中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

それも青春

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shion-atori

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ゲンさんのところでセラとコーヒーを飲んでいると
役所でガングリルが暴れ手が着けられないと決斗から救援要請が入った。

現場に到着すると被害甚大な自警団と半壊する町役場、
そして戦いを続ける決斗とガングリルの姿があった。

セラと俺も協力し何とかガングリルを倒したが、随分と被害が出てしまった。

暴れた理由を問いただすと漫画を読んで青春というものをしたくて
学園に入る方法を流馬に教わり、役所で書類を提出したが
不備を指摘されキレたそうだ。

決斗はその馬鹿さ加減に怒りを露にしていたが、
俺はそうは思わなかった。
  • 何も考えずに青春するぞと学校に突貫しなかったこと
  • 正式な手段で書類を役場までもってこれたこと
  • キレて暴れても誰にも深刻な傷を残していないこと
これは短気で世間知らず、唯我独尊なガングリルにしては立派な判断だと感じる。
できればもう一歩、流馬ではなくノルンに相談するとか、
一度俺や正義さんに確認をとるとかすればこの悲劇は起きなかったのだろうが、
未だ大小様々な問題を引き起こすヴァルキリー達の中では深宮に
順応しようという努力の跡が見える。

そう考えると名前は忘れたが護や弾輝の馬鹿集団も役に立っているのかもしれない。


カテゴリ: [事件] - &trackback() - 2011年09月06日 00:12:24

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