絶望は
戦う者の心を折る恰好の手段であることを再認識させられる。
どうやら食った相手の生命を使い潰して超再生を得ているようだ。
不死兵を食ったオルトロスは擬似的に不死となっている。

李刻が深月でなんとかできないのかと言ってきたが無理だと返すしかなかった。
深月の力はズラす力なので最初からないものをあるようにすることはできない。
同様に完全に存在するものをなかったことにすることもできない。
打倒するにはオルトロスが不死兵の力を使い切るまで倒し続けるしかないのだ。

倒せない敵に倒すための概念を与えてしまう、などという無茶をできる人物を
知っているが連絡もとれないし方向音痴に現地集合を求めるのは無理だ。

夕方、合流したゴーラ=A=愛川からカチューナ=K=神城が行方不明になったことを
聞かされた。どうやらオルトロスとの戦闘中に何かがあったらしい。
とりあえず捜索を行ったが発見することはできなかった。
明日以降もオルトロス打倒同様に継続することになる。


カテゴリ: [事件] - &trackback() - 2010年10月21日 01:11:47

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