中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

兄弟達は少々私を誤解しているようです

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shion-atori

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前略
譲です。
若草が萌えたち春も深まってまいりました。
地上への道行きは偶発的に再配置される魔物と戦いながらですので
やはり一足飛びに帰るということは難しいのでしょうが、
それでも皆で確実に歩を進めております。
 話は変わりますが先日悟が記した内容はあまりに事実と食い違っており、
まるで私や黒機様が望んであの方法を採ったような書き方でありましたので
少々訂正をさせていただきたく今回日誌をお借りしております。
 博士は当初紫音様単独での突破を想定しておられました。
しかし、支援要員として選ばれた私と黒機様の見立てではこの作戦は
存在力吸収に耐性のある戦機様方の方が適正が高いと思えました。
そしてその中でも最適な人員として単独戦闘能力が高く、独立稼働時間が長く、
一気呵成に進むための推進力として私や黒機様の攻撃を利用できる、
またそれだけの圧力に耐えられる人物として虎城丸様を選んだにすぎません。
つまり私達は最も皆の被害が少なくなる人物として、虎城丸様を信頼して
あの作戦を決行しただけなのです。
紫音様もご理解いただけているとは思いますが、一応の説明を記させてもらいました。
それでは、蒼天に映える朧月夜をまた共に見たいものです。
                         早々


カテゴリ: [探索] - &trackback() - 2011年04月21日 01:00:48

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