中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

戦場に帰る傭兵

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shion-atori

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昼過ぎに蜂磨が訪ねてきた。深宮を去る前に知り合いに挨拶回りをしているらしい。
深宮が騒がしくなりすぎたためゆっくり休暇という気分でもなくなったのだそうだ。

またどこかの戦場でしばらく雇われ兵士にでもなるさ、と彼は笑った。
絶滅社を紹介したが一つの勢力に長く留まる気はないからな、と断られた。
もし戦場で敵味方に分かれたら殺さないよう手加減してくれよ、と言ってきたので
お互いにな、と返すと俺は殺すけどな、と言われた。敵味方には分かれたくないものだ。

また気軽に連絡してくれ、どれか一つ位は繋がるハズだ、と通信方法を二十程教えられた。
このどれでも繋がらなくなったら死んだと思ってくれとも言われた。
これは明らかに気軽に使えないだろうという方法が半分位あった。

緊急支援要請の一つとして中州のファイルにも入れておくことにした。


カテゴリ: [来訪] - &trackback() - 2010年11月05日 00:14:45

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