中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

援軍拒否

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shion-atori

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ルセリアが金執事を連れてきた。書類仕事の救援を頼んだのだという。
すぐに追い返した。相手は亜鳥所属の有能な人造人間、機密を流すと公言するようなものだからだ。
天津、佐伯、唐須、どれも根は同じ亜鳥重工だ。俺はあれを信頼することはできない。

ならばとその場で亜鳥重工から離縁しようとした馬鹿がいたので止めた。
それをしたら俺の敵だと言うと前言を撤回したのでまあよしとする。
契約をその場の感情だけで反故にするとかどれだけ不義理な行いだ。
俺がそんな信用できない人物に助力を求めるとでも思ったのだろうか。心外だ。

逃げるように金執事が去った後ルセリアの機嫌が悪かったが気にしないことにした。
流石にこういった面倒な力関係に巻き込むわけにはいかんからな。


カテゴリ: [普通] - &trackback() - 2011年06月14日 00:21:18

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